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クリムゾン・キングさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1655
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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81.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 
リュック・ベッソンお得意のネタ?のようでいて、近年のノリと勢いだけの感じを受ける作品よりは幾分かストーリーも複雑になっていて、二転三転する展開に最後まで楽しめる作品でした。 まあ、KGBのスカウト理由がそれ?とか、3年で超一流の超一流の諜報員になるとか半年でトップモデルになるとか、「ウソ~ん?!」なことも多いですが、それは主人公の美貌と、士官学校に通っていた(+親も軍人)という設定で強引に納得。 過去と現在を行ったり来たりしてちょっとテンポが悪いな~と始めのうちは思うのですが、作戦の導入部やその後の展開を描写するスパイものの作品には半ば仕方ないことですし、後半からは気になりませんでした。 何よりも、強くて美人で格好いいおねぃさんが男どもをバッタバッタと葬り去るレストランでの大立ち回りや、華麗にヘッドショットを決めてスマートに暗殺を遂行していく描写などがひたすら格好いいです。 ラストに関しても、男どもは無駄に翻弄され、女が求めるものを手に入れて去っていく「勝ち逃げ」感があってよかったですし、某南画のセリフ「裏切りは、女のアクセサリー」ともいうべき感じでm手玉に取られてる感があって、バカな男の一人としてはとても良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-31 15:51:39)(良:1票)
82.  ジャンヌ・ダルク(1999)
恐らく知らない人は居ないであろうフランスの英雄、ジャンヌ・ダルクを、スペクタクルなアクションやフランス特有の哲学的趣向を織り交ぜて描くなど、さすがリュック・ベッソンといったところだが、自分の国に誇りを持ち、たとえ知っていても他の言語を絶対に使わない頑固なフランス人が自国の英雄を英語で描いているとはそちらの方が少し驚きか。始めは救世主ともてはやされながら、最終的には自分の信じた王などにも見捨てられ、異端者として処刑されていく彼女は実に哀れだ。中世の教会とはかくも薄情であり、富と権力をむさぼり、自分の都合の悪いものは全て排除するという利己的な考えが充分見て取れるし、戦争とはかくも無益なもので、信仰厚きジャンヌはその十字架を背負うのにはあまりにも弱かったのだろう。
6点(2003-12-05 03:49:24)(良:1票)
83.  男はつらいよ 《ネタバレ》 
日本を代表する国民的映画、少し前までは釣りバカ日誌と並んでのお正月映画の顔的存在でした。 製作当初はここまで長く続く作品とは思っていなかったでしょう。 ストーリー展開は、後続のシリーズで展開されるテンプレートがほぼ確立されており、今更目新しいものはないですが、逆に何度見ても落ち着く展開。 寅さんのキャラクターは今で言えば時代錯誤、男としてというか人としてテンでダメなのだけれど、自分でもそれをわかりつつ、真っ当に生きられない不器用さ、そして物差しでは測れない人情、今の時代死滅してしまったかつての日本というか江戸っ子の姿を投影していて、どことなくノスタルジーというか、憧れのようなものも感じます。 そしてなんといっても冒頭の口上をはじめ、セリフの一つ一つがなんて聴き心地の良いリズム。それだけで聞き入ってしまう不思議な魅力満載の作品でした。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-08-22 15:53:11)(良:1票)
84.  オーシャンズ12 《ネタバレ》 
さて個人的には前作は泥棒映画の傑作だと思っているのですが、この続編はどうかと云えば、まあ良くも悪くも普通という感じです。 前作で強奪された金の返金作戦ということで物語は始動しますが、そっからなぜか“泥棒世界一決定戦”へとシフトチェンジ。 “放送禁止用語”ネタや、ジュリア・ロバーツ演じる”ジュリア・ロバーツ”、そして、実写版ルパンともいうべき驚愕のレーザートラップ回避云々…と、楽しんで作ってるんでしょうけど、どうも遊びすぎの感が強いかと。 特に、前作では綿密な計画で強奪を実行し、最後は鮮やかにだましてくれたのに、今回は、結局、みんな集まっても何もしてねぇじゃんという感じが強かったですね。それこそ12人もいらねぇ気がします。 とまあ、通して見ると、あまり人数が必要でない点、物語の焦点があまり定まっていない点などいろいろありますが、最後のくだりは泥棒映画らしくだましてくれたし、、映画だからこそできると言っても過言ではない曲芸…もといレーザー抜けがあまりにも良い味を出していたので、6点ということで。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-20 06:15:52)(良:1票)
