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のはらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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21.  アリス(1988)
ピカソの絵を初めて見たときのような感覚。奇妙で猥雑でとっても凝っている。あのくらいの子どもの頭の中って、実はあんなギョッとするような思考が折り畳んでしまってあるんだと思う。幼い頃から、ある部分成長無しの感覚を持ったシュワンクマイエル監督のおもちゃ箱。できれば短編をもっと見てみたい。
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-16 13:35:13)
22.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 
自分の、シャマラン映画への愛情に気づいてしまった私は、公開当時酷評を受けていたこの映画を観ていなかったことに気が付いた。他の方々のレビューを敢えて読んでからの鑑賞。感想は、他の作品のどれより良かったんじゃないだろうか。必要以上に暗くて鬱々とした映画だし、あっと驚くどんでんを期待すれば肩すかしを食らう内容だ。けれどもS・L・ジャクソンの異常というよりゆがんだ精神の持ち主と、B・ウィリスの寡黙で悲しい人物像はなかなか良いキャラクターだと思う。ヒーローと悪役とが、二人して自身の存在の意味をもがきながら探しているとは。こんな人間の弱い部分を見せられると、弱虫な私はとたんにしんみりと見入ってしまう。細かい粗は言い出せばきりがないが、これがコケたが為に「君の映画はアッと驚けなくちゃ!」とどこかの外野が耳打ちした結果が“サイン”や“ヴィレッジ”なのかと思うと、隠れた才能の芽を摘まれたような思いがする、そんな作品…う~ん、褒めたいのにうまいこと書けない。自分のこと印象的に登場させなければ、もうちょっと点もいいのに。シャマランよ。
7点(2004-09-21 00:40:18)(良:2票)
23.  アメージング・ハイウェイ60 《ネタバレ》 
ん、なかなか面白かった。 でも、2時間ドラマ風の作りと、脇と比べると主人公の青年の力が弱いのが惜しい。あれだけ曲者俳優達がみんなして曲者を演じているのだから無理もないが。 しかし文字通りアメージングな旅は、先の予想が付かなくてとても楽しかった。 私は、主人公は間違いのない道を選んだのでは無いと思う。 焼けただれた法科学生の自分を見て「やっぱり間違ってる!」と気づいたように見えるけれど、あのまま画家になったって、そのうちスランプで悩み、のたれ死んでしまうかもしれない。 彼の心の奥底にある絵への執着、つまり最初から彼自身の中にある答えに、グラントおじさんが気づかせてくれたのだと思う。 今の瞬間、後悔の無いようにベストを尽くせば答えもおのずと見えてくるかな、と、なんだか漠然とした不安感を抱えている最近の私に、ちょうどいい薬になった。 もう一回見てみようかな、今度はゲイリーとマイケルJのオデコのシワを数えるくらいの余裕を持って…。
7点(2004-07-09 01:28:06)(良:2票)
24.  アイ ウォント ユー 《ネタバレ》 
ストーリーに関しては所々に落とし穴がある。けれどこれは雰囲気を感じ、酔うタイプの作品だ。青と黄色で交互に彩られる画面、音を追いかける不思議な少年。レイチェル・ワイズは目にした瞬間胸の鼓動が高鳴るような美しさ。ケルトミュージックとロックの悲しい響き。ひとつひとつの要素が私の感性をつつく。透明度の高い世界にどっぷりと浸かった。
[DVD(字幕)] 7点(2004-06-04 01:41:44)
25.  あこがれ美しく燃え 《ネタバレ》 
第二次大戦下のスウェーデンが舞台。多感な時期の少年が主人公で、学校の臨時教員とだんだん深い関係をになっていく…というのが主なストーリーです。面白いのは、教師の飲んだくれの夫を交え、妙な三角関係が出来上がるところです。この夫婦、何が原因かはよくわかりませんが冷めたところがあり、傷を持ちながらお互いを敬遠している感じであまり好きになれませんでした。対する少年は家族の不幸を乗り越え、教師との関係を自分で断ち切ります。心の成長を遂げしっかりと二本足で立つ少年に比べ、教師が哀れに見えました。同情は無かったですが。かなり前に見た映画ですが、今でも印象に残っているのが、主人公に想いを寄せる少女が「スウェーデン標準語講座」のようなラジオ番組を聴くシーンです。どこの国にもあるんですね、こんなの。すごく熱心なのが可愛かったです。
7点(2004-02-17 20:37:01)
26.  愛のエチュード 《ネタバレ》 
ちょっと変わった人を演らせたら右に出る人がいないこのお二人。チェスに心を支配され崩れていくタトゥーロ、彼をどこまでも優しく支えるワトソン、両方ともとても良かった。特に繊細で迷い子のようなタトゥーロは出色です。ヨーロッパのリゾート地や回想シーンで出てくるロシアの旧家など、背景も美しい映画です。タトゥーロが逝ってしまい悲しみ溢れるラストと思いきや、最初からかなりはっきりと意思を貫くワトソンが、その芯の強さで死んだ彼を縛った呪縛に勝利、微笑で終わります。残った余韻で穏やかな気持ちになる。素敵だったなあ。
7点(2004-02-13 19:29:32)
27.  あの子を探して 《ネタバレ》 
