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性別 男性
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1.  コーダ あいのうた
フランスのオリジナル版は未見(というかそもそもリメイクと知らなかった)。主人公ルビーは家族で唯一の健聴者。これまで両親・兄の耳となり口となってきた。ルビーは大好きな歌で生きていきたいと思っているが、家族を助けるため夢を諦めるべきだろうか? 簡単ではない問題だけに重たい空気になってしまうが、適度な笑い(主に下ネタ)と、ルビーの美しい歌声がこれを和らげてくれた。主演のエミリア・ジョーンズは歌手ではないようだが、役にしっかり説得力を持たせていてあっぱれと言う他ない。終盤の展開はまあベタではあるけど、手話で気持ちをぶつけ合う兄貴とのシーンなんかはやっぱり泣けた。家族愛に溢れる素敵な映画。V先生もナイスなキャラだね。
[映画館(字幕)] 7点(2022-01-31 23:31:30)(良:1票)
2.  IT イット “それ”が見えたら、終わり。 《ネタバレ》 
<原作未読、1990年版も未見>こんな点を付けておいて、おかしな話だけど、なかなか面白かった。半分はホラー映画で、半分は少年少女のひと夏の冒険を描いている。友情に恋に… これに80年代という時代設定が加わったことで、心地よいノスタルジーに浸れた。ただ… 最後の方は嫌気が差してしまった。あのピエロね、ガキんちょにどんだけ苦戦してんだと。負け犬クラブに対する忖度祭りの様相を呈して、いよいよ最終決戦。ベバリーが浮いてて怒り、キスで我に返ってもうひと怒り… もはや、やることなすことすべて受け付けない。ピエロタコ殴りに呆れかえって、血の誓いもまったく響かず。途中までの好印象も、ほとんど嫌悪感で塗り替えられた。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-08-28 21:45:52)
3.  メッセージ 《ネタバレ》 
後になってみればちゃんと理由があってのことだけど“殻”出現前は省いて話を始めるテンポの良さに惹きつけられた。が、これ以降はエイリアンに英語を教え、相手が出す文字を解析。これを繰り返して意思疎通を図る…という地味なもの。緊張感はそれなりに保たれているが、人によっては眠くなるのも致し方ないなぁと思いながら観ていた。また、中国の肩を持つ訳ではないが、どんな反撃をしてくるか分からない相手に先制攻撃を仕掛けるような真似はさすがにしないだろう。こういう点もやはり違和感はある。とはいえ原作未読の自分は綺麗に騙されたので終盤に満足感はあった。そして未来を変えることもできるのに、そうしなかった彼女の決断。悲しい物語ではあるけど「生まれてこない方が良かったのか?」と問うならば、力強く「そうじゃない」と答えてくれる。これはもう「母」の映画。愛に溢れた母の。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-18 23:41:29)
4.  キングコング: 髑髏島の巨神
デカいなー。なんでこんなに大きいのかって、理由は最後に明らかになるんだけど、なるほど、ヤツと戦わせるためだったのね。ときたま見られる日本リスペクトもこのためか。最後の最後にワクワクできて良かったけど、肝心のコングvsトカゲはあまり楽しめなかった。ついでにサミュエルの思考回路も理解不能。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-21 23:16:24)
5.  手紙は憶えている
2015年でアウシュビッツの生き残りともなると、復讐する側も、される側も超高齢者。復讐の旅であり、ときどきピンチも訪れるけど、やっぱり「ゆるい」な。悪い意味ではない。むしろいい意味で。どんでん返しもあるけど、私にとってそれはおまけみたいなもので。それよりロードムービーとしての面白さを評価したいと思う。大御所クリストファー・プラマーもさすが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-08 22:44:35)
6.  ルーム 《ネタバレ》 
外の世界を知らずに育ったジャックは監禁生活にも不満を抱かない。むしろ母親がここを抜け出すと決めた時から、露骨に不機嫌になり、当たり散らす。変化を恐れ、4歳に戻りたいと弱音を吐く。なんとも言えないなぁ。初めて見た無限の青空、孫の顔を直視できないジィジ、自殺未遂、初めての友達、「へや」との別れ…。いろんなタイミングで、いろんな思いが頭を巡った。そして鑑賞後も続く余韻。心をわしづかみにされていることに気付く。やはり映画はこうでなきゃ。重苦しいけれども、とても良い映画を見せてもらった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-02-24 23:35:24)(良:1票)