85.  友だちの恋人 《ネタバレ》 
この作品がロメールの作品の中で一番好きです。共感しずらいところはあれど、それぞれが友達のことを思っている優しさ、一癖あるけど憎めない男性陣。 特に自分はブランシェに共感。「好きな人の前では緊張して無口になる」や、午後の静寂が不安になる、と言うくだりなど「わかる〜!」と言う感じです。 そして本当にインテリアやファッションがおしゃれ。 特にブランシェの棲むアパルトマンの洗練さ加減は雰囲気含めて「自分もこう言う生活したい!」と思えるほど。 ラストは拗らせ過ぎてどうなるかと思いきや「ちょっと待って?誰のこと言ってるの?」と言う感じで互いに違う人のことを話してて、「なんだよ勘違いかよ〜」で一件落着する様、コメディやコミック的な要素のはずなのにこんなに嫌味なくおしゃれに落とせるのはさすがだと思いました。 そして互いの恋人を略奪?したにもかかわらず、男女ともにお揃いの服でこの先も友情が続くことを暗示してるのもよかったです。 ほぼガールズ・トークなのですが不思議と飽きない魅力もさすがでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-03-09 19:54:42)(良:1票)
86.  バトル・ロワイアル 特別編
♪ママ~ たった今人を殺したよ あいつの頭に照準を合わせて 引き金を引いたら奴は死んだよ ママ~ ゲームは始まったばかりなのに ボクはもう友人を殺してしまった ママ~ あぁママ~ ママを泣かせるつもりじゃないけれど 3日後の今ごろになってボクが戻らなくても 今のままで生きていって…なぁんて、シラジラしくもボヘミアン・ラプソディをパロってみましたが、ぶっちゃけ何も考えずに見るとこーゆー映画です。しかし、この作品に込められたメッセージはとても深く、考えさせられる内容です。俺は、気に入ってる作品や心に残った作品はDVDを買って保存版にしてんるんで、この映画も、凄く考えさせられたことと、どうせなら通常版じゃなくて完全版にしようということ、そして栗山千明の出演作という理由がちょっとあってDVDを買ってしまい、この前イマジンさんと殆ど同じような理由で番外編を見てしまった俺です。皆さんの中にも、こんな映画グロいだけだとか、満点つける奴の気がしれねぇとか思ってる人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。ロックを例に取ってみますと、このジャンルの音楽が出来た当初は不良の音楽だとか駄目な人間の聞く音楽だとか散々言われましたが、ロックの持つ音楽性やメッセージ性のよさ、素晴らしさなどを理解する人が居たからこそ現在でもロックは存在しているわけで、これは極端な例かもしれませんが、映画にも同じことが言えると思うんですよ。なので、この作品を頭からけなしてる人は、もう少し良く考えて、この作品に込められた深いメッセージに気づいて欲しいと思います。
8点(2003-05-25 02:34:49)(笑:1票)
87.  ダークマン 《ネタバレ》 
漫画オタクライミ監督が撮った、コミック原作でないにも関わらずどこまでもアメコミ調のアクション・ホラー…SF? とにかく、設定がよくあるコミックヒーローのようなものですが、オタク監督である彼の事ですから、一癖も二癖もあります。 感情が爆発したときの演出はコミックを彷彿とさせるものですし、内容的には何方かも指摘されていましたがオペラ座の怪人、またはファントム・オブ・パラダイス(そして個人的にはフランケンシュタインの要素も少し加わっているのではないかと思います)と云った往年の作品にもオマージュが捧げられているように思えます。 また、元々心に葛藤を持った人物を描くのが上手い人ですから、そうした事も手伝って、笑いから狂気、または悲愴への転換がとても上手いです。 ま、B級であることには変わりないんですが、実はアクションが結構派手だったり、独特な世界観だったりと、近年彼が監督したスパイダーマンとはまた一味違う良さを放っています。 敢えて言うなら、死霊のはらわた至上主義者な自分としては、こっちの方が好みなんですが。
