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21.  アンモナイトの目覚め 《ネタバレ》 
実在した人物ですが、メアリーとシャーロットの関係は史実とは言えないし、シャーロットも夫のロデリックも地質学者でいつも一緒に旅をしていたようですね。 セリフも登場人物も少なく、風景とメアリーの動作、表情で語られてるといってもいいくらいでケイト・ウィンスレットて凄い女優だなと今さらながら感心。シアーシャ・ローナンの透明感と儚げなんだけど、1本芯が通ってる雰囲気も魅力的です。 映画全体としては静かで淡々としているのに、いまにもメラメラ燃え上がりそうな二人、特にメアリー、そしてラブシーンとなると映像も感情もしっかりはっきり映し出すというこの対比が絶妙だと思いました。新旧の女優さんたちが抜群ですね、良い映画。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-23 14:18:41)
22.  悪なき殺人 《ネタバレ》 
ある女性が吹雪の夜に行方不明になり、その地域の住人や関係者それぞれの視点で描かれていてなかなか面白かったです。 「偶然」の重なりとか「愛」を求めるなんて解説も目にしましたが、コトの成り行きで確かに偶然はあるにはありますが ひとりの女性が行方不明になってしまう原因となるものは無意識とかピュアなものではなく、人間の欲や利己的なものが原因と感じるし、勝手な思い込みというのも気を付けないといけませんね。一方的というのもよくないですね。 あちこち聞き込みをする警察官もそのうち何か露呈するんじゃないかとまで思ったんですがそれは考えすぎでした。 コートジボワールにまで話が及ぶところがネット時代だなと。本当にキチンとそれぞれの視点、経緯で語られていて徐々に徐々に真相がわかるというのがいいですし、時系列に戸惑うこともないです。 邦題の「悪なき」というのがちょっとよくわからないです、直訳じゃサマにならないのはわかりますが。 マリオン役の女優さんがウマ・サーマンによく似てるなと。名前が、名字がなかなかおぼえられそうにありません。文字入力もめんどくさそうです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-20 15:48:45)
23.  アメリカン・ドリーマー 理想の代償 《ネタバレ》 
真面目でリアルな社会派映画だと思います。 娯楽性は乏しいとは思うけど先日観た「ギリシャに消えた嘘」にも感じた視覚的な刺激や意表をついた展開でアっと驚かせることより、人物の内面や人間関係、葛藤。。そういうものをじっくり見せてくれます。 そしてどっちにもオスカー・アイザックが出てる。 不安感というものが最初からあって、一応解決というラストであってもどこか虚しいようなモヤモヤ感が残る。 「理想の代償」ってこういうことなのかな?この作品の場合、邦題の方が的を得てるように感じます。 ヒスパニック系移民とギャングの娘が夫婦となり、オイル会社を経営。事業を拡大しようとしたところへあっちからこっちから妨害され窮地に立たされるわけなんですが、奥さんがなかなかの曲者というかある意味ヤリ手なんですねえ、公明正大な夫の言うこともわかるし、奥さんのやり方も必ずしも否定できないのよ、だってそのおかげでマフィアに借金しなくてすんだし、破綻は免れオイル業界でキングとなることは確定、そうなったら嫌らしく脱税だ違法行為だと追い詰めていた検事まで掌返しだもの。 81年だからレーガン政権になった頃?この時代設定もいいんじゃないかと思います。「スタンダード・ヒーティング・オイル」ていう社名にもなんか意味があるのかしら?「スタンダード・オイル」があるし。 コレ良作だと思います、こういったタイプの映画が地味ってことであんまり話題にならないのが残念です。 オスカー・アイザックとジェシカ・チャステインは「ある結婚の風景」のリメイク版HBOドラマでも共演してるんですね、しばらくしたら観られるかな?
