21. バイオハザード(2001)
主人公を一時的な記憶喪失にしたのはGOOD。部隊の隊長が主人公にあれこれ説明してくれるのは、同時に映画を見ている人への説明にもなったから自然にストーリーに馴染む事が出来ます。しかし肝心のストーリーは色々とパクリが多いかな~とも思いました。もうちょっとミラの戦闘シーンを期待していたのだけど、それほど見せ場も無く終わってしまいましたね。ラストは次回作があることを匂わせてますので、次回作ではもっと凄いアクションを期待しております。 6点(2003-12-07 22:13:55) |
22. トランスポーター
《ネタバレ》 ■1.契約厳守(never change the deal)■2.名前は名乗らない(no names)■3.ブツは開けない(never look in the package)の3つのルールを人が死んでも絶対破らなかった運び屋が、人間の女がブツだっただけでコロっと人道的な行動に出てしまうのが理解できませんでした。しかしそれに目をつむりさえすれば、カーアクションだけでなく、陸・海・空と場所を変え品を変えのアクションの連続に満足する事間違いなしです。 7点(2003-12-07 17:04:38) |
23. ドーベルマン(1997)
正常な精神を持った人が1人も出て来ませんね~。バイオレンスだけの映画に興味は無いのです。 3点(2003-12-07 15:26:35) |
24. セントラル・ステーション
人の幸せを真剣に考えてあげるのって難しいよね。 6点(2003-12-04 03:44:11) |
25. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
《ネタバレ》 ジェイコブはどこにでもいる普通の男という役柄なんだけど、ロビン・ウィリアムズが普通の男に見えません。ロビンなら何かやらかしてくれるという期待感を持ってみてしまうと感動が薄くなります。内容についてはゲットーに住む人全ての希望と絶望の両方を背負い込むことになったことの苦悩と、ウソをつき続くべきか本当の事を言うべきかという葛藤をもっと分かりやすく描いて欲しかったです。でも、過剰な演出が無かったのが逆に涙を誘うのかもしれませんけどね。 8点(2003-12-04 03:26:26) |
26. ストレイト・ストーリー
D・リンチの撮る映画ってめちゃめちゃひねくれてるか、めちゃめちゃストレートか、両極端ですね。こういう旅って良いな~と思いました。 7点(2003-12-03 22:51:53) |
27. シンプル・プラン
《ネタバレ》 主人公たちは欲に目がくらんで短絡的で先見性の無い決断ばかりするのですが、全員が「いかにもいそう」な感じで妙にリアルに感じられ、感情移入しやすいですね。計画はしっかり立てようと思いました。 5点(2003-12-03 21:46:15)(良:1票) |
28. 告発
《ネタバレ》 事実だけに冤罪の怖さを感じられますね。すごく良いんだけど、ケヴィン・ベーコンとゲイリー・オールドマンの演技が上手すぎて「事実」を超越して別の物語になってしまった気がします。 7点(2003-11-30 07:59:07) |
29. クリムゾン・リバー
猟奇系の犯罪をジャン・レノとヴァンサン・カッセルのコンビで謎を解くという設定は良い。オチに目をつぶれば面白くないことも無い。 6点(2003-11-30 06:00:26) |
30. クリクリのいた夏
ほのぼのって感じですね。でも、フランス映画独特の雰囲気はあんまり好きではありません。元マンチェスター・Uのスターで栄光の背番号「7」を付けていたエリック・カントナが出演しています。 4点(2003-11-30 05:49:57) |
31. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 主人公の女性はホント優しい人ですね~。序盤で起こるあの事件がこの映画の中心になっていますが、これがボディ-ブローのように後から後から利いてきました。最後の方は、涙がダーって感じでした。(T-T) ただ、固定観念が強い人は抵抗がある映画かも。ど~でも良いですが、ペネロペ・クルスが超かわいい~っすね。 8点(2003-11-27 21:15:51) |
32. イグジステンズ
《ネタバレ》 超リアルなバーチャルゲームというのは小さい頃からTVゲームに慣れ親しんでいる世代だったら、一度はやってみたいな~と思った事があるんじゃないでしょうか。もっち~もゲームは好きだったので、こういうのをクローネンバーグ風に映像化したらどうなるのかとてもワクワクして見ることが出来ました。もともと「現実」と「仮想現実」の対比みたいなテーマは好きなので、かなり興味深かったです。ただ、クローネンバーグの独創性は好きなんですけど、エロスやグロテスクなセンスだけは理解しがたく、この映画では不必要だと感じました。J・ロウとW・デフォーが出演しているので画面を見てても飽きないかも。 6点(2003-11-27 14:26:27) |
33. アザーズ
《ネタバレ》 ジワジワくる怖さがあってよろしい。「the others」が一体何なのか・・・というサスペンス性も組み込ませているから話の展開も面白い。伏線が最後にちゃんと繋がっているところも親切設計ですよね。物語を先読みしない性質(たち)なので素直に楽しめました。 8点(2003-11-27 09:49:06) |
34. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 ユダヤ人に対するナチスのホロコーストを必死に生き抜いた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン氏の回想録を忠実に再現した物語。監督のロマン・ポランスキーもワルシャワ空爆の生存者だというから、この映画は映画監督としてポランスキーが最も撮りたかった映画なんだろうと思います。「映画」なんてものは1つの視点でしかありませんから、これが完全な事実であるとは思いません。しかし、シュピルマン氏が経験してきた一連の出来事、そして空腹感、孤独、寒さ、恐怖、不安・・・等は映画という枠組みでは表現できないほどの辛さがあったものと思います。ワルシャワのゲットーに送られた50万人のうち、生き残ったユダヤ人は20人と言われています。その数少ない生き残りとなった彼の体験を、映画とはいえ目の当たりにしてしまっては、もはや映画の技術的な批評も出来ようがありませんし自分の拙い表現でこの映画の感想を語ることすら申し訳無く思います。ましてや、「おもしろい」とか「おもしろくない」とかという次元の話では無く、もっち~としてはただただこの事実を少しでも受け止めることが出来たら・・・という気持ちでいっぱいでした。ちなみに、シュピルマン氏を助けてくれたドイツ人将校は収容所で亡くなってしまったそうですが、シュピルマン氏は収容所に送られた彼を何とかして助けようと試みたそうです。それでも当時はどんな理由であれ、戦犯のドイツ人を助ける事は不可能に近かったのでしょうね。シュピルマン氏が書いた回想録では恩人であるドイツ人将校のことを「オーストリア人」と書いていたそうですが、その回想録はドイツ人もユダヤ人も公平に書かれるという理由で共産党当局に出版差し止めにされたというくらいですから、その時ドイツ人の戦犯を助ける事が如何に難しかったのかが分かります(公式HP参照)。なので、「ドイツ人の恩人を助けなかった」とシュピルマン氏を非難することは誰にも出来ないと思います。 10点(2003-11-25 23:00:19) |