101. みなさん、さようなら(2003)
不幸な話です。死がじゃなくて死ぬ父親の息子がです。ときどきお金でなんでも動かす人に尊敬したりするけど、この人はなんとなくかわいそうでした。内容もほとんど心に残らなかった。死ぬ理由が見つからないから死にたくないって言葉は、少し気に入りました。一緒に見ていた友人が親しい人に囲まれての、こういう死に方がうらやましいと言っていたけど、ちっともうらやましくなかった。自分は火を見つけた熊たちと一緒にたき火をみながら何も言わずに死にたいです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:23:34) |
102. 猫が行方不明
猫が主人公だと思っていたら違いました。思ったよりも猫のシーンが少なくて残念ですが、さりげない街の風景が楽しめます。 6点(2005-02-22 08:52:32) |
103. りんご
DVDを買ってきて見ました。知らない土地の不思議な世界が新鮮でした。実際にあったことの映画化、それも当人がでているというので驚きました。DVDに映画の背景などが詳しく書かれていて、面白く見られました。 6点(2005-02-22 08:50:22) |
104. コーリャ 愛のプラハ
泣かせの映画だと思っていたので、ひねくれやの自分としては斜に構えてみていました。お金で偽装結婚をして、相手に亡命されて残された子供を嫌々面倒見ながら、気がつくと情が移っているなんて、ありがちだと思いながら、気がついたらボロボロ泣かされていました。カラスが置いたらしい安いアクセサリーのシーン。地下鉄での犬と子供のシーン。そんなところに思いきりはまってしまいました。「セントラル・ステーション」とか、この映画とかの、おせっかいを焼くのが嫌いなのに、いつのまにか・・というシチュエーションにめちゃくちゃ弱いです。ちょっと甘めですが9点。しあわせは悲しいときに、気がつくとその中に隠れているあるのかもしれないなあと思ってしまいました。 9点(2005-02-22 08:17:12) |
105. 女はみんな生きている
自分に何もしてくれず、金持ちに売り払おうとした父親が娘に「呪ってやる」というシーンで、娘が「お父さんに、何かもらったのってはじめて」と切り返すシーン素敵です。 セックス中毒の父と、女たらしの息子も笑えます。嫌になちゃうお母さんの気持ち良くわかります。 でも、そういう風にしたのはお母さんなのかもね。 7点(2005-02-20 08:01:16) |
106. イル・ポスティーノ
《ネタバレ》 ストーリーが、上手に進みすぎて物足りなさを感じました。中でも一番ひっかかってしまったのは詩を贈ることで女性の愛を得る、それも与えられた詩で、というところにまったく入れませんでした。ただ風景がとてもきれいでした。内容とは違いますが主演男優の遺作として、実際に余命幾ばくもない時期の出演、フィリップ・ノワレとの友情のたまもの、という宣伝は苦手でした。 5点(2005-01-12 21:37:29)(良:1票) |
107. エデンより彼方に
ジュリアン・ムーアにどっぷり感情移入してしまいましたが、どこか不倫の匂いをさせた分マイナスでした。男女としてでなく友人として惹かれていくのなら、もっと感情移入していたのに、ストーリーが残念です。あとデニク・クエイドは下手すぎ、ミスキャストです。 6点(2004-11-03 06:02:48) |
108. アマロ神父の罪
いままでガエルの出てくる映画を見ていて、はじめてミスキャストかなと思った。ガエルの落ち着かない感じの演技がこの映画では生かされないし・・。映画の内容自体もありがちでした。 5点(2004-10-22 19:55:51) |
109. エブリバディ・フェイマス!
