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コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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21.  善き人のためのソナタ
ヴォリュームもテンションも控えめで穏やかな終盤シーンにもかかわらず、展開の見事さに開いた口が塞がらない。皮肉による苦味も含みつつも、静謐で寡黙で感動的なピリオドの置き方が素晴らしい。かつて無いほど感動。泣く暇がないほどの感動って言うのも、あるんだなぁ。蛇足かもしれないが、1973年生まれのこの若き監督、これが初長編作品だという。
[DVD(字幕)] 10点(2007-08-23 01:14:24)(良:1票)
22.  劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者
原作殺しと悪名高い水島精二監督のわりには物語的な無茶(原作と勝負したがる監督なのかな?)が控えめというか。全体的に及第で何気にに面白く、想像してたよりも楽しめた、というより酷くなかったと、思う。のっけのジプシーミュージックでチョコッとセンスの良さも垣間見たかと思いきや、OP・EDがダサい!と不貞腐れていたが、そのダサさの理由、わかりましたよ?主人公が「チビだけど格好イイ」に対して主題歌のひとは「格好イイけど、チビ」という符号だったんですよ!超納得。(勝手に)
[DVD(字幕)] 6点(2006-06-25 10:35:38)(笑:1票)
23.  半落ち 《ネタバレ》 
社会派ミステリの秀作として本作品を認識していたので「ヒューマンドラマ」としてはなく「ミステリ」作品として楽しんだ。切ない物語ではあるが面白かった。キャストの良さも光るが、特に樹木希林の演技がすごい。組織内での一筋縄ではいかない泥仕合感も、いいね。しかしラストの紅葉のシーンとエンディングの守山直太郎が安っぽくない?ベタ過ぎないか?アザト過ぎないか?と、感じた。致命的と言えなくもない失点。しかし、それでも邦画は捨てたモンじゃないな!と、思った。 嘱託殺人の善悪の是非を問うという、何とも陳腐で的外れな意見が多いようだが、高年齢化が進む我が国に今後蔓延するだろう「アルツハイマー病」という病気に対して私たちがどう考えるべきなのか。それが本作品のテーマなのではないか?そこから先の是非については個人各々の意見があって良いと思うし、討論すべき問題でもある。しかし、本作の評価の場としたここの場所で為されるべきではない。 本作品は「嘱託殺人も已む無し」という主張で撮られた作品ではない。と、私は勝手に思っている。 
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-24 12:11:59)(良:1票)
24.  クロスファイア(2000)
孤独で影のある主人公にしちゃ、どうも華があり過ぎるキャスティングに勿体無さを感じる。センスもちょっと無く全体のバランスが悪いと感じつつも、退屈せずにソコソコ観ることができるのは、意外と悪くない作品なのかも?
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-02 23:19:45)(良:1票)
25.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺
何と言っても脚本が素晴らしい。他も人情臭さ、音楽の格好良さ、笑い所、どれをとっても素晴らしい。主人公の「腕っ節が強く人情味ある、ややダサい何所かにいそうなヒーロー像」は、いわゆる「スーパーマン思想」ってゆー胡散臭さがなくて、イイ。本当にセンスのいい作品は時代を超えるなぁ、と。個人的にはチャンバラシーンが物足りないが…へぇぇ?…GHQが削除したのか!?万死に値する!そこが惜しい。限りなく満点に近く、時代を超える数多の時代劇ヒーローに、最大限の敬意とした「9点」です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-16 03:18:54)(良:1票)
26.  ももへの手紙
沖浦作品で、まさかの名作ジュブナイル。こんなほっこりとした嫌味のない作品を、氏が描けるとは…驚かされました。  先ず「劇場版アニメなので!」という気負いがイイ意味で抜けており、観ていて疲れない。とはいえ一切の手抜きもなく、無駄な萌え要素も、(皆無ではないのだが)ない。美術や演出の旨さが、全体的に絶妙なバランス感を生んでいた。  芸能人起用の目立つ声優陣も、これがまさかの大成功。特に西田敏行の「ああもぉ、イラっとする!こんな妖怪、居たらとてもいやだ!」と思わせる、茶目っ気たっぷりの演技が絶妙すぎて可笑しかった。  あと、アクションシーンでもある田畑ワキを通るトロッコ!田舎で見かけるたびに「ちっと乗ってみてぇ」と常に思っている私のハートに、思わぬところで火が着いた。うーむ。私だけだろうか。  
