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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1411
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1.  カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇 《ネタバレ》 
原作であるラヴクラフトの「宇宙からの色」は未読ですので、この作品のみに基づいた感想です。とは言え、如何にも古典的なSFホラーを思わせてくれるテイストの作品でした。  SFホラーとしての物語は幻想的で魅力的。実体のあるエイリアンは登場せず(光も実体と言うことであれば登場しますが)、何らかの影響を受けてしまった人間が変異していく様は、造形的には先行する他のSFホラーでの既視感はあるものの、ユニークでグロテスク。直接的な襲撃シーンは少ないものの、大いに恐怖心を煽られます。侵略?の目的が最後まで語られないことも、この場合は不気味で謎めいていて物語の魅力を惹き立てているように思えます。  ガードナー一家を始めとする登場人物は皆少なからずクセが強く、一家の家族関係も必ずしも円滑ではありません。都会暮らしで身に付けた身勝手さとでも言いましょうか、一人ひとりに特に魅力が感じられず、危機が訪れた際にも感情移入出来ませんでした。  とりわけニコラスさん演じるところのお父さんは、隕石が落ちる前から変人の片鱗を見せていて、隕石落下後は待ってましたと言いたくなるようなキレっぷりを披露してくれます。毎度毎度思うところですが、この人のキレっぷりは弾けまくっていて清々しいくらいです。彼以外にここまでキレてくれる役者さんは思いつかないぐらいです。しかし、感情移入は出来ません。  そして迎えるバッドエンド。結局は何一つ解決しないまま物語は終わります。ダムに沈んだ呪われた森は、静かに湖底で地球外生命体を育み続けるのでしょうか?いや、あの光には生物に接触することが必要なのでしょうから、再びどこかの森に現れるのでしょうか?  また、独り生き残った学者は「水は飲まない」と言いつつダム湖に吸殻を捨てていますが、何かを象徴しているのでしょうか?そこは読み取れませんでした。  冒頭の森についての解説やオカルト儀式など、必要性に疑問がないこともないカットもありますが、全編通じた不気味で不穏な雰囲気は好ましく、7点献上します。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-11-10 12:11:26)
2.  壁女(2015) 《ネタバレ》 
本邦の古の怪談話や妖怪譚に登場しそうな(実際類似の物語は読んだことがあるような?)、不気味ではありながらどこか愛おしくなるような物語。  幼い頃からの思い込みで自らの才能を過信する男にとって、壁の女は理想のパートナー。もしかしたら全てが妄想かも知れない。しかし、逃れられない彼女の魅力、そして夢にまで見た芸術家としての成功。更には成功によって齎される新たな誘惑と絶望。  ラスト。彼に降りかかった惨劇がどのように解決して、彼がどうして自由の身なのかは全く説明もなく気になるところですが、それ以上に何故空き部屋に戻って来たのか?何故今や何も語らなくなった壁の穴を飾り付けたのか?結局壁の女は息絶えたのか?それとも彼の魂と融合しひとつになったのか?そもそも彼女は彼だったのか?  謎めいた結末ながらそこに魅力を感じ7点献上します。もしかしたら、自分にとっての壁女が欲しいのかも。あぁアブナイ。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-10-14 23:05:17)
3.  カエル女 《ネタバレ》 
既視感は否めないし相当チープではあるものの、プロット自体は決して悪くはないように思えましたが、マッドサイエンティストが究極の生命体の開発に執心した過程で生み出された感染症による怪物出現?いや、もしかしたら罹患すると怪物に変身してしまう謎の感染症の治療薬を開発していたマッドサイエンティストの暴走?その辺が良く解らないのが一番の問題でしょうか。  低予算作品ならではの悲しさと言うか、怪物の造形(古の「アマゾンの半魚人」を思い出します)に相当ボリュームを割いた結果、大道具小道具その他諸々はチープそのもの。結構グロ描写が多いのですが、モロに作り物のグロさなので恐さや不快感には繋がらないです。カエルの解剖だけは本物?だとするとカエルが不憫です。  何故かコメディ要素を入れてしまったというのもどうなんでしょうか?義父の雇った元警官の私立探偵の行動と言動は悉くスベリます。挙句最後にはお約束的に犠牲者に。ヒロインや義父の台詞にも場違いと言うか見当外れなものが多々登場します。  結果、あーだこーだ文句言いながら観るには良いかも知れませんが、中途半端感を相当感じてしまい限りなく2点に近い3点献上です。  それにしても何故満月の夜にカエル(どう見てもカエルに見えませんが)に変身?どこかの国にそんな伝説あるのでしょうか?謎です。  そして邦題。ヒロインが可哀そうかも的な命名ですが、何故か惹かれる邦題です。ちなみに、原題は何で「The Movie」なのか良く解りませんでした。TVMにいろいろある「Bad Blood」のどれかと関係あるのでしょうか?