[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-19 14:33:59)
24.  アイネクライネナハトムジーク 《ネタバレ》 
原作があること自体知らないです、あくまでも映画を観た感想です。 群像劇は大好きです、ダラダラとしがちですしそれぞれがラストできれいに繋がるものもあればそうじゃないのもありますね。 本作は全体としては、「そうか!!」と感銘するようなテーマ、メッセージ性は弱いと思います。 でもキャストがいいです。ボクサーと試合のシーンについてはいろいろ突っ込みどころはあるものの群像劇にありがちな 登場人物それぞれにとりとめもなく愚痴を語らせていないのがいい。例え映画でも他人の愚痴を延々と聞かされるのはたまったもんじゃありません。 日常の中のありがちな出来事、偶然、幸福感、挫折感などを描きながら最後にはそれぞれきちんと前進して結論があるのよ。 これといった強烈なものはないけれど、私は最初から最後まで心地よく観られました。「小夜曲」によく合ってるんじゃないかと。 夜景の観えるレストランを予約してまで試みたプロポーズに期待とは違う反応の上、彼女は実家に帰ってしまう。 ひとりになった部屋、しょぼんとしながら食パンを袋から出してそのままかじり、グラスに注いだだけの牛乳という侘しさと寂しさを感じる朝ごはんの様子。 このシーンがいちばん印象に残っています、現実の三浦春馬のことと重なってしまったのかもしれません。 でも、それがなくてもこのシーンはたぶんいちばんズキンときただろうな。 セリフもなく短いシーンですが最も心情を表現していて秀逸だと感じました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-01 14:29:54)
25.  あなたの旅立ち、綴ります 《ネタバレ》 
シャーリー・マクレーンは期待通りで、内容もたぶんこんな感じかなという予想に近いものでした。 オープニングあたりのアマンダ・セイフライドがちょっとぎこちないというかトゲトゲしいのが気になったんですが 中盤からは表情も雰囲気もナチュラルで印象よくなりました。3世代の女性を絡ませるっていうのがいいですね。 シャーリー・マクレーンはチャーミングです。アンのスピーチにはじわっときてしまった。 ところでアマンダ・セイフライドって検索すると表記がいろいろあって、どれが正しいのかいくつか翻訳で発音してもらったら 「セイフリード」「サイフリィド」「サイフリッド」と聞こえたように思うのよ、「セイフライド」は違うみたいですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-23 21:23:52)(良:1票)
26.  ある女流作家の罪と罰 《ネタバレ》 
そりゃいけないことだとは思いますよ、詐欺ですし。これFBIの管轄になるんですね でもその手紙の内容は皮肉で辛口で相当おもしろかったんだろうな、担当弁護士も絶賛してましたし。 伝記小説に拘らず、雑誌の辛口コラムなんかをやったらかなり受けただろうに。  リーとジャックの関係がへんに感情的、感傷的じゃないのがいいです。 同性愛者同士らしい男女の関係みたいなね。 大げさな演出もなく淡々としている、でも冬のニューヨークの街がとても魅力的に撮れていて なんだか昔よく話題になっていたインディーズ映画を観ているようでしたね。 ニューヨークの街とジャズですね、いい雰囲気です。 リーの判決前の陳述内容がよかったです、あれで私は「リーは大丈夫だ」と思えたのです。  ハチワレ猫の鳴き声がかわいかった、編集者のパーティでかかっていた曲が ロキシー・ミュージックの「セイム・オールド・シーン」で懐かしかった。 リチャード・E・グラントは年をとったら毒が抜けたというか嫌味っぽさが薄くなって 善人役が似合うようになったなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-23 23:51:46)(良:1票)
27.  アトミック・ブロンド 《ネタバレ》 
キャストがなかなかいいし、難しいこと抜きのアクション映画だと思って観賞。 オープニングからニューオーダーの「ブルー・マンデー」いきなりテンションあがってしまいました。 次から次へと80年代ヒット曲、ネーナの曲がラジカセでかかるとこはよかったですね、確かネーナは当時の東ドイツのバンドだったと記憶してる。 実は最初に観た時は音楽に集中してて、いろんな名前は出てくるし、現在と10日前が行ったり来たりするし、みんなスパイなんだけど誰がなに?て感じでぼんやりしたまま終わってしまいまして、2回目はちゃんと話の方に集中して観賞しました。 まずシャーリーズ・セロンが無敵という感じではなく強すぎないとこがいい。キズだらけ、ボロボロになりながらのアクションシーンは見ごたえあると思います。2度目はちゃんとわかりましたよ、誰が2重スパイなのか、正確には3重? ラストに時計屋も登場で「あら、あんたもだったのね」と。そしてなんとなく、所々ちょっとだけタランティーノを感じるとこも。  ラストの曲がクィーンとデヴィッド・ボウイのコラボ曲「アンダー・プレッシャー」ときた。ボウイはもう1曲「キャット・ピープル」もあって、聴きながら「あーボウイももういないんだなぁ」となんだかしんみり。 ボウイは出演オファーされたらしいですが、その時にはもう映画に出られるような状況じゃなかったみたいです。 この作品、やっぱり内容よりも音楽に感動しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-17 22:25:44)
