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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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1.  海難1890 《ネタバレ》 
日本とトルコの友好自体とても素晴らしいし、和歌山沖で座礁した エルトゥールル号の乗務員を救った逸話を映画化した事はステキだと思いますが、 何点かわざとらしい演出が鼻につき、首を傾げてしまう部分が個人的に残念でした。 例えば荒波にもまれて転覆した船のシーンなどの迫力は素晴らしかったですが、 その波と宴会してる所での金魚蜂が転倒するところをシンクロさせて見せたり するのはちょっとセンスないなと感じたり。 かたせ梨乃、竹中直人などの役者の使い方もいまいち活かされていないし、 大作の雰囲気を出したかったとしてももう少し全体の進行テンポを上げて 救出されたトルコの方の心情を掘り下げても良かったかなと感じました。 終盤トルコから脱出を試みる現地の方と日本人のシーンはとてもよかったです。
[映画館(邦画)] 6点(2015-12-29 20:03:50)
2.  片腕マシンガール 《ネタバレ》 
こういう映画だろうなとは分かって観始めたものの、一部の主要キャスト以外が学芸会レベルの演技力かつ、全編通してのゴア描写に、中盤から既にお腹いっぱいって感じでした。初めて「キル・ビル」を観た時はやりすぎの描写も笑えたんですけど、何故かこの作品ではそこまで笑えなかったです。  腕を切断されてそこにマシンガンや武器を付けて闘う女子高生という設定は面白いし魅力的なんだけど、チープさをウリにした事で、演技面でも妥協した部分が多々観られ、コメディのような雰囲気は漂うものの、溶け込んで楽しめなかったのが残念でした(期待しすぎたかな?)。  ただ主演の八代みなせさんはとっても頑張っていました。制服姿の彼女がマシンガンをぶっ放すシルエットは最高にカッコいい。とてもミスマリンちゃんとは思えません。  ただオープニングから復讐に燃えるヒロインを見せた事で、作品を引き締めたことができた反面、弟思いの優しい姉貴という対比が最初から弱まってしまったのは残念だった。それとイジメ、拷問、指詰めの寿司、死姦…。コメディタッチという言葉では片付けられないすっごいイヤーな気分になる演出も多々あります。敵役の容赦ない悪い部分を見せるのは完全懲悪の作品にある程度必要ですけど、観終えてスッキリさせるには、もう少し抑えてもいいです。ゴア描写ってここぞという所だけで強烈に見せるほうがインパクトを残せるのですね。  穂花とヤクザの息子が顔半分切り取られ、挿げ替えて乗せられるあのラストは良かったです。ヤクザの親分はカブキパフォーマンスですね、あそこまでやらんでもいいです。
[DVD(邦画)] 5点(2009-11-23 19:02:24)(良:2票)
3.  勝手にしやがれ
多分ヌーヴェル・ヴァーグの旗手とか巨匠ゴダールの長編第1作とか、鑑賞前に色々と尾ひれがついてる作品を、しかも製作から50年を経過してから観ているので、当時とは全然印象を持つのは仕方ないとして。  冒頭の警官を殺してから逃げるまでのジャンプカット、インタビューのシーンでサングラスを外すパトリシアへの寄り、縦横無尽に街をゆく登場人物へのカメラワーク、そしてあの映画の終わり方は強烈な印象を残しました。当時はさぞかし斬新だったのでしょう、今観てもオシャレだと思うシーンが何箇所もあります。  ただ…、肝心のシナリオがあんまり面白くないですよね。ミシェルとパトリシアのやりとりも冗長な感じもします。女々しいミシェルにイラっとくる部分もあったり。物語の起伏の少なさも特徴かもしれませんが、87分という決して長くない作品なのに結構疲れるのは、そこにも要因があるかもしれません。  確かに「ゴダールってなんだか敷居が高そう」というイメージを払拭するには最適な入門編の1本ですし、衣装や街並み、登場人物のスタイリッシュさに惹かれる意味でも貴重な作品だと思います。但し娯楽映画として観た場合、エネルギッシュではあるものの、これゴダールが本当に観客に向けて発信してる作品なのかな?という疑問符はありました。上手く書けないのですがスクリーンの中で完結してしまっているというか、別の世界の話って感じで、結局何が言いたかったんだろうみたいな…。そう感じてしまうのも冒頭に書いたように、半世紀前の作品ゆえ仕方ない部分なのでしょうかね…。  蛇足ですがこの作品の4年前に作られたキューブリックの「非情の罠」にも本作に似た演出が多々観られました。双方とも類稀なる映像作家としてのセンスを持ち合わせていたんだなーと感慨深く観ました。
