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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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61.  エンド・オブ・オール・ウォーズ 《ネタバレ》 
カーライルに引かれてレンタルし戦争ものかと思って鑑賞すれど、それでもかなり重い作品でした。 人間らしさを失わなかったアーネスト・ゴードンたち。たとえ捕虜にされ自由を奪われたとしても心や頭の中にあるものは誰にも奪えないのだという事と同時に、人間にとってそれが最後の砦なのだと思います。そしてそれこそが人間の価値なのだと思います。 またキャンベル少佐とイトウ軍曹は結局のところ似た者同士だった訳です。強い信念を持ち自ら信じるルールを頑なに守っている彼ら。そんな彼らの性格が駒として利用されてしまう戦争という状況は悲劇です。こんな状況下で出会わなければ二人は友人になれたかもしれません。戦闘シーンなどなくとも戦争の残酷さがひしひしと伝わってくる作品です。それから日本人キャストは存じない方々ですが、皆、役の雰囲気に合っていて良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-27 14:06:47)
62.  恐竜100万年
初めて観たのは子供の頃、昔は恐竜がいたから生きるのも大変だったよな~って、あやうく騙されるとこでしたよ(笑)。恐竜と人間を共存させるという無茶苦茶な時代考証。さらによく見ると恐竜の設定も変?トリケラトプスと戦っていたのは大きさ的にはティラノだけど・・・細部が違う。村を襲ってくるアロサウルス?小さすぎない?・・・もしかしたら子供かな!まぁ、まだまだ未知の恐竜が土の中で眠っているかもしれないので、こんな事は別に良いでしょう。でも言葉もしゃべれないのにバッチリメイクの皮ビキニはもう笑っちゃいますね。それでもこの世界、嫌いじゃないです。恐竜好きですし。確かにCG全盛の現在、ストップモーションは話にならないのかもしれないけれど、〝動き〟のセンスはこちらの方が素晴らしいと思います。ティラノとトリケラトプスの対決しかり、アロサウルスと人間の対決もまたしかり。今ではなかなか見られませんよね。もしかしたら実際に人形を動かして撮った方がイメージ湧いたりして。それに私も男ですからラクエル・ウェルチ、やっぱり良かったです。「ショーシャンク~」に登場したのも納得ですね。もう時代考証なんて別にいいじゃない・・・って思いますね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-23 00:54:03)(良:1票)
63.  アルゴ探険隊の大冒険
何より感心するのは作り手の旺盛なサービス精神ですね。次から次へとクリーチャー出てきてワクワクしっぱなしです。特に最後の骸骨戦士とのチャンバラシーン、素晴らしいです。しかしやはり本作の一番の見所はタロスでしょう。タロスの首が動きだす場面、怖いです。よくよく見ていると場面によってタロスと人間の大きさの比率が違うと思うのですが…その辺はご愛嬌ですね。(ちなみにマニアックな話ですけど、昔プロ野球の巨人にいた助っ人ロイド・モスビーが、このタロスにそっくりだったんですよ。すみません;ずっと言いたいと思っていた事なので。)とにかく楽しい作品です。でも一つだけ気になる事があります。それはヘラクレス…を演じた方。ヘラクレスは怪力自慢のはずなのですが、私にはどうしても彼は肉付きの良いおじさんにしか見えないのです。
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-12-22 23:54:45)(笑:1票)
64.  神に選ばれし無敵の男 《ネタバレ》 
人物から能力まで対照的な存在である〝現代のサムソン〟ジシェと〝千里眼〟ハヌッセンの生き方を、同じユダヤ人としての迫害への抵抗を通して描いた地味目なドラマ。基が実話のようなので最後はあっけない幕引きですし、場面場面の繋がりが少々見難いところがあります。しかし、この映画は単純なシーンがなかなか良いです。例えば、田舎の穏やかな家庭からベルリンまで一本の道をズンズン進んで行くジシェの姿が、彼の誠実さやこれから起こる出来事への旅立ちを予感させます。そして対照的にベルリンでは車の騒音に人込みの喧騒で戸惑うジシェの姿に異世界への突入を感じます。ティム・ロスの怪しい風情もインチキマジシャンみたいで面白いですし、ジシェを未来のオカルト省となる建物に連れて行くシーンは二人の根っこの部分での繋がりを思わせます。最後にジシェが夢の中で見た空を飛ぶベンジャミンは、文字通り優秀な弟が世界に羽ばたく姿を願っていたのでしょうか。この後に訪れる過酷な歴史を思うと辛いです。 ・・・・・・ところでこのハヌッセンという人物、かなり興味深かったのでちょびっと調べてみたのですが、なんとあのヒトラーに演説法を指南したのは彼らしい。しかもユダヤ人とバレたからではなくヒトラーがビビったから殺されたという説まであるとか。うーん、これはますます興味が湧いてきたぞと思ったら彼を主人公にした「ハヌッセン」なる作品があるではないですか?!これはぜひ観てみたいぞ。 