28.  雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 《ネタバレ》 
この邦題、切ないラブストーリーを連想させるんですが、全然違いました。 でもなにか「あら?」と興味を惹く邦題ですね、一応観てみようかなと思わせる。 私もそのひとりです。  デイヴィスのように知らない間にすっかり自分以外に自分にさえ興味がなくなって ただ淡々と虚無感を漂わせ生きているようになるってことは誰にでもそうなる可能性のあることで。  壊れかかっていたのか、実はエネルギーは有り余ってるのにそれを無意識に抑え込んでいたのか、 奥さんが事故で亡くなった後、しつこく抗議文を送ったり、あちこち破壊、解体しまくる。そして奥さんの秘密も知る。 全くちらりとも奥さんへの不信感はなかったようで、邦題になってるメモも最初は読みもしないで捨てる 突然死んだ奥さんが残したとわかるメモなのに、それほど無関心だったんですね  そういうデイヴィスが解き放たれるということなんですが、全体的になんていうか掴みどころのない雰囲気です 極寒の中で猿の群れが温泉につかってお互いを毛づくろいしたり、身を寄せ合っている映像とか ラストの全力疾走、毎朝5時半起床のデイヴィスが7時半起床になってたり、随所に愛おしさや生とか、デイヴィスの変化が散りばめられてはいる。 いっかいだけより何回も観ることでジワっとくる映画なのかもしれないです。  でもジェイク・ギレンホールはほんとに繊細な演技の出来る俳優ですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-11 21:01:58)
29.  あなたに降る夢 《ネタバレ》 
もうかなり前に観た切りで細かいとこは忘れてたロマコメです。 実際は揉め事もなく警官、ウェイトレスそれぞれの夫婦円満で仲良く半分ずつにしたらしい。 この実話こそファンタジーですな、さすが慈善大国アメリカ。 で、この内容での映画化に承諾したであろう器の大きさ大らかさに感心です。  とにかくブリジット・フォンダがかわいい 映画のほうはファンタジーに終始せず、現実的なとこもあるんですが ハッピーエンドは間違いないとわかるので、ゆったり楽しめました そうですねぇこれを単に不倫と一括りにするのはちょっと違うかなと。結婚生活て相手への情と赦しが 無くなったら離婚してなくてもそこで終わりですしね、一刀両断できることじゃないです それより愛情も未練も無いうえ、裁判沙汰にして金返せ、金払えとのたまう ロージー奥さんのほうが嫌いだなぁ、 ロージー奥さんも胡散臭いジジィとくっついてたんじゃ?あの人シーモア・カッセルですよね?  やっぱ、ニコラス・ケイジはコレとか「パラダイスの逃亡者」とか人のイイ善人役でコミカルな 作品が好きです「マッチスティック・メン」も良かった
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-29 12:37:14)
30.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
「アベンジャーズ」っていうタイトルの映画って他にもあって、なんだかわからない状態でたまたま観ました。 なんか聞いたことあるヒーローたちが次々出てきて、アメコミヒーロー大集合映画だったのね。 こういうジャンルにはこれといったこだわりが無いのが幸いしたのか、大変面白く観ました。細かいことは一切気にしなくていい娯楽モノ、その上びっくりするような豪華キャストだし、ブラックジョークも効いていてなんかシュールな可笑しさがあってよかったです。 しかしロバート・ダウニー・Jrってしぶとい俳優ですね~~ このうだるような猛暑の中、こういう映画がいちばんです。夏祭りヒーロー大集合って感じで鑑賞いたしました、スッキリしました。エンドグレジットが終わるまで観るとオマケも観られます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-26 23:00:32)
31.  悪の教典 《ネタバレ》 