[DVD(邦画)] 8点(2012-12-08 06:57:01)(良:1票)
27.  遥かなる山の呼び声
山田洋二作品の安定度の高さには驚かされる。 寅さんシリーズ等を観た後にタビタビ感じることなんだが、山田監督はもしかしたら和風ハードボイルド作品の名手なんじゃないかな?と、思う。しかし、あのベタなラストシーンはイイですね。野暮なのに、何故か文句のつけようがない。渥美清演ずる「95%人工受精士」も、文句のつけようがない。
[DVD(邦画)] 7点(2008-02-09 22:57:12)(良:1票)
28.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
【先行上映会にて鑑賞】  今年は「こうの史代原作の初のアニメ化」という事で、期待やら不安やらクラウドファンディングやらと忙しく過ごした2016年でした。期待というハードルはエベレスト山頂よりも高くなり、それと同時に発生した宇宙空間よりも広く深い漆黒に染まった不安と、日々やんごとなく格闘する私でした。  「ブラックラグーンの片渕監督やし、原作モノのアニメ化は巧者なはず」「キルラキル以降ヒット作のないMAPPA製作やけど、大丈夫なんか(キルラキルはトリガーだよ!と、2017/10/07に気付く)」「主演は能年…あまちゃん観た事ねぇけど、どうなんやろ!」…等々の、期待と不安。  それでも、呉を舞台にするアニメを作る下準備の惜しみ無さを、ほとんどストーカーかよ!というレベルで観察させていただいたせいでしょうか。当時の風俗、流行、背景などの設定の緻密さ、丁寧さに、驚かされるやら呆れるやら。私の不安など霧散させる監督のコダワリっぷりには、まったく脱帽です。  しかし…アニメは総合芸術。準備期間の長さやコダワリなんぞと、作品のクオリティは決してイコールではありません。  「結局めっさハードル上がってるやん!うおおおおどうしよ!ハードルどころか、幕、上がってるやん!」と、期待と不安に駆られた満員の劇場、そして私。  「かなしくて~かなしくて」コトリンゴ手がけるオープニングが流れ、動き出す世界。この時の静かな高揚を、どう言い表せばいいのか、わかりません。喜怒哀楽のすべての感情が、静かにふるふると蠢動していたように思います。  鑑賞後「拾いそびれたエピソードが惜しかった云々」「こうの漫画の起承転結の巧さが、長編アニメにそぐわない気がしないでもない」などと、つらつらと思い耽っていましたが  「この世界の片隅で…生きてきて良かったなぁ 生きる意味、あったなぁ」で、締めくくられていました。  製作陣のすべての人に、惜しみない拍手と賛辞を。クラウドファンディングに参加できたこと、それ以上に、この映画に出会えた事を、私は一生誇りに思います。  蛇足ですが、聖地巡礼は済ませました。公開前なのに!
[試写会(邦画)] 10点(2016-11-05 03:26:36)(良:1票)
29.  シムソンズ
滅茶苦茶シンプルな展開(とはいえ実話ベースですが)なのに面白い。「冬季オリンピックの時はカーリングも見てみたい」と思ってしまうし、興味も自然とわいた。ご丁寧にカーリングについてのアラカタなルールについても知ることが出来、なんかイタセリツクセリだ。「手垢のついてないマイナースポーツ系映画」という狙いだけの映画という訳でなく、スポ根作品(とも言いにくいが)として観てるこっちまでもが力が入るシーンも多々あり、感動も出来、及第ともいえるカタルシスまでもついてくる。登場人物も嫌味のなく、面白い。同じ田舎(失礼)女子高生・青春ウチコミ系作品「スウィングガール」より純度の高い作品だと、思います。つか、シムソンズ、可愛すぎました。笑。
[DVD(邦画)] 8点(2007-01-13 08:18:45)(良:1票)
30.  おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill-
TVドラマの域を超えていないとは思うが、相変わらずケラ氏の脚本の面白さとミステリとの相性は良く、意外なまでに!というと失礼ですが、奥菜恵の演技は面白かった。ケラ氏はポスト堤幸彦?と勘繰ってみたくなる今日この頃。(死フレーズ)
[DVD(邦画)] 6点(2007-03-01 00:21:21)(良:1票)
31.  Avalon アヴァロン
押井守がポーランドで戦車を撮りたいがために出来たような作品ですね。硬派です。哲学的です。ストイックです。格好イイです。しかし、現実と虚構の狭間で考える人間群像には、もうウンザリ。押井守の出涸らし茶みたいな作品。映像や音楽は無茶苦茶カッコイイんですが・・・
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-27 00:19:02)(良:1票)
32.  MARCO 母をたずねて三千里
