41. ミュンヘンへの夜行列車
《ネタバレ》 なかなか見応えのある騙し合い。 ドイツのゲシュタポが悪者で、イギリス側が正義の設定。 ラストのロープウェイを使った駆け引きとアクションは素晴らしいの一言! [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-04 22:34:26) |
42. トゥモロー・ワールド
《ネタバレ》 敵も味方も関係なく、赤ちゃんはみんなの救世主!って感じで、誰もが銃を撃つのを止めるラストシーンが素晴らしい! あとジュリアン・ムーアが襲われて死ぬシーンは、リアルで息を呑む臨場感だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-04 15:57:32) |
43. アクト・オブ・キリング
《ネタバレ》 エンドロールに多発するAnonymous(匿名)の文字は圧巻。 エチオピア人みたいな北島三郎が主人公、参謀は西田敏行。 北島は罪悪感はあるようで、使命感に駆られて大量殺人をしたようだ。 軍部のお偉方も出てきたが、こちらの方は罪悪感がないとの事で、かなり悪質で救いようがない。 特に「美人は片っ端から犯した」とか自慢げに語ったジジイ、胸糞悪く許し難い。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-11-01 20:51:05) |
44. ケス
《ネタバレ》 抑圧されていて不器用な生き方しかできない少年が不憫だ。 鷹匠に興味があるのはせめてもの救いではあったが、それだけでは飯は食えない。 労働者階級である以上、好きな事だけをしていては生きていけない。 なんと世知辛いことか。 大半の人が共感するであろうこの世を生きることの大変さ。 好きな事だけをして生きていけたら、なんと幸せなことか! クソーーー!! [インターネット(字幕)] 6点(2023-09-28 18:54:58) |
45. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 序盤からの飽きさせない展開は見事。 途中から少しストーリーを理解できず。 5人の話が絡んだ内容は私には少し難しかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-31 06:40:31) |
46. 007/ロシアより愛をこめて
《ネタバレ》 ボンドの無敵ぶりに最後は辟易。 しつこいテーマ曲も、もう沢山だ! ボンドガールはスタイル抜群! [インターネット(字幕)] 6点(2023-01-28 10:51:32) |
47. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 アフリカのルワンダという国自体を知らず、ましてその国で大量虐殺が行われていたことなど知らずに生きてきた。 その事実を知ることができただけでも、見た価値はあったと言える。 [DVD(字幕)] 6点(2023-01-22 17:13:52) |
48. 日の名残り
《ネタバレ》 疲れのこない穏やかで大人の映画。 仕事熱心とやらを完全否定している私的には感情移入は難しかったが、恋心がほのかに香るストーリーは実に味わい深い。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-11 00:10:02) |
49. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 最後の最後は確かに面白い。 だが、そこにいたるまでがとにかく長い。 早川雪洲のキモいオヤジ感が半端ない! [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-28 21:31:03) |
50. ハムレット(1948)
《ネタバレ》 有名なハムレットという作品に、初めて触れることができた。 それだけで、ある程度は満足。 お城の造りが、とにかく凄い。 それを映し出すモノクロ映像。 芸術的価値も高い。 オフィーリアが倒れた時、その太ももが露わになる。 この、なんとエロティックなことか! 作品全体が荘厳な空気に包まれているからこそ、映えわたる太ももの美しさ。 まさに芸術です。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-03 20:24:36) |
51. わたしは、ダニエル・ブレイク
《ネタバレ》 隣人を助けると助け合い精神で良い事あるよ、って話。 国の対応は形式張ってて社会的弱者を助ける機能を果たしていない、何ら罪のない人間が苦しみ、時には命を落としている、これで良いのか?人間の尊厳はどこに?という社会派映画的な側面もあり。 デジタル化への批判、デジタル化によって救われない人たちが出てきている。 教えた上で、本人にパソコン操作させるのではなく、無償でもって代理でオンライン申請を行ってあげるシステムを構築すべきとも感じる。 あとは主人公のような職人気質で頑固な人間は、こういった社会のシステムから排除され、救われない傾向がある。 いつの世も柔軟性が必要なわけだが、全員にそれを求めるのは無理なわけで、画一的なシステムではなく、もう少し市民に寄り添ったきめ細やかなシステム作りが必要だと感じる。 ただし、それを役人に求めるのは、非常に困難だ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-28 10:08:00)(良:1票) |
52. キャロル(2015)
《ネタバレ》 同性愛ものと知らずに見た。 ケイト・ブランシェットが、せめてあと5歳若ければ、もっと話に引き込まれたかも。 それにしても皆様がおっしゃっているように、ラストのケイトの表情は凄い! [インターネット(字幕)] 6点(2020-12-05 11:51:56) |
53. カプリコン・1