はい、すごく面白かったです。これはコメディだと思いました。 家庭の事情だの親子関係の問題とか教訓的、教育的なメッセージが一切排除されているのがいいと思います。 その上、生徒たちの誰一人として肩入れできるキャラがいません、いい年してこんなこと言うのはなんですが、しかしどいつもこいつも可愛げのないうざったい子ばかり、特に生き残った重苦しいおかっぱ頭の子が非常に最もうざかったです(笑) 「陰陽師」の伊藤英明はガタイもいいしイケメンなのに気の毒なくらい演技がヘタでした。でもイイ役者になりましたなあ、「海猿」のアクションシーンも迫力あってかなりイイし、サイコな殺人鬼まで魅力的に演じられるようになったんですねぇ。 本作は蓮見という人物を見せることに徹しているのが良いのです、レクター博士まで思い出させた本作、ラストのTo be continuedがなんかうれしい、ほんとに続編が観たいですね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-17 00:26:17)
32.  アパートメント(1996)
ずいぶん前にハリウッドリメイク版を観て、オリジナルとそのキャストを知って「観たい!」で、この度やっと観賞しました。 大まかなあらすじは同じだけど見せ方が違うのね、フランス映画はやっぱりこうでなきゃいけない。 男女4人がすれ違ったり絡み合ったり、けれどアリス以外の三人は完全にアリスを語るために存在しているキャラと言ってよく、だから特にマックスは道化そのものという感じ。ここがリメイク版と大きく違う部分かな。 エゴと欲ですね、自己愛と保身もかな。どれもあって当たり前、でもそのバランスが悪いと厄介。リザに電話でカフェでマックスに語るとこなんて甘えとしか思えず、その上リザのあの結末を見ればアリスのしたことは許されないでしょ。結局成就しなかったのも仕方ないことです。私にとってはアリスのような人間は「ナシ」だわね、共感も切なさも感じませんでした。 なんといってもモニカ・ベルッチの美しさに参りました。黄色のニットの色目や風合いと着こなしに注目しました、こういうとこもやっぱりフランス映画のよいところです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 18:48:59)(良:1票)
33.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
また凄い女を演じたものですねぇジュディ・デンチは。まさに女、共感共有と支配だ。そして日記の「良い日」には金色の星のシールを張り付けている、物凄く怖いです、なんと鋭い演出をするのでしょう。 シーバのような人は等身大、まあ普通にいるタイプの人と私は思います。 バーバラが階段に腰掛けて修羅場を上から見下ろすシーンが印象的でした。そしてシーバとバーバラをやはり上から見下ろす人、同じ目線で見る人がいてその目線のちがいで感想も変わってきそうです。 これは誰に何に焦点を当てているのか、それはバーバラなのでしょうけどバーバラの何が問題なのか核のところがわからないのが不満。所々で挟みこまれるレズビアンぽい描写は余計なものと感じた。 ラストでまた標的を見つけるバーバラ、おもわず「コレクター」のラストが浮かびました、もう~このサイコばーさん、誰かなんとかしてくれ~人の生活、人生に踏み込み引っかき回す大迷惑な人。 しかしジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの演技力には大満足です。シーバのどこか崩れたような服の着こなし無造作なヘア、しぐさや動作にそこはかとなく感じる隠微さには女の私もドキっとしてしまいました。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-30 12:33:33)
34.  あるいは裏切りという名の犬
まず、ダニエル・オートゥイユもジェラール・ドパルデューも老けたなあというのが最初の感想です、カミーユが・・・「あれ?バレリア・ゴリノに似てるけどあの人ってフランス人だっけ?」と思っていたらやっぱりバレリア・ゴリノなのね、ウェービィなヘアスタイルは昔から変わりませんね。 えーっと最初は凶悪強盗団を追う刑事という物語なのかと思ったら、犯罪と凶悪犯の絡むエピソードは全てオートゥイユとドパルデューの確執と裏切りと復讐を語るためのものでした。ラストにひっくり返すための伏線のはり方が良いですね、唸りました。 ただなんというか作品全体にわたってつなぎが悪い、滑らかで弾力に欠ける感じ。昔のフィルムノワールのような「粋とタメ」もほしかったですね。つまりハリウッド的に描こうとしているのがいけないと思います、フランス人には不得手なんじゃないかな、同じ日に同じ復讐劇「ラッキーナンバー7」も放送してて、再見したんですけどその違いがはっきりしますね、どっちも「実際有り得ないだろ」ってことなんだけど、ハリウッドのほうはそんなことどうでもよくなる説得力と娯楽性があるんですね。そして女の私としてはフランス映画は女優は魅力的なんだけど大抵男優がスコーンと垢抜けたイイ男がいないのが不満です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-19 11:58:13)
35.  アンディ・ガルシア 沈黙の行方 《ネタバレ》 
