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映画小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 64歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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1.  バイオハザードIII 《ネタバレ》 
人類にとっては、絶望的な状況ともいえる場面からお話ははじまります。前作や前々作における人間達の必死の頑張りは、もう無に等しく、アンブレラでさえ手のつけようがない状態。こうなると、お話の展開そのものよりも、主役のミラの美しさ、アクションに偏った見せ方、また見方になってしまいますが、その点では充分に楽しめました。太陽燦々の砂漠のシチュエーションでは、ゾンビ達の行動も、恐怖よりも、数で襲い来る凶暴さがクローズアップされ、銃でガンガンやっつけるのは少し胸のすく思いです。謎ときや秘密を探るというゲーム的な面白さではなく、ガンシューティングの爽快感でしょうか。僅かばかりの生存者達もあれよあれよと殺されますし。よけいにゾンビに対する憎しみが沸いてくるのも確か。だからこそ、ミラのスーパーな活躍は気持ちいいです。応援したくなります。ああいう状況下では、誰かが救世主にならなければ救われないんだろうな、と思います。たとえアラスカが安全でなくても、信じたい言葉を発するのはミラでなければならないんだろうな。ラスト、ミラのクローン達とアンブレラに反撃を試みる決意のショットで終りますが、アンブレラの首謀者をぶっ倒しても何ら地球の状況は変わらない。でも救世主たるもの、そう思わないと、そう思ってくれないと、観てる我々が納得しない。思う存分やってくれ。そんな願いを抱いている自分がそこにいました。
[映画館(字幕)] 7点(2007-11-07 17:50:26)(良:1票)
2.  ファンタスティック・フォー:銀河の危機
なんともゆるい映画でした。アメコミものの中でも人気のある作品らしいですが、映画として表現されるものとしては、視覚的な所のみが少しわくわく、といった感じでお話の緊張感のなさといったら。地球だけじゃなく、銀河の危機というふれこみの割にはスケールがなく、局地的な展開の割にはまとまりがない。漫画だからいいのか。大きな画面の中で、漫画本をめくって楽しんでる、そんな雰囲気でしたね。自分としては飛ばし読みしたかったのですが。ちなみに妻は、あれでいいのよ。このゆるい感じが持ち味なのよ。といいますが、ほんとなのか?
[映画館(字幕)] 5点(2007-10-12 17:19:28)
3.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 
幸いにもこのシリーズは全て劇場で観賞することが出来ていて、今回の新作も迷いもなく前売りを購入して観に行きました。3作目からもう12年。1作目では、まだふさふさ感のあったマクレーンの頭ももはやスキンヘッド状態。観ているこちらも確かに年はとっているのだが、DVDの普及により、1作目の活躍が昨日のように思えて、まだまだ若い現役のマクレーンが印象強い。しかし、今回の作品は、確かに1作目の素晴らしい脚本には巡り合えてはいないけれども、面白かった。楽しかった。年を重ねた主人公を認識させる最初の娘とのシーン。平気でアップでみせる顔の傷や皺や皮膚のたるみ、同行するハッカーに愚痴る今までの活躍の結果に得た空しささなど、ただの人間としての主人公がよく描かれています。スーパーマンばりのアクションだけど、そこには必死になって、うろたえながらも、しぶとく粘り強く生き抜く姿があって、感動してしまった。悪党との格闘でも決してスマートじゃない。こんにゃろ、死んじまえ、ばかやろうなどの暴言をはきながら(吹き替え版も鑑賞しました。野沢那智さんが声を当てられていました)どうにかこうにかやっつける。クライマックスのトラックと戦闘機のチェイスもありえないだろうの場面だけど、これはサービスと考えました。最後には、自分も撃ちながら敵をやっつけるのだから。究極のアナログ戦法と言えるのでは。サイバーテロという超近代的な事件に対し、鳩時計とさえ言われた主人公の奮闘。その対比。コントラスト。人間の底力をこれでもかと見せつけるマクレーンにただ拍手です。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-19 16:18:26)(良:3票)