[DVD(字幕)] 8点(2003-05-07 20:34:05)(良:1票)
88.  下弦の月 ラスト・クォーター
えっとですね、他の皆様が仰るとおり、“世界一長いHYDEのプロモ”ってのに賛成です。まあそれだけ重要な役って訳なんですけどね。演技の方は、まあ本業の俳優でもないのでまあ大目に見ましょう。それから↓Ronnyさんの仰るとおり、アダム役にデヴィッド・ボウイってのは正に適任って感じですね(笑)。映像の方も何処となく暗くてまた幻想的だし、話のほうもなかなかいいと思います。でも、一番よかった事といえばやはり“珍しく殺気を放っていなかった栗山千明”が見られたことですね(笑)。
6点(2004-10-28 18:45:45)(良:1票)
89.  ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
30万人という驚異的な人数を動員した無料コンサート、観客は皆クスリでぶっ飛んでいて、いたるところで乱闘騒ぎ。ステージ上にハイになった連中が上がりこんできて演奏が中止される事など、今では考えられない、というか先ずありえないコンサート。 そして、それが最高潮に達した時、警備を担当していたヘルス・エンジェルスがハイになった黒人青年を刺し殺すという事件が起こる…。 この。ストーンズの歴史上、いやロック史上に残る惨劇として知られる「オルタモントの惨劇」を捕らえたのがこの「ギミー・シェルター」。 劇中でミックがSympathy for the Devilを演奏している時に言う台詞「これをやると絶対何かが起こるんだ」に表現されるように、始る前から何かが起こる予感がしていた。 この、ロック史に残る名曲でありながら、ロック史に残る惨劇に拘っているいわくつきの曲Sympathy~。しかし、だからこそ俺はこの曲が好きだ。邪悪さゆえのカリスマ性が心を捉えて離さない。これとキング・Cの21世紀の精神異常者、イエスの危機は俺の生涯のベスト・ソングだ… って、レビューがとんでもなくあさってな方向に飛びすぎちゃったけど、とにかく、ストーンズが最もストーンズらしかった時代、ロックが最もロックらしかった時代の遺物として、見ておく価値は充分にあると思う。点数は、これは面白い面白くないの基準で測る映画ではないので5点、+様々なヒットナンバーが聞けるので1点の計6点という事で。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-05-26 18:53:48)(良:1票)
90.  REVENGE リベンジ(2017) 《ネタバレ》 
ストーリーは至ってシンプル。しかし所々の映像は結構センスあって良かったですし、ゴア描写も痛い描写、グロテスクな描写満載で満足です。 勘違い野郎の気持ち悪さや太った男の嫌さしさ、口元のアップなど生理的に嫌悪感を抱く演出も満載で、こいつらが後半血祭りに上げられていくので爽快感もあり、ラストの長回しからの素っ裸での追っかけっこなども緊張感があって良かったです。 土手っ腹に穴が空いてんのに元気すぎじゃない?とか(一応麻薬の力を借りているにしても)、あの高さから落っこちて串刺しになったのに生きてるってすごくない?とか、勘違いする方が(レイプする方が)完全に悪いけど、あんたも挑発してたじゃん?とか色々突っ込みはあるんですが、何も考えてなさそうな主人公が後半、段々ハンターの顔になっていく様が格好良く、色々と楽しめたので結果は良かったです。 惜しむなら、もう少しテンポよければ良かったのになーと思ってしまったので、今回は6点で。ゴア描写のみで言ったら7点以上でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-07-16 02:05:41)(良:1票)
91.  ダンス・ウィズ・ウルブズ 《ネタバレ》 
俺はこの作品を“完全版”で見ました。さすがに3時間58分は長かった。見た後に正直疲れたし、途中物語の整理をするのが大変でした。しかし、この作品のテーマには凄く深いものがあります。南北戦争の時代、インディアンは敵とみなされていました。しかし、ケヴィン・コスナー扮するジョン・ダンバーは彼らに興味を持ち、次第に交流を深めていく。その掛け橋となったのが、以前に彼らによって連れ去られた白人女性“拳を握り立つ女”。彼女は、ずっと使ってなかった英語を必死に思いだし、何とかジョンとコミュニケーションをとろうとするのです。彼らの交流は次第に深まり、ついには一族の一員として迎えられるのですが、そんな日々も長くは続かず、政府はジョンに反逆の罪を課す。このままでは関係の無い彼らにまで危険にさらすことになる…そして、ついに、彼は“拳を握り立つ女”と共に、スー族との別れの時を迎えるのです。そこには、人種や民族を超えた一種の愛が感じられます。唯一つ、残念に思うのは、ジョンがパートナーに選んだのが、“拳を握り立つ女”、つまり、自分と同じ白人を選んだということです。俺にはどうしてもそこに、白人の優越のようなものを感じてしまいます。映画自体、凄くいいことを語りかけていると思うので、その部分を考えると、余計に現実世界における白人の絶対主義のようなものが感じられて非常に悲しいと思います。