父親が逮捕されるときの父親の知人達のコメントが面白かったです。娘がベッドインするところ、予想していたけど笑ってしまいました。ストーリーはもっとめちゃくちゃでも良かったのではないでしょうか?小さくまとまってしまった感じで残念です。 6点(2004-10-22 19:43:02) |
110. さよなら子供たち
「さよなら子供たち」って、こんなに重い意味があったんだ。ルイ・マルの一生忘れることのない郷愁のような思いが、自分の中にまで伝わってきて、やるせなかった。 8点(2004-10-01 21:29:25) |
111. シティ・オブ・ゴッド
以前、外国でナイフをつきつけられたことがあるので、マジになってみてしまいました。世の中、色々な世界があります。面白かったけどすぐに印象が薄れてくるのは日々のニュースの方がすごすぎるってことかも知れない。 6点(2004-09-25 07:33:40) |
112. トゥー・ブラザーズ
トラの兄弟がかわいかったです。彼らがアップで昔、子トラだったことを思い出すシーンで目がウルウルするところ、特にかわいい。「シュレック2」長靴をはいた猫の実写版って感じかな。映画館で隣の席の親子連れの子供が何回も母親に「このトラ、お兄さんの方?弟の方」とか聴いているのがかわいかったです。 5点(2004-09-25 07:10:52) |
113. ANA+OTTO/アナとオットー
《ネタバレ》 アナがオットーを死んだ父親の生まれ変わりだと思うあたりから、期待してみていたんだけど、後半に進むにつれて「君の名は」(古いですね)のようなベタさ+センチメンタル。 北欧の雰囲気がいまひとつ。前半、期待してしまっただけに後半はがっかり。アナの母親のキャラは魅力的。 5点(2004-09-19 07:10:58) |
114. アバウト・ア・ボーイ
どうもヒュー・グラントが苦手で「ラブ・アクチュアリー」があまりにつまらなかったので、今回も期待せずに見たのですが、予想に反して面白かったです。主役の少年と母親とのからみ、人生についてつぶやくシーン、ヒュー・グラントもなかなか良い俳優じゃないかと認識を新たにしました。 7点(2004-07-24 12:40:15) |
115. ウェルカム!ヘヴン
拾いものの映画でした。ペネロペ・クルスの蓮っ葉ぶりもさることながら、ファニー・アルダン(8人の女たち!)のしかめつらの天使、ビクトリア・アブリルの歌もなかなかです。 ハードボイルド系が好きなら楽しめます。 7点(2004-03-08 00:33:26) |
116. サクリファイス
映画館で2度寝ているので、タルコフスキーだから失敗はないだろうとDVDを買ったのですが、さらに2度寝てしまいました。5度目でやっと最後まで見ることが出来ましたが、スタッフがベルイマンのスタッフなんですね。タルコフスキー監督、ベルイマンのスタッフ・・おやすみなさい・・zzz・・・じゃなくて、きれいな映像と印象的な言葉が残るのですが、やはり眠って当然かなとも・・・。 5点(2004-02-19 20:44:47)(笑:1票) |
117. ミシェル・ヴァイヨン
リュック・ベッソンだからと思って見たのですが、予想通りでした。途中で眠くなるのを我慢しながら無事完走しました。リュック・ベッソンは今までが過大評価されすぎていたので、この映画あたりが彼らしいのではと思います。 3点(2004-02-19 20:34:26) |
118. 暗殺の森
ジャン・ルイ・トランティニャンは地味ですが、なんともいい俳優だなと思います。ドミニク・サンダが森で逃げまどうシーンも強烈ですが、最初にチラリと出てきた時の存在感もすごいです。 「まじめすぎはまじめではない」というセリフがヤケに残ってしまいました。あとネタバレになりますが、ラストのマルチェロが男に言うセリフも考えさせられます。ほんの些細なことで人生は180度も変わってしまうものです。 7点(2003-09-30 02:14:47) |
119. 予告された殺人の記録
嘘の告白のせいで殺されてしまう男を客観的に見ている人たち。怖いテーマです。嘘をついたオルネラ・ムーティの思考が見えません。映像がきれいな、後味の悪い映画です。 5点(2003-09-23 17:25:20) |
120. 甘い嘘
スリルのあまりないサスペンスです。人生やりつくして退屈しかない老人の余興。これが強い愛の絆?嫌いだな。こういう話。家を相続すること時代で、なんとなく何故?とすっきりこないストーリーです(ミザリーだったら「違う!」と叫んで足を折ってしまいそう)。 4点(2003-09-16 23:35:43) |