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コメント数 204
性別 男性

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1.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
本当に久しぶりに見た。年齢を重ねたからか、高校からの思春期を描いた傑作だと思えた。学校ではさえなくて、勉強もできないけど自分の価値はこんなものじゃ計れなくて「何か」になれると誰もが信じているあの時期。もちろん教師達はほとんどの人間が特別な人生を送るわけではないということを当然知っていて、学校にすらまともに適応できず、継続性がない彼らに「ろくな未来はない」と断定する。実際そのとおりなのだが。一度負けたくらいでボクシングを投げ出し、自暴自棄になってやくざになるような奴は結局何をやっても成功しないし、目先の快楽におぼれてボクシングの練習に身を入らないような奴は決して成功できない。モロ師岡が演じるくたびれたボクサーも非常に印象的で、現実の工場の労働から逃げ、かつて手にした栄光にしがみつき、努力もせずに、夢という甘い言葉でごまかし、無駄に年を重ねピーターパンになっている姿は、だらだらと芸暦を重ねた多くの芸人崩れを見てきた監督ならではの登場人物だと思います。またこういう人たちはネガティブなオーラを持ってて足を引っ張るんですよね。とくに若くて才能があった場合に。そこで誘惑に負けないのが真の成功者なのでしょうが。バカにされ続けても愚直にアタックを続けた男が女を妻とできたことも夢というか、目標に向かって継続することの大切さみたいなものを言いたかったのだと思います。芸人として大成功した監督だって、昔芸人になるって言ったときには周りにはバカにされて、絶対に無理だと言われたはずなんですから。最後の台詞をどう思うかなんですが、もっと若ければ(まだ20代ですけど)「若いんだからまだまだこれからだよ」というポジティブな意味で捉えていたのですが、今の自分にはフランス人たちがこの映画を観た感想と同じように「ああ、こいつら終わってる。きっと何をやっても根気強く継続的に努力もできず、決して一角の人間になることはできないだろう」と思いました。(『カイジ』とか読んでるからこんな風に解釈するのかもしれません。笑)漫才ブームの時には図書館から部屋がいっぱいになるくらい大量の本を借り、必死に努力を重ねた結果、大成功を収めた監督からの「自分は特別」と思ってる具体的な努力もしない若者達への痛烈なメッセージ。時間は「リターン」することはできないんだから将来に向けて努力を積み重ねなくては、と強く感じました。
10点(2005-01-28 22:53:59)(良:7票)
2.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
非常に面白かった。子どもの能力や個性は違うのは当たり前。個人の個性を見抜き、適材適所で自己の重要性、責任感を認識させ、達成感を味あわせる。誰もが演者に成れるわけではないが、裏方にも自分のできる仕事はあり、それはとても大切なこと。内気で前に出られなかった少女が実はものすごい才能を持っていて、このことがきっかけで前に出られるようになる。伝統校ゆえに校長も規律に縛られ、自由に考えることができない。反抗期の象徴であるロックを通じて、自分自身を表現することを覚える姿には素直に感動できます。まぶしすぎる子ども達の輝きの前に、主人公も最後には自分の才能のなさを自覚し、ミュージシャンで成功することをあきらめる。これも大きな成長なのだと思います。ステージで自らやりたいことをして輝く息子を見てうれしくなってしまう両親。教育って本当に難しい。
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-09 12:06:25)(良:2票)
3.  ロード・トゥ・パーディション
ジュードロウのわざとらしすぎる禿げっぷりに、なんだかハンサムだからこそできる嫌味を感じてしまいました。
6点(2004-01-04 10:54:41)(笑:2票)
4.  シャイン
父親の理想を押し付けた洗脳っぷりに唖然とするとともに、主人公の境遇に悲しくなった。父親は貧乏なため金持ちにコンプレックスを持っており、息子が成り上がろうとする時期に、嫉妬の感情からかピンポイントで邪魔をしているんですよね。息子のためを思っているようで実は自分より幸せになって欲しくない。典型的な神経症の人間です。子どもは親が喜ぶ姿を見て安心し、自分の選択ができなくなる。思春期に反抗期もむかえず、常に親が薦めた選択をしてきた「いい子」が大人になって精神的におかしくなることがよくあります。自分で選んだようで、親に決められた人生。「あなたのためだから」といって、見栄のために自分の子どもを自己実現の代理戦争に駆り出している親にぜひ観てもらいたいです。 
9点(2005-03-09 00:46:55)(良:2票)
5.  アイデン&ティティ 《ネタバレ》 
人が大人になるときに、捨てるものがロックなのか。誰もが通過する夢と現実を描いたほろ苦い青春映画に仕上がっていると思います。ただこういう夢追い系映画はやっぱり男性のもので、男性より早く大人になってしまう女性には共感しづらいものなのかなとも思いますが。岸部四郎のデスクの上にあった若いころの写真とタンバリンには爆笑してしまいました。彼はタイガース時代楽器が演奏できないためタンバリンを叩いていただけだったそうです。本棚にはゴルゴ13がぎっしりあったり、こういうところでもニヤリとさせてくれます。最後の生放送のライブのシーンで自分のやりたいことをやらせてもらえないからと言って暴走するシーンがあるのですが、昔の自分だったら、自由に演奏させない大人たちを困らせる暴走に共感したのであろうが、今の視点から見ると「困ったことしてるな、仕事なんだから言われたとおりにやれよ」と思ってしまう。そう考えてしまうことに「ああ、俺もオッサンになってしまったんだな」と妙に悲しくなってしまいました。
7点(2004-10-08 09:59:39)(良:2票)
6.  シックス・センス
一回目の鑑賞中に「秘密」に気づいた人は大きな優越感に浸れ、気づかなかった人はびっくりさせられ、「秘密」を前提にもう一度みたくなり「ほおー確かに」と納得させられる。たいしたもんだ!
