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コメント数 1423
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自己紹介 確かに見てるはずの映画なのに、自分のレビューを見てもまるで思い出せないのもたくさん。

基本、楽しませてくれる、幸せにしてくれる映画が好きです。
映画館の雰囲気も部屋でのんびり見るのも甲乙つけがたいです。人と同じ評価はうれしく、違う評価は面白いです。泣かされたり感動したりした映画が特に大好きな映画とは限らないと思いました。

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1.  ミスター・ロンリー
映画紹介のそっくりさんというところで場末の演芸場のようなイメージを感じて敬遠していましたが予想以上にはまってしまいました。 最初の方は温かい優しい人が多くてほんわかした雰囲気で入っていきますが、途中から毒がのぞき始めて、尼さんが飛行機から落ちるあたりで、この映画はどちらに向かって行こうとしてるんだろうと思いはじめ、そうしたら目が離せなくなりました。  いくつもの印象的な死が出てきます。人生なんて思う通りになんかいかない、それでも生きて行こうと思う。それも力強くではなく、なるように流されてみよう、そんな風に思える映画でした。
[インターネット(吹替)] 9点(2017-07-02 12:38:17)
2.  ストレイト・ストーリー 《ネタバレ》 
リンチの中でも「マルホランドドライブ」と同じくらい好きな映画です。年をとった男が言います。「年をとって辛いのは昔を憶えているから」・・・さて、その昔とは幸せだった過去なのか、不幸せだった過去なのか?どちらにしろ年をとったのが辛いというのは悲しいことだなあと思いました。なのにやさしく、年をとるのもいいなあと思わせてくれる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-05-04 08:08:12)
3.  コーリャ 愛のプラハ
泣かせの映画だと思っていたので、ひねくれやの自分としては斜に構えてみていました。お金で偽装結婚をして、相手に亡命されて残された子供を嫌々面倒見ながら、気がつくと情が移っているなんて、ありがちだと思いながら、気がついたらボロボロ泣かされていました。カラスが置いたらしい安いアクセサリーのシーン。地下鉄での犬と子供のシーン。そんなところに思いきりはまってしまいました。「セントラル・ステーション」とか、この映画とかの、おせっかいを焼くのが嫌いなのに、いつのまにか・・というシチュエーションにめちゃくちゃ弱いです。ちょっと甘めですが9点。しあわせは悲しいときに、気がつくとその中に隠れているあるのかもしれないなあと思ってしまいました。
9点(2005-02-22 08:17:12)
4.  ファストフード・ファストウーマン
何度も見てます。サントラCDもパンフも買いました。大好きな映画です。おじいさん達の会話「新しい人生にあこがれないか」「腰も痛いし、体も良くない。いま生きているだけで幸運だ」。どもりの娼婦と主人公の会話「ありがとうべべべべべ・・・ラ」「その呼び方好きよ」。「60歳のレディーを相手にベッドに直行というのはなあ」「年配の女性にも性欲はあるは、しかも老い先短いのよ」などなど・・・。ちょっと間違えると、すごい差別だらけの話ですが、それがやさしく感じてしまいます。毎回、見たあとに少し幸せになっている自分をみつけます。映画のラストにくる幸運はどっちでもいいけど、その幸運を呼ぶきっかけになった出来事に嬉しくなってしまいます。
[DVD(字幕)] 9点(2005-02-20 08:18:21)
5.  男と女(1966) 《ネタバレ》 
最初に見たときはたんにおしゃれな大人の不倫の映画だと思っていました。セピアに描かれる現実と色鮮やかな過去の回想シーンの対比が見事です。過去の幸せが今を悲しくさせ、もう死んでしまっているのに今でも大切な夫を思いながら、新しい恋に落ちていくアヌーク・エーメが素敵です。悲しい分だけ美しい映画でした。ジャコメッティの火事になったときのことを話す逸話をふたりで話すシーンが大好きです。フランシス・レイの音楽が映画の魅力を十二分に発揮させています。30年前に見たときは5点。10年前が8点でした。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2003-07-28 01:21:47)
6.  恋人たち(1958)
クールで乾いた感じがするのに情熱を感じるジャンヌ・モローに脱帽。月の夜の逢い引き、ブラームスの弦楽6重奏をBGMにこんなに美しいラブ・シーンは他に類を見ないです。ただただため息ばかり。
9点(2003-07-23 23:12:45)(良:1票)
7.  ベルリン・天使の詩
本筋とぜんぜん関係のない、すれ違う人たちのセリフがすごくいいです。泣けました。ブルーノ・ガンツがとてもいいです。街を歩きながら堕天使のように、聞き耳を立てていると嫌なことばかりの世の中でも、生きていけそうな気になります。
9点(2003-07-15 04:46:57)
8.  永遠と一日
生きていく怖さと死に向かう怖さが出会って、静かで優しい思いが染みてきた気がしました。ブルーノ・ガンツの笑い顔がしあわせそうに悲しくて、こんな笑顔はひさしぶりに見たような気がします。最後まで名無しのままの少年の笑い顔とともに悲しいけれど癒されてしまいます。アンゲロプロスの映画に出会えて幸せです。苦しいほどのリグレット。逝く前に耳に響いてくるのは誰が自分を呼ぶ声なんでしょうね。
9点(2003-07-15 02:38:34)
9.  田舎の日曜日
フォーレの音楽と絵画のような映像。年を取った親と、とうに大人になったはずの兄弟の確執。すべてがきっちりとはまっていて、見終わった後に美味しい紅茶を飲んだような、その紅茶に苦い隠し味が効いていて、そのせいでなおさらに気になるような、あとで沁みてくる映画でした。