4.  28日後... 《ネタバレ》 
確かに誰もいないロンドンの町並み、人間の息吹を微塵も感じさせない空虚さは映画ならではの表現ですが、本編がすすむにつれ、そうした世紀末感が薄れていってしまいます。何故か、撮影が大変だったろうな、とスタッフの心配をしてしまったり。きっと、この世界に存在する主人公に緊迫感めいたものが欠けていたからでしょうか。途中めぐりあう男女にしても、親子にしても、よく生き残っていたなあ、というサバイバル感があまりありません。映画の進行上、この集団でないといけないのかどうかも分らず。それに、後半はランボー並みに頑張る主人公にどうしていいやら、観ている者は迷ってしまいます。悪い映画ではないと思うのですが、何を見れば、何を感じればいいのかが、最後まで理解しにくい作品でした。
5点(2005-01-24 10:17:27)
5.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
音響効果の優れた映画館での観賞が幸いして、物凄く楽しめた作品でした。アクションに徹した内容が分かりやすく、テンポよく、そして迫力があって、言葉による説明が省けて断然良いです。そのためか、もう劇画、漫画、はたまたアニメーション然とした処はありますが、主人公のアリス、そしてゲームから抜け出てきたかのようなジルの見せ場づくりには大成功ですね。特に教会でのアリスの登場シーンとモンスターをやっつける処などは、鳥肌もの。どうすればカッコイイのかを考えて、考えて見せきった感じがして、興奮しました。「バイオハザード」というゲームをやった方なら、ピンとくる小ネタ(教会のろうそく、ドアを開けるシーン、ネメシスを落とすヘリのシーンなど)もちゃんと用意してあるあたりもうれしかったです。それにしても、ゲームが各国の恐怖映画、ゾンビ映画、をモチーフにして作られて、それがまた映画に対して影響を与えてこういう形で昇華されるなんて、これも一種のコラボレーションじゃないのかな。クレジットの最後に大きくカプコンの文字が出て来たときには、日本人として自慢したくなりました。(自分が大阪人なので大阪に本社があるのもうれしい)アリス計画の始動するパート3が早く見てみたい。そんな気にさせる映画です。
8点(2004-09-21 09:26:25)(良:3票)
6.  サンダーバード(2004) 《ネタバレ》 
あの懐かしいテーマ曲にのって(アレンジはされていますが)アニメによる世界各国の危機を救うオープニングタイトルは、何故だか無性にうれしくなりました。幼稚と言えば幼稚かも知れませんが、大画面でこの曲を聞くというか浴びるというのは自分には快感でした。で、本編の方は、こりゃまた随分と子供向けというか、何というか分かりやすい内容でありまして、末っ子のアラン一人に重点が置かれている描き方の為、他の兄ちゃんは何処に?という展開は少し勿体ないです。兄弟の絆の深さ、父と子との情の深さなど、少しも描かずにさらりと進むあたり、逆に並々ならぬものを感じました。大作といっても95分ですんでしまうので、TVのスペシャル版のムードもあります。しかし、各乗り物のデザインはオリジナルのイメージを崩すことなく、60年代の丸味と90年代のシャープさを合わせて、実によく出来ております。隊員達の服装はオリジナルの方が好きでしたけど。島からの発射場面は、各機とも鳥肌ものでした。とすると、この映画はストーリーを追うのではなく、サンダーバードの各勇姿を堪能するものなのかも知れません。続編ができるらしい事がパンフレットに書いてありましたが、この作品がヒットすればの話し。果してヒットするのだろうか。ちなみに日本語吹き替え版を観たのですが、V6でなくてもいいじゃん、の内容でした。話題作りとはいえ、映画を違う側面からヒットさせようというのは、あまり歓迎せんです。
5点(2004-08-16 14:17:44)
7.  007/黄金銃を持つ男