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-10 15:32:33)
65.  スライディング・ドア 《ネタバレ》 
〝もしあの時・・・〟というのは誰しも一度は思ったことがあるでしょう。この作品はそれを上手に扱っていると思います。二つの人生があまり入り組んでないので、混乱することなく観る事が出来ました。しかしどっちの人生にしろ彼女は運の悪い女性ですね。結局、地下鉄に〝乗った方が〟〝乗らなかった方が〟どっちの方が良かったのかなんて言えない事です。でも〝乗らなかった方〟の最後の場面でエレベーターで出会った二人が、あの後〝乗った方〟の人生のように発展したとしたら、駆け込み乗車はお止め下さいって事ですかね。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-04 16:16:03)
66.  シンドバッド黄金の航海
ケンタウルスだとかグリフォンだとか出てきますが、何と言っても一番の見所は六本腕の像とのチャンバラシーンでしょう。今でも見応え十分です。ストップモーションの滑らか過ぎない動きが、逆におどろおどろしい様子を出していると思います。船で動き出す像もそうですね。木製というのもありますが、もとより架空のものなので現実味を帯びたCGよりもあれぐらいの動きの方が不気味に感じます。ちなみに私の中でのシンドバッドのイメージは今作が最も近いです。ターバンに髭面。それから必要以上に?魅力的なヒロインも良かったですね。
[地上波(吹替)] 7点(2005-11-25 17:58:58)
67.  シンドバッド虎の目大冒険 《ネタバレ》 
皆さんおっしゃる通り!ミナトン・・・。何ですかあの最期は~。一角巨人が一行に加わった際、あ~なるほどなるほど最後に対決が待っているわけだなと心躍らせていたのに~。石の下敷きになるなんて・・・。「彼の役目は終わった」って全然終わっちゃいないよ~。しかも改めて観るとサーベルタイガーあきらかに太り過ぎだし・・・。それでもこの作品そんなに嫌いではないんですよね。ちなみに子供の頃、シンドバッドシリーズの中で何故だか今作だけは怖いなーと思っておりました。たぶん雰囲気のせいかな。
[地上波(吹替)] 5点(2005-11-25 17:27:29)
68.  キス★キス★バン★バン 《ネタバレ》 
大人になりきれない男のための小粋でオシャレなファンタジー作品。もう大好きなんですよ。どれくらい好きかというと、ベタベタな展開が全く気にならないほどです。フィリックスとババの立場が逆転する別離際の台詞が良いですね。普通の幸せや人を愛する事の素晴らしさが伝わってきます。禁煙パッチ等のコミカルな場面も、ハワイに行ったつもりで遊ぶ重病なのに明るいフィリックスの父親の描写も、そして音楽も良いです。しかし何と言ってもフィリックスのキャラクターに尽きます!男の美学でしょうかダンディです。よ~し、オレもこれからは「ウィスキー、ノーアイス、ノーウォーター」でって・・・オレは下戸でした・・・。
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-15 17:11:47)(良:3票)
69.  ヤング・ブラッド 《ネタバレ》 
軽い歴史ものが好きな私は十分に楽しむ事が出来ました。こういう娯楽映画が面白いか、面白くないかは、ストーリーはもちろんの事ながら他にもポイントがあると思います。一つには主人公に共感できるかどうか。これは当然ですね。共感出来なければ客観的に観る事になり素直に楽しめません。もう一つには敵役が魅力的かどうか。古くは「用心棒」「椿三十郎」の仲代達矢さん、「シェーン」の黒ずくめの男、「スターウォーズ」のダース・ベイダーのように。敵役が主人公と渡り合えるからこそ面白くなるのです。さて今作では、主人公は無名の方ですね。確かに男前ですが、残念ながら印象は薄く、あまり惹きつけられませんでした。次に敵役ですが、こちらは完璧。ティム・ロスは渡り合うどころか映画を支配してます。冒頭のダルタニアン一家襲撃の時、一瞬見せる笑みや、館にどんどん火を付けるシーンなど鳥肌ものです。という事で期待し過ぎずに観ると良いと思います。もちろんティム・ロスファンの方は必見ですよ。悪役ながらかっこ良いです。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 15:10:06)
70.  天国の青い蝶 《ネタバレ》 
一言で言えば、これは文部省推薦作品ですか?(嫌みでなく純粋に)という内容です。実際に起こった事としては、何が理由だろうと、余命僅かの命が助かったのだから奇跡です。しかし映画としてはそのネタに頼って撮っただけという感じが否めません。ピートは青い蝶を探す冒険をする事によって、全ての生命が神秘的なのだと気付きます。青い蝶以外の昆虫や自然がかなり魅力的に撮られているので、それはわかります。しかしそれが逆に仇となったのか、肝心の青い蝶があまり魅力的に思えなかったのです。この話において、青い蝶は特別な存在であるはずなのに、他の昆虫と変わりないのでは致命的です。それでもまぁ、安心して観られる映画ではありますね。
