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カラバ侯爵さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 842
性別
自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

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1.  アマデウス ディレクターズカット 《ネタバレ》 
「才能は過信により齎される。故に慢心を改めてはならない」というのが持論。 これ系の話はきまって途上で生き様を悔い改めさせるのだが、クリエイターにとってそれは決して成長と呼べないと思う(処世術ぐらいは備えてないとまずいでしょうが)。 才能の取り扱いとドラマの処理をごちゃまぜにして万事解決としてしまうような不条理をよく見掛けますが、「才能」を扱い徹す今作にとってこの内容は理想的。
[DVD(字幕)] 10点(2007-09-06 13:47:46)(笑:1票)
2.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
ドルジがボブ・ディランを口ずさむ椎名に出会ったシーンが私にとってのクライマックス。 結果的に復讐の後押しとなる出会いでしたが、ドルジには神の赦し(ひいては自身の肯定)を受けたようなことで、さぞ心地よかったことでしょう。 あの出会いで彼は随分と救われたと思います。 作品の構成をただ「やってみたかっただけ」じゃないかと、このシーンに至るまでは思っていたのですが・・・浅はかでした。 あのシーンの彼の笑顔に涙っ。  他者との出会いは、いつも何かを残していくものだなあ~、と感慨深い。 ワンアイデアものにも拘わらず、ここまで突き刺さる作品が作れるなんて。勉強になりました。 
[映画館(邦画)] 10点(2007-08-01 18:27:21)(良:1票)
3.  アダプテーション
私たちは社会に適応(アダプテーション)するべく、多くの選択を迫られる。例えば恋愛を取るか、仕事を取るか。どちらも有益であると判断しても時間という有限な流れの中ではどちらかに決めなければならない場合がある。それは合理化である一方で選ばれなかった可能性を切り取る作業でもある。しかも、それはそういった社会的な態度の限定だけに留まらず、内面的な部分にまで侵食する。自らの行動を納得させるべく「主義」へと姿を変えた選択は意識のカスタマイズ作業であると同時に制御可能な世界へと自らを隔離する。しかし、当人にその自覚はないだろう。それは処世術であり、オリジナリティとして解釈してしまうからだ。そして、ついにはこのように設定された世界「ワタシ」を主張する。  一度設定してしまった世界は容易に変更できない。それまでの自分を否定することでもあるからだ。無闇に刃向かおうものなら、その設定にそぐわないと敵意すら示すだろう。「ワタシ」という枷こそが限界をも設定し、他を拒むファクターとなる。即ち、世界は「ワタシ」によって整理され、限定されているのだ。  本作では他を知ることで広がる可能性とともに「世界をつまらなくしているのはお前だよ!」。そして、「世界は君のものだ!」と提起されているのではないだろうか。
[DVD(吹替)] 10点(2007-06-25 11:04:24)
4.  アンナとロッテ 《ネタバレ》 
敵対することとなる両国へ姉妹を分けたことで時代の激動はよく理解できましたし、その中でのすれ違いエピソードや要所要所に挟まれる現在の彼女たちの描写は興味を惹かせる意味で効果的。 ただ、作りたいシチュエーションに急ぎ過ぎて、彼女たちの感情についていけない箇所が多少ありましたけど。 それにアンナを殺す必要はなかったと思います。   それにしても、自分ならこんなにも信じていたものがコロコロと覆されては気が狂ってしまうでしょうね。
[DVD(吹替)] 8点(2008-01-26 20:26:09)
5.  アザーズ
ホラーの秀作。 短編的内容なのでもうちょっと短くまとめて欲しかった。
[地上波(吹替)] 7点(2007-12-05 05:20:15)
6.  青の炎
主人公にもう一歩暗部に踏み込んだ演出を施すか、多少のカリスマ性や何か欠落した部分が見える描写がなくては、どうにも違和感が付きまとう成り行き。
[映画館(邦画)] 5点(2007-09-26 12:47:42)
7.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 
一度の挫折で何か学んだ気にさせるだけの淡泊な文学作品。 脚本賞なんて獲る作品には構造的な匠を感じさせられるようなものであってほしいものです。 多数の人のドラマを処理しているということで甘めの評価。
[DVD(吹替)] 5点(2007-06-23 20:55:36)(良:1票)
8.  アトランティス/失われた帝国 《ネタバレ》 
設定の曖昧さや(王女は何であんなになるの?、敵ボスキャラは何であんなになるの?)、短絡的な展開や(王女とのロマンス、敵の味方への寝返り)、対決は力のぶつかり合いでしかないなど、大人の鑑賞にはもっと説明や内容が必要。 主人公がアトランティスに残るほど執着する意味がない。  画面は結構ダイナミックなものがあり、アトラクションとしては見応えがあるのでは。
