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1.  カンダハール 《ネタバレ》 
■印象的なのは皆さんも書かれているように義足パラシュートのシーン。しかしあれは虚構なんですね・・・  ■義足をせびろうとする男性や、ひたすらにたかる子どもなど、言い方は悪いがロクな人間が出てこない。しかしそうした男性も例えば腕がなかったりと、一方的には責めれないところが難しい。いや順序が逆なのかな。  ■で、最後どうなったの!?描かないというのは、この流れだと監督が「逃げた」ように思える。
[DVD(字幕)] 4点(2013-09-15 23:07:09)
2.  CUT(2011) 《ネタバレ》 
ここまで平均点9.00点ですか・・・うう~ん、メッセージは痛いほど分かるのだが、映画の商業化批判、本当の映画への回帰という文脈と、ひたすら殴られる部分とがメタファーレベルでしかつながっていないのは、物語としてどうかと思う。確かに最近の映画にはない味はあるけど、なんかこのベクトルは間違えている気が。  ■基本的には殴られているシーンばかりで構成されていて、心理や人間を描く云々という余地はあまりない。映画全体がメタファーであり、メッセージのために構成されている作品であるように思う。しかしそれだけのために2時間をかけるのはちょっとあれ。  ■「簡単に分かるのはダメだ。語らない分からなさこそが真の映画だ」という通の雰囲気のある主張なのかもしれないが、それに対しては、意図的に曖昧にした「分からなさ」によって内容の判断を留保させたままにして、そこから高尚性だけを出して煙に巻くのは、さまざまな領域において用いられている手法ではあるけど、それは本質的にはペテンに過ぎないと私は思っている。  ■映画の投影されている床の上に主人公が寝ているシーン、あれはうまい構図だなと率直に思った。ありそうでなかった手法。
[DVD(邦画)] 3点(2013-09-15 23:06:34)
3.  カノン 《ネタバレ》 
徹底して、人間の醜い部分を映し出している映画です。 モラルとエゴ、正義の本質が暴き出されていると言ってもいいでしょうか。  映画のほとんどが、主人公のオヤジの独白です。早口なので、字幕だと疲れます。愚痴を延々聞かされている感じですね。  好き嫌いが激しく分かれる映画でしょう。 系統で行くと、「時計仕掛けのオレンジ」がもっとも近いでしょう。次が「ありふれた事件」になるのかなぁ。 あとは、「ファニーゲーム」や「殺人についての短いフィルム」、「レクイエム・フォー・ドリーム」、ある意味で「CUBE」などがこの部類でしょう。 こうした映画が嫌いな人は見ないほうがいいと思います。   個人的には最後のまとめ方は腑に落ちません。 大体、夢みたいな地平でまとめるべき映画とは思えない。最後が美しそうでダメな方向になってしまったように思われます。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-13 00:07:52)
4.  影なき狙撃者 《ネタバレ》 
傑作であるのは間違いないのだが、なんか見にくくて分かりにくいシーンが多いことと、敵役を応援する気には絶対になれないのとで、「ジャッカルの日」「ブラックサンデー」よりは低めの点数。 前半が少し退屈。後半は俄然面白くなるのだが。最後とかは本当に緊張した。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-13 00:04:06)
5.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 
「大傑作」と銘打たれるといささか拍子抜けする気はするけど、一方で酷評するほどダメという感じでもない、標準的な良作という印象。  ■とりあえず聞いていたイメージとは大分違った。というか、院長の手法はもっと独裁者的なのかと思っていたけど、意外とそういうわけではなく、しかし要所要所で人の意志を挫いて「管理」していくという意味では、むしろ日常にありふれた「高圧的な管理者」を表しているように思った。精神病院というかなり特殊な場所を舞台にしてはいるが、内容は普通の会社など、かなり幅広く成り立つであろう。  ■たちが悪いのは、院長は別に「支配してやろう」とか思ってやっているのではなくて、極めて「善意」で患者たちの治療と環境設計に取り組んでいるということ。