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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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81.  海洋天堂 《ネタバレ》 
導入部の舟のシーンでは、非常に観念的で嫌なものを感じたし、また当然その後はカットバックで後でここに戻ってくるんだろうと思っていたんだけど、何とそのまんまなシーンだったのにびっくり。その後の描写も(あるいは主人公の行動も)、何とも実直で、生活に足がついていて、一つ一つの目の前の現実的なことの解決に徹しています。奇跡は決して起こりません。逆に、展開のためだけのようなわざとらしい危機も起こりません。だからこそ、何気ないことの困難さが静かな重みをもって迫ってきます。そして、そうだからこそ、近くの商店の奥さんとのちょっと切ない関係が効いてくるし、たった1回の写メが、見る側にとっても忘れられない想い出として刻みつけられます。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-02 22:39:16)
82.  紙屋悦子の青春 《ネタバレ》 
設定からして、観念的・感傷的・情緒的に流れるだけの内容になることを危惧していたのだが、意外に良い出来なので驚いた。流れを逸脱せず、かといってストレートに中心だけを目指すこともなく、一つ一つ丁寧に積み上げられる会話の数々。それを辛抱強く息を潜めて追い続けるカメラ。各役者の、感情を安易に露出させない忍耐の演技。それだけで十分です。それから、この作品の中心テーマは反戦ではないです(要素の一部ではあるとしても)。肝は現代の老夫婦にあって、いろんなことを乗り越えてきた二人だからこそ、あんな何でもない会話を、息の合った状態で繰り広げられる。私はそこが一番の見所だと思いました。あと、残念だったのは、衣装や小道具がえらく新品っぽくて、日常的に使い込まれた生活感が表されていなかったこと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-10 01:22:46)
83.  限りなき追跡
とりあえず追跡の体はとっているのですが、主人公側も特段技量もなければ作戦もなく、悪役側も別に大して悪くなさそうな感じ。つまり、終始予定調和的な緩い雰囲気だけが漂っています。「何でそこでそうするの?」と双方に突っ込みたくなる場面が満載です。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-08-03 00:14:02)
84.  狩人の夜 《ネタバレ》 
あの前半に出てくるオバハンと母親は、映画史上に残るバカなんじゃないだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-05-28 00:48:14)
85.  川の底からこんにちは
描写の1つ1つがいちいち作為的で、役者が見えるのではなくて、「これってリアルでしょ?」という演出側の顔が透けて見える底の浅さを感じてしまう。しかも、この主人公、何かの屈折や悩みを抱えているというよりも、単に頭が悪いようにしか見えません。まあ、まわりの人たちも似たり寄ったりですが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-03-16 01:50:30)(良:1票)
86.  風にそよぐ草 《ネタバレ》 
免許証云々は単なる導入エピソードで、そこから二人の間でいろいろ発展するんだろうと思っていたら、男のストーカー描写が延々と続く前半で、「えっ、これってそういう話?というか、このネタ1つでそこまで引っ張る?」と唖然。そこからカオス状態のようにわけの分からない展開に突入する後半に、さらに唖然。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-01-04 02:03:32)
87.  ガントレット 《ネタバレ》 
敵方もそしてその黒幕も、肝心なところであまりにもマヌケなので、「ほっといても勝てるのでは?というか、むしろその方が勝率が高まるんじゃないか?」という気になってしまう。車の中の3人の会話シーンだけはえらく脚本が頑張っていたので、点数はそこに対して。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-01 00:31:06)
88.  ガメラ3 邪神<イリス>覚醒
ほとんどの登場人物が、状況に対し真剣に本気で危機感を持っているように見えないのです。なので、いくら特撮を頑張っても、まったく意味がありません。焦点が絞られていないだらけた脚本が、それに輪をかけています。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2014-09-21 01:55:23)
89.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 
映像や音響に凝っているだけではなくて、何というか、コントの基本をちゃんと分かっていらっしゃるんですよね。脱獄直前のあの一幕とか。加えて、フットルースのケヴィン・ベーコンを、銀河を救うべきヒーローと大真面目に同一次元で語り、しかも台詞だけでなくネタとしても生かす素晴らしさ。
[映画館(字幕)] 6点(2014-09-15 16:19:52)
90.  華氏451 《ネタバレ》 
作品内の社会の雰囲気はむしろ牧歌的ですらあるんだけど、それがかえって、現実的な生々しさを感じさせるのです。公園内での所持品検査が、当たり前のように行われている。検査側も、特に威嚇したり、力を誇示したりすることはない(必ず言うことを聞くと分かっているから)。文字というのは1つの隠喩であって、そこに見る側が何を当てはめるのか、ということなんですね。だから、「頭の中までは奪えない」という回答はきちんと着地点になっているし、そのテーマは現在でも普遍性を持っています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-07 02:52:43)
91.  ガメラ 大怪獣空中決戦
主人公は緊急時でも化粧濃すぎ(それを消すほどの表情や演技もない)な上に、危機に立ち向かう立場としての有能さも見当たらない。政府関係者はただ狼狽してうるさく騒いでいるだけ。これでは怪獣がいくら頑張っても、格好良く見えないんですよ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2014-08-30 15:08:40)