[地上波(吹替)] 4点(2007-12-31 10:44:50)
9.  あなたになら言える秘密のこと 《ネタバレ》 
傷の舐め合いで多少癒されたとしても、それを男女に於ける愛情と誤認してしまうのは如何なものだろうか。 確かに「愛」という観念のなかには「癒し」というイメージも含まれているのでしょうが、その部分だけを期待して結ばれた男女の関係に未来はあるのかな。 まあ、何はともあれ彼女が一歩踏み出せたことには変わりないので、他者との関わりの意義をテーマとして打ち出せたとは思う。
[DVD(吹替)] 4点(2007-12-29 02:24:31)
10.  I am Sam アイ・アム・サム
基本的に主人公のひた向きさに対する周囲の変化がメインなのでしょうが、やはり知的障害者の純粋性となってしまっては、「いい話だ」と納得しかねる。
[DVD(吹替)] 4点(2007-12-05 05:59:53)(良:1票)
11.  明日、君がいない 《ネタバレ》 
てっきり各々の秘密が連鎖して自殺の引き金を引くこととなる内容なのかと思い、そうだとすれば確かに結構な芸当だな、と興味津々で観ていると・・・  ある意味でそういった内容であったものの、蚊帳の外にいたというのが引き金では生徒達の諸々は何だってよかったわけですから、大した芸当ではない。 これでは、単なる自殺する人物探しの趣向しか持ち合わせていない。しかも、その方向で観ていても報われない内容ですし(ミステリーで本編に関わりなく、人物紹介さえされなかった人物が犯人でした、と言うようなもの)。  19歳が書いたというのがマイナスの意味で納得する結果になってしまい、残念。  しかし、テーマ(無関心への警鐘)は伝えられていると思います。こんなにも堂々と反則技を利用して表現している気になれるのは若さのおかげでしょうね。 とりあえず、脚本としては明らかな失敗作。若さに3点献上。   でも、自分がこの人はわかっていると一目置くような巨匠が同じ内容をやったならば、「敢えて」なのだろうと評価して、もう1、2点プラスしてしまうかもしれない・・・(恥)。
[DVD(吹替)] 3点(2008-01-28 00:55:38)(良:1票)
12.  アビエイター 《ネタバレ》 
何が起ころうと信念に基づいて突き進む人物を紹介しただけで物語ではない。 人物紹介映画に過ぎないけれど、実在の人物であったというので興味は尽きなかった。  生活の心配をすることもなく、金で買えるものなら何でも手に入る環境があったなら、「生」に何を求めるだろうか。それを思うと、妄想の実現に取り憑かれた彼の姿は何となく納得できる。
[地上波(字幕)] 3点(2008-01-05 08:53:38)
13.  アイス・エイジ
ディズニー作品のような明快、単純な内容。 関係性を生む、あるいは深めるエピソード、またはバックストーリーの設定をもっと説得力あるものにしてくれなければ子供向け扱いで終わる。
[地上波(吹替)] 3点(2007-11-29 10:04:19)
14.  ALI アリ
時系列に事実を追うだけの伝記物。 芸は無い。
[DVD(吹替)] 2点(2007-11-18 10:15:13)
15.  阿修羅のごとく
そもそも連続ドラマを映画尺でまとめましょって試み自体がよくわからない。 家族単位でみる人間模様のあれこれといった印象しか持てない代物に。
[DVD(邦画)] 2点(2007-10-11 07:59:36)
16.  Avalon アヴァロン
女にとっての切実な動機、またその描写が施されていなければ、どうでもいい薄い話にしか思えない。 内容は相変わらず・・・。似たような話をいくつ作れば満足するのかな、押井守は。
[DVD(字幕)] 2点(2007-09-11 15:11:20)
17.  アリーテ姫
何とも芸のないみせ方ですが、直球の力みたいのは感じました。 でも、長編映画にわざわざしなくても・・・。 アニメ自体に興味がある人以外は随分と退屈してしまう代物でしょうね。
[映画館(邦画)] 2点(2007-07-12 16:43:48)
18.  アトランティスのこころ
各々の情報が有機的な意味合いをもっていないように思うのですが。 いかにもスティーヴン・キングといった語り口で引っ張られましたが、煙に巻かれたような結末でした。それもキングっぽいと言えば、ぽいのですが。
[地上波(字幕)] 2点(2007-03-25 14:02:21)
19.  アバウト・ア・ボーイ
物語に於ける原因と結果のメカニズムが正しく設定されておらず、「人はひとりでは生きていけない」という正論で納得させようとするアマチュア的作品。  雰囲気に流され易い人は要注意かも。
[地上波(吹替)] 2点(2007-02-14 03:47:43)
20.  アメージング・ハイウェイ60
「BTTF」の脚本家のひとりであるボブ・ゲイル脚本・監督ということで期待して臨んだのですが、見事に期待を裏切られた。こんなに漠然とした内容とは・・・とても「BTTF」に携わった人の作品とは思えない。
[DVD(吹替)] 1点(2007-09-05 21:59:05)
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