[DVD(字幕)] 5点(2009-11-18 11:03:18)(良:1票)
4.  カノン 《ネタバレ》 
主人公のオッサンは自分の気持ちに素直だ。思うとおりにならないしイライラして家を飛び出して仕事も決まらないし。ダメダメだけどいっちょ前に性欲だけはさかん。同時にその下品さが非常に人間的。結局ラストでは生き甲斐を娘に見出して引き取るけど、娘と暮らすことが本当に愛しすぎてるゆえなのか、それとも一生秘密裏に性の玩具に利用できるからなのか分からない所もなんともキモチワルイ。結婚して年頃の娘を持ったら一瞬でも男はそういう気持ちになるのだろうか?価値観が違いすぎるので嫌悪感を抱くのは仕方ないのかもしれないけど。しかし良くも悪くも作品に独特の力があるので、ブオン!とかバーン!とか驚かせるような音や、30秒以内に劇場を出ましょうみたいな注意(脅し演出?)は不要じゃないかとも思う。あと9割以上がオヤジのナレーションなのもなんか安易に楽な方向に逃げてる気がして説教くさいですね、もっと映像として目に訴えかけてくるような強烈さが欲しい。ボロクソ書きましたが完全男性目線でむちゃくちゃパワフルな雰囲気は素直に凄いと思うので6点です。
[DVD(字幕)] 6点(2009-11-15 20:33:48)
5.  カンダハール 《ネタバレ》 
この映画を観て最初「退屈だな」と思ってしまった私は、すっかり平和ボケしてるのかもです。でもアフガンの現状や終盤の緊迫の取調べには手に汗握り、思わず見入ってしまいました。パラシュートで落ちてくる義足をめがけて一斉に追いかけるシーンが非常に衝撃的でした。  人形爆弾や・飢餓・強盗・義足、その全てが現実なんだなと思うと、この国に生まれた幸せを噛み締める思いです。宗教を習う場面で、上手くできないハクが一転、主人公のジャーナリストのナビ役で金銭レートも知らないのにひたすらタカリまくってるのが、生きる上の必死を感じました。  映画をあの最も危うい場面で終わらせたのはきっと、監督の意図が、同じ地球で起きていたこの現実を観客がいつまでも忘れないようにしたかった狙いだからでしょうか?ヒューマンタッチではないのがいい。しかし911テロ以前の作品なんですね。面白いとかどうとかでなく、作られて世界に配給された事自体が非常に重要。
[DVD(字幕)] 5点(2009-02-03 10:22:00)
6.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
佐藤隆太さんは、いつもニコニコしてる好青年のイメージですが、印象そのままに事故後の記憶を翌日まで憶えていられないというハンディを背負った主人公を好演。もっと先行き暗くして絶望的に見せたくなりそうな題材であるにも関わらず、ベストキャスティングとも言える彼の熱演で救われています。脚本も、主人公が記憶を無くす直前に胸を打たれた学生プロレスに参加するという意志を当初は反対するものの、最後には意志を尊重し、彼の頑張りを応援するという流れが○。ナンセンスな笑いは賛否ありそうですが、重度のハンディを背負った主人公との対比ではこの点も必要だったかなと。   前日までの事を思い出すように、頻繁にポラを撮りメモも欠かしませんが、サエコ演じるマネージャーに告白するシーンはメモしてないのが秀逸。彼の中に「今回はダメだけど次はわからない。メモした時点で諦める事になる」という意識が働き、敢えてメモしなかったのだと思いますが、そんな彼がいよいよメモしようとするシーンは号泣。司法試験を目指してたほどのエリートだった自分が事故がきっかけで進路こそ諦めたものの、他の事まで簡単に諦めてたまるかという想いが伝わりました。   泉谷しげる演じる父が、表面上は普通に接してた息子が実は心の奥では死にたいと思う程苦しんでいた事をノートを読んで理解するシーン。きっと父はたまらない気持ちになったのでしょう。心の裏側にある哀しい気持ちを親にだからこそ見せたくないと働く主人公の内面との対比でまた号泣。   そして最後のプロレスシーン。記憶が戻るはずのない彼(マリリン仮面)が、仲間との練習を思い出し、奇跡的に数々の必殺技を繰り出すシーン。ドロップキック1つでこんなに盛り上がるか!やられてもやられても立ち上がるのも感動!そして死闘の後のリング上での最後の決めポーズ!とどめは、当初はプロレスに反対してた父親が、開場の後ろの方から観戦していて、笑顔で拍手を送るシーン(小生のツボの1つが親子愛)。オーラスにふさわしい盛り上げ方となりました。   願わくば父がもっと昔ながらのガンコ親父だったら、最後との振り幅が大きくなって感動が倍増したかな?主人公が裏で苦労する部分の描写ももう少しあれば・・・。きっと監督は敢えてそれを描かなかったのでしょうね、あざとくなるから。でも大満足の作品!限りなく満点に近い9点♪