[DVD(字幕)] 5点(2005-11-13 12:02:00)
71.  ヴェニスの商人 《ネタバレ》 
『ヴェニスの商人』はユダヤ人を差別しているという見解があり、今作ではシャイロックをいわゆる〝悪役〟にせず悲劇の面もしっかり描いています。しかし、それが逆に鑑賞後の後味を悪くしてしまっています。シャイロックは確かに慈悲や情けと言ったものとは無縁だったかもしれませんが、それだけで信仰すらも失ってしまうのは観客として納得がいきません。ましてユダヤ人だからという理不尽な理由で酷な仕打ちを受けてきた彼の苦悩が描かれていれば猶の事です。その上、演じるのはあのアル・パチーノ。彼は善悪問わず悲劇的な役でオーディエンスを共鳴させてしまう第一人者でありシャイロックに荷担せずにはいられません。となると、ポーシャ側に素直に感情移入など出来る訳も無く、さらに指輪遊びがしっかり描かれると、人生を失ったシャイロックの悲劇が一層強調され物語自体が腑に落ちなくなってくるのです。唯一の救いはシャイロックの娘ジェシカがシャイロックから貰った指輪をしていたシーンを用意した事ですね。拠り所を失い、一人佇むアル・パチーノの悲しい目が忘れられないです。 出演者は皆実力派でヴェニスの街並みも良いのでクオリティは高かったんですけどね。
[映画館(字幕)] 6点(2005-11-04 18:28:25)
72.  フル・モンティ 《ネタバレ》 
意外と言っては失礼ですが傑作だと思います。コメディをしっかりかましながら、労働者階級の苦境や男女の立場逆転等の現代社会風刺に加え、普遍的な家族愛までも巧みに描いています。悲哀に満ちた登場人物達も魅力的です。ロバート・カーライルほど情けない人物を魅力的に演じられる俳優はいないと思います。さらに、一度限りのストリップは大成功で幕を閉じますが、おそらくその1ヶ月後には冒頭のダメな状態に戻っているんじゃないかと想像できるところも良いです。  そして本作が好きな一番の理由は全天候型だからです。つまり楽しい時は笑わせてくれるし、落ち込んだ時は彼らと一緒に落ち込めてちょっぴり元気になれる。好きな映画でも「今はちょと重いな」と思ったり、「そんな能天気なの観る気分じゃない」ということがあります。しかしこの作品はいつだって観てみたいのです。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-02 23:21:22)
73.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
ウォンカにとって次元転送装置を発明することよりチョコレートの方が大事であった。それはチョコレートを愛していたからだ。チャーリーが帰った後、おいしいチョコレートを作れなくなってしまったのは、チョコレートよりも大事なものが〝愛する人〟だと知ってしまったから。バートンは「ビッグ・フィッシュ」に続き家族の愛を描いている。チャーリーの家、一つのベッドに四人の老人、あの暖かい雰囲気が好きである。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-01 17:36:22)(良:1票)
74.  ケミカル51
「ロックストック~」などのこの手の映画を観慣れてしまった今、特に新しい驚きはありません。サミュエルとカーライルは良かったけれども・・・。ただこの作品、映画館で観たのですが、ちょうど外国人の方(どこの国かは不明)がいらっしゃって、「えっ、ここで?」というところで笑っておられました。この作品の笑いはアメリカとイギリスのカルチャーギャップだと思います。よって我々が普通に楽しめるのは、有名どころのキルトやフィッシュ&チップスぐらいになってしまいます(サッカーにくわしい方はカーライルの着ていたユニホームも)。両国の根本文化を理解していない日本人には堪能することは難しい作品なんだと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2005-10-30 10:51:44)
75.  カルラの歌 《ネタバレ》 
ケン・ローチとロバート・カーライルのコンビに惹かれて観た。ビデオのパッケージを見てある程度の覚悟はしていたが、社会派ケン・ローチ監督だけあって想像以上に政治色の濃い難しく重い内容だった。・・・前半は平和なグラスゴーでバスの運転手という一般市民の日常と恋など普通の生活を描き、一転後半では同時刻に起きている内戦状態のニカラグアを対照的に映し出す。誰もが無縁に思っていても現実に起きている過酷な状況を目の当たりにし胸に響く。多くの平和な観客はジョージ目線となり、死と隣接するニカラグアでカルラのことを知れば知るほど溝が深まり別世界の住人となっていくのを体験する。観賞後、我に帰って自分の人生を見つめ直したくなるような作品だ。正直、後半部は少々観るのが辛かった。 それから本作を観るにあたって、ニカラグアについての知識があれば良かったかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-29 10:36:20)
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