一生懸命努力してやっているところに、ニコルソンのような「邪魔」が入ってきたのだから、これは取り除くしかない、と院長の視点では見えているのだろう。そういう「善意」が人々の自立を奪い取る。  ■しかし、全体のメッセージはいいし、ニコルソンの演技は素晴らしいけど、ストーリーはかなり強引に思える。まずニコルソン自身が「刑務所から逃げたくて精神病を装っている」という悪質な人間だし、そもそも刑務所にいる時点で悪いことをしているということ。刑務所からの逃亡失敗はあまりに間抜け。そもそもあんなに簡単に逃げれる(実際バスのときに一回逃げている)し外部の人間が入り込めるという状況設定なら、もっといくらでもいい逃亡方法がありそうだし。  ■終わり方や展開は、病院という狭い空間だけれどもなかなかにニューシネマ的。展開自体は唐突さと強引さは否めないが
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-12 00:00:47)
6.  海外特派員 《ネタバレ》 
そんなにたくさんヒッチコックを見たわけではないけど、彼の作品の中でもベストでは、と思わされる作品。  テンポのいい展開、持続する緊迫感、戦前の作品とは思えない。メアが撃たれた後のカーチェイスから風車小屋、そして逆にホテルでの襲撃。そんな中でも「HOTEL EUROPE」のネオンが切れて「HOT EUROPE」になってしまうとか、済ました顔でボーイが帽子とコートを取りに行くシーンなど、笑いも忘れていない。黒幕がわかった後の巧妙な駆け引き、展望台からの落下、隠れ家の襲撃などぐいぐいと進む。ただ、最後の飛行機墜落からアメリカ戦艦による救出、放送は余計。プロパガンダっぽさがあまりにも鼻につき白ける。そこだけ1点減点。あとはすばらしい。
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-11 23:42:21)(良:1票)
7.  狩人の夜 《ネタバレ》 
これは怖い。ストーリーは「財産目当ての男が未亡人を狙い、みんな騙されているが子供一人だけが気づいている」という極めてシンプルなものだが、その迫り方が何か心にどろどろとしたものを残していく。  ■騙されるのが未亡人、妹、スプーン夫人、ルビーと女ばかりというところ、クーパー夫人のセリフも相まって「だから女は・・・」的なテーマにも見えるが、本当にだらしないのは男の方の気もする。そもそも強盗などしてわずかな金をとってきたばっかりにこんな不幸に家族は巻き込まれたわけだし(結局子供たちはお金で幸せにはなってない)、土壇場で船着き場のおじさんは酔いつぶれている始末、全く救われない。  ■最後にハリーが捕まる際にジョンが駆け寄るのは、やはり父親と重なって見えたのだろうか。嘘でもいいから、金目当てだと知っていてもいいから、父親だと言ってくれる人が欲しい、そういう心理だったのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-10 00:20:29)
8.  カサンドラ・クロス 《ネタバレ》 
電車という地味な道具ながら、最後までしっかりと見せきってくれる。 1000人を抹殺という軍の姿勢、それを必死に食い止めようとする医師や乗客。犯人が伝っていくときにはホント「見るな」でしたし、銃撃戦のときも「出てくるな」だった子供に腹が立つぐらい、みんなに感情移入していた。「後ろだけでも助けるしかない」というのは、あまりに厳しい決断であった。
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-10 00:13:55)(良:1票)
9.  風立ちぬ(2013) 《ネタバレ》 