007と言えば映画界ではドル箱作品なのでしょうけれど、これにはやられました。まったくもって、地味。正々堂々と地味な映画作りをしているのかと錯覚する程、テンポのない映画です。この作品も世界的にはヒットしたんでしょうけど。でなきゃシリーズにならないでしょう。しかし、これだけ悪役に旨味がない映画も珍しい。クリストファー・リーがよく出演したなあと思います。へんてこなアジア文化の羅列、あっさりとした対決などに、娯楽作を通り越した「子供のいたずら」のような印象を受けます。でも子供には悪意はないのだろうけど。この映画には悪意が見え隠れします。ロジャー・ムーアがこれだけ半袖ウェアが似合わない俳優というのを知るだけでも価値はあったかな。
3点(2004-06-14 17:10:19)
8.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 《ネタバレ》 
漫画のようなノリと展開で娯楽作としては王道路線をいっています。その昔、様々な小説や映画で描かれていた「超人」達が結集し「悪人」をやっつけちゃう設定からして、少年の頃を思い出してしまいました。ただ、1人1人の「アク」の強さというものがあまりなく(ネモ船長などはめっぽう強いので驚いたのだが)平凡な扱われ方という気がします。S・コネリーはさすがに存在感のある役所なのですが、その他の人達が少し霞みます。しかし、それを補うかのような映画ならではの描写もかなりあり、潜水艦の登場にはただただ圧巻。それとベニスの街の崩壊シーン。ラストの要塞めいた所のアクションよりも見せ場だったです。肩の力を抜いて見るべき映画ですね。それにしては単調なきらいもありますが。でも、20世紀フォックスのマークがそのまま街の屋根の上の看板にオーバーラップするファーストシーンだけでも、「あっ、おもろい!」と反応する自分なので、正当な評価とは言えませんね。(マークやタイトルのお遊びといったものが好きなのです。こんなお遊び、映画しか出来ませんものね)
7点(2004-06-14 16:32:18)
9.  野生のエルザ 《ネタバレ》 
動物と人間の共存(または自然と人間でもいいですが)を考える時必ずといっていい程、自分の頭の中にはこの映画が浮かびます。同じ地球に生を受けて、命を全うする生き物なのに、方や野生の動物、方や人間という区分けが存在します。相容れない、それは当然のこと。環境も違うし、生活も違う、言葉も通じない。縮まることのない距離。離れていく運命。でも、惹き付けられる「愛情」の存在。動物の心と人間の心。どちらも同じもののようにこの映画では感じます。ラスト、草原に野生となって生きる為にエルザを返します。哀しくもあり、清々しくもあり。共に生きるための答えなど見つからなくても、それぞれが「生」をうけている物だと認めあい愛おしむことを教えてくれています。名曲「ボーン・フリー」に泣かされながら、凄くそのことを感じます。
7点(2004-04-03 12:17:29)
10.  フル・モンティ 《ネタバレ》 
哀しくも可笑しい、そして可愛らしい男達。失業の身だからといってストリップに挑戦する、ある意味「最後の手段」に奮闘する姿は切なくもあり。それもこれも生きていくために。個々の理由が明らかにされる物語は、しみじみとしていかにもイギリスの匂いのする描き方。いつしか芽生える連帯感、そして友情。ストリップはただの裸のショー。なりふり構わず「誰かのために」必死になる彼等こそ、心も人生も丸裸で体当たりしています。そんな前向きな精神を謳って、勇気を持つことを教えてくれている映画。元気をもらうための格好の作品です。
8点(2004-04-02 13:30:50)
11.  トゥームレイダー
ゲームはプレイしたことがあります。海外ゲームらしい難度の高い内容で、ヒントも少なく何度も即死しました。自分が下手なのもありますが。でも、アクションアドベンチャーとしての出来はよく(友人プレイによるもの)面白かったです。さて、映画の方は女優の顔立ち、スタイルはララ・クロフトのイメージにぴったり。これはいいでしょう。しかし、ストーリーがアクション漫画風。まんまゲームの世界。それだったら何も映画にしなくても、という気がする内容です。映画らしさは世界各国をロケすることでもないし、必要以上に露出度の高い女優を長く見せることではないはず。なぜ、インディ・ジョーンズにワクワクしたのか。制作者さん達はそこのところを先ず考えて欲しいと思いました。同じ冒険活劇をうたっておきながら、こんなにも違うとは。ゲームが原作であるとか以前の問題であるような気がします。
3点(2004-03-29 19:36:09)
12.  ピンク・パンサー2(1975) 《ネタバレ》 