《ネタバレ》 扱っているテーマ自体はスケールが大きいし、興味深い。 何しろ、アメリカが米ソ冷戦時代に、国家の威信をかけて臨んだ、世紀の嘘っぱちプロジェクトだ。 それを暴露というか、嘘という設定で描いた本作は、間違いなく問題作。 アポロ計画の嘘という仮説にまで、影響が及ぶからだ。 当のアメリカに、心当たりがあったとしたら、これこそマズイ作品だろう。 ま、そんなアメリカの国家威信なんてのは、実際のところ、どうでもいいわけで。 どうでもいいことに2時間以上付き合わされる訳だから、さすがにダレる。 特に終盤の展開たるは、強引過ぎ。 あんなにサクサクと事が運ぶかよ!! [DVD(字幕)] 6点(2015-03-01 02:52:59) |
54. アリア(1987)
《ネタバレ》 少々バラつき感があり、難解な印象もあるオムニバス作品。 その難解揃いな作品群の中にあって、難解な作品を連発してきた“ジャン=リュック・ゴダール”の作品が、一番解りやすかったというのは、ちょっとした驚きというか、皮肉。 本作の中で一番良かったのは、フランク・ロッダムが監督で、ブリジット・フォンダが主演した"Liebestod"という短編。 若き美男子と車でラスベガスに向かい、ホテルで情事を交わし、ブリジット・フォンダが自らの腕を割れた瓶のかけらで傷つける。 これだけの内容だが、これが凄まじい映像美! ブリジット・フォンダが、ラスベガスに向かう車内で、涼しげに髪の毛をなびかせ、哀しげな横顔を見せる序盤から、既に映画でしか表現できない美しさを感じた。 この一本を観ることができただけで、他が駄作でも許せてしまう。 それだけ素晴らしい掌編だった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2012-09-16 10:47:56) |
55. セシルの歓び
もちろんお目当ては“B・B”ことブリジット・バルドー。 ローラン・テルジェフは、相変わらずイワン・レンドル似。 ブリジット・バルドーの美しさときたら素晴らしい! まさに60年代だからこその、奇跡の美しさ! はっきり言って、ブリジット・バルドーのブロンド、スタイル、美しさを堪能する目的以外では、観る価値のない作品! そんだけ、ブリジット・バルドーの魅力満載で、しかも、それ以外に見所なし!! ブリジット・バルドーに始まって、ブリジット・バルドーに終わる。 ブロンド(B)美人(B)、のブリジット・バルドー(B・B)。 究極的には、“B・B・B・B”か?! まあ、いいや。 とにかくブリジット・バルドーが美しかったから! 以上!! [ビデオ(字幕)] 6点(2010-12-17 01:37:52) |
56. アイズ ワイド シャット
普通に楽しめるレベルの作品だとは思うが、かのキューブリック作品だと先入観をもって観てしまうと満足はいかない。 だが、凡作ではない何かも感じる。 それが何かを再度確かめるには、尺が長すぎるのがネックで、もう一度観る気は到底おきない。 だから、その何かはこれからも分からないだろう。 リーリー・ソビエスキーという女優を初めて知ったが、これはこれは・・・ 私がそこに居たら、間違いなく危険な誘惑に負ける模様。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-09 23:38:36) |
57. フルメタル・ジャケット
キューブリックの戦争映画としては初期の『突撃』の方が遥かに上。 “デブ”が主演を張る前半部分は楽しいが、彼の豚死によって物語は違った方向へ。 テンションが落ちたところへ、普通の戦争映画に突入するもんだから、観ているこちらとしては、どうも間延びの感がしてくる。 そこがマイナスか。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-24 18:50:19) |
58. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
『未知への飛行』とストーリーが酷似していると感じ、それぞれの製作年を調べたら、なんと同じ1964年。 さらに調べたら、この二つの作品、当時いざこざがあったようだ。 それはさておき、本作は身震いするようなブラック・ユーモアに満ちている。 『未知への飛行』は緊迫感に満ちていたが、こちらは恐怖感。 この二本を両方鑑賞し、対比してみるのも楽しいかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-12-23 09:38:33)(良:1票) |
59. 赤い風車
旅先、札幌にて何気なくBS鑑賞。 「宿題映画」に日々終われる我が映画生活において、こういうのもたまには良い。 たまたま観た映画ということで、大きな期待がなかった分、それなりに楽しめた。 それにしても、「スター・ウォーズ」でおなじみのピーター・カッシングとクリストファー・リーが出演とは!! ピーター・カッシングはすぐ気づいたけど、残念ながらクリストファー・リーは人物を特定できなかった。 二人ともかっこいい俳優なんだけど、二人ともイギリス人なのかな?? だとしたら、イギリス人俳優ってのは、独特のカッコ良さがあるね! ダンディでどこか冷徹で、それでいてスラっとしてスタイルが良い。 話としては障害者が破滅死していく伝記もので、少し暗い内容なんだけど、肉体的コンプレックスを持った人の、人生絵巻を体感できたのは価値があった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-11-12 13:56:46) |
60. ライアンの娘
《ネタバレ》 ベタ褒めする程の魅力は感じなかったが、時間の流れがゆったりとしていて、リラックスしながら観ることができた。 いずれにしても、不倫というものは絶対的に間違っている。 まして、この女は自ら中年男を誘惑し、結婚までしておいて、若い優男とセックスまでしている。 こんな勝手な女は、髪を切られるだけでなく、絞首刑に処すべきだ。 厳しさの足らない甘ったるい作品だ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-19 23:16:56) |