92.  怪獣大戦争 《ネタバレ》 
謎のSFチックな部分がまったく機能しておらず、徹底的に足を引っ張っている。大体、怪獣がそんなに戦っているわけではないので、タイトルに偽りがありまくってるじゃん。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2014-08-01 03:07:55)
93.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
何と意外に良い内容だった。まず、主人公家族3人が、実はちっとも格好良くない日陰者の存在に一貫して立脚しているのが良い。そんな環境は簡単には覆せないし、実際に最後には次の住み家を探して出ていくことになるし、でもだからこそ、無力なりに何かをしようとする主人公の行動が輝いている(しかもそこで、すぐに結論が出たり、安易にスーパーウーマン的活躍をしたりしないのが良い)。また、人間には何てこともないちょっとした段差や距離が、小人視点ではそうではないという質感や構造感も的確に表現されている。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-07-30 03:43:49)
94.  風の音、愛のうた 《ネタバレ》 
3組のストーリーがそれぞれ並行して進むという作りなのだが、実際には、自閉症の妹を伴って旅をする話のウェイトが多くを占めているような気がする。そこはいいとしても、一番問題なのは、その3組の共通テーマだったり関連性だったりという点があまり考えられていないこと。1つ1つの話は単純なので、その辺の構造性が弱いと、割と大きなダメージに成ってしまうのです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-30 00:15:04)
95.  かぞくはじめました
やろうとしていることの難しさの割に、主人公二人の発想や行動が、いちいち幼稚で、かつ嘘っぽい。遺言で子供の後見人に指定されるほどの人なら、失敗はあるにしてももっといろいろ考えていると思うし、いきなり子供を押しつけられた難局面にしても、現実的な生活感のある課題・問題がいろいろ出てくるはず。その辺を突っ込まずに制作者が頭で考えただけの展開を追っているだけなので、面白みがないのです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2014-04-23 00:14:18)
96.  悲しみよさようなら 《ネタバレ》 
郷土出身のスターが自分の母親だと思いつくというのはあくまでも出発点であるはずで、そこから誰がどう発展するのかというところが主題になると思っていたのですが・・・そのまま、出発点の周りをぐるぐる回って、最後まで何も変化なしという、逆に潔くてあっけにとられてしまう作品。ウィノナの演技にやる気がないのもよく分かる。メリッサ・エスリッジのテーマ曲の歌唱に3点。
[DVD(字幕)] 3点(2014-02-04 00:42:43)
97.  カンパニー・メン
えらく豪華なキャスティングに期待が高まりますが、味付け自体が全体的にとてつもなく薄味で、そつなくまとめることだけを優先してしまった感じで(それなら、作中で批判している重役陣のやり方と一緒ではないか)、演技がどうこうという場面は特にありません。ただし、唯一光る存在感を見せていたのは、中心の4人ではなく、アフレックの奥さん役のローズマリー・デウィット。この人が登場するたびに、作品が墜落を免れて何とか一本の筋を保っている。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-30 23:18:18)
98.  カティンの森 《ネタバレ》 
この素材を対象として選択したということ自体が、ポーランドのプライドとアイデンティティを感じる、志高い作品。ただし、映画としては、視点がやたらあっちこっちにぶれているのと、必要性のよく分からない登場人物が頻出しているのが気になった。あと、軍人も民間人も服装がぴかぴかで、苦闘の跡が見えないのも、何とかしてほしかったかな・・・。しかし、事件を再現したラストの20分はいうまでもなく強烈で(そのまま無音の暗黒につながるフィニッシュも凄い)、このためのそれまでの100分だったということがよく分かる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-25 01:10:31)
99.  風花(1959) 《ネタバレ》 
単純メロドラマと見せかけておいて、時系列操作、同一シーンの角度を変えての繰り返し、同一アングルによる時制飛ばしなど、結構実験的なこともやっているのですね。一番インパクトがあったのは、当たり前のように家の人間とは別に台所の一隅のようなところで食事をしている母子の姿、そして、粗末な納屋のような別棟で淡々と生活を送る母子の姿。この辺を強調せずに自然に出しているからこそ、その背後にある、背筋が寒くなるような理不尽さが際立っている。そして、縁談が決まって祖母が内心を吐露するシーンでは、頑強に家を守ろうとしていた権化であるかのような祖母が、一気に家全体を放逐するかのような逆転が起こり、ラストの嫁入りを単なる愁嘆の場ではなく、必然性と重みを持った場とすることに貢献している。写生のやりとりも後で回収するなど、脚本も丁寧。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-12-15 01:29:39)
100.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
過去の作品ほどのひっくり返し技はありませんでしたが、同じことを繰り返しても仕方ないので、それはそれでよいのです。アフタースクールに続き今回も印象的だったのは、1つ1つの場面に妙に真剣なこだわりがあって、それが笑いを醸し出しているということ。例えば、今回では、人が入れ替わったら当たり前のように段々と部屋が綺麗になっているとか。それから今回は、全部を説明し切るのではなく、いくつかはわざと説明を止めて、気づくかどうかは見る側に任せるという手法も採っていますね。
[映画館(邦画)] 8点(2013-07-23 02:01:15)(良:1票)
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