[映画館(字幕)] 9点(2003-06-17 02:54:42)
10.  フェリーニのアマルコルド
フェリーニの映画で1番好きです。ニーノ・ロータの流麗なテーマ、雪の日の孔雀。唐突に現れる豪華客船。すべてが印象画のようです。せつないくらに幸せな気分にさせてくれる映画です。
9点(2003-06-03 18:08:47)
11.  マルホランド・ドライブ
妄執と言う言葉が浮かんできました。もう一度見てみたい。リンチの中で1番好きかもしれない。最初に見たときに7点つけました。その後、3度見ました。妄執が迷宮の中で渦を巻いています。映像もストーリーも癖になります。何度見ても、そのまま見入ってしまう映画は、そうは無いと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2003-06-03 11:20:39)
12.  ベニスに死す
最初は良さがわからなかった。少し気持ち悪いとさえ思ったけど、ひさびさにみてどっぷりでした。年を重ねてわかった映画です。
9点(2003-06-03 04:11:51)
13.  霧の中の風景
抽象画のような映像に思い切り酔ってしまいます。少し生々しいところが気になって-1です。痛々しいだけで生々しくしなくても、いいのにと思ってしまいました。
9点(2003-06-03 03:29:20)
14.  セントラル・ステーション
以前見て感動して、また見て感動しました。滅多にないです。こういう映画。ドーラのどうしようもないところが、人間くさくてほほえましく感じてくるし、ジョズエの生意気なところも愛しくなってくる。後半うまくまとめた感じがしますが、親しい人にだけ教えたい映画です。
9点(2003-06-03 02:41:52)
15.  甘い生活 《ネタバレ》 
何十年も前に見た時になんでこの映画評価されているんだろう、噴水のシーンはきれいだけどそれだけの映画だと思って不思議に思っていました。よくわからない映画だけど、もう一度そのうち見てみるかもと思うくらいの映画でした。  その後「インテルビスタ」で、マストロヤンニとアニタ・エグバーグが噴水のシールを感慨深げに見るシーンをみてから見直そうと思って、あたらめて見ていたらアヌーク・エーメやマガリ・ノエルなど好きな女優さんたちが出てたんだとびっくり。  そんな風に見ていてお馴染みの噴水のシーンになっていくわけですが、アニタ・エグバーグが子猫を拾い上げて頭に乗せて歩き出すあたりから、フェリーニマジックにどっぷりつかってしまいました。 「アマルコルド」で作り物の大型客船が通り過ぎるだけなのに、どうして感動してしまうんだろうみたいな感じでした。  1度見ていたはずの、この数分のシーンだけで忘れられない映画になりました。
[DVD(字幕)] 8点(2019-10-20 05:32:37)
16.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
現実の厳しさの中にあるおとぎ話を見ているような映画でした。 小津安二郎が好きなんだなあとリスペクトを感じる映像も多くてほろりとしてにやりとします。 おとぎ話ですから最後は、しあわせにくらしましたで終わるのを確信していましたが、そうなって良かったです。 めでたし、めでたし。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-01-08 16:27:30)
17.  女は女である
アンナ・カリーナを見ててコケティッシュって言葉を思い出しました。すごくかわいかったです。 ブリアリの仏頂面も負けず劣らずかわいくて見とれてしまいました。 街並みやアパルトメント、ファッションだけじゃなくカフェのジュークボックスなどがいい感じで、のちの「アメリ」のような映画に流れていくんだなあと思いながら見ていました。
[インターネット(字幕)] 8点(2017-01-02 13:20:25)
18.  8 1/2 《ネタバレ》 
30年以上前に見たときは大団円の華やかさに圧倒されましたが孤独を感じることはありませんでした。いま見て「人生は祭りだ」と言い切ってしまうことの寂しさと開き直った明るさにシンクロしました。死んでしまってもいいさ、どうせ祭りは終わるもの。そんなことを考えてしまいました。ラスト近くでの崩壊寸前の夫婦の会話で生きるということを垣間見た気がしました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-18 14:15:27)(良:1票)
19.  バティニョールおじさん 《ネタバレ》 
ジェラール・ジュニョがすごく良かったです。「セントラルステーション」同様に、本人が望んでいたわけではないのに巻き込まれてしまい、しかたなく子供を助けるのですが、逆にそこのところが良いと思います。こういう巻き込まれ型おせっかい映画大好きです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-07-05 03:56:10)
20.  パフューム/ある人殺しの物語 《ネタバレ》 
最初に処刑場に引っ張り出されるシーンとラストの同じシーンで服が替わっています。ラストのシーンは処刑前に自分に香水をかけ、最後の夢を見させたのだろうかと思ったりもしました。「マルホランドドライブ」の主人公の夢みたいです。どちらにしろ残酷さより主人公の孤高さに魅せられてしまいました。自分の孤独にさえ気がつかないくらいのストイックさに泣けました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-04-15 02:49:02)
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