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1.  アマデウス ディレクターズカット
えーと、主演はトム・ハンクスか…、あれ、出てたっけ?ああ、トム・ハルスね。おっと、書き始めから、ずっこけてます。こけても、七転び八起きということで、はい、立ち上がりました。で、話は主演で止まってますね。ん~、こんなところでこけてると、書く気なくすな。よし、ここで体操でもして気分転換するか。せーの、1,2,1、2…。よーし、書くぞー。よし、音楽に絞って書こう。モーツァルトね、確かにいい作曲家ですね。皆さん、いい音楽だと評されていますね。そこで、音楽愛好家の私としましては、モーツァルトの音楽のどんな点が皆さんはいいと感じていらっしゃるのかが気になります。私が思うモーツァルトのいい点とは、①単純さと複雑さが同居している点、②明晰な楽想と奇抜な発想が混在している点、③常に正しい位置にいて、聞く者に常に正しい忠告をしてくれる点、という3点です。③は分かりづらい思うので説明しますと、私の経験談なのですが、怒っているときには「何でそんなことで怒っているの?」とモーツァルトの音楽は自分に問いかけて来てくれるんです。私は、ハッと我に帰り、「そうだ、なんてつまらないことで私は怒っていたんだ、はっはっ、馬鹿らしいや」、と冷静な目というか、とても客観的な目で自分を見直すことができました。ん~、素晴らしいですね、モーツァルトの音楽って。私思うに、モーツァルトの音楽とは、常に正しい忠告をしてくれる神の声(のようなもの)なのではないか、と勝手に解釈しています。以上、私の独断と偏見に基づく非常に勝手なモーツァルト観でした。さて、皆さんはどのように考えていらっしゃいますでしょうか?
[映画館(字幕)] 5点(2005-01-24 14:46:05)(笑:2票)
2.  あの頃ペニー・レインと
まず、牧童がワルにまぎれるというこの設定が「シティ・オブ・ゴッド」に酷似しているなと思いました。っていうか、記者とカメラマンという主人公の設定までもが人を取材しに行くという点で酷似しています。まあ、こんだけ映画があれば、似るものがあっても全然不思議じゃないか。それはそれとして、このキャメロン・クロウ監督なかなかいいですな。私、バニラ・スカイを見てこの監督に興味を持ち、この作品を見たのですが、さすが期待を裏切らない出来。クロウの2作品見て、彼にはいいスタッフがついてるのが、よくわかりました。その点まるで、少数ながらも優秀なスタッフが周りを固めていたキューブリックのようであります。キューブリックは全人類を敵にしてまでも良いものを作ろうとする強い意志が感じられました。その情熱的な意思に反して、作品自体はスタイリッシュな映像美と冷酷な皮肉を同居させて冷淡な色調強でしたけれども、僕としてはそれがクールでカッコイイと思ってます。クロウは、映像面でキューブリック的なスタイリッシュな美があるものの、内容は非常に大衆的であり、頑固一徹さには欠けていると思います。しかし、それを補うように音楽のセンスが抜群。でも、これもあくまで大衆的。皮肉たっぷりにリゲティなどを多用したキューブリックの前衛精神にはかなわないかも。でも、いい監督だと思いますよ、キャメロン・クロウ監督は。
6点(2004-12-08 19:56:51)
3.  アンブレイカブル
見始めて直ぐ私はこう思った。この映画は天才である。   見ている途中私はこう思った。もしかするとこの映画は完璧かもしれない。   見終わった後私はこう思った。おそらくこの映画は完璧だろう。   何度も見る内私はこう思った。これほど笑える映画は他にない。    <追加>ぼそぼそと的確なツッコミをしてゆくブルース・ウィリス。この映画で彼以外は全員ボケ役である。最大のボケ役はご存知ミスター・ガラス。ブルース・ウィリスは、ツッコミだけでなく、どの言動をとっても素晴らしく的確である。あまりに的確すぎて、笑えてしまう。つまり、天才ツッコミ師だったのである。