1. 哀れなるものたち
《ネタバレ》 極めてフェミニズムな映画だな~というのが率直な感想。 女性版フランケンシュタインが男たちを身体的にも精神的にも社会的にも常識的にもバッタバッタとなぎ倒していく話。 いや~男って非常に哀れですね……。まさに哀れなるものたち。 [映画館(字幕)] 8点(2024-03-24 11:04:14) |
2. アイアンマン3
アイアンマンスーツなしで戦いヒーローとしても一皮剥けた社長。2よりも完成度は高い。一応アイアンマンシリーズ完結編らしく、スーツを爆発させて映画は幕を閉じるが……。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-05-03 21:14:32) |
3. アベンジャーズ(2012)
あれだけバラバラな世界観のキャラクターをクロスオーバーさせ、テンポよく群像劇をまとめあげるという抜群の交通整理力。ジョスウェドン恐るべしな一本。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-05-03 21:06:06) |
4. アトミック・ブロンド
《ネタバレ》 自分が頭悪いだけかと思ったら、他の方も分かりにくいと言っていて安心した。 アクションシーンや映像のスタイリッシュさ、BGMの選曲はセンスが抜群なのに、肝心の脚本が分かりにくいしたいして面白くないような気がする。上司への報告シーンを挟みながら回想シーンとしてメインストーリーが展開していくので音楽に凝ってる映画には珍しくテンポが悪くなってるし、中二病のようなセリフの応酬も正直しんどい。パーシバル?スパイグラス?ガスコイン?あれ?それ誰だっけ?と名前と顔が一致しないままストーリーは進行し、MI6、CIA、KGB、など各国のスパイが入り組んで二重スパイで、オチは三重スパイかいな。もうどうでもいいわ……。 シャーリーズセロンの美しさと長回し血みどろズタボロアクションは結構見ごたえがあった。これは期待して良い。 エドガーライトやマシューヴォーンが撮ってたらまたいくらか違ったかな……。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-07-10 08:19:58) |
5. アイアンマン2
《ネタバレ》 前作同様バリバリのアメリカ人思想ごり押し。エンタメ度は押さえられてて面白くなくなった印象。映像は大迫力のCG乱用でさすがのハリウッド映画、でも全体的に陳腐化してしまった感は否めない。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-09-02 07:43:32) |
6. アイアンマン
《ネタバレ》 大人気作を今さらながら鑑賞。意外としっかりした作りだなというのが最初の印象。めちゃくちゃ大金持ち&ハイスペックな頭脳で昨今のラノベ主人公ばりにチート能力を持った主人公だけど、それはさておき全体的にアメリカ人の思想が結構直接的に描かれているような気がした。ストーリーも緩急がしっかりしておりなるほどこりゃ人気が出るわと思った。 [DVD(吹替)] 7点(2017-09-02 07:36:35) |
7. アノマリサ
《ネタバレ》 カウフマンらしくかなり独特な映画。主人公のおじさんがまぁかなり自己中なやつなので感情移入はしにくいが、こういうエゴイスティックなところは男であれば多少引っ掛かるところがあるのではないだろうか。人間の愛や恋の残酷な本質を突いているように思った。人形アニメなので撮影するのにもかなり手間暇かけないといけないだろうに、これいる!?と言いたくなるようなシーンを長々とやる上、この人形の動きがかなりリアルで、演技している人間よりもリアルな人間の動きをしているのでおっさんのプライベートを覗き見をしているみたいで気持ち悪い笑。人形アニメであるのも主人公の境遇と最後のオチにうまくかかっていて効果的。しかしラストで日本文化が少々絡んでくるが調べ方が甘かったのか日本人にとっては?な終わり方になってしまったのが残念。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-12-24 00:08:06) |
8. 愛より強く
《ネタバレ》 トルコ人の宗教とか戒律とかそういった事情があるのはまあいいとして、話が昼ドラ並みにチープで、とても金熊賞を受賞した作品とは思えない。ドイツ人が観たらまた違うんだろうな。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-12 22:45:11) |
9. AKIRA(1988)
作画と音楽でお腹いっぱい。日本アニメの本気を見た。 [DVD(邦画)] 7点(2012-05-10 13:30:32) |
10. アダプテーション