[インターネット(字幕)] 3点(2023-08-28 11:40:17)
4.  ガンズ・アキンボ 《ネタバレ》 
凶悪でダークな世界に、二丁の拳銃を両手に取り付けられてある日突然送り込まれた戦闘能力ほぼゼロのダメ男。拳銃をボルトオンされているから食事も出来なきゃトイレにも行けない。可笑しいやら悲しいやら痛々しいやら、しかもそれを演じるのがダニエル・ラドグリフさんとなるとこりゃ笑うっきゃない?「スイスアーミーマン」の時も衝撃を受けましたが、この人はこの手の常識ハズレな役が大好きなんでしょうね。  マイルズがニックスと闘うところまではダメ男パワー炸裂のブラックなコメディと言ったところですが、ニックスの過去が描かれやがて二人が共闘する流れの中でしっかりヒューマンドラマ的要素が込められているのが、予定調和と言えばそうかも知れませんが好感を持てるところ。決して諸手を挙げてのハッピーエンドではないものの、ラストはきっちり納まるところに納まってくれて後味は良いですね。  設定から展開まで結構観る人を選ぶ作品ではありますが、自分的には思いっきりハマりましたので9点献上します。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-09-11 11:08:32)
5.  ガーディアン24 《ネタバレ》 
予備知識なしに作品の宣伝コピーだけを見て、最強ヒーローが暴れまくるクライムアクションかと思い鑑賞。ところがまさかのコメディでした。  ゴランという狂暴そうなリーダーが率いる5人の強盗団ですが、どうにも締まりがないと言うかお間抜けと言うか、リーダーとあと一人ぐらいが緊張感の中で作業を進めていても、残りの三人はまるでダメ。なんでそこにいるのか理解してない。  そんな設定の中で繰り広げられる小ネタ(ギャグ)の数々は自分的にはイマイチ楽しめず(フランス映画のコメディはあまり得意ではないので)、奥さんも心配している主人公の超絶狂暴ぶりも意外とおとなしめ。悪党を片っ端からタコ殴りかと思いきや、軍隊仕込みの知識と技術で即席の火炎放射器をぶっ放すのだけれど、アンタお店焼いてどうするの?それじゃ強盗防いでも結果オーライにならないし。あ、そうか、奥さんが心配してるのは悪党を殺してしまうとかじゃなくて、何もかもぶっ壊してしまうことだったのか、と妙に納得。  強盗団の目的が本当はお隣りの宝石店だったなんてのは作品的にどうでも良くなってますね。そもそもメンバーのみならずプラン自体が甘すぎるようだし。  という訳で、期待が外れてしまい4点献上です。
[インターネット(字幕)] 4点(2022-07-25 12:49:44)
6.  カウントダウン(2019) 《ネタバレ》 
どんなに逃れようとしても決められた運命からは逃れられないという設定は、何だか非常に既視感を感じてしまいますが、スマホのアプリによって死期が宣言されるというところが時代に合わせた新たなアイディアといったところでしょうか。  ヒロインが霊安室で素手で遺体の瞼を開けてまでアプリをインストールしてしまうところを始め、そこでそんなことする?みたいなお約束感に満ちた展開だらけですが、全体的にスピード感がありますし、ヒロインが超美形ですし、強運に恵まれたというかこれまたお約束的にコメディ感たっぷりの助っ人が登場したりもして、思った以上に楽しめました。  クライマックスでのセクハラ医師との闘いや、おそらくは医療的な知識のないだろうヒロインの妹が、いきなり注射してヒロインが速攻で息を吹き返すあたりは、いくらなんでも都合が良過ぎに思えるし、死神(悪魔?)も流行りものには乗っかるの?とか思わないこともありませんが、適度な尺のノンストップホラーに6点献上します。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-18 00:03:32)
7.  帰ってきたヒトラー 《ネタバレ》 
強烈な風刺劇ですね。タブーと禁句の地雷を潜り抜け、よくぞ製作&上映出来たものだと思います。主演のオリバー・マスッチさんは、ヒトラー役のリアリティを追及するために抜擢された舞台俳優さんということですが、顔立ち風貌と言うより、語り口と存在感がまるで本物かと思わせるぐらいの完成度じゃないでしょうか。現代の問題点や政治の望ましい在り方を訴える彼の言葉の数々には、気を抜くと頭から信じて支持派になってしまいそうな説得力を感じます。作り手は、決してヒトラーの存在と主張を肯定していないであろうにも関わらず、あたかも彼の主義主張を世界に向けて肯定的に発信しているかのような錯覚に陥ります。それも、すべて脚本の妙と主演俳優の力量に依るものだと思います。これはコメディ?いや単純に笑えるものではないですね。劇中のヒトラーの言葉と、彼に関わる周囲の人々の振る舞いとその変化を通じて、現代社会が解決すべき問題点について投げかけている優れた風刺劇と受け止めました。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-11-25 23:32:41)(良:2票)
8.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
冒頭30分ワンカットのゾンビ映画部分。一体何テイク撮ったのかは知らないのですが、見応えありますね。正直、短編作品として観たならば、ストーリー的にも演出的にも、さほどのクォリティとは思わないのですが、てか、むしろC級感バリバリで勘弁してくれよ(実はC級感大好きですが)という感じなんですが、そこから後の展開が非常に面白い。私の観た回では、ワンカット部分のエンドロールの時点で退場してしまった女性が居ました。事情は判りませんけれど、もし、ワンカット部分で気分を害して退場されたのだったら、残念過ぎます。 アイディア勝負。まさにそんな感じですね。こういう展開を初めて観たのかというと、類似はあるような気がします。でも、アイディアを具現化するエネルギーがスゴイ。作り手の熱の入れようが画面から伝わって来るように感じた訳で、やっぱりその辺が人気と高評価の秘密なんだろうなと思います。作り手が楽しんでいる作品は観ていても楽しいです。(悪ふざけ、悪ノリは除く) ラストシーン、監督の台本の最終ページの写真のところで、ちょっとホロっとさせられたのも意表を突かれたとこかな。 1粒で3度おいしい。ブチ切れた時の監督がいい感じにイカレてるし、ヒロイン役の子が可愛くて魅力的だし、監督の娘役の子もいい味出してるし、出演者もそれぞれにめいっぱい頑張ってて好感。2回目観たいかな?とひさびさに思えた作品でした。  ちなみに、メイキング編(コメディ部分)は笑いのツボだらけですが、個人的には撮影助手の子が腰を痛めて動けなくなった師匠のカメラを手にした途端、師匠にダサいと言われてダメ出しされた撮り方で激撮してる姿が良かったな。監督の娘にも通じますけど、プロデューサーに言われてシュンとなって言いなりになる監督(おとな)との対比なのかな?
[映画館(邦画)] 9点(2018-09-16 10:37:36)(良:1票)
9.  カリフォルニア・ダウン 《ネタバレ》 
たまたまスカパーで観賞。3Dじゃないからイマイチかなと思いきや、かなりの大迫力でした。 ただ、お決まりのご都合主義的超予定調和のオンパレードには安心感さえ覚えたものの、近年様々な自然災害に多くの被災者が今なお苦難を強いられていることを思うと、娯楽大作として受け入れることには抵抗がありすぎます。 せめて主人公たちの行動が少しは現実的であったらと思わずにはいられない作品です。それだとリアルになりすぎて、テーマを支えきれなくなるのかなぁ…でも、中途半端な他人無視の家族愛より良いと思うんだけどなぁ…
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-27 12:38:49)
10.  カリフォルニア・ゾンビ逃避行 《ネタバレ》 
酷評する気にはなれず、かと言って褒め称える気にもならない作品。早くレビュー書かないと忘れてしまいそうな存在感です。 CGは使わず特殊メイクのみで演出とありますが、かぶりつきシーンとかのグロさは押さえ目なのであまり意味のない主張かと… さりとて、基本、青春路線でちょびっとコメディタッチが入っている本作は、ある意味安心して観ていられる良作でもあります。ま、そのあたりがゾンビ作品を期待して観る方には相当消化不良を起こしそうですが、予定調和の嵐と言うか、お約束だらけなのでゾンビ嫌いの方にも抵抗感は少ないかと…てか、無理して見る必要もないのですが…(汗) 超狭い世界観の中であっさり再会するあんまり可愛くないヒロインが、お約束どおり主人公の犠牲のもとに生き残る訳ですが、ワタシ的には途中出会って突然あっさり食われてしまう少女キャラの方が魅力的で、主人公がなんでその少女と逃避行しないのかイラついてました。 暇つぶし用には手頃な1本に無難に5点献上です。
[DVD(字幕)] 5点(2015-05-06 09:39:20)(良:1票)
11.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》 
西部劇の時代にエイリアンが攻めて来る…。なんてアイディア自体は面白いものの、時代背景に合わせエイリアンを弱体化してみたり、自殺行為的な無責任のオンパレート。ボケッと観てればそこそこ面白いけれど、あまりの長尺に参った。多くの皆さんがおっしゃってるとおりです。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-30 00:40:39)
12.  崖っぷちの男 《ネタバレ》 
超御都合主義が爽快な作品。娯楽作品として受け止めてる限り、非常に面白い。緊迫感も十分ですね。と言う訳で、きちんと合理性をもって辻褄を合わせなけりゃイカン!という御仁には極めて不向きです。私は娯楽作品として十分に楽しみましたから、キャラの違う2人の美女にも満足ですし、アホのようでアホでない弟もOK! おいおいって感じのハッピーエンド(?)も◎ですよ。てなわけで8点献上! あ、思いっきり邦題っぽい邦題かと思いきや、ほぼ直訳だったのが意外。
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-15 11:45:15)
13.  ガリバー旅行記(2010) 《ネタバレ》 
例によってジャック・ブラック色で強烈に塗り固められた本作、当たりハズレがある彼の作品だけれども今回は当たりでは? 期待どおりのコテコテ度が上手く馴染んでいるような感じ。細かいことは抜きにして肩肘張らずに楽しめる1本ですね。 ただし、これまたいつもどおり、0点の方がいても10点の方がいても不思議じゃない、好き嫌いがハッキリ分かれる作品です。 巨体を生かすシーンが、もう少し弾けてた方が良かったかな。短いながら巨人国の部分の方が充実してるかも。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-19 02:07:26)(良:1票)
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