1. サラマンダー
ああ、火を吐く竜が出る映画ね・・・と思って敬遠してましたが、縁あって手に取りました。人類の敵が竜だって言うのは、やっぱり抵抗があるんですが、意外におもしろい話だと思います。敵が何であれ、嵐が過ぎるのを待つだけでは解決しないこともあるということですよね・・・。マシュー・マコノヒー、今まで見て来た映画のイメージとはかなり違って驚きましたが、かえってまだ見ていない他の出演作にも興味がわきました。 [DVD(字幕)] 8点(2005-12-01 14:39:39) |
2. トレインスポッティング
テンポがいいし、筋が通ってるのに説教臭くないのがなおよかった。○○○ネタが2回もあるので、2回目はちょっと見たくないかなと思って-2点。すぐに気まずくなって逃げ出す少年と好対照の女の子達の度胸の据わりっぷりが可笑しい。レントンの最後のセリフも皮肉が利いてウケました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-28 00:19:05) |
3. オペラ座の怪人(2004)
ミュージカルは苦手意識があって、サウンドオブミュージックぐらいしか見たことなかったんですが、コマーシャルでよく見る「あれ」はどんな話なのか知りたくて見ました。確かに音楽ばっかりなので、ストーリーを追うのは大変でした。ので、原作を読んでみました。で、2回目を見ましたが、これは見事!!原作の意向をちゃんとくんで、しかも巧みに練られてる。(人間くさい部分かなりカットされています・・・)歌詞はちゃんと聞いてないといけないですね。確かに日本語字幕だけでは背景や心情をを的確に捕らえにくいなあと感じました。あと、ジェラルド・バトラー、歌手ではないけど声の質はとてもいいですね。ロンドンキャストのCDと比べても、ファントム向きのように思いました。目もドラキュラ役を引き受けたことがあるだけあって、印象的です。「オペラ座の怪人」を映画化したものはいくつかありますが、これ以上良いものは望めないんじゃないかと思います。(-2点は、純粋にストーリーを追いたい人向けには作られていないいうことで引いときます。) [DVD(字幕)] 8点(2005-11-16 10:52:32) |
4. ダニー・ザ・ドッグ
今回、ジェット・リーが、持ち前の美しいアクションを自分を魅せるための道具にしなかったというのは斬新というか、武道家らしい、他のアクションスターとは違う所だなと感じました。映画としても、単なる娯楽作品ではなく、本当の強さであるとか、正義、映画で殴る蹴るを演じる立場について、彼の哲学らしきものが織り込まれている点で、過去の出演作品とは一線を画するものになっていると思います。冒頭から背筋が凍るかと思うほどの切れのいいアクションは健在で、ストーリーも悪くはないのですが、面白いコンセプトを生かしきれてない、脚本の詰めの甘さ(登場人物の背景説明が足りないので感情移入しにくい・・・)がちょっと残念。DVDに未公開シーンがたくさんあることを期待してます。(再鑑賞および自分の評価済みの他の映画と比較して、ポイントを変更しました。) [映画館(字幕)] 8点(2005-07-01 20:15:08) |
5. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
サスペンスとしても、死刑の是非を問う社会派映画として見てもおもしろい作品なのですが、人生のロジックに対してプロであるはずの哲学者デヴィッド・ゲイルの慢心、哲学者ゆえの脆さ、そして最後に取った哲学者らしい選択・・・魅せられました。フィクションならば脚本家、要チェックですね。 10点(2004-05-13 16:43:04) |
6. 恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアの顔が濃い・・・。でもグウィネス・パルトローは私の観た映画の中では一番かわいらしかったです。ストーリーも配役もうまく、笑いまくりました。衣装も豪華で一見の価値ありですね。 8点(2003-12-16 17:27:08) |
7. ブリジット・ジョーンズの日記
レニー・ゼルヴィガーが見たくて見ました。ストーリーとしては主人公に都合よすぎで好みではありませんが、主役三人ははまってますね。似合ってるのを認めたくない役者さんも居たようですが・・・。 6点(2003-12-16 17:17:29) |
8. 007/ダイ・アナザー・デイ
評判ほど悪い印象は受けませんでしたが、ストーリーはやっぱり突飛ですね。ギャグはよかったと思います。 6点(2003-11-04 10:52:41) |
9. モンテ・クリスト伯(2002)
原作を先に読まなければもう2ポイント上げても良かったのですが、残念ながら原作には及ばないと思います。しかし、あの長い話を限られた費用と期間で2時間に収めなければならないというのはかなり苦労をしたというか苦渋の選択を強いられたのかもしれません。復讐劇という暗いテーマをあんなに陽気に描いてしまうなんて、ケビン・レイノルズはすごいと思いましたが、個人的には、ガイ・ピアースがエドモンを演じるとより原作に近かったのではと思います。純朴な青年というのはジム・カヴィーゼルにぴったりのように思いますが、13年間幽閉されてた人があんなに肥えてるのはどうなんでしょう・・・? 7点(2003-11-04 10:43:59) |
10. 戦場のピアニスト
第二次大戦のドイツ占領下で、戦うこととは遥かに無縁のピアニストがみた「戦争」とそれが引き出す人間の残虐性が淡々とつづられていますがそれがかえって見る人の心に深く戦争に対する警告をきざみつけているように思います。エイドリアン・ブローディの怯えながらさまよう姿は似合いすぎていて確かにはまり役だと思いました。 7点(2003-10-22 19:18:17) |
11. シャンプー台のむこうに
とにかく、笑いっぱなしでした。キャスティングが特に良かったですね。レイチェル・グリフィス。あんな面白い人だったとは・・・。 8点(2003-10-22 18:50:24) |
12. ラビナス
見ると肉が食べられなくなります。ベジタリアンを目指す人にはお勧めします・・・?。 5点(2003-01-29 10:43:22) |
13. スナッチ
予想していたよりも面白い映画でした。イギリスの人々は内部事情がよくわかるだろうから、わたしよりもっとうけているかもしれません。全体のつくり、「パルプフィクション」などのタランティーノの映画に似てるように思いました。 7点(2002-12-18 18:16:12) |