7.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 《ネタバレ》 
わりと面白かった。特殊な撮り方については正直、良いとも悪いとも思わないんだけど、個性を持たせる意味では成功してる。物語は落ち目の俳優がすべてをかけた舞台に、型破りな役者が代役として入ってきたところから始まる。彼に加え、薬物依存症の娘や、しつこく付きまとう20年前に演じたバットマ…じゃなくてバードマンと、キーになりそうなのが並んでて、全く先が読めなかった。どんな結末になるんだろうとワクワクできる。で、その解釈が分かれるラストについては、そもそも舞台で死んだ説がかなりしっくり来ますね。伝説を作って、嫌味な批評家からも絶賛される。そして最後は空も飛べる…という強い願望の映像化。観る者に委ねる手法はあまり好きではないのだが、この映画に関してはこれがベターだったと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-24 17:40:29)
8.  ボディ・ハント
この映画はかなり早い段階で秘密を明かしてしまうので、この先どうなることかと思ったけど、ちゃんと二段階の構成になっていて、核心部分が明らかになったとき一応ぞっとできたので及第点です。その後はお決まりの流れといったところだけど暗闇での演出は良かったと思う。懐中電灯の調子が悪いのにもちゃんと意味がある訳だ。サブキャラでは警官が頑張ってくれたけど、事態を把握した時点で応援を呼ばなかったのは初歩的なミスでしょう。主演ジェニファー・ローレンスについては決してカワイイとは思わないものの、あのムチムチした体はいい。そういう点も含めて(?)暇つぶし程度にはなると思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-15 23:34:17)(良:1票)
9.  灼熱の魂 《ネタバレ》 
驚きを与えてくれる映画は好きだ。痛快などんでん返しはもちろん、多少後味が悪くとも衝撃の展開であれば満足することが多かった。(例えば「セブン」とか)。しかし、この映画の「真実」に対する嫌悪感は「驚き」などでは打ち消せなかった。ちょっとやりすぎでは?…。このブルーな気持ちをどうにかしてほしい…。と言いつつ一応6点。簡単に割り切れる映画ではないんだな。いやはや困った。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-03 18:15:20)
10.  エンジェル ウォーズ
あ~ 騒々しい。頭がおかしくなりそうだ。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-10-21 00:13:13)
11.  ジャンパー 《ネタバレ》 
評判は芳しくないとはいえ、90分に満たない尺だし、とりあえず冒頭部分だけでも観てみようかなってことで、観始めると、これが意外と面白い… 気がついたら半分以上観てた。しかし後半、低評価にはそれなりの訳があるものだと思い知らされる。散々言われてる事だろうけど、パラディンがよく分からない。ジャンパー狩りは一銭にもならないどころか、巨額の活動資金が必要なのは明らかで、「誰が何のために」をはっきりさせなかったのは大きなマイナス点。銀行に説明したとおり国家安全保障局、あるいはシンプルに警察で、ローランド=正義で良かった。悪人同士の追いかけっこに巻き込まれ、迷惑被った一般人はほんとお気の毒。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-07-17 17:33:50)
12.  赤ずきん 《ネタバレ》 
主人公の姉が狼に殺されたのは自殺、あるいは殺人だと暗示し、いかにも怪しい人ばかり登場させる。一風変わったサスペンス劇場だ。さらにゲイリー・オールドマンの登場からは「人狼」なる怪物が村人の中にいるという話になってきて、みんなが疑心暗鬼に陥るというストーリー。別につまらなくはないが、人狼の正体が明らかになり、なんやかんやと聞かされても腑に落ちない。自分が人狼の立場ならもっと楽に目的を達成できると思えるからかな。童話「赤ずきん」に出てくる有名なセリフを無理やりねじ込んだり、狼の腹に石を詰めるエピソードで締めくくったりは意外と好き。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-04-28 13:15:52)
