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1.  エンドレスナイト 《ネタバレ》 
原作は未読だが、クリスティが作者であることだけは知っていた。そのことが、最大のネタバレだった。こういうどんでん返しなんだろうなと思ったら、やっぱりそうでした。クリスティ原作ということを知らなければかなり衝撃的なラストなのだが。良質なサスペンスでかなり面白いが、呪われた土地だのといった要素は余計だと思う。それとラストのあの写真はいったい誰が何の目的で撮ったものなのでしょうか。妻と知り合う前ならば、二人はどこにでもいるただのカップルのはずですが。
[DVD(字幕)] 7点(2015-04-19 00:19:57)
2.  地中海殺人事件 《ネタバレ》 
原作は未読。これ単独で見たらそこそこ面白いと思うが、ナイル殺人事件とどうしても比較してしまうので、そうなるとキャスト・設定・演出・トリックすべてにおいて劣化コピーの印象は否めない。ナイルがあたったから見たような話を原作に選んだのかな?キャストも豪華といえば豪華なんだけど、オリエント急行、ナイル殺人事件とだんだん微妙になってきているしなあ。ナイル殺人事件ではあんまり目立たなかったジェーンバーキンやマギースミスの出番が多いのでその辺は良いかもしれない。特にジェーンバーキンは病的な弱弱しい美しさを終始かもしだしていたが、それだけに最後の豹変した姿がなかなかりりしい。まあ、全体的に人間ドラマが希薄な印象で犯人に対しても怒りも哀れみもまったく感じないのは映画としては痛いか。ナイル殺人事件にしてもオリエント急行殺人事件にしてもトリックの面白さだけではなく登場人物にドラマがあったからな。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 19:25:29)
3.  ラストキング・オブ・スコットランド 《ネタバレ》 
これは怖い映画です。でもその怖さは表面的な映像の怖さではない。残虐シーンはむしろたいしたことない。内面からゾオーッと人間の闇を見せられたような怖さ。表層的なストーリーは民衆の期待を集めた政治家が権力を増していくたびに独裁的になりやがて巻き込まれた人間が破滅へというよくあるパターン。スケールはぜんぜん違うが、オールザキングスメンみたいなもの(違いすぎるか)。でもこれは、舞台がアフリカであり、巻き込まれたのが白人、しかもスコットランド人ということで一気に話に深みがでている。イングランドとスコットランドの関係はブレイブハートで見たくらいの薄っぺらな知識しかないが相当な根深いものなのだろう。スコットランド人のニコラスがアミンに惹かれていくのは彼がただ単純なお調子者だからというわけではないと思う。それでいて自分は白人であるという微妙な立場。イギリスへの反発とアフリカの深い闇への恐怖、ニコラスは決して悪人ではないが、バランスがやがて保てなくなり素行がひどくなるのもしかたのないことかもしれない。途中までの能天気な明るさが中盤以降アフリカの音楽と踊りの映像とともに次第に狂気を帯びていく過程は見ごたえ十分。鑑賞中はちょっと酔ったような感覚にとらわれた。そして見終わった後に思ったのは、イギリスというのはつくづく業の深い国だな、と。
[DVD(吹替)] 9点(2007-10-17 22:24:38)
4.  時計じかけのオレンジ
個人的だが初見で受けた衝撃の大きさではゴッドファーザーと比肩する。ただ、今でも年に一度は必ず見たくなるあちらと違ってこちらは二度目を見ようとは思わない映画。二回目を見たらそれなりに新たな発見があるんだろうけど・・。これはキューブリック映画に共通する傾向ではあるが。
[DVD(字幕)] 9点(2007-10-14 01:22:12)
5.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
原作はクリスティでいちばん好きな作品。トリックの面白さもあるが男女の機微、切なさがよかった。日本のミステリーでもこのトリックをモトネタにしているものがあるように(不連続殺人事件とか最近では金田一少年の事件簿にもあった)、トリック自体は有名なので犯人はすぐにわかるかも。映画版も面白かったが、とくに豪華な女優陣の競演が楽しい。オリビアハッセーの清楚で控えめな美しさ、ロスチャイルズの絢爛かつ傲慢な美しさ、最近本業以外で話題のミアファローの儚げな美しさ、役柄に女優の特徴が見事にマッチしている。反面、男優陣がちょっと物足りないか。ピーターユスチノフのポワロはいいんだけどキーパーソンであるサイモンドイルはもうちょっとメジャーな人がよかったのでは(私が知らんだけで有名な人なのかも知れんが)。あと、老齢のベティデイビスのインパクトが大。若い頃の映画しか見たことがなかったのでさすがにきつい。オリエント急行のバーグマンやローレンバコールの方がまだショックが少なかった。
[DVD(吹替)] 9点(2007-09-17 23:36:04)
6.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 
クリスティの3大イカサマ小説(←ほめ言葉です、念のため)のひとつだが、アクロイド殺しやそして誰もいなくなったに比べればはるかに映像化しやすい話だし、実際映像化されたものはどれも面白い。その中でもこの映画が頂点に立っているのは間違いない。が、あまりにも有名な話なので小説を読んでない人でもトリックの胆の部分は知っていると思うので、純粋なミステリーとして鑑賞した場合のインパクトは少ないかと思われます。出演者の皆様はそれぞれのイメージに沿った役を演じておられるのでそれぞれがはまり役という感じ。唯一イメージと180度違う役のバーグマンがオスカーを取ったのは皮肉な感じがする。ミステリーでありながら何度も見たくなるのは市川/石坂コンビによる金田一シリーズに通じる。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-07 11:25:20)
7.  第三の男
映画の教科書という評価がありましたが視聴して納得、確かに教科書です。そして教科書は読んで決して面白いものではありません。傑作と呼ばれる理由はよくわかるのですが。有名な「鳩時計」の名台詞もいまいちピンときませんでした。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-28 13:57:39)
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