列車事故の唯一かつ無傷の生存者であるというこのあり得ない事実から、このことに気づいた、もう少し弱く言ってこのことを予感したミスター・ガラスことサミュエル・L・ジャクソンは、怪我をしたことないだろうなどと強烈な大ボケをかましながら、暗にウィリスにその事実をほのめかしていく。つまり、君こそ私のボケにツッコムだけの才能があると賞賛すると共に、その才能の生かし方を教えてゆくのである。そのおかげでウィリスのツッコミの才能は世に開花する。そして最後には、ミスター・ガラスことサミュエル・L・ジャクソン様は、自分の大ボケに華麗なるツコッミを入れさせるという天才ボケ師の才能全開という訳である。念願の史上最大のお笑いコンビ誕生!…かと思いきやそれと同時にいきなり解散!これほど凄いボケとツッコミは見たことがない。本当に信じられない事実だが、そして素晴らしい事実なのだが、この映画はまさしく完璧なのである。
6点(2004-09-08 11:29:42)
4.  アナライズ・ユー
いまいち。下ネタが多すぎでは…。
1点(2004-07-18 16:30:39)
5.  アイス・ステーション
ただ場所が南極というだけ。
1点(2004-07-18 15:38:07)
6.  アメリ
ひとの人生ってそんなに簡単に変わらないと思うけど、まあ映画ってことか…。マニアックな感じを受ける映画で、大衆的な映画ではないと思う。あまりにもくどく一つ一つのエピソードが語られ、自分には少しきつかった。
1点(2004-01-06 20:35:15)
7.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
「わたし、処女なの」って、オイオイオイ、ガクリときました。あのなかでは、軍人が一番まともな人間だと思いました。まあ、下らない映画ですけど。
2点(2003-08-25 21:59:01)
8.  アニー・ホール
ウッディの前説は、テンポもよく、話すしぐさも良かった。映画の雰囲気も良かったです。だけど、内容は下らないので1点。
1点(2003-08-25 21:20:59)
9.  愛と青春の旅だち
鬼教官とギアが卒業式で分かれる場面で感動しました。なんだかんだ言っても、ギアはあの鬼教官に育てられたのですから、心の中では「ありがとう」と言っていたに違いない。その後、いつも通り新入生を指導している鬼教官がまたいいし、それを見て微笑むギアもいい。
2点(2003-08-25 21:07:32)
10.  アンタッチャブル
豪華な映画ではあるが、傑作ではなく、普通に見て楽しめる作品。
1点(2003-04-21 19:37:19)
11.  アガサ/愛の失踪事件
まあ、特に何もなく、まあ、こういう映画もあるね、って感じの映画。
1点(2003-02-26 21:15:59)
12.  悪魔のいけにえ
雰囲気かもし出しているっ。
3点(2002-04-10 17:34:09)
13.  アラバマ物語
黒人さんには無実になって欲しかった。無罪にすることで父さんが子供たちのヒーローになって欲しかった(無罪にできなくてもヒーローか、そうだそうだ)。最後に出てくる内気な青年が好きです。
1点(2002-04-10 16:20:14)
14.  アマデウス
ただモーツァルトの生涯を描くのではなく、そこにサリエリというスパイスを入れたことで、第一級の娯楽大作になった。 <追加>以前は、モーツァルトの作風がどうしても嫌いで、なぜモーツァルトがそこまで賞賛されるのかわからなかった。彼の音楽はさすがに天才が書いただけあって技術的にも音響的にも非常に素晴らしいものがあるとは思うのだが、その天才のおかげで曲がスラスラと書けてしまい、ベートーヴェンやスタンリー・キューブリックのように練り直しを重ねなかった分、曲想があまりにも軽いと感じていたのである。言うなれば、子供の遊びのようなものしか私には聞こえていなかった。確かに子供の遊びは、無邪気で尽きることのない発想のオンパレードであり素晴らしいとは思うが、しかしその分軽くて浅く、緊張感や深刻さがない。私がモーツァルトを嫌っていたのは、その軽さであり、真の傑作に不可欠な緊張感や深刻さが感じられなかったことにある。しかし、である。