[映画館(邦画)] 9点(2008-03-08 00:52:30)(良:2票)
7.  カレンダー・ガールズ 《ネタバレ》 
人間てのは成功してくると何故当初の目標を見失ってしまうのかな?と思いました。実話という事ですが、思った以上にカレンダーが売れた後、マスコミに取り上げられたり増刷、ハリウッド進出と進む上で、既に自分を見失っている辺りが結構リアルで興味深かったです。第三者的な目線だと、かなり早い段階で達成(病院に追悼のソファを贈るお金集めから、儲ける事に意識が変わってきてる)されてるのに、冒険心から最後には仲間同士で罵り合いにまで到ってしまう。人間ってつくづく哀れだなあと感じました。ヌードカレンダー作成から成功するまでで尺の半分もかかってなかったので、そこからの転落は予想できましたが、人間あまり調子に乗ると、支えてくれた人々や家族に迷惑かけるぞという事を、このようなサクセスストーリーでは常に警鐘してますね。
[DVD(字幕)] 6点(2007-01-06 16:41:00)
8.  回路
この作品をそれほど深いテーマ性があるとは思いませんが、単純に先の展開がとても気になるホラー映画としてレベルが高いと思います。音楽もオーソドックスな驚かし方で恐怖を助長しているし、出演者が淡々と演じている部分にもリアルなものを感じました。解釈は色々あるみたいですが、インターネットを介してあちら側の人間がこちらに入ってきてしまうという設定は斬新ですし、「あかずの間の作り方」への流れは少し強引な気もしますが、死んだ場所に出来る黒い影の使い方も面白く、怖がらせ方だけをみれば清水崇監督より上だと思います。ただ終盤の締め方が、説明を投げ出してしまったかのような感じで残念でした。ゴーストタウン化した街並みと色褪せ方が最高だっただけに、それに負けないようなエンディングをもう一ひねり欲しかったです。それでも全体的に見れば非常によくできたホラー映画です。
[地上波(邦画)] 7点(2006-09-18 11:30:42)(良:2票)
9.  カンパニー・マン 《ネタバレ》 
この作品は監督が「CUBE」のヴィンチェンゾ・ナタリってだけでかなり期待されてたんですね。でも私は安易に「CUBE2」などを監督せず、こういった全く別の作品(でありながら共通の匂いは残している)に挑戦した所を評価したいです。自分自身を洗脳して潜入したり、幽霊的存在の3番目の名前の人物が自身だったなんて凄いオチだなって驚いてしまいました。最後にビルの上で二重スパイの主人公がヘリで逃げる時、互いの会社の人物が「顔見たか?」「奴が?」みたいなキョトンとした表情を見せた数秒後には爆破という強引なオチへの持っていき方が、序盤からのテンポのよさを象徴しているようで印象的でした。説明的ではなく映像で見せる作品ですが、初見だと勿論全体を理解して見えないので、正直話に付いて行くのがやっとなんですが、全体を理解してから2度目に観るとこの作品の狙いや面白さが堪能できると思います。何百階まで一気に上るエレベーターの内部が映った瞬間、「あ、やっぱりナタリ監督は閉鎖的空間、エレベーターが好きなんだなあ」って妙に納得してしまいました。個人的には「CUBE」で外壁の設計者を演じてたおじさんが出てたのが嬉しかったです。  <10年後に再見 7→6点に修正> ヴィンチェンゾ・ナタリは閉鎖空間を描くのがとても上手いと思う。 そして近未来を描くビジュアルセンスも抜群だと思う(特にエレベーター等の乗り物を外側から描くのが上手い 笑)。 この作品も決して退屈しないし、話もつまらなくはないのだが、なぜかあまり印象に残らない。 そして二重スパイの話だけど、あまりハラハラしない。それってあまりどの登場人物にも感情移入できないからだろうか。 「CUBE」の監督の次作という期待感があって、凡作に感じる方も多かったのかもしれないが、10年くらい経った頃に ふとまた見返したくなり(そうだ!途中でオチわかりやすいやつだ!)と思い出す。そんな同窓会みたいな作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2006-08-20 12:26:29)(良:1票)