素人の子ども、しかも本当に貧しい生活を送っているらしい子どもを使っての映画。走ったり、むくれたり、泣いたりの顔に役者では持つことのできない必死なものがあるため、こちらもついつい真剣に・・・。少女の代理先生が、出稼ぎのために村を出た生徒を探し、村まで連れて帰るお話。近年の中国は経済的に発展し、上海北京などの都市を歩く若者達は日本のそれとさほど変わらない風に見えるが、この映画はまだまだ本当に有りうる話らしい。チャン・イーモウがこんな形で世界に「中国」を見せる姿勢に感心する。
7点(2004-02-06 19:40:49)
28.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
結局どちらも覚悟がないのだ。15のガキにもてあそばれて、バレたのはアンタのせいだと暴れる赤ちゃんシーバと、他人を理解したり受け入れないくせに友達が欲しいというオールドミスのバーバラ。最後の取っ組み合いは「あんたらどっちもどっち」と呆れることしきり。ミステリー風で時間も丁度良くて面白い映画だったけれど、甘えた大人の泥仕合は観てて気持ちの良いもんではないので、点数がガクッと下がった。だけどジュディ・デンチは何でもやりますね。シワシワ顔のアップも入浴シーンも、日記を付けるその表情もみんな不気味だった。
[DVD(字幕)] 6点(2007-12-08 10:36:14)
29.  あらしのよるに
山羊と狼という立場には置き換えているけれど、人間でも設定できそうなドラマ。まず、ちょっと時間が長すぎたかと思いました。80分くらいで充分まとめられる内容では?だから必要ないエピソードもちらほら。なかなか深いところを突いていて良いお話だとは思うのですが、問題解決をせず、ザッとあさってのほうに流してしまった感もあります。それでも年かさが益して涙腺が緩くなった私は、子どもに観られないように素早く目頭を拭いていましたケド。あとは、サンリオキャラクターのような山羊の声が大人の男性の声そのものだったのに違和感を感じました。お芝居は悪くないんだけど…。 声優さんの持つ「声の力」って必要なんだなと再確認しました。だがしかし“漢”竹内力は手放しで褒めたいです。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-16 00:28:17)
30.  アドルフの画集 《ネタバレ》 
結局のところこの物語の芯は何なのかがよく分からない。若き日のヒトラーの姿をじっくり描いているとも思えないし、原題の「MAX」たる画商の心の機微を追っているとも思えない。長い映画は苦手なのだけれど、これに関して言えばもう少し時間を足して作り込んでも良かったと思う。でも役者たちは良かった。灰汁が強すぎて取扱注意的な風貌のN・テイラーがアドルフ・ヒトラー役とはベストマッチ。常に自信も金もない苦悩の男がぴったりだった。またそれをいつも平坦なJ・キューザックが受け皿としてうまく支えている。最後まで画描きになりたがっていたアドルフ、マックスを襲う事件、悲しい運命の螺旋とクリスマスの風景が美しいラストはなかなかの出来だったのでさらに惜しい。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 22:02:10)
31.  アナライズ・ミー
ドバッと大きな笑いが起こるのじゃなくて、細かく洒落っ気のある、品の良い(?)笑いがちょこちょこと盛り込まれた映画。バックミュージックも全編ジャズでちょっとカッコイイし変にドタバタしているよりは全然良いのですけれど、やっぱり平坦な進行具合にあくびが出てしまいました。泣き虫マフィアと分析医の掛け合いはさすがのテンポでしたが、うーん、わかりやすい笑いがもうちょっとプラスされていた方が私向きだったかな、と思います。もう一度観てニヤッと出来るところを探してみようかなあ…。数は少ないけれどリサ・クードローが見せる瞬時の切り返しは冴えてました。
6点(2004-07-05 00:21:31)
32.  アパートメント(1996) 《ネタバレ》 
結局、ロマーヌ・ボーランジュ演ずる女が一番泥臭い人間だった、というわけですよね。策略によって別れを迎えたとはいえ、モニカは傷心旅行で金持ちのパトロンとくっついたし、ヴァンサンだって清潔そうな可愛い婚約者なんかいるんだから。手口はともかく、ロマーヌが一途な想いを通したわけですね。ラストも、この泥臭く純真なお嬢さんは報われなかったのです。本当にしたたかなのは男だったという、ちょっと珍しい結末。私はサスペンス色よりロマーヌの人間くさい女の子の色のほうを強く感じてしまった。モニカとヴァンサンが、あと少しで遭えるのにという路上のシーンは、ハリウッドのにおいがしてちょっと好ましくなかったかなあ、私には。
6点(2004-02-11 18:14:26)
33.  青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 
「画」を見る映画という印象が残っています。美しくノスタルジックなベトナムの良家の風景は、ちょっと整然としすぎた感もありますが、何というか居心地の良さを感じるものでした。ストーリーに起伏は無くて、主人公の少女がただ黙々と働いていたという印象が残っています。ラストで、ひそかに想っていた青年と心が通じるシーンは、とても静かで直接的な表現はまったく無く見入ってしまった。でもこの時代設定にしてはうまくいきすぎかな。
6点(2004-01-22 19:15:38)
34.  アメリ
なかなかに面白かった。でもなー、パリが舞台のおしゃれ味ピクサームービー、という感じがしました。証明写真のくだりとか小人の旅行とか、「これいいね」と思えるエピソードはいくつかあるけれど、全体的に消化不良感が残る。アメリちゃん少しだけ人を幸せにするのが趣味なようですが、ただの自己満足になっちゃいませんか?