アニメーションによるお洒落なオープニング。そしてあの音楽。ピーター・セラーズのひょうひょうとした演技に腹を抱えて大笑い。初見の頃は中学生。でも、分らないギャグなど全くなくて、自然に笑えたのは(映画のパロディも入っている事は入っているのですが)やはり笑いの表現に丁寧な描き方があったのかも知れません。特に、犯人を追うクルーゾー警部がタクシーに乗り「奴を追ってくれ」と頼むと、運転手が車をおり走って追いかけるシーンは涙がこぼれる程おかしかった。馬鹿馬鹿しいと言えばそれまでですが、クルーゾーのキャラの立て方がしっかり出来ているので、真面目になればなるほど面白いのです。それを表情でしっかり見せるあたりに、ピーター・セラーズの達者な演技が光っていると思います。今の笑い、「フライング・ハイ」や「ホット・ショット」のようなテンポと急激な展開はありませんが、それがない分、お客さんが置いていかれることなく、しっかりついていって笑える良さがいっぱいあります。自分は大好きです。
7点(2004-03-26 12:55:50)
13.  007/ダイ・アナザー・デイ
007映画は確かに人気シリーズなんだけど、自分にはその良さが全く理解できません。アクション映画なら、カーチェイスだけでも面白いもの、爆破シーンだけでも見物のものが過去、数多くあったはず。最新作にしては、それらを全く越えていない気がします。映画の謳い文句に「シリーズ最高!」とよくありますけど、 自己満足的な言葉なのですね。スケールが大きいのは映画の見せ場をつくるための重要な要素かも知れませんが、「一体、何と闘っているのか」その目的が見えなくなってしまいます。ピンチの連続といってもピンチめいたものはないし、どっしり安心して観れてしまうのが人気なのでしょうか。映画ではなく、ジェームズ・ボンドショーなら楽しくも観れるとは思います。 
5点(2004-03-25 10:50:20)
14.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 
重たく暗く救いようのない物語。ミュージカルと銘打つ程には「歌」の効果は活かし切れていないように感じました。カメラワークも独特で、ドキュメントタッチになっています。ビョークの存在感は確かにあります。この役だからかも知れませんが。ラストの処刑まで見せる必然性があるのかは甚だ疑問です。ショッキングなまま終わらせては、観た者に「余韻」を与える隙間もないのでは。体調の良い時に観られたのが幸いです。冷静に観れましたので。
4点(2004-03-25 10:18:27)
15.  ザ・コア
宇宙に行ったり、海に行ったり、で今度は地球の中へですか。映画の世界だからどんな表現もアイデアも、具現化出来てしまうのは分りますが、果してそれが見せるべき要素のつまったものなのかは別問題。パニックの題材としての表現なら「ただ面白い」ですみますが、そのただ面白い部分がなければ、これはもう苦痛です。全体的に地球における危機感が全く感じられないのと、乗組員の描写があまりにも画一的なのが、う~ん。変化のない展開に先が読めてしまいます。また、感情移入もできず、ものすごく遠くの方から眺めている感じになります。特撮とかCGとかの表現のみで見せる映画はもういいです。中身の詰まったものがみたいですね。
5点(2004-03-23 16:37:33)
16.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
たしか公開時は正月映画としてロードショーされたと思うのですが(違ったかな?)。リアルタイムで観て衝撃みたいなものを受けました。「作り物」という(火星探査)舞台で、アメリカ中の希望みたいに踊らされ、地球に帰還する時は事故で死亡。じゃ実際に死んでもらおかなんて、宇宙計画そのものが大きな陰謀である見せ方に、よくこんな映画撮れたなあ、と幼心に思ったものです。前半は主に謎解きで、後半は宇宙飛行士が全て嘘である事実を何とか人に伝えようとする逃亡アクションになっており、ハラハラドキドキもしました。70年代の映画とあって、今と比較するとテンポもゆるい箇所がありますが、娯楽作の定番みたいな展開は観ていて安心できます。ただ、ラストシーンが少しばかり弱いというか、締めれてないというか。でも、充分メッセージみたいなものは伝わったからいいかな。「真実」は何にも勝ると!
