161. いつも心に太陽を
《ネタバレ》 ○ベタな設定、ベタな展開、ベタなオチ。それをシドニー・ポワチエが盛り上げます。取って付けた様な人種問題付きで。○生徒が先生を認め、更正していく過程が少々物足りない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-18 13:16:00) |
162. 戦場にかける橋
《ネタバレ》 ○捕虜は軍人らしく生きるため敵の作る橋を全力で作り上げる。一方でシアーズらは敵の勢いを止めるため敵の橋を破壊しようとする。皮肉と言うべきか、素晴らしい脚本構成。○ニコルソンがシアーズと再会し、「自分は何をやっていたんだ」と感じ、あっけなく橋は爆破されてしまう。皮肉にも、偶発的だが橋の建造を指揮した自分で。 [DVD(字幕)] 8点(2009-07-04 09:47:25) |
163. 007は二度死ぬ
《ネタバレ》 ○前作と同様原点からかなりかけ離れ、むしろ007シリーズとはいえないほどの出来である。○米ソの宇宙覇権争という設定を全く活かせておらず、緊張感の欠片もない。○あまりにも突っ込みどころ満載の脚本。友達と一緒に突っ込みながら観たいと思わせるほどの出来で、逆に笑えてくる。○シリーズとして変化をもたらすための日本の設定も、日本人として若き日の丹波哲郎、若林映子、浜美枝を見られた以外には、特に見所はなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-20 09:50:14) |
164. 007/消されたライセンス
○ダルトンはこれでボンド引退とは寂しい限り。少なくともそれまでのボンドでは一番だった。○前作同様、あるいはそれ以上にダルトンの個人行動が目立ち、007シリーズでは異色と言えば異色の作品。とは言うものの、コメディやダルトンらしさはしっかり含まれている。○空・陸・海とアクションは相変わらず頑張っている。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-19 16:54:11) |
165. あの日の指輪を待つきみへ
《ネタバレ》 ○アッテンボロー作品の割りに内容はあっさり。○時間軸をいじっているため多少分かりにくくなっているのと、IRAなどアイルランドの歴史が分かっていないと話についていけない。○ミステリーの部分もきれいに話が繋がりすぎていて不自然。○戦争を知らない世代が戦争世代を気遣えない場面がなんともむなしかった。○キャストは豪華で、シャーリー・マクレーンは相変わらずの貫禄だった。 [映画館(字幕)] 4点(2009-06-19 13:04:34) |
166. 007/ムーンレイカー
《ネタバレ》 ○中盤からの「スター・ウォーズ」パロディはまあひどかった。みんなスローモーションで動いているだけ。コメディにすれば良かったのにと感じた。○キャスト、展開など全てにおいてつまらなかった。 [地上波(吹替)] 1点(2009-06-18 13:24:02) |
167. チャーリー(1992)
《ネタバレ》 ○ファンであるチャップリンの伝記映画。監督もリチャード・アッテンボローということで期待したのだが、収穫はロバート・ダウニー・Jrぐらい。○そもそも映画化に無理があったとしかいえないような気がする。彼の波乱万丈の人生が2時間半で収まるわけもなく、中途半端な作品に出来上がった印象を受けた。伝記映画って難しいだろうな。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-16 17:58:10) |
168. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 ○テンポが良く、設定こそ面白いのに、脚本よりこの力に頼った結果、中途半端な映画となった。途中からの展開に違和感があり、方向性が分からず、オチも微妙。もう終わりか、と言う悪い意味で早かった。○軽快なコメディ映画と思いきや、暴力描写がかなりリアル。予告編に騙されて行ったカップルが可哀相だ。○ブラッド・ピットはアホ青年役を好演。この役だと20代に見える。とは言え、映画の本筋とは関係がないのは残念。 [映画館(字幕)] 4点(2009-06-16 16:54:39) |
169. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 ○戦争映画の中でも存在感を放つ本作。前後半を分けた演出は見事。どちらかと言えば前半の方が印象的だが。○やはり軍曹の存在感が半端じゃない。あれだけのものが出せればキャスティングしますよ。○後半の戦闘シーンはベトナム戦争ながら市街戦というのは新鮮。○音楽センスが最高。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-16 10:59:38) |
170. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 ○ミュージカル化に無理があったような。緊迫したシーンはミュージカルにするとコメディに見える。首絞められても歌ってるのはね。○クリスティーヌが怪人に惚れる動機が一切分からない。あんなに怪しい奴になぜ。○序盤のシャングリラが上昇しながら時間軸が変わっていくのは秀逸。 [DVD(字幕)] 2点(2009-06-15 23:28:12) |