最近彼の素晴らしさに気づくことができたのだ。それは、弦楽五重奏曲第五番第二楽章との出会いであった。演奏はスメタナ四重奏団とヨゼフ・スークのものだ。 この作品では、子供的なモーツァルトの響きは完全に消え、紛れもない巨匠の響きを感じ取ることができたのだ。それは、老人の音楽にも聞こえた。あとは死と天への思し召しを待つだけの諦めと希望が同居する老人の境地。これを書いたモーツァルトはそのときだけ老人になっていたのではないかと思ってしまうほどである。また、ただその天才に身を任せるのではなく、その力を持ってしてもさらなる高みに挑戦するため、苦心しながら作曲した印象を受けた数少ない彼の作品でもあった。この作品を聴いて初めてモーツァルトが音楽に対して真剣に努力した作曲家だったのだと認識できた。バッハのクソ真面目な音楽に触れて影響を受けた、あるいは死が近いことを悟っていた、晩年だからこそ生み出せた作品だと思う。バッハの音楽や死の接近でやっと天才の目が覚めたのだ、と私は解釈している。晩年のモーツァルトは対位法と半音階と和声を実に巧みに統合し独自の世界観に到達する。レクイエム、弦楽五重奏曲、 ピアノ・ソナタ第17番、交響曲第40番、クラリネット五重奏曲、などがその良い例であろう。晩年のモーツァルトは本当に素晴らしい。そこには、天才の響きを超えた、”真の巨匠”の響きがある。
[映画館(字幕)] 9点(2002-04-09 12:27:49)
15.  AKIRA(1988)
世界観が素晴らしい。
7点(2002-01-31 12:35:40)
16.  アイズ ワイド シャット
この映画は「騙し」の問題を扱っている。「騙し」とは個人レベルに還元すれば「誤解」や「錯覚」のことである。人は自分を騙し、他人を騙し、生きている。人間の行う全ての行為は、現代において「騙し」が独占しているとも言える。個人レベルでは勘違いや思い込みがある。社会レベルでは、マスコミは世論を暗示し、宗教は偽りの安息を与え、金はあたかも本当に価値があるかのように振る舞い、映画は虚実を見せ続け…といった具合である。しかし、人間社会以外にも「騙し」は存在する。昆虫は擬態で敵の目を欺き、食虫植物は甘い蜜で虫を誘うのである。自然界にも存在する「騙し」とは、普遍的な「知恵」なのだろうか…。よく「騙される方が悪い」というが、実はこれが然り。日常的に「騙し」は氾濫しており、騙し、騙されるのは当たり前。結局、この世は『騙したもん勝ち』なのである。これは「結果よければ全てよし」という諺に裏打ちされる。キューブリックは「結果の為には手段を選ばなかった」が、これぞ人生の教訓。どんなことをしてもでも結果を残さなければ、全ては水の泡。世の中、「綺麗は汚い」なのである。「罪と罰」のラスコーリニコフは真実を知っていたのだ。現代社会は「結果」の為に「知恵」を絞って戦う人々の戦場。この戦場で騙されないようにする為には、まず物事をよく見つめること。そして、経験(知恵)と知識を増やすこと。最後の難関は、先入観・主観・感情を捨てて物事を見、極力客観的に判断することである。…と、このように考えさせられるほど、この映画は人間のありのままの姿を見事に映し出していた。人間なんて錯覚と誤解の元で不完全にしか物事を認識できない存在だということである。キューブリックは人間の不完全さをここまでという程に見事に描写し、しかもそれを錯覚するような構成で映画にした。人間の不完全さを表現し伝える為に、わざと錯覚するような構成にするとは…。これぞ、キューブリック的残酷なユーモア。つまり、この映画は、そもそも意図的に理解できないように構成されており、鑑賞者はこの錯覚体験を通して「ああ、これが人間なんだ」と分かればいい映画だったのである。質的に2001年宇宙の旅を凌駕する見事な体験型の映画だったとも言えよう。 この体験の結論は、”騙し、騙されながら人生を謳歌しろ”ということになるだろうか…。気障に言えば、”騙されるのを楽しめ”ということかな。
9点(2002-01-31 12:10:58)
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