1. アルカトラズからの脱出
スリラー映画の傑作。忘れた頃に見直してみると、よく作られていた作品だったと再確認させられます。刑務所モノの中ではとりわけ暗いというか地味というか、渋いイメージが強いです。終わり方がとてもあっさりしていて、その地味さがまた印象的でした。第一印象は「イボタカコ・ツアー」。 7点(2004-10-20 18:56:44) |
2. アバウト・ア・ボーイ
ほかの作品ではあまり見られない、特異な設定が目を惹いた。ストーリーもユニーク。なんだかよくわからない作品で、消化に時間がかかりそうでもある。作品よりも、この映画を見た環境が特別だったので、この映画の名前を聞くとそのことがイの一番に思い出される。文字通り、思い出の作品の一つであります。 5点(2004-09-12 03:28:20) |
3. ア・フュー・グッドメン
面白く感じた法廷劇。被告、検察、弁護人、みななじみの顔ぶれで、入りやすかった。なぜか、トムクルーズというと「ビッチ」だの「シット」だのとシャウトする姿が、いやに思い出される俳優である。タイトルの「アフュー」という部分は言いづらいし、ちょっとだけおマヌに聞こえる。 7点(2004-09-12 03:18:22) |
4. アラモ(1960)
この映画だけではないが、「民主主義」と「共和国」をやたらアピールする作品には、アメリカのプロパガンダを感じてしまい、少し引いてしまう。ジョンウェイン=強い男というイメージなので、負けて全滅する姿に違和感。それ以上に、変わりばえのしない西部劇に倦怠感。 3点(2004-01-18 12:29:12) |
5. アザー・ピープルズ・マネー
グレゴリーペックを90年代の作品で見れただけで感動。多少老いてはいるが背筋も真っすぐで、雰囲気が昔と変わっておらず嬉しい。熱弁も見られ満足。また日本料理屋の場面でのやり取りが良い。戦後急速に復興し経済大国になった日本を尊敬しつつ、一方でアメリカの現状を嘆くダニーデビート。「勝って浮かれて学校を大切にしなかったから、落伍者ばかり生まれた…」という彼の言葉は、昨今の日本の現状と照らし合わせると、ズシンと心に響いた。同じシーンでの二人の拙い日本語も微笑ましい。女性が左箸するところもあったけど…。 6点(2004-01-18 12:04:52) |
6. アメリカン・グラフィティ
当時の文化を知らない自分にとって、懐かしさも憧れも全く感じませんでした。部活一筋だった自分の高校時代の青春とはあまりに違いすぎる…と、とても彼らが高校生には見えませんでした。逆に感じたことは「さすがヤンキーの国」「アメリカの文化って粗野で低俗」など。…一人でも共感できる人物がいればよかったのですが。ただラストの「その後…」の演出方法がこの後、様々な媒体で広く使われているのはすごいと思います。 3点(2004-01-16 15:19:37) |
7. アメリ
初めからのあまりのメルヘン&不思議ちゃんッぷりにしばし唖然…。冒頭五分で「ちょっと違う…」と思い見るのを躊躇しました…が結局最後まで見ました。ストーリー、構成、カメラワークなどがとても個性的で、工夫と遊び心に満ちていてインパクト大です。主人公が妄想の世界を持ち、とても女の子色の強い作品ですね。『赤毛のアン』に似たような匂いを感じます。しかしこの作品の世界観は、ちょっと自分とは合わないと思いました。“小人の世界旅行”も、実話を先にを知っていたので、なんだかな~とどっちらけに。エイリアン4の監督と知り、また唖然…。 4点(2004-01-15 19:19:59) |
8. 荒馬と女
二人の遺作として有名ですが、正直それほど…でした。分かりにくいテーマと途中のダラダラ気味の進行が退屈に感じます。老いたゲーブルと精神不安定なモンローに加え、モンゴメリークリフトも五年後に急死…そうしたピークを越えた三人を見ているのもちょっと切なくつらいものを感じました。 3点(2004-01-15 18:31:15) |
9. アンドレ/海から来た天使
動物モノ、子供モノ、家族モノとしてはキチンと完成している作品です。ただ大人が一人で見ると、何かむなしいものが込み上げてきます…。 3点(2003-12-20 03:29:35) |
10. アンブレイカブル
「シックスセンス」はまだ緊張感があってよかったけれど、こちらは…。なんであんなに丈夫なのか、それに対する答えを期待しながら見ましたが、大部分はゆっくりな展開なので謎が一向に解決されない展開にイライラしました。結局その謎も「生まれつき」で片付けられてしまい、とても消化不良でした。恒例の「衝撃の結末」の方は確かに意外でした。でもその後で「で?」と感じことも事実です。お母さんがかわいそう…とも思いました。回想シーンでフサフサなブルースウィリスにはなぜか涙。 2点(2003-12-14 05:56:23) |
11. アルビノ・アリゲーター
バーに閉じ込められた8人…。この、個人的にかなりそそられる設定を活かせなかったのが残念です。サスペンスなのかと思ったら、どうやら人間の醜さがテーマのようで、肩透かしでした。 3点(2003-11-07 01:43:42) |
12. 愛情物語(1956)
妻への愛、息子への愛、そしてピアノへの愛…。邦題通り、エディ・デューチンの様々な「愛情」を通して彼の生涯を描いた秀作。終戦後の日本で焼け焦げたピアノで弾く『チョップスティック』と最後に連弾で奏でた『トゥー・ラブ・アゲイン』で感極まって涙が流れました。後に解説で知るまで、本当に役者本人がピアノを弾いていると思っていました。 8点(2003-11-03 00:37:06)(良:1票) |
13. 明日に向って撃て!
音楽がとにかく秀逸。前半の明るさ、後半の切なさ、そして全編にみなぎるカッコよさが輝く作品。けれど皆ほど楽しめなかった自分は一体…。 5点(2003-09-08 22:10:31) |
14. アイリスへの手紙
優しい音楽といい、緑の街といい、見ていて心がゆったりしてくる。始まり方も好き。反面ストーリーは期待はずれだった。タイトルで内容がすべて分かる。老人ホームの父、不仲な妹夫婦、学生で妊娠した娘などのエピソードが中途半端なのも残念。「セックスしたい」と何度も言う主人公は正直でよろしい。ちなみに長女のお姉ちゃんは『グーニーズ』にも出でましたよね。 4点(2003-04-10 15:41:11) |
15. アナライズ・ミー
もっと情けないR・デニーロを期待していたので、肩透かしを食らった感じがする。マフィアの抗争やFBIの捜査はあまり意味が無いので、もっと主役二人のやりとり中心にして欲しかった。 3点(2003-03-07 23:57:25) |
16. アンナ・カレニナ(1948)
救いようの無い結末を見終わった後、暗い気持ちになった。本を読んだこと無い人は見てみてもいいかもしれない。 2点(2003-02-18 11:19:44) |
17. アガサ/愛の失踪事件
有名人のアガサが顔モロ出しなのに、誰も気が付かないのは変。他に気になったのは、主役2人の身長差とホフマンの着ていた水着。見終わった後、温泉に行きたくなった。 4点(2003-02-11 21:43:35) |
18. アフリカの女王
期待して見たから、思ったよりは・・・という感じ。ほぼ2人の河下りのシーンだけだったけれど、それほど退屈ではなかった。 5点(2003-01-31 23:07:05) |