10.  ガール・ネクスト・ドア
中学生の頃、ラテ欄を見るとテレビ東京の夜中3時位に「<映>個人教授」なんて見つけると「これはもしかして!」なんて思い、思春期の自分は親に見つからないようにコッソリ録画予約したもんです。シナリオなんて二の次、要はまだ見ぬワンダーランドに踏み込みたいってだけでした、年上女性への憧れが強いお年頃でしたし。さてそれから15年後・・・。「24のあのエリシャがAV嬢役?」ってだけでビデオ屋に走る自分、そしてやはりシナリオなんて二の次で「もしかしたらエリシャの何かが拝めるんですか?たった350円で」なんて考えて即借りです。まったく社会は確実に時を刻んで進歩しているのに、私という男は15年前と同じ食いつきから何も進歩せず映画を観てますごめんなさい・・・。でもこの作品は純粋に青春ラブコメと見ると中々面白い佳作です。ただ私が勝手に想像力豊かで違う方面を期待してしまっただけなんです。唯一の救いは、私のような男性はこの世の中には沢山いるってことです。エリシャ最高♪
[DVD(字幕)] 6点(2006-08-09 16:32:13)
11.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
いやーこれは面白いですよ!群集にCGを使っていない本物の迫力も感じましたし、早川領に辿り着くまでの苦難の連続を、ハラハラしながら楽しめる娯楽活劇です。でもこれ「スターウォーズ」に影響を与えたとされてますが、C-3POとR2D2はあの百姓二人のようには足引っ張ってないよと叫びたかったです(あまりにダメな人たちなんでええ加減にせよと突っ込んでしまいました)。女郎として囚われてた秋月方の女性を馬にすっと乗せる六郎太のサマ、山名方の侍二人を馬で追ってしとめる六郎太、というよりむしろ三船先生の姿にも惚れ惚れですwでも笑えたのは火祭りで踊る三船先生の姿!晩年「全員集合」でヒゲダンスのジェスチャーをした彼の姿を思い出してしまいました(^^;あと突っ込まざるを得ないのは雪姫どの!あなた快活で健康的な太ももが何とも魅力的ですが、終始声張りすぎですから!
[DVD(邦画)] 8点(2006-08-06 16:45:33)(良:1票)
12.  カサブランカ
俺がシリアスに口にしてるのに、何故か100%の確率で大爆笑になる台詞の代表が「君の瞳に乾杯」です。ボギーと同じ意味の事言ってるのに、私の台詞だと口説きが完敗です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-11 15:10:05)
13.  彼女を信じないでください 《ネタバレ》 
むふふ、面白かったですね!キム・ハヌルが可愛いし、カン・ドンウォンが振り回されるサマを見事なダメ男ぶりで好演してます。それこそ「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョンレベルの情けない表情ですwただ、このシナリオで115分はちょっと長い。もう少し村での前半部分をテンポよく、15分位短くしたらコミカルな部分も活きたと思います。あと指輪を渡そうとしてた彼女とのエピソードがあまりに少なく、最後が読みやす過ぎですね(笑う)最後は韓国のラブコメ特有のハッピーエンド&伏線で観客にニヤリとさせる展開、嫌いじゃありません。とにもかくにも主演二人の魅力につきる映画。二人のファンなら気に入る映画だと思います。「Mr.唐辛子コンテスト」で優勝して、思わず抱きついたキム・ハヌルが可愛かったです(^^)
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-09 14:10:16)
14.  カッコーの巣の上で
難解なはずなんだけど劇中全く目が離せない展開に圧倒された。主演のジャック・ニコルソンも看護婦のルイーズ・フレッチャーも、そりゃオスカー獲るだろうなあと言った圧巻の演技だった。ただ、イマイチメッセージ性が分からないし伝わってこない。個人的にはあの後味の悪さもちょっとマイナスです。でも周りの役者さんも有名な方が多く、そういう意味で観返してもいいかもしれませんね。2度観たら評価が若干変わる映画かもしれません。
[DVD(字幕)] 6点(2006-06-19 14:56:09)
15.  カル 《ネタバレ》 