6点(2004-01-04 20:37:42)
35.  アワーミュージック 《ネタバレ》 
色遣いはとても美しいのですが、やっぱり難しいです。この点数で精一杯。ならばレビューなんぞ書かなくてもいいんだろうけれど、こんな凡人の意見があってもいいかと思って…。時間が短いのでだいたいの流れは捉えられました。映画と実録を交えた「戦」の映像を延々と流し地獄を表現した後、今まさに再生されつつあるサラエボを舞台として争いの歴史を語る物語、そして天国をイメージするラスト。人間の営みのなか、途絶えることのない争いに対するゴダールのメッセージの映画、だと思います。が、ひとつひとつの言葉やシーンの意味がスッキリ頭に入ってくることがなく(映画の中の学生も飽きていた)、やっと大きな展開があったかと思ったらラスト…。細かい疑問は書き出せば山積みになるでしょう。ただひとつ、女学生が天国に行ったことが告げられるシーンで画面いっぱいの花が映された瞬間は、映像表現の深さ、美しさに感心しました。
[映画館(字幕)] 5点(2006-01-08 20:39:14)(良:1票)
36.  あの娘と自転車に乗って
ストーリーに起伏などないが、とても丁寧に作られた画で綴られていて、監督の甘くて懐かしい時間への愛情は感じますが…この小品に田舎ののどかさや美しさ、思春期の甘酸っぱさは多少感じられたものの、何か光るものを感じるところまでは行かず、ちょっと点数は低めです。これは、監督の少年時代の回想なんでしょうか?セピアのモノクロの画面は、ひたすら田舎ののどかな景色と音を伝え、いたずらん坊達が日がな一日ほこりまみれになって遊び、時が過ぎゆく様を映しています。その中、時折ハッとするような鮮やかなカラーシーンが挿入されます。想い出って、ある瞬間がパッと鮮やかに甦る。あの感覚を思い起こさせる映像でした。
5点(2005-03-19 22:12:46)
37.  アザーズ 《ネタバレ》 
しっとりと古典的で、美しい映画ではありました。でも、光アレルギーのこととか、なぜニコールの家族に悲劇が起こったのか、とかよくわからなくて消化不良気味。あの使用人三人組の存在も…「共存するしかないのです。」って、ねえ。オチがわかってからまた思い返してみても、んーなんか足らないんだよニコール、母性も怖さも。そして観賞後調べてみてガックリだ。「オープン・ユア・アイズ」の監督だそうで…。何であんなにこじんまりまとまっちゃうんだ?!期待していた方向に伸びてくれなかった。残念。
5点(2004-08-30 23:36:58)
38.  アメリカン・ビューティー
ひとつの作品としての出来は良いと思う。でも、なんだか好きになれないのだ。起承転結で魅せる話ではなく、割と淡々と日常を映していたと思う。見た目は整っていても、みんな心のどこかがほころんでいる。平凡で単調な現状から、みんなもう一歩飛び出してみたい。不満と焦燥感を胸に必死にバランスを取る人々の姿は、現代のアメリカと言わず日本もかなり近くなってきた感じで少し怖い。物語の進行とともにため息も増えた。何年か前、アメリカで「悩み事を相談する相手は誰?」というアンケートをとったら家族、友人ではなく「セラピスト」が1位だったという。観ながらそんなことを思い出した。
5点(2004-05-12 20:50:53)(良:1票)
39.  赤い薔薇ソースの伝説
あまりなじみの無いメキシコ映画。総じて画面が暗かった記憶があります。母から虐められ、身を縮めるようにして生活する主人公は、作る手料理に想いが流れ出るという不思議な力を持つ。ずっと好きだった男性とやっと結ばれるラストで、その想いがオレンジ色に画面を染めます。
5点(2004-01-25 18:07:14)
40.  愛と精霊の家
出演する役者はかなり豪華です。なのにこの印象の薄さは・・・。Mストリープ演じる予知能力を持つ主人公の半生。何でも先のことがわかっちゃうので、かえってお芝居がつまらなかったような・・・。 夫の横暴さを許し、小作人と子どもを作ってしまう娘もかばうマリア様のような主人公。何ゆえそこまでやさしいのか良く見えなかった。まだ駆け出しのギャロがちょこっと出ています。かなりアブない感じでした。
5点(2004-01-22 22:44:51)
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