TVシリーズ全50話(超感動)を一気に鑑賞した勢いで劇場版を鑑賞。  劇場版という時間的制約に苦言するのも気が引けるが、やはり観応えのあったTV版と比べると、キャラも物語りも実に薄く安っぽい。  何より、マルコが道中で度々出会う「死」のエピソードがないと、ラストが活きてこない気がする。20分ほど無理して伸ばしてでも、死を扱うエピソードを入れるべきだったと思う。  んー…「母をたずねて三千里」というか、これじゃ「母をたずねて1500里」くらいの満足感。
[DVD(邦画)] 5点(2011-01-08 00:39:18)(良:1票)
33.  チャド
現在、作家でのキャリアを確実に伸ばし続けている「スタンリーシリーズ」でお馴染み(かなぁ。笑)のパーネル・ホールが(不遇時代に)脚本担当しているB級ホラー!っていう情報に惹かれて拝見。登場人物の視点のバランスは、流石!(と、義理でも言っておこう。一応。)しかし、派手さがビックリするほど、無い。クリーチャーに襲われる時のグチャグチャ感とか、退治する時のブットビ感とか、が、ごっつマイルド。ま、P・ホール大好きなんで、カナリ、贔屓メにみて、五点かなぁ。
5点(2004-09-18 05:38:19)(笑:1票)
34.  逆境ナイン
島本和彦作品の映像化って、そりゃ素晴らしい事ですよ。しかし、あの有無を言わせぬ豪快さにどこまで迫れるのか?と、やや不安でしょうがなかった。しかし製作の企画を通す段階という「逆境」をクリアしただろう本作、面白くないワケ無いとは思わんかね…ッ!?と、島本和彦風に自らを欺きつつ本作の観覧に至った。な!なな!オープニングから校長役で藤岡弘(カリスマ)現る!その時点でこの作品の熱意の程が知れた。やられた。藤岡弘(カリスマ)が出演という磐石さに、多少の空回りも揺るぐ筈もなく、馬鹿馬鹿しさが逆境に挑む珍奇なる感動作だった。しかし、全力高校って、三重県だったのか…
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-31 03:24:31)(良:1票)
35.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 
ラストの「リンダリンダ」で唐突に盛り上がるシーンについていけないのは世代のせいなのか?文化祭ライブって、今はそうなの?ブルーハーツは好きだけどさ。
[ビデオ(邦画)] 5点(2007-02-19 00:03:17)(良:1票)
36.  4分間のピアニスト 《ネタバレ》 
脚本も演出も音楽もキャストも何もかもが、申し分なく素晴しいのに、ラストが腑に落ちない。イイ要素がすべて消化不良になり、ソコソコ面白いレベルに成り下がったカンジですね。「4分間」の演奏が気に食わなかったワケではないんですが。 期待しすぎたのかな?
[DVD(字幕)] 5点(2008-09-25 21:46:18)(良:1票)
37.  言の葉の庭 《ネタバレ》 
雨の日の四阿でゆっくりと逢瀬を重ねる見知らぬ二人。下手をすれば嫌味で陳腐なロマンスにしかならないような展開を、臆することなく描きあげて洗礼させた新海誠のセンスに脱帽するほかない。  「あなたは子供で、私は大人でしょ?」と、孝雄との距離を置こうとする百香里が、ラストに見せた結末、そこにに差した陽の光が奇跡的に美しく、愛しい。  圧倒的な美術と繊細な脚本という新海誠の真骨頂を、これ以上なく堪能できる奇跡的な46分でした。新海作品の信者である私にとっては、この点数以外ない。
[映画館(邦画)] 10点(2013-06-03 06:56:56)(良:1票)
38.  無法松の一生(1958)
損得の埒外で人のために尽くして生きることが出来たなら、それこそが仁義である。車屋であろうが軍人であろうが任侠であろうが八百屋であろうが、である。言葉で評する事すら下卑てしまうが、その「仁義」の体現といっていい「無法松」の美しくも不器用な生き様に、泣いた。泣けた。という事は、一応、自分の中にも無法松のDNAらしきモノが存在しているという証拠なのか。ならば、「一生」を生き抜くという素晴らしさ、ストイックさ、美しさに、少しでも近づきたいと、思った。
[DVD(邦画)] 10点(2007-04-07 22:57:50)(良:1票)
39.  アイアン・ジャイアント
ラストは読めたが、関係無く涙腺全開!余談だが、ウルトラQの、「ゴローと五郎」を思い出した。アホか俺は!
[映画館(字幕)] 10点(2002-08-20 12:47:26)(良:1票)
40.  ミミズバーガー
「正視に耐えん」作品は数あれど、この作品はそれらの群をとんでもないレベルで抜いている。ド変態映画の極北といって、過言ではないだろう。  平均点のカッ飛んだ低さに興味を持ち、近年にDVD化されたという事で本作品を観てみたが、この好奇心に従順な私のアホウさを、今回ばかりは呪わざるを得ない。  とりあえず、ラスト10分の畳み掛けるようなグロシーンに耐えた私を、誰かに褒めてもらいたい。私の胃や食道や精神だとかを、ここまで頑張らせた映画は、他にあるまい。
[DVD(字幕)] 0点(2012-06-05 03:43:45)(良:1票)

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