1. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 ○随所にホロコーストを想起させるが、それ以上のメッセージ性はない。○基本的に娯楽作なのだが、脚本が雑。○感染した人物は逃亡して電車に乗り込むが、感染者がいるのはなぜか電車内だけ。その電車内も感染する者とそうでない者の差が分からない。主人公たちは感染者にかなり接触していたが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-06-11 20:39:15) |
2. 薔薇の名前
《ネタバレ》 ○どうもショーン・コネリーが勝手に解決してくれるだけの映画になっている印象。○雰囲気や個性的な役者など見どころはあるが。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-17 21:50:23) |
3. グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
《ネタバレ》 ○グレース・ケリーが公妃となってからを描いた映画。○最後の演説にピークを持ってきているが、心を動かすようなものではなかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-17 10:35:00) |
4. 歓びの毒牙
《ネタバレ》 ○ダリオ・アルジェント監督作品初鑑賞。○荒い部分もあるが、独特のタッチは印象的であった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-06 21:38:23) |
5. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
《ネタバレ》 ○「Back to the Theater」にて鑑賞。予てより映画館で観たいと思っていた作品だったのでこの企画に感謝。○欲を言えばもっと大きなスクリーンで見たかったが、あの映像と音楽の奏でる素晴らしい雰囲気は映画館でこそ味わいたいものだった。○イルカや海をイメージしたサウンドトラックは秀逸。サウンドトラックを聞くだけでこの映画の世界に入ることができる。○この素晴らしさがあれば、俳優の大根演技や稚拙なメロドラマも輝ける。むしろそうだったからこそ輝いたのかもしれない。○自身の生まれ年にして、最高の映画が誕生したのだと思うと感慨深い。 [映画館(字幕)] 10点(2016-01-06 20:03:42) |
6. フェノミナ
《ネタバレ》 ○ダリオ・アルジェント監督作品は2つ目の鑑賞。○彼の世界観は分かるが、時折流れるヘビメタに違和感。○ただのホラーだけでなく、中盤からのミステリー要素もあり楽しめるが、虫が寄ってきたり、チンパンジーに助けられたりとネタ映画的な印象。○残酷な映像にジェニファー・コネリーという美の対比はなかなか。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-01-04 19:53:00) |
7. 続・荒野の用心棒
《ネタバレ》 ○主題歌も、演者も印象的なのになぜこんなタイトルにしたのか、「ジャンゴ」で良かったのに。○フランコ・ネロとハードボイルドさが見事に共存している。棺桶からの機関銃もインパクト大。○しかしやられ役がいまいち。打たれたら全員死ぬというのがマンネリ化。○ストーリーはもひとつ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-25 20:31:19)(良:1票) |
8. 天使と悪魔
《ネタバレ》 ○前作同様に演者が観客に説明しているだけの作品。分からん人にはさっぱり。妙なCG描写も作品を盛り上げる要素にはなっていない。○前作オドレイ・トトゥは助手として魅力的だったが、今作は…。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-10-24 21:32:05)(良:1票) |
9. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
《ネタバレ》 ○映像も展開も地味で、わくわく感が全然ない。話も魅力的でなはいな。○ただ、オチだけはきれいに決まったな。お見事。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-10-24 21:29:36) |
10. NINE(2009)
《ネタバレ》 ○見どころは多少あったが、エンディングのハイライト映像の方がよっぽど面白かった。○豪華キャストもチョイ出し程度でもったいない。○映画界に戻って来るラストの心情もわかりかねる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-02-07 18:42:52) |
11. イングリッシュ・ペイシェント
《ネタバレ》 ○回想シーンを入れた戦争メロドラマ。雰囲気など割と好きだが、どうも長い。2時間くらいでまとめてほしかった。IMBDを見ると最初は4時間以上あったとか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-04 16:11:22)(良:1票) |
12. 狼の挽歌
《ネタバレ》 ○ラストシーンこそ印象的だが、アクションも色恋も中途半端な印象。○ブロンソンの渋さにジル・アイアランドの見事な美貌。当時30代半ばとは驚かされた。○カーチェイスも当時の流行をなぞったような出来。○脱ぎっぷりもアクションももっと大胆にしてほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-27 00:45:44) |
13. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 ○2時間版で大きな感動を覚えた身としては、この3時間版とは何だったのか。再会してからの未練たらたらはさすがにいただけないな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-16 22:37:24) |
14. 夕陽のギャングたち
《ネタバレ》 ○レオーネの西部劇に外れなし。○ロッド・スタイガーとジェームズ・コバーンのコンビが最高に良かった。○彼にはもっとたくさん映画を撮ってほしかった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-03-09 22:31:18) |
15. ノー・マンズ・ランド(2001)
《ネタバレ》 戦争という状況が生み出した悲劇をものの見事に表現した見応えある作品。一番凄いのは、監督がボスニア人で実戦経験のある人であることだ。そんな人間がこれほどまでに中立に描けるのは凄い。そして惜しいことに、日本の配給会社はこの映画をコメディとして売ろうとしていた。確かにブラックコメディだが、そこをあえて押すべきではない。どんな映画でも興収を上げるためなら何でもする日本の配給会社は、チキから見たマスコミそのものだ。でも、幸い変な邦題を付けていないだけマシかもしれない。 [DVD(字幕)] 8点(2013-11-17 16:41:22) |
16. マレーナ
《ネタバレ》 ○なんか薄い印象の映画。○モニカ・ベルッチの色気。環境や時代に影響される主人公。戦争と群衆心理。コンパクトに描かれているんだが、それなりになんだな。○家族シーンなどトルナトーレらしい。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-22 23:24:18) |
17. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 ○船上で生まれ育った「1900」の設定はこちらの想像力を膨らませてくれる。ラストは悲しい結末だが、寓話としてみればなかなか面白い。○エンニオ・モリコーネの音楽は相変わらず素晴らしい。日本のサントラ盤にはピアノ対決シーンの音楽が収録されてないのが残念。 [DVD(字幕)] 8点(2012-03-18 21:50:41) |
18. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 ○何となく観てこなかった一作。いっそのことブルーレイディスクを購入して観賞。なぜ今まで観てこなかったんだろうと後悔するくらいの傑作。○ノスタルジー溢れる作風に、絶妙にマッチしたモリコーネのスコア。涙なしには観られなかった。○観客、映画ファンに対して「これからも映画好きでいてくれよな。」とまるでベテラン監督が映画界に餞別を告げるような実直なメッセージある作品。これを当時20代のトルナトーレ監督が作ったというから驚愕させられる。もしこのメッセージに対して答えを出すのなら「好きでい続けるよ。」そう答えたい。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-03-17 00:46:11)(良:1票) |
19. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 ○前二作に比べると、面白さが増している。見せ方が洗練されている。この見せ方は後の「ウエスタン」に通じている。○さすがに三時間は少々長いか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-29 16:27:47) |
20. ウエスタン
《ネタバレ》 ○3時間近い上映時間なのに、時間を忘れさせてくれる傑作西部劇。間の持たせ方、とにかく雰囲気が良い。もちろんのことE・モリコーネの音楽も良い。○ゆったりとした流れの中、徐々に分かってくるストーリーもなかなか面白い。○C・ブロンソン、H・フォンダ、C・カルディナーレ、J・ロバーズと主要キャストが素晴らしい。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-17 11:36:09) |