6点(2003-05-26 19:28:12)(良:1票)
92.  イベント・ホライゾン 《ネタバレ》 
【バイオハザード】でもう一度盛り返してきているようなポール・アンダーソン(ポール・トーマス・アンダーソンじゃあない)が作り上げたSFホラー。今をときめく(?)ローレンス・フィッシュバーンやサム・ニールといったBIGな顔ぶれも居ますけど作品の出来としてはイマイチ。というのも全編通して「どっかで見たことある」映像が満載なんですわ。例を挙げるとすればエイリアン、フラット・ライナーズ、シャイニング、ヘルレイザー等…さすがにオーメン3でダミアンを演じてるサム・ニールだけあって後半のピンヘッドもどになった時も抜群のはまり役ですが、見た後「凄いもの見たぞ~」ってな達成感を味わえるもんじゃありませんね。5点。
5点(2004-02-22 13:53:26)(良:1票)
93.  URAMI ~怨み~
ロメロって、やっぱりゾンビ1発だったのかなって思わず感じてしまうが、一つの作品としては、後半がやや降り気味ながら、周囲の人々からいつも裏切られ、ある日起きたら突然自分の顔(アイデンティティー)が消えて、今まで自分を落とし入れてきた人々に復讐して、新しい自分になるっていう設定は中々手堅く纏めた方ではないだろうか。でもここまでパッとしないのはやはり、ロメロは“アヌビス3部作”という文字通り映画史に残る傑作でここまで大きくなった人なので、撮る作品撮る作品どうしてもそれら“傑作”と比べられてしまうという普通の監督よりも少し厳しい立場にいるからなんだろう。確かに彼が撮ってきた他の作品はアヌビスに比べテーマ性もエンターテイメント性もイマイチだが、それらと比べなければ中々面白い作りをしていると思う。
6点(2004-05-11 03:16:32)(良:1票)
94.  悪魔の赤ちゃん
傍から見りゃただのB級モンスター映画だが、実はこれ、薬害問題を扱った社会風刺だったりする。モンスターもとい異形の赤ちゃんは別に殺しが趣味なのではなく、ただ防衛本能が強いだけ、そのことに気付いた父親は最後、この子だって生きてんだと悲痛の叫びをあげる。作品自体もいかにもなB級だが、ストーーリーは割りとしっかりしていたりそれなりに恐怖シーンが入っていたりと以外に良作な1本。
7点(2003-11-01 01:05:43)(良:1票)
95.  夜の大捜査線 《ネタバレ》 
文字通りうだるようなレイ・チャールズの主題歌を冒頭に、都会からやってきた敏腕刑事が片田舎で起こった殺人事件を、地元警察と悶着を起こしながら一緒に解決していくというストーリーは今の時代からすれば常套的なものです。 しかし、今よりも黒人差別が顕著だった60年代、しかも保守的な南部という地域設定も手伝ってか、普通であればコメディにでもなり得そうな題材がとてもシリアスなものになっております。 事件そのものは大したものではないですが、あからさまな人種差別に耐える主人公、そして彼の手を借りなければならないながらも存在を煙たがっている警察署長の2人の衝突は普通の犯罪映画の刑事たちの関係とは少し違う、もう少し深い葛藤を感じます。 物語が進むにつれて、二人の心境も徐々に変わっていますが、完璧な友情ではなく、あくまで若干の好感、というところで止めておいたのも、作品全体のバランスとして良いと思います。もっとも、時代的なこともあるでしょうが…
[DVD(字幕)] 7点(2011-02-23 01:59:15)(良:1票)
96.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
前作の「次はどうなる!?」というラストからとうとう迎えた3作目。正直「どうなる、これ!?」としばしの不安を抱きながらの鑑賞となったわけですが、いやいや、凄かった。 さすがに3作目ともなればアクションシーンは見慣れたものとなり、それほど驚く内容でもありませんでしたが、それでも大スクリーンで見る価値は十分あり。 そして気になっていたハリーとの因縁の対決の結末…。 正直、何やら後付けと思わしき部分もなきにしもあらずですが、いやいやしかしそう落とすとは!! あのハリーとの絡みが本作最大の見せ場だと思います。うん。 それに今回もひそかに期待していたブルース・キャンベルの活躍…。いや、活躍はしませんよ。だけど個人的にはこの絡みも見せ場ではないかと(笑) とにかく、ストーリーも納得のいくものですし、とにかく最初から最後まで楽しめる作品なので、見て損なしだと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-02 02:48:44)(良:1票)
