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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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1.  アワーミュージック
無感動なゴダール。オルガの映像を観てもいないし、ほとんど覚えていないし、関心もない。滑るように動く路面電車がただただ美しい。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-16 14:51:01)
2.  アバウト・シュミット
ロードムービーかと思いきやそこまでではなく、毒づきもそこまでではなく、ランドールの一家のめちゃくちゃさもそこまでではなく、全て中途半端になっている印象があって、ジャックニコルソンでなければきつかった。キャシー・ベイツが動けないニコルソンに食事をさせてあげるのは完全にキャリーのパロディ。面白かった。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-28 11:51:29)
3.  あんにょん由美香
この映画を観ても林由美香のことは全く分からない。しかしだからこそこの映画の魅力がある。ある人物の全体像がわからないということを分からせるためにこのドキュメンタリーは存在する。女優林由美香や本作、そして2011年公開の監督失格(監督の平野はこの映画にも出演している)と、彼女を題材にした作品が何本も出ていることから、その人気ぶり、人をひきつける魅力が有るということは分かる。そして誰も彼もがその喪失を痛んでおり、それでいてセンチメンタルな気分にもなっていない。林へのやさしい気持ちがよくわかるが、彼女が一体何であって、何でなかったのか、それはわからない。その外堀を一つずつ埋めていくことしか、残された者たちにはできないのである。
[DVD(邦画)] 7点(2012-03-08 23:43:38)
4.  アザーズ
それなりに面白いが、もう一押しかな。なるほど、と思わせるラストではあったが、そこまでの見せ方や、より効果的な演出がほしかった。伏線は良かった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-09 13:14:37)
5.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
ラストの直前までは複数の人格が統合されて一つになっていく過程を描いているサスペンスだと思ったが、よく考えるともう一人居たわけで。驚きというよりもよく考えると必然的なラストでした。恣意的とか無理やり、というのも脳内で起こっていることなので文句つけようないし、なるほどと思わせられる。
[DVD(字幕)] 6点(2011-08-28 17:11:35)
6.  青い春
これは青春ではなく青い春なのであって、これは青いという形容詞がついた春であって青春という一語ではない。花は散るからこそ美しいとは本当だろうか、花が咲かない植物は存在するのだろうか、花とは何なのであろうか。さまざまな問題提起を含むようであるが、結局のところこれは青木の物語であるように思われる。彼の行動が真に愚かであると言い切ることができないような、そんな躊躇を覚えさせる彼の生き様を描いたのがこの映画である。青木の生き様を見よ。
[DVD(邦画)] 6点(2011-06-29 23:52:47)
7.  アバター(2009)
面白い。が世界観が二番煎じ過ぎる上に設定が意味不明すぎて突っ込みどころ満載なので駄目。特にラストはどういうことなのかさっぱり。要するに面白いけど駄目な映画です。というよりも駄目だけど面白い映画です。賞味期限付映画。それが早いか遅いかだけでしょう。  それにしてもシガニー・ウィーバーはやはりこういう強い女性の役回りなのね。あの髪型じゃないから最初誰かと思いました。監督がキャメロンだけに、にやりとしてしまいました。大佐のキレっぷりはダーティーハリーのイーストウッドに近いものがありますね。顔も似てるし、そういう細かいところは面白かった。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-07 23:56:53)
8.  アカルイミライ
語り得ぬものについては沈黙しなければならない、というマキシムが浮かぶ。クラゲに安易にメタファーを乗せるのではつまらない。映画でしか表現できないものを表現している。不思議な作品である。語ろうとすればするほど、語りたいものとは程遠いものができあがる。まだこの作品の真価は自分には見極められていないが、映像美と個々のシーンの素晴らしさくらいは多少は分かっているつもりだ。
[DVD(邦画)] 7点(2010-10-28 00:21:37)
9.  愛のむきだし 《ネタバレ》 
何なんだこの映画は! 漫画のようなこの荒唐無稽さは(本来の意味での)確信犯。しかしそれを現実に引き寄せる強烈な身体性。紙芝居のような質感のストーリーに燦然と屹立するのは身体だ。勃起は言うまでもなく、絡み合うシーンや押さえつけるシーン、殴るシーン殴られるシーンなど、そのどれをとっても、身体などというには物足りない、強烈なカラダそのものとでもいうべき力が、ファンタジーを現実に引き寄せている。前半は小ネタを挟みながら基本的な人間関係を形作り、後半に完膚無きにまで破壊し尽くす。その果てに残ったものは、愛だ。何もかも剥ぎ取られた人間は、愛そのものとなる。生半可な破壊ではこれは表現できない。下手な打算や論理や感情に隠されることなく、愛を丸裸にすることこそが園監督の狙いだったに違いない。愛を思い出すものは勃起という身体性であり、脳味噌の中で考えられたことなんかではない。愛は愛自体であり、考え出すような愛は愛ではない。無意識に反応する身体によって、自らからほとばしる愛に気付くのだ。自分がむきだしの愛そのものだということに気付くのだ。そんな愛を肯定しきった果てに感動のラストがある。大傑作。
[DVD(邦画)] 10点(2010-10-23 02:02:08)
10.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち 《ネタバレ》 
シーンとして良かったのはラストだけ。ラストはけっこう感動したけれど、そこに至るまでが彼らの惨めさとその友情しか描いていないので、だからなんだよという気にさせる。メジャーで出さずにマネージャーもつけなかったから失敗したんだと言う割には自主販売してるし、なんだか彼らが成功できなかった理由が分かる気がします。その愚直さが逆に彼らのひたむきさを引き立てているようにも感じます。一度は成功したものの没落したメタルバンドという設定は面白いけれど、ドキュメンタリーとして何を記録したかったのかがいまいち分かりませんでした。あのクライマックスがある時点でなんだか最初から脚本があるかのようです。(これは他のレビュアーが指摘していることでもありますが。例えばケンカのシーン)他にも日本に来た途端に何だかプロモーションビデオのような演出のあざとさが見えてげんなりします。この脚本できちんと映画を作ったほうが面白いと思います。 そういえば私でレビュアーが13番目ですね。This is thirteen.