映画の内容の前にこのタイトルよ「アンディ・ガルシア」と付いているのがなんか悲しいデス。そしてこの邦題「沈黙のナントカ」はスティーヴン・セガールのだけにしようよ~~で、内容なんですが、実生活では子沢山であり、ハリウッド俳優ながら奇跡のような離婚経験ナシ、どこに行くにも家族一緒という家庭人であるガルシアの意気込みを感じた作品でした。相変わらずガルシアはセクシーです、ヒゲはないほうがいいと思う。息子を必死で救おうとするガレージでのシーンは「ゴッドファーザーpart3」で娘にすがりつき嘆き悲しむアル・パチーノを思い出しました。トミーには「真実の行方」のエドワード・ノートンがかぶりました。出会うべくして出会ったようなマイケルとトミー、息子の名誉のため?墓場まで持っていくつもりの二人の父親の共通の秘密。サスペンスとしても楽しめました。窓からの壁や人物に映る影がなかなか良い効果を出していたと思う。・・・やっぱり母親とのその関係、あの結果だし、おかしくなって当たり前でしょう、本人の意思ではないわけだし。女の子が近づいてくると過去の罪悪感と嫌悪といいますか、言葉では言い尽くせない感覚がよみがえってくるんじゃないかなぁ、被虐と加虐とあってトミーの場合は加虐的になるタイプだったのかもね。ガルシアのセクシーさにプラス1です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-30 12:30:34)
36.  赤い靴(1948)
2、3回観てる。まず色がいいよね、バレエシーンも素敵。でも何が素晴らしいってアントン・ウォルブルックの優雅、優美な所作です。さっと手袋をはずす、上着を脱ぐ、何をするにもエレガントなの。これだけでも観る価値アリですよ。それとね、ヴィッキーを心から愛し、理解していたのもやっぱり彼でしょう。ジュリアンは結局バレリーナとしての彼女を支えられなかったといっていいのじゃないの?男のエゴ爆発って感じ?厳しすぎるかなあ。でも追い詰められたヴィッキーがかわいそうでした。あとね、これはあくまでも映画として観た感想なんですがぁ。。。ジュリアン役の俳優がね、全然ハンサムじゃないのが気になりました、ごめんなさい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 17:05:09)
37.  アポロ13
これもやっぱりロン・ハワードらしい善良な作品ですな。なんていうのか、安心して見ていられるし、とても穏やかで暖かい気持ちになれる。過激な暴力、やるせなくなってしまうような過酷で悲惨な運命を扱った映画が多いなか、こういう作品を観るとほっとする。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 22:25:43)
38.  あなたに恋のリフレイン
ほんと、この邦題はなんとかならなかったんですかねえ。これってキムの歌うシーンは吹き替えじゃなく本人だとなにかで読んだことがある。なーんも期待せずに観てみたら、これがなかなかゴージャスで楽しくておしゃれなラブストーリーでした。えーっとたしか当時プリンスとデキていたキム。プリンスの自宅に滞在中のキムにアレック本人が共演の誘いのTELをかけたのね、打ち合わせの段階でアレックはキムを落としたそうであります。「結婚したら子どもは何人ほしい?」なんてとこにまで話が及んだそうです。これはキムのインタビュー記事で読みました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-07 01:09:16)
39.  アダムス・ファミリー(1991)
昔はアメリカのテレビドラマがたくさん放送されていて、これもそのひとつ。当時は「アダムスのおばけ一家」というタイトルでものすごーく楽しみにしてました。映画化されると知った時はうれしかったです。だけど何回か観てるわりにはあらすじが思いだせない。たぶんそれぞれのあの強烈なキャラを観ることで満足しているのだと思う。眺めているだけで楽しい。クリスティーナ・リッチって全然まばたきしないのよね。
7点(2004-10-16 21:35:19)
40.  アバウト・シュミット
はなしの内容、見せ方としては日本でも番組改正時のつなぎみたいに放送される2時間枠スペシャルドラマみたいな感じ。団塊世代と呼ばれるお父さんたちにしてみれば自分と重なってしまう人が多いような気はする。それだけリアルではあります。常々感じていることだけど、男性は女性に比べ確実に繊細ね。ところでこれは主演がジャック・ニコルソンでなければ日本で公開されなかったんじゃなかろうか。まさにニコルソンの存在感と演技に支えられた作品だと思う。でもなんでわざわざニコルソンに普通のお父さんを演じさせるの?マーロン・ブランドが故人となった今、ニコルソンにがんばってもらいたいけど、コミカル路線が目立つのが少々残念であります。キャシー・ベイツの勇気と潔さに10点献上したい気分。ボディ・ダブルじゃないのははっきりしてるし・・・
7点(2004-07-05 09:59:55)
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