1. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 とうとうこの映画を評価します、初めてこの映画を見たときの印象は、もちろん「最高!」でした。しかしこの映画はきっと万人受けする映画じゃないんだろうとか思っていました。が、しかしこのサイトでの評価を見てびっくりしました、この10点の多さに。ああ、、このサイトにいる人はほんとセンスが良い・・。現にこのサイトでの高得点がついている作品は他人に進めれるような面白いものが多く、本当に参考にさせてもらっています、映画の感想はというと、脚本の完成度に驚かされますが、人生にはどうにもならない事が起こったりする、だけど自分の努力次第で克服する事ができるって本当に思わせてもらいました、冤罪のまま脱獄っていうのが気になっている方も多いようですが、どうにもならない中で自分に出来る事をする、それが人生なんですよね。 [ビデオ(字幕)] 9点(2006-04-17 19:17:10)(良:2票) |
2. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 レビューの点数を見れば 一般の方がどういうストーリーを望んでいるのかは一目瞭然ではないだろうか。 謎が多い映画や考えさせられる映画が高得点を出すことの多くなって来ている昨今ですが、映画というのはやはりレビュー1位にいるように「バックトゥザフューチャー」のようなエンターテイメントを求めている、分り易くて見終わった後の「面白かった!」っていう純粋な気持ちが大切なのかもしれない。 しかしながら私はこの映画を評価します。 もともとこういう尻つぼみ的なストーリーなのですからそこは仕方ありません。 だが、それを差し引いても余りある恐怖がスピルバーグによって生み出されているではありませんか、特に雷がなりはじめた頃からの30分はまさに圧巻! 恐怖映画のほとんどは閉鎖された空間だったり夜だったり、何もなくとも不安にさせられる場所に頼っていることが多く、私は今だかつて真昼間のしかも人が大勢いる場所で襲ってくる「恐怖」に対して恐怖を感じた事はありませんでした。(インディペンデンスデイ)なんかは派手だなーという印象以外何も受けません。 それほどトライポッドに人々が消されていくシーンは衝撃的以外の何ものでもありません、他にも暴徒と化した人々はまるでゾンビ映画を見ているようでした。 ストーリー云々ではなくスピルバーグの演出する恐怖に注目してください。 これはホラー好きは見ておくべきかと。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-14 17:48:51)(良:2票) |
3. スターリングラード(2001)
この作品を見るまでジュード・ロウの存在感にまったく気付いていなかった自分が恥ずかしいと思いました。ジュードロウにしてもエドハリスにしても表情、特に「目で演じている」と強く感じるシーンが多い。戦闘はやはり残酷なものでヴァシリが英雄に祭り上げられていく戸惑い、実際の戦争でこの二人と戦いがあったのかどうかは疑問ですがスナイパー同士の戦い!一瞬の隙を逃さないスペシャリスト同士の戦いには圧巻。 かっこよかったです。 しかしレイチェルワイズは良い女優だ。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-02 00:51:40)(良:1票) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 この映画は色々な事を伝えています、聞く人によっては奇麗事ばかりならべているように聞こえるかもしれない。指輪の力に負けてしまう弱い心、裏切り、窮地に立たされても自分の利益ばかり考え協力をしない王達、しかし最終的には国をも動かしてしまう個人の強い気持ち、フロドや旅の仲間のしてきたことが伝わったとき人々そして種族を越えた友情によって悪に対しての最後の抵抗をする。 しかし一番の見所は旅の仲間、特にフロドとサムの友情です。 原作を読んでいない為フロドとサムとの関係は深くは知りません、サムはフロドの為に命を懸けてこの旅に挑んだ、この旅に力のないホビット達が挑んだその時点で彼らは勇者でした。 エンディング、王となったアラゴルンが、頭を下げるフロド達に「頭を下げる必要は無い」と言い全員がひざまずくシーン、背筋がぞくっとしましたね。ホビットという力も無く外界に興味のあまり無い種族が世界を救ったのだという実感、そして1作目で指輪をどうするかでもめた時にフロドが自分が行くことを決意したあのシーンを思い返しました、「フロドがいくなら俺たちも行く」そういって4人のホビットが旅立ちました、あの時ホビット以外の人間達は仲間割れし、指輪の魔力に負けていた、あの時の決断が全ての結末へとつながります。 みなさんの感想にもある通り確かにこの作品はサムの視点から描かれている場面がいくつかあり、今作はサムの見せ場が多く限りなく彼は主役でした。 確かにフロドは指輪の魔力に負け、1作品目でガンダルフがゴラムを生かした事、そしてサムの助け無しには成し得なかった指輪破壊。 しかし主役はやはりフロドなのだと思います。 ビルボから引継いだ指輪、完全に巻き込まれてしまった形で始まった帰ることのない旅、指輪の魔力に徐々に支配され誰も信じる事ができなくなっても同じ境遇にあるゴラムを正しい道に導こうとし助けようとする、そして最後にはこの旅から帰る事はできないと決意する。指輪の重荷はサムには背負わせることなく自分ひとりで受け止め、エンディングでは 「灰色の雨のとばりにまとわれ、やがて全てがガラスのように透き通り、銀色の世界が広がる。その先には輝く白い岸辺、暁の太陽が昇る場所に着くだろう」 と、ガンダルフが語っていた死後の世界へと旅立つ・・ ビルボとフロド、そしてサムに引継がれ彼らの旅は伝説となり語り継がれていく・・ 最高でした! [映画館(字幕)] 10点(2005-11-01 02:45:06)(良:1票) |
5. 座頭市(2003)
《ネタバレ》 カッコイイ映画でしたね。 殺陣が上手いとかそういう問題ではなく北野流の時代劇が見てとれます。 なるほどこいつらが悪者だったのかという一応の意外性ストーリーを含みますがそういのはオマケに過ぎない良くある話ですから。 それでも北野たけしの独特の空気が上映中終始流れています。 市のせりふは全体を通してもおしゃべりなほうではなく黙っていることが多い 服部源之助にしても少ない、この主役二人はあまり喋らないのです、他の脇役が喋り色々な事件が起き、戦う必要の無い何の恨みもない二人が戦うことになります。 実際、服部源之助は奥さんの病気の為に用心棒したりと主役でもおかしくない役どころです、反対に市は特に良い人間ではなく巻き込まれたからやっちゃったみたいなところがあります、きっとそういう正義の味方!っていうのではないただただ強い市が偶然通りかかった村で事件に巻き込まれて組織を潰してしまう!そういうアウトローなところがカッコイイと感じたのですね。 とにかく北野たけし、浅野忠信の二人さすがに上手いですね。 [地上波(字幕)] 7点(2005-11-09 01:10:21)(良:1票) |
6. フレディVSジェイソン
《ネタバレ》 夢の対決ですね、もちろん映画館で鑑賞しました。 点数は低いですがホームとアウェイの激しい優位性が面白かったです。 夢の中では完全にやられていたジェイソン(それでも不死身すぎ) どっちかというとジェイソンを応援していた私は最後フレディを夢から引きずりだしてジェイソン優勢になったときにはかなり盛り上がりましたねー。 ジェイソン!ジェイソン!という応援が心の中で木霊していました! 面白くないと分かっていながらDVD購入、是非どちらかを応援しながら見てください。 [映画館(字幕)] 3点(2005-11-02 01:09:00)(良:1票) |