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-20 00:16:36)
11.  アタック・ナンバーハーフ
自分がバレーボールやっていたからかもしれないけど、バレーボールを題材にしているにもかかわらずその迫力の無さは致命的。俳優陣の演技もちょっと観ていられないです。
[DVD(字幕)] 3点(2010-08-22 20:58:19)
12.  歩いても 歩いても
大傑作。あえて時代性を感じさせないような設定に、丁寧に作り込まれた脚本。そこには登場人物の自由さと、昨日もここで暮らしていて、明日も同じように過ごすのだなぁと思わせる本物さ。キャスティングの妙なのでしょうか、普段あまり評価していなかったような俳優さんもとてもピッタリに見えます。鳥肌が立つシーンもあり、ほんわかするシーンもあり、邦画の最高峰です。現代の東京物語。
[DVD(字幕)] 10点(2010-07-14 01:22:16)
13.  アフタースクール
これを観てから「運命じゃない人」を観ればよかった。面白かったけどね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-01 23:13:06)
14.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
戦後のいわゆる「ナチ狩り」を題材に描いた恋愛映画なわけですが、ドイツのホロコーストや、その後のユダヤ人達による過酷なナチ狩り(たとえばアイヒマンはアルゼンチンに逃げていたがイスラエルの諜報部によって不法に拉致され、死刑にされた)という背景を知らないと理解が難しい映画かもしれません。まずマイケルとハンナどちらにも感情移入できない所が映画にのめり込めない一つの原因でした。ハンナを許すことは到底出来ないし、かといって愛する人のために何もしないマイケルにも共感することが出来ません。その為にマイケルのする行為、例えば有罪確定後にわざわざまた朗読テープを送ったり、そうかと思えば出所後には世話はするけど決して親しくせずに一線を引いたり、ハンナが自殺した後に茶缶を届けに行って脈絡のない話をしたり、などが説得力のあるシーンではなくなってしまいました。また、ハンナが文盲であったということは観客には何となく途中で判り、それが大きなポイントになるであろうことは予測できるのに、映画の中ではさほど大きな意味を持つように見えなかったのも残念です。判決が大きく変わる事柄にもかかわらず「恥ずかしいから」という理由で筆跡鑑定を拒む心理が判りません。文盲である背景や、それについてのエピソードをもっとからめれば面白かったかもしれません。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-29 00:03:55)
15.  アメリ
雰囲気のみでこんなにステキな作品が撮れるのはすごい。
[DVD(字幕)] 9点(2008-12-03 19:34:56)
16.  アマデウス ディレクターズカット
素晴らしい。音楽と、それに関わるモーツァルトという人。サリエリという視点を通していることがこの映画の一番のポイントで、才能のあるサリエリをもってしてもモーツァルトの足下にも及ばないという凄まじい苦悩、嫉妬、劣等感によってモーツァルトの神懸かり的な才能が際立って表現されています。 反面、彼の人間的な未熟さや浪費癖も対比される形で自然と強調され、彼の人間性を浮き彫りにしています。唸るのは、病気になったモーツァルトがサリエリに口述して楽譜を書かせるシーンです。コンスタンツェが馬車で帰るシーンと交互に映されますが、モーツァルトが「ブン、ブン」と声を発するのと同時に音楽が鳴り始め、どんどん音を重ね、オーケストラになるという過程がリアルタイムにわかり、音楽にシーンが引っ張られるような動きが出ています。本当に巧い。 音楽映画の中でベスト。
[DVD(字幕)] 10点(2008-11-16 10:18:44)
17.  アイム・ノット・ゼア
単なるボブ・ディランのこれまでの生涯を振り返るだけのつまらないドキュメントではなく、独自の工夫を凝らしたクリエイティブな作品であることは評価できます。その手法が成功したかどうか微妙ですが。 ケイトブランシェットは素晴らしい。一番ボブディランを体現していました。ヒースレジャーも、最初の黒人の男の子も良かったです。劇中ずっと流れているボブ・ディランの音楽が最高です。彼に興味を持たない人は観ないほうがいいでしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2008-07-03 18:43:01)
18.  ある子供
別に面白くはなかったけど、シュールな映像に惹かれてけっこう観れました。ひたすら現実を描いたという感じで、メッセージ性も何もない気がします。あとは自分で考えろということかな。唐突なラストにも少し驚きました。
[DVD(字幕)] 6点(2008-05-16 23:57:51)
19.  アヒルと鴨のコインロッカー
 伊坂ワールドを完全に体現しているという意見には賛同しかねるけど、雰囲気は出せていたと思います。この映画ほど「先に原作を読んでなければ…」と後悔した作品はありません。  しかし純粋によく映像化できたなーと感心します。なかなか見せ方も上手かったし、回想シーンの最後が冒頭につながる所もすごく好きです。松田龍平や瑛太、濱田岳、良かったです。関めぐみには全く魅力を感じなかった。もっと期待していたのですが…。この映画での琴美の人物造形に問題があるのかも知れない。のっぺりとした印象を受けました。  とても良い映画だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-27 14:16:55)
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