97.  ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ 《ネタバレ》 
散々言われているように「13日の金曜日」をはじめとしたスラッシャー映画をパロっている割には肝心の残虐な殺人シーンがほぼない、というのはちょっとパンチがかけてると思います。 しかし、主題が80年代に流行った作品群をオマージュしつつ、スラッシャー映画に登場す「ただ殺されているだけのキャラクター」に焦点を当てたコメディとしては、十分面白かったですし、なんかこれから登場人物たちのこととをもう少し考えようかな、と思いました。 死別したお母ちゃんとの映画の中での再会も、セリフである通り「映画を見ればいつでも会える」というのが、本作に限らずに全ての映画に言えることだな、と思い、不覚にも感動してしまいました。 あとはやっやり主演のタイッサ・ファーミガの可愛さにつきます(笑)
[インターネット(字幕)] 7点(2021-08-12 14:05:27)(良:1票)
98.  沈黙の陰謀
セガールって今回医者役ですよね?それにしちゃ随分強いなぁ…っていうか、全然沈黙してないんですけどどうなんでしょう?以前にも書いたと思いますけど、これはセガールが沈黙するんじゃなくてセガールにボコにされた方々か沈黙するって意味なんでしょうか??感想…感想ですか。子役の女の子が可愛かったな…って、ダメですか?
5点(2003-12-12 01:52:24)(笑:1票)
99.  イレイザーヘッド
お金が無くても、否、お金が無いからこそ面白い作品が出来るということをこれでもかといわんばかりに語っている作品。それが証拠に、ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド、悪魔のいけにえ、死霊のはらわた、バッド・テイストなど、名作視されているまたは製作からかなりの年数が経った今でも根強い人気をもってる作品はどれも低予算の映画だった。A級にも、十戒やベン・ハーなど、映画史に燦然と輝く大傑作はあるが、殆どの場合は、途方も無い予算をかけて超有名な役者人をそろえ、最新の技術をふんだんに使えば内容がイマイチでもある程度の興行収入は得られる。それに引き換え、B級は金が無い。なので有名な役者も雇えない、技術もチープである。だからこそ、人々をひきつけるようなストーリーや脚本を作ろうと必死になるのである。それに確かにB級は駄作は多い。しかし、B級で肩透かしを食らうのとA級で肩透かしを食らうのでは明らかにレベルが違う。本作品も、新聞配達をしてセットで寝泊りをしながら完成させたというエピソードを聞けば低予算と一目瞭然。しかし正直な話、ここまで衝撃を受けたのも久しぶりだ。主人公の彼女の家族の異様さ、見るからに不気味な赤ん坊、精神をキリキリと引き裂かれるような不快極まりないサウンド、そして徐々に交差する悪夢と現実など、20年近く経った今でもその衝撃は一向に色あせることは無い。
[DVD(字幕)] 9点(2003-11-21 19:22:04)(良:1票)
100.  ナザレのイエス
“長い映画”というのが世の中にはありますが、この【ナザレのイエス】は、普通の長編作品なんかよりも遥かに長いです。完全版はなんと6時間11分!まあ元々がテレビ映画だったのでこの長さも納得ですが、流石にこの長さになってくると3時間を越えた辺りから疲れてきます。でもやっぱり1人の人物の辿った生涯の軌跡を全て映像化すると4時間じゃ足りないんでしょうか?いや、しかし、この映画、長いながら(長いからこそ?)とても見ごたえがありました。ロバート・パウエル、オリヴィア・ハッセー、ローレンス・オリヴィエ、アン・バンクロフト、アンソニー・クイン、イアン・ホルムなどの豪華な出演陣、そして、当時を見事に再現した建物、衣装、聖書に基づいて展開していく救世主、イエスの物語は、宗教などを超えた大きな“愛”が感じられました。なのでこの映画は、キリスト教の宣伝映画などといった考えを捨て、全ての人を愛した1人の男の物語として見ていただきたいと思います…といっても、こういうものを見るのは私のような物好きだけでしょうが…。
[DVD(字幕)] 8点(2003-12-25 04:17:02)(良:1票)

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