7点(2004-03-23 10:21:00)
17.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 
公開当時「心あるパニック映画」という宣伝コピーにつられて観に行きました。大阪の北野劇場と言う大きな映画館で、正月作品の中でも特に注目作でした。しかし、観ていても、はて?心あるとはどういうことかいな。の疑問ばかりであまり楽しめず。パニック映画といっても視覚的な怖さ、危機感は鉄橋から落ちるクライマックスまではおとなしく、むしろ細菌に騒然となる人間の状態を指しているのが分り、このへんが今までのパニックものと違うのかな?などど考えたり。確かに渋めのオールスターキャストで描かれる見所のある映画ですが、走る列車の疾走感、閉じ込められた閉塞感、鉄橋までの時間の緊迫感などが非常に乏しいと感じました。出演者達のアップや苦悩ばかりでは、それらの要素を満たすのは難しいのでは。最後の鉄橋もミニチュアと分かってしまう作りでは、盛り上がりに欠けますし。題材的には美味しいので、リメイクしても面白いのでは。舞台を宇宙にして。なんて勝手な感想で申し訳ない。
5点(2004-03-15 17:24:32)
18.  バイオハザード(2001) 《ネタバレ》 
「バイオハザード」のゲームは何作かプレイしたことはあります。恐怖の演出はよく出来ており、その当時ゲームのジャンルではなかったサバイバル・ホラー・アクションという分野を確立させた画期的なソフトであったと思います。映画化の噂はいくつも飛び交っていました。果して、あの恐怖がどのようにスクリーンに反映されているか。興味の点はそこにつきます。しかし、この作品はゲームと違い、アクション映画としてのテイストをふんだんにまぶして、視覚的な面白さを追究しています。ゲームから拝借したのは世界観だけで、全く独立したスタイルで「映画」になっています。ゲーム未プレイ、又は全く知らない人も馴染める作りには好感が持てます。ただ、やたらと多いスローなアクション演出は(緩急のメリハリだと思いますが)見慣れているせいもあってあまり新鮮さは感じず。主人公が脱出する後半の展開も施設の内容や様子が詳しく描かれていないため、そのルート、時間的な面で緊張感があまりありません。最後のクリーチャーとの戦いは面白いのですが。2が出来るラストシーンの見せ方は、それなりにショッキングな印象を与えてくれています。惜しむらくは、パニックがあったであろう街の様子を、もっと陰湿に、もっと黒い雲が街を覆い昼なお暗いという雰囲気で見せてくれればと、欲を出してしまいます。その方が、主人公のこれからどうする?という不安感を募らせる幕切れになるのでは。
6点(2004-03-15 09:40:59)(良:2票)
19.  ジャガーノート 《ネタバレ》 
興奮しました。初見は確か映画館の指定席で。ぎっしり超満員で。座る所なかったものですから。場内の様子もシーンと緊張しまくりで、怖いくらい。この映画で自分は船酔いをしました。その記憶だけでも高い評価です。今は亡き、リチャード・ハリスが爆弾解体班のプロフェッショナル役で出ています。いい味だしてます。犯人との「赤か、青か」どちらの線を切るかの駆け引きは見応え十分。74年の作品ですが、あまり古さを感じません。サスペンス映画ですね。パニックというよりも。
7点(2004-03-10 16:00:40)
20.  2001年宇宙の旅
絵画のごとく観賞する。哲学は横に置いといて。ただ、眺めるように接すれば良し。自分の脳の限界を知ってからは、この映画をこのように楽しんでいます。すると、色々な事が見えてきます。 分かってきます。それは人にはうまく伝えられないけれど。精神トリップのできる貴重な映画です。
8点(2004-03-10 11:43:59)
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