8点(2003-12-13 04:51:15)(笑:1票)
7.  草原の輝き(1961) 《ネタバレ》 
子どもを通じて自己実現をしようとする親。いつの時代も変わらないんですね。油田開発で裸一貫から成功した父親は息子に、自分が得ることのできなかったアカデミックステータスを与え自己実現を図ろうとする。姉の分まで期待され、自分の意思で人生の選択をすることができなくなったバッドに同情してしまいました。ディーニーも母親によって貞操観念を刷り込まれ、性に対して罪悪感を持つまでにいたる。ニューヨークで父親がショーを見ながら息子に対して発する贖罪の言葉、病院から出てきた娘にいう母から言う自分の子育て方に関する贖罪にツーンとくる物がありました。戻すことのできない過ぎ行く時間の流転、感性が敏感すぎる青春という二度とない時間の輝き。名作です。
9点(2004-12-15 20:50:49)(良:1票)
8.  25年目のキス 《ネタバレ》 
いい映画。さえない高校時代を思い出させる作品。よく見ると仮設遊園地でのパイ投げはグリース、プロムのシーンはキャリーなど名作青春映画へのオマージュが随所にありますねえ。弟は高校時代、姉がいじめられるきっかけをつくったために若干の罪の意識を感じてだろうか、人気者に仕立てようと協力しているのがなんともほほえましかった。姉、弟ともに再生の物語なのであるが、ホームパーティーで未来への希望あふれる高校生の彼女と弟の会話で「ハワイ民芸品の店での仕事はバイトでしょ?あんな仕事一生続けてたら惨めよね」みたいな会話があったのですが、これは結構いいシーンだと思った。
8点(2003-12-30 23:37:58)(良:1票)
9.  マレーナ 《ネタバレ》 
主人公の少年を見て、ドキドキしながらエロ本を買った中学1年を思い出し青すぎるノスタルジーに浸ってしまいました。今は周りに女性がいても平気でアダルト誌を立ち読みしている自分がいて、鈍感になってしまっていることに嫌になってしまいます。男性ならば誰もが共感できる思春期に通過する性的儀礼なんじゃないかなあ。好きな女性と一緒にいる姿を妄想したりするのも。半ズボンから長ズボン、床屋の席、タバコなどわかりやすい表現で大人への階段を登る主人公の姿を表現できていたと思います。女性の観点から見ればあまりに美しすぎる女性は嫉妬され、たぶん鑑賞した女性の皆さんは嫌悪感を感じていると思うしそのようにレビューを書いている方が多いですね。なぜなら大部分の女性は町の女性であり、マレーナではないから。そりゃあ美しい人に心のそこで苦々しい嫉妬の視線をむけている自分をリアルに表現されれば嫌なものも感じますよ。現在のように生活保護もなく、不安定な政情の中、戦争により、亭主、父親を失い生計手段がなくなったとき現実的に春を売るくらいしか生きる手段はなかったことも容易に想像できますし、それを決意したときに紙を自分で切るシーンなども印象深い。面白かったです。
8点(2004-04-11 19:10:52)(良:1票)
10.  ムーラン・ルージュ(2001)
これは好き嫌いが分かれますね。私は面白かったです。二コールキッドマンは高貴なフェロモン姉さんってイメージだったんですけどコミカルな演技もあってよかった。ヤフーでムーランルージュと検索すると同名の大人のお風呂やさんがヒットしてにやりとしてしまったのは私だけでしょうか?