13.  ミスター・ノーバディ 《ネタバレ》 
このオチは結構好き。というのもこの映画、初めは面白いんだけど、だんだん飽きる仕様になってる(?)。「くどいな~」「どうするんだこれ…」って思い始めた頃の種明かし。あっ そうか、そうか。なんかスッキリした。そして思う…「ニモの人生に幸あれ」と。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-23 18:11:19)
14.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
「交通事故に遭い、4日間の昏睡から目覚めると 妻は自分を「知らない」と言い、見知らぬ男が自分を名乗っていた!」←こんな不可思議な話の真実が(大筋では)矛盾なく出来ているってだけで、そこそこ満足。「おかしいだろ」と思っていた事がひっくり返って合点がいくのはなかなか気持ちが良い。ただ、やっぱりラストはいただけないな。何も自殺しろとまでは言わないが、そこにあるのは罪を背負った男の姿であってほしかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-20 17:30:46)
15.  スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
この映画を作った人は日本のカルチャーが好きなんだろうな~。まあ、それはありがたいんだけど、ストーリーは主人公がラモーナの元カレたちと戦っていくだけの内容で、どうもイマイチ…。映像で遊ぶのはいいけど、それだけじゃ飽きてくる。ファーストバトルが始まるまでの30分間が良かっただけにちょっと残念だった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-16 00:01:12)
16.  老人と海(1999)
油絵が動いている! 短編は2時間ものとは土俵が違う気がして、採点は難しいけど、良いものを見せてもらった。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-02-25 14:31:41)
17.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
あっさり中絶しなかっただけ元々立派ともいえるジュノだが、子供がほしくてたまらない不妊のヴァネッサとの出会いから子供を産む事の重さを知り、次第に我が子への愛も芽生えていくという前向きな成長物語。時間的な短さも要因だが、飽きさせない展開になっているし、エレン・ペイジの好演によるジュノのキャラクター性など、テーマに反した意外な軽さは10代の子にも観てほしいというメッセージだと思える。面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-26 12:30:55)(良:1票)
18.  第9地区
最後の戦いがちょっと長いかな~とは思ったが、全体としてはまずまず楽しめた。ただ、これはエイリアンに職を与えていれば万事うまく行った話じゃないかな?。エイリアンの身体能力は人間の比ではないので(しかも報酬はキャットフードでOK)彼らを労働力と考える企業は多々あったと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-14 20:09:37)
19.  エスター
初めの方で鏡の前で薬を飲むシーンがある。とりあえず音でびびらせておいて、やっぱり誰もいない・・・とか、旦那がちょっと不気味な顔して立ってるとか・・・これはオーソドックスな作りを楽しんでくださいっていうメッセージにも感じられた。ケイトがエスターに薔薇の花にまつわる話をしてる時、この薔薇が後々どうなるかはみんな分かってるわけで、そういうお約束が凄く楽しかった。でもエスターの正体にはちゃんと驚けたし、そう言われればそんな気がしないでもないという・・・(特殊メイクの力かな?。面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-11-22 17:33:13)
20.  2012(2009) 《ネタバレ》 
最近は「CGばかりで飽き飽き」という声も聞かれるが、こういうの見ちゃうとやっぱり凄いと言わざるを得ない、街が壊滅していく様は圧巻でした。映像だけでも十分に価値があったと思うが、超大金持ちだけが助かるという脚本は勘弁してください。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-01 18:33:42)(良:1票)
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