171. 007/私を愛したスパイ
《ネタバレ》 ○ロジャー・ムーアはそんなに魅力的でないし、本人も認めるとおり運動音痴。肉弾戦にまるで迫力なし。○その運動音痴を埋めるべく登場するQの発明品はなかなかのアイデア。○どう見てもボンドよりもジョーズの方が存在感がある。○ストーリー上の面白さはそんなにない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-06-14 22:23:49) |
172. 007/リビング・デイライツ
《ネタバレ》 ○ティモシー・ダルトンは歴代ボンドでは上位だろうと確信しました。作品の面白さも上位。○新生ボンドの誕生に期待していたのだろうか、かなりお金がかかっている。それもあって、陸・海・空それぞれのアクションが堪能できる。○悪役に存在感がない。この手の映画では必要最低限の要素の一つ。そういう意味ではミスキャスト。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-14 21:59:20) |
173. ターミネーター3
《ネタバレ》 ○この作品が批判される所以として、やはり「T-2」に敬意を表し過ぎたことが挙げられるでしょう。この監督は前作が好きで好きでたまらなかったのだろう。○予算の関係か、どう見ても映像的にストーリー展開的に前作と比べると劣っている。あんなに凄い作品の続編を担当するなんて並々ならぬプレッシャーがあったことだろう。多少は仕方ない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-06-13 23:06:26) |
174. ターミネーター
《ネタバレ》 ○B級SFアクションでは最高の部類に入る。低予算ながらこの完成度は、キャメロンの手腕が一番の功績だろう。○シュワが最初はターミネーター役ではなかったというのも名作たる所以のこぼれ話で好きなエピソードだ○ラストの畳み掛けは素晴らしい。誰もがタンクローリー爆発で終わったと思ったことだろう。コマ送りのアクションは見劣りこそするが、十分鑑賞に堪えうる出来である。○有名な空耳アワーの「信じられへん」にはびっくり。 [DVD(字幕)] 9点(2009-06-13 17:53:48) |
175. 007/ダイヤモンドは永遠に
《ネタバレ》 前作はそこそこ良かったのに、またいつもの007シリーズのサイクル。スパイのくせにあっさり捕まるボンド。ティファニーよりもプレンティの方が魅力的だったし、そのくせティファニーはボンドガールとしての存在感なし。敵にも存在感があまりなかった。黒人の水着女と、二人組みの敵しか印象にない。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-12 14:44:17) |
176. 未来は今
《ネタバレ》 コーエン兄弟のコメディはどうも合わない。ラストの「素晴らしき哉、人生!」も使う意味が分からん。てかこの映画のパロディ多すぎ。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 23:37:00) |
177. ハムレット(1948)
《ネタバレ》 ローレンス・オリヴィエの熱意は感じるが、少々退屈した。さすがに長過ぎる。城内を縦横無尽に動くカメラワークは素晴らしい。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-05 12:36:55) |
178. ゆすり(1929)
サスペンスにしてはほぼ全くといっていいほど緊張感がない。殺人をするまでの前半が長く、そのわりに終盤にかけてがあっさりしている。ヒッチコックの映画技法は多少楽しめるが、面白くはなかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-05 11:27:22) |
179. ザ・ビッグ・ワン
《ネタバレ》 多少は分からなくとも、笑える面白い作品。マイケル・ムーアの嫌がらせにたじたじの企業経営者たちはなかなかの見もの。構成としては、地方ツアーという区切りがあるから一見きれいだが、途中でえらくばっさり切ってるところは少し気になる。彼の個性がにじみ出た映画で、彼を愛する人がたくさんいるのが伝わってくる(もちろん嫌いな人もたくさんいるだろうが)。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 10:45:00) |
180. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
徐々に畳み掛けてくる脚本はなかなか秀逸。「これはやられた」っていうシーンがビシッと決まれば良かった。2回目以降の視聴は思ってたほどかな。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-30 21:47:32) |