8点(2003-12-13 04:58:23)(笑:1票)
11.  初恋のきた道 《ネタバレ》 
初めは「遺体なんて車で運べばいいじゃねえかよ。わがまま言ってんじゃねえ」と思ったのだが、映画を観ていくうちに納得。これは手で運ばなければだめだわ。皆が経験する、そして記憶の中で大幅に美化される(笑)初恋を本当に美しい女優、映像で表現されていてとてもすばらしかったです。過疎の村にはなんにもなく、教師の声(すぐ飽きられるが)、恋愛なども娯楽になるんですね。豊かになるには教育が必要であるが、その教育を受けた若者達は村を出て、より過疎が進んでしまうという皮肉。遺体を運ぶために集まったかつての教え子達。一人の人間が残した無形の財産なんですねえ。いいー映画です。
7点(2004-05-09 12:10:17)(良:1票)
12.  スタンド・バイ・ミー 《ネタバレ》 
オッサンになりつつある私には素晴らしすぎる名作だった。アメフトのスターの兄にコンプレックスを感じながら、自分は何もとりえのない人間だと思い込んでいる主人公。できるのは物語を空想するくらいで、小説家にでもなりたいと夢見ている。兄がやさしく抱きしめているシーンや食卓で弟が作った物語をほめているシーンには涙が出そうになりました。弟にも素晴らしい才能があるんだよ、と。「お前には才能がある」と励ますリバーフェニックスもいい。皆さんはゲロの話を下品といいますが、12歳くらいの少年が考えられる話なんてあれくらいのものでしょう。その話をするように薦めているのもリバーなんですよね。リバーも頭は悪くないのに、悲惨な家庭環境、教師にも裏切られ、将来が描けない。進学クラスに入りたいが無理とあきらめている。この旅で主人公が励ますことがなければ進学せず、登場する町のチンピラになるのが妥当だったのでは。最後に「この町から出られるのかな?」と言っていますが、環境に負けず未来を切り開き、弁護士になれたのは、旅にでて小さな町がより小さく見え、励まされ、チンピラにも屈しなかったからでしょう。人生は永遠に続き、まさか自分が死ぬなんて思ってもいない。しかし同年代の少年、兄は現実に死んでいるわけで、人生を考えるきっかけになる。大人が二度と戻らない少年時代を想起させ、ノスタルジーに浸るというだけではなく、現在の少年もぜひ観て欲しいです。あと、作家になった主人公になんか見覚えがあるな、と思っていたらアメリカングラフィティで優等生を演じていた俳優でした。最後の飛行機のシーンで「作家になった」という字幕がでていたのを思い出し、それも少し関係あるのかな?と思いました。きっとそこまで考えてないな(笑)
10点(2005-03-28 01:37:49)(良:1票)
13.  愛と青春の旅だち 《ネタバレ》 
タイトル、内容ともにあまりのクササに軽く赤面してしまいながら観ました。軍の訓練所があるところが工業地帯で低所得者層の集まる地域で女性は気合を入れてダンナを見つける。それがまさにどうしょうもない貧困から脱出する最後の手段だから。時に妊娠を偽り、計画的に妊娠したりして追いこむんですね。そうでもしないと13週間という短い訓練期間で結婚まで持っていけない。訓練の厳しい期間の慰めのための遊び相手として期間が終了しだい捨てられるか、子供を孕まされて逃げられるかのどちらかしかない。 デブラウィンガーの母親もかつて経験した失敗。印象に残ったのはバーで地元の若者に絡まれるシーン。低所得者層の自分達と将来が約束されている軍のエリート。多分に嫉妬の感情はあると思うのですが、やっぱり地元の女を横取りされる気分はいいものではないでしょう。せめて一発くらい殴らせてあげればよかったのに(笑)。人間不信のトラウマを背負った若者の成長。一度は観てもいいと思いますよ。
7点(2003-12-19 21:49:03)(良:1票)
14.  セックスと嘘とビデオテープ
直球すぎるタイトル。かといって過激な性描写があるわけではない。「セックス」という単語に過剰反応する中学生のころ、友人が親に隠れて深夜に放送されていたこの映画を録画予約したというのを自慢げに話していたのを思い出しました。内容はなかなか深いですね。親友、姉妹という美しい関係に秘められたグロテスクな背徳。ビデオテープを通してこそ語られる真実の中身。本音と建前、複雑な人間関係などある程度大人になってからじゃないと楽しめない映画ですね。中学生のころ彼はこの映画を後でこっそり観て楽しめたのだろうか?
7点(2004-01-18 17:22:12)(笑:1票)
15.  処刑人
デフォー最高!でも内容には共感できなかったなあ。確かに悪事に巻き込まれた被害者はかわいそうだけど、世の中奇麗事だけじゃなくマフィアなども含めて円滑にまわっているわけで。。。自分の価値観を正当化させ殺人をかっこいいとか思ってしまう人がでてしまわないことを祈ります。
3点(2004-02-22 03:25:25)(良:1票)
16.  ゴッドファーザー
内容、映像、音楽、すべてにおいて重厚感をたたえた名作。復讐が復讐をよぶ無間地獄の世界で切なさがたまりません。堅気のマイケルが結局継ぐことになるという皮肉。初めのほうは普通の青年という印象だったのに父の暗殺未遂をすぎたころから徐々に風格を漂わせ始めるアルパチーノの存在感もすごい。ただの娯楽作品ではなく時の流れと人生の流転を含めていたため現代も受け継がれる名作足りえたのでしょう。
10点(2004-02-29 12:11:22)(良:1票)
17.  グリース
前のぴよさんも書いていますが、私もさえない青春だったのでこういう系統の映画にどうしても高得点になってしまいます。ハグしたあとに髪を直すシーンなんかも面白い。くだらないと言っちゃあくだらない。でも「青春ノイローゼ」気味の私にはまぶしすぎる名作です。
8点(2004-05-16 19:57:05)(良:1票)

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