《ネタバレ》 原作:スーザン・オーリアン「蘭に魅せられた男 驚くべき蘭コレクターの世界」って… 実際は脚色ってレベルではない程まるきり別もんで、だからこそ「アダプテーション」ってタイトルにしたんだろうけど、スーザンさんはこの映画を観てどう思ったんだろう…。 後半の脚色された退屈な予定調和かつハリウッド映画的展開も含めて面白い。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-04 18:14:47) |
11. あんにょん由美香
林由美香という人物を全く知らず、また興味がない私みたいな人間は観ない方がよかったのかもしれない。 [DVD(邦画)] 4点(2011-10-29 20:32:41) |
12. 悪人
《ネタバレ》 ストーリーはありきたり・・・というか意外性はないのだけれど、一人ひとりの登場人物や一つ一つのシーンをすごく丁寧かつ繊細に、さらに重厚に描いているので観ごたえがあった。(特に光代が乱れたベッドを見て襖を閉めるシーンや、車内から仕事場を見てホテルへ行くことを決心する流れ、ラストの光代と佳男の邂逅シーンはグッときた!)ただ、イカの目からの回想シーンはやりすぎかな笑 満島ひかりは殺されても仕方ないと思ってしまうほどのビッチぶりを見事演じていて素直にうまいと思った。 [DVD(邦画)] 8点(2011-08-22 00:25:34) |
13. アウトレイジ(2010)
初たけし映画!他の方のレビューを見る限り、過去のたけし映画のヤクザものとは毛色が違うみたいだけどすごく楽しめた。 仁義なき戦いとパルプフィクションを足して割ったくらいのユルさで、肩肘張らずに楽しめる、笑いが所々に散りばめられたバイオレンス娯楽作。 [DVD(邦画)] 8点(2011-06-30 23:42:06) |
14. アフタースクール
「運命じゃない人」同様、展開の仕方が舌を巻くほど上手い。それだけで評価が高くなってしまう。 [DVD(邦画)] 7点(2011-06-29 23:34:45) |
15. 歩いても 歩いても
《ネタバレ》 ただぺちゃくちゃしゃべっているだけのように見えてまったく無駄のない脚本、その会話から見えてくる登場人物たちの事情、観終わった後に繋がっていく「歩いても 歩いても」というタイトルに込められた意味・・・。 大きな展開はないのに、セリフの一つ一つが心に染み渡っていくような、ここまで面白い映画を作ることができるというのは自分にとって目からウロコでした。 邦画にしか出せない「味」がこの映画には詰まっていると思います。 [DVD(邦画)] 10点(2011-01-15 22:14:21) |
16. アバター(2009)
《ネタバレ》 革新的とも言える映像が素晴らしく、ストーリーもよくあるパターンでそれなりに面白いが、後半辺りからの白人の万能っぷりと戦争大好きっぷりでだんだん冷めてくる。 最後まで観た感想は「これでいいの?」 [DVD(字幕)] 7点(2010-12-12 00:00:46) |
17. 赤毛のアン/完全版〈TVM〉
《ネタバレ》 「赤毛のアン」については名前を知っているくらいで、原作にもアニメにも触れたことはなかったけど、これほどまでに素晴らしい物語だったとは! 3時間強の長尺も美しい映像やテンポの良さがあったおかげでサクサク観ることができ、最初は「なんかうざったいキャラだなあ(笑)」と思っていたアンをどんどん好きになっていってしまった。 ギルバートがアンのいるところに必ず現れて(もはやお約束!?)、登場するたび「またお前か!」って思ったよ・・・。ボートに乗って登場してきたときは流石に吹いた。 [DVD(吹替)] 9点(2010-11-03 16:39:36)(良:1票) |
18. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 話の構成がうまい!どんどんのめり込んでいってしまった。そして最後は最高に切ない。 観て損はないほどの面白さではあるけど、リアリティが欠けていたこととボブ・ディランのごり押しが少し残念。萎えた。 [DVD(邦画)] 8点(2010-10-04 23:17:55) |
19. アメリカン・クライム
《ネタバレ》 家を脱出してから最後の回転木馬までの演出はとても素晴らしかった。 こういった類の話で加害者側の視点というのは、この事件が孕む恐ろしさや、なぜこのようなことが起きてしまったのかということを分かりやすく伝えることができたと思う。 しかし、虐待描写が事実と比べて軽い上に少なくなっているため、この事件の残虐さが表現しきれてない。もう30分ほど虐待していたころの描写があれば10点をつけていた。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-16 15:49:53) |
20. アリス(1988)
コマ撮りアニメーションの映像やシュヴァンクマイエル独特のクリーチャーは好きなんだけど、ストーリーが意味不明かつテンポも悪いのであまり面白くなかった。原作を読めば納得できるのかなあ・・・。劇中に音楽がないのも辛い。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-05 01:37:53) |