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ひのとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 814
性別 女性

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41.  アレックス
少し残念だ、と思った。私は、ギャスパー・ノエ監督のセンスが大好きなのだけれど、この作品で彼の底が見えてしまったような気がした。彼は暴力的な映画を撮り続けて来た。ならこの作品が最凶なのは間違いない。でも私はそうは思わなかった。確かにこの映画の表層的、視覚的な暴力描写には、他の2作など及びもつかない。でも私は「カルネ」「カノン」の方が暴力的だと思う。それは多分、北野武が「「BROTHER」より「DOLLS」の方が暴力的だ」と言うのと同じ理由で。前2作を超えるものを作るには、とにかく扇情的で人の不快感を掻き立てる映画だろう、と表層的な暴力描写に頼り過ぎてしまったのかも知れない。それが非常に残念。次に期待して、7点。
7点(2003-12-17 21:04:08)
42.  アメリカン・ハート 《ネタバレ》 
ラストは、ハッピーエンドとアンハッピーエンドの2バージョンが製作され、やっぱりこっちの方が良いだろう、ということで、あのラストになってしまったとのこと。当時エドワード・ファーロングは、「自分もひょっとしたらストリートキッドになっていたかも知れなかった、だからこの作品の出演を決めた」と語っていた。この映画で評価されたのはもっぱら父親役のジェフ・ブリッジスの方で、息子役の彼のことはあまり取り沙汰されなかったのだけれど、黙っていても多くを語る、彼の微妙な表情や雰囲気、所作は素晴らしく、またその美少年ぶりが更にそれに拍車をかけていた。雄弁よりも多くを語る沈黙が心に染み渡る。痛切なラストシーンの選曲も絶妙。
9点(2003-12-14 16:06:37)
43.  青いパパイヤの香り
全く私事で申し訳ない話なのだけれど、レンタルでこの映画を借りて来て観終わってTVの番組画面に戻した瞬間、飛行機が双子のビルに突っ込み爆発炎上する映像が目に飛び込んで来たのでした。そうです。私がこの映画を観ている間にあの9・11のテロが起きていたのです。この物語のようなアジア的なゆったりとした時の流れから、突如世界の先端を走る都市での恐慌状態の中に叩き込まれた私。びっくりでした。そういう意味でこの映画は私にとってかなり印象的なものになってしまったけれど、そうでなくてもこの映画は、「世の中はシュールだよ、ここは激しさと穏やかさ、足踏みと進歩、相対するものが矛盾なく共存している本当にシュールな世界だよ」と語りかけるに充分な力を持っている。忙しい日本の中にどっぷりつかってしまっている私たちにとって、古き良き過去の日本にも通じる発展途上の国の時間の流れは、異質だけれども確かに心地いい。
6点(2003-12-13 21:01:36)
44.  穴(2001)
ソーラ・バーチ本人は本当は、「頭が良く、陰があり、闇を抱えた10代の女の子」という周りのイメージから脱却したがっているのに、またこういう役を選んだのか、と思ってしまった。演技派の若手女優であるのは誰もが認めるところだろうけれど、同時に、こういう役ばかりで逆に演技の幅を狭めてしまっているような気がしてならない。観ている間中、何だかそんなことばかり考えてしまった。
4点(2003-12-12 21:06:43)
45.  アナザー・デイ・イン・パラダイス
どうも綺麗にまとまり過ぎているような気もしたけれど、岡崎京子の漫画みたいな“破滅に向かって疾走する青春”みたいなものが好きな方は好きなんじゃないだろうか。ちょっと表層的な感じはするけれど、出来は悪くはない。主演のヴィンセント・カーシーザーと恋人役の女優は実年齢は10歳位違うのに(女性の方が上)、そんな違和感が全然なかったですね。
6点(2003-12-12 14:20:25)
46.  アメリ
ポスターやDVDのジャケットは怖過ぎます。作品中に大好きなミヒャエル・ゾーヴァの絵が出て来たのが私のプチ幸福でした。ジュネ色たっぷりだから、基本的にエグいんですよ、この作品は。あからさまにカルト系です。でも大衆作になってしまいました…それが本当に不思議です。世の中は分からない。オカルトです。これもまたアメリのいたずらなのか。
8点(2003-12-10 14:30:47)
47.  アンブレイカブル
畜生、あいつが一発屋だとも見抜けず、何を期待してうきうきと、映画館までのこのこ足を運んでしまったんだ、と自己嫌悪に陥った一作。しかも、それなのに、次の「サイン」まで映画館で観てしまった。シャマラン・マジックなのか?インドの神秘のなせる技なのか?
3点(2003-12-09 21:17:03)(笑:1票)
48.  悪魔を憐れむ歌
人知を超える永い間を生き続けた悪魔が、何であんなアメリカナイズされた俗物なのかがよく分からなかった。「これで7,8人殺せるぜ~」なんて言って悦に入るなんて、まるでただの変質者でした。そこが全然ピンと来なかった。あの悪魔には悪魔としての品位がなかった。得体の知れない怖さとか、染み入るような恐ろしさが感じられない。ただ、あの歌は印象に残る。無条件に口ずさみたくなる。いい感じに邪悪な歌です。貶しているけど、実はよくまとまった作品だとは思っています(笑)。
6点(2003-12-08 21:24:51)
49.  アルマゲドン(1998)
「インデペンデンス・デイ」と同じ匂いがする。自国礼賛映画を国外に出して外貨稼げちゃう国っていうのは本当に羨ましい限りですね。めでたいですね。残念ながら私もそれに一役買っちまいました。特撮の凄さは認めます。派手で良いと思う。視覚的には楽しいですよ。だから6点献上。でもこの映画に関しては、根底に流れるものが決定的にバカです。あ、あとブシェミがいた。ブシェミはよいよ。ブシェミは最高。ブシェミだけ最高。
6点(2003-12-06 13:53:15)
50.  アリス(1988)
私の心の中に深い深い穴を掘ってしまった作品。観るのに奇妙な覚悟を要する、取り扱い注意な作品。そこにはユーモラスな狂気と、無機的なグロテスクが存在する。描かれる世界には1mmの生命感も存在しないのに、非常に生々しくエグい。そこには感情の無い躍動が在り、無意識的で絶対的な悪意が在る。興味本位で穴を覗き込んでしまった私は、アリスになった。あの世界に取り憑かれてしまい、未だ脱出出来ない。うっかり深淵を覗き込んでしまった時、深淵も私を見ていたのだ。
10点(2003-11-29 17:28:03)(良:2票)
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