グロい映画は数見ているので、ゴア描写に関しては特に気にはならなかった。そしてこの映画は初めから「謎解き」の要素を観た人の解釈に委ねている点があって、謎解き本を読んでない人は個々の解釈で捉えた答えでいいという事かなと感じた。もし明確な1つの答えがあるのに映画でそれを伝えていないとしたら、単に意地悪というか不親切だ。漠然と浮かぶキーワードである「担当刑事の汚職の過去」「同期」「ストーカー」「父親との過去」「同性愛」「留学」「解剖」等を断片的に繋げて得た答えがきっと大半の人が辿り着く結末だと思うしそれでいいと思う。ハン・ソッキュ、シム・ウナという「八月のクリスマス」コンビだが、其々全く異なる人物を好演していた。またシム・ウナのミステリアスな雰囲気は役柄にピッタリ当てはまっていた。彼女が犯行を裏で操っていたとしても、それを回想ですら見せないのは逆に、犯人でありながらイメージを下げない演出という意味では上手かったかなと思う。ただ皆さんが仰るように、犯人が落としたヒントから警察が現場に辿り着くまでの過程の描き方があまりにも不透明な部分もあった。ラストのどんでん返しは、ホ刑事がCDラジカセに隠したポラ等の説明が無い部分から匂わせていたが、それこそ想定内の結末だったのでさほど嫌な気分にはならなかった。チェ刑事は最後まで振り回されてしまって・・・。彼女が思わせぶりな言葉を言わなければ部屋のテープを見なかったかもだし、最後のつぎはぎ死体まで行かなかったのにとか思いました。というかわざと辿り着かせるために好意を伝えたのかな?もしそうなら女って怖いなあ・・・(>_<)
[DVD(字幕)] 6点(2006-01-22 01:20:47)
16.  感染
ノイローゼが感染しそうな病院ですね(>_<)ダークな雰囲気はいいし、鏡の老女がウザいのも妙な雰囲気をかもし出していて最高。出演者は概ねいい演技だったし、ちょっと緑の液体がしつこい気もしたが全体のトーンは日本のホラーらしくて良かった。ただ意識に感染するというヲチと締めが弱い。シナリオの問題だと思うけどもう少し驚かせて欲しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-16 12:41:13)
17.  花様年華
台詞も展開も少ないが、映像に説得力があるのでついつい先が気になって観てしまう映画でした。トニー・レオンの演技もさる事ながら、マギー・チャンは本当に素晴らしい。終盤「今、隣に住んでいる人は素性すら分からないのよ」と言われた時の、あの思い出と悲しみが込み上げてくる表情は絶妙でした。マギー・チャンの方が旦那にいよいよ浮気を問い詰めているのか?と思わせておいて、実はトニー・レオン相手の予行演習だったり、デジャヴのような繰り返しの展開、シンガポール・カンボジアと飛んだ終盤の展開など少し分かりづらくしてる部分もあったが、ああいう見せ方を敢えてしてるんだと思えば監督の個性と捉えられるので、面食らう事は無かった。展開はさほどないのに、主演2人の演技力と独特の映像美だけで飽きさせない99分。ウォン・カーウァイって人はやはりタダモノではありませんね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-17 10:55:45)
18.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
17世紀のパリを舞台に権力と贅沢に酔うルイ14世と、忠誠を誓った四銃士の生き様。自分勝手なルイと、牢獄に閉じ込められている「仮面の男」の正体!そしてそれを知った四銃士の起こした反乱とは!?なんて映画記者みたいな触れ込みしてしまいましたが(笑)  音楽もカッコいいんですよ!すっごく(^^)あのロシアのフィギュアスケートの王者、ヤグディンがこの映画のサントラで見事な演技をこなし10点連発した冬季オリンピックを思い出します。映画も音楽の盛り上げ方が凄い!なんでこんなカッコいい音楽作れるのかな?  ディカプリオは実に損をしている!四銃士の映画ですね、特にダルタニアンの。オチは言えませんが「お~!」と思います。勿論ガブリエルバーンだけじゃなくマルコビッチもジェレミーアイアンズも素敵!やっぱり俺も同じ男として「シブイ」男に憧れるのかな(^^) 男も惚れる四銃士の話なのです!! ガブリエルバーンに6点!音楽に+1点!
7点(2004-09-22 18:46:35)
040.47%
191.06%
2313.66%
3374.36%
4465.42%
511313.33%
621425.24%
720023.58%
815217.92%
9394.60%
1030.35%

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