宮崎監督の「飛ぶことへの愛」が惜しみなく発揮されている。もともとラピュタが飛び、ナウシカではメーヴェに乗り、トトロも飛び、カリオストロでさえルパンは飛行機で侵入し、豚さえも飛び、千と千尋もメインはハクが飛ぶところ。それだけ飛ぶのが大好きな監督が徹底して「夢」を追いかけて飛ぶシーンを作り上げた作品、といっていいだろう。  ■冒頭からエンディングまで繰り返し描かれる「夢」のシーン。そしてロマンスも、菜穂子は自らの命を削ってサナトリウムから降りてきて、二郎は結局日中のほとんどを飛行機に費やし夜のわずかの時間しか会えず、それでも最期の美しくない姿は見せまいと再びサナトリウムに戻る、通常ではありえないまでの献身性。出会いから死別まで、まさに「夢」のパッチワーク。展開がトトロ的で山場がないのも、全編のそうした雰囲気を楽しむタイプの作品なのだろう。  ■裏テーマは「生きねばならない」「悲惨の運命を受け入れること」等であろう。カストルプも登場し、トーマス・マンの『魔の山』の設定はいろいろとバックにある。しかしこの作品中では葛藤(飛行機への愛と戦争利用の間の葛藤、妻と飛行機の間の葛藤など)はほとんど描かれず、主人公は飄々としている。こうした難問に対して「純朴さでもって超越せよ」ということであろうか。  ■二郎に感情移入するか、菜穂子に感情移入するかで、見え方もだいぶ変わるように思う。二郎は飛行機への愛(オタクともいえよう)は素晴らしいが、全体にピュアというか単純な描かれ方であり、対する菜穂子は自己犠牲と献身性、死に向かう姿勢を提示している。映画館で女性客の一定数がラストで泣いていたのはどこに感情移入したかもあるだろう。
[映画館(邦画)] 8点(2013-08-09 01:42:35)
10.  ガタカ 《ネタバレ》 
これをサスペンスとして見ると失敗します。ヒューマンドラマとして見るべきでしょう。 未来の映像はきれいで、科学レベルによる差別など、考えさせられるところはあります。現実でも、白人より黒人の方が遺伝子的に知能が低いなどというデータは発見されており、そこへつながっていく可能性は十分にあるので、結構現実的なテーマだと言えよう。
[DVD(吹替)] 9点(2012-03-10 00:23:21)
11.   《ネタバレ》 
フェリーニ作品としてはわかりやすい。因果応報、道徳と人間性といった問題が凝縮されているように感じた。  ■詐欺師どもは貧乏人を狙ってなけなしの金を騙し取る。非道な者どもであり、仲間の一人は妻から見はなされそうになる。悪の道に進むと、通常の人が抱くような愛や信用といった純朴な心とは無縁な世界を歩まなければいけないのだ。それは主人公自身が何よりも自覚しているはずだった。  ■だが主人公にも娘がいた。面倒をみたいと思っているのだが、あろうことか娘の目の前で警察に逮捕される。そして次の仕事で狙った相手の半身不随の娘との会話で胸を打たれる。あの娘の健気さとまっすぐさは見ていても素晴らしく伝わってくる。  ■悔悛したいと思うが、結局出来ない主人公はそのまま崖に突き落とされ、這いあがれずに死んでいく。最後に体から金が出てきたのは「善良になりたいと思っているけど、儲かる悪事を止められない」という主人公の心の矛盾した側面を表しているのだろう。コートを捨ててふっ切ったピカソとの対比が印象的。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-24 00:24:06)
12.  風が吹くとき 《ネタバレ》 
主題は「核の恐ろしさ」なんだろうが、個人的にはむしろ「無知・不勉強の恐ろしさ」の方を強く感じた。  ■はっきりいって、前半の夫婦のやりとりはギャグにしか見えなかった。扉外してシェルターとか作っている段階であれは「秘密基地ごっこ」と同一地平。あれは「無垢」というよりは「無知」でしかない。もっとも、「アトミック・カフェ」などを見ると、こういうのが案外普通に信じている人が多いのかもしれないが。  ■そして被爆地にとどまり続け、結局放射線障害で死ぬ(のだろう)。ほのぼのした彼らの生活はしかし、恐ろしいというよりも無頓着という印象がぬぐえない。無知であることは時に自らの命をも奪う。「目で見ればわかる」というのは近代以前であり、現在は科学も発達し見えないところにも悪魔は潜んでいるようになった。そうした悪魔は「無学」の頭に住み込んで彼らを内から蝕んで殺す。我々には無知でいる権利はない。
[DVD(字幕)] 8点(2010-12-07 23:58:56)
13.  カンバセーション・・・盗聴・・・ 《ネタバレ》 
途中からよく分からなくなった。意図的なんだろうけど。 でもわからない映画はやはり評価しづらい でもこれがカンヌで・・・う~む、わからん。
[DVD(字幕)] 2点(2010-07-10 14:17:30)
14.  影(1956) 《ネタバレ》 
最初の謎の転落死から始まって、3つの事件が一つにまとまっていくのだが、まとまり方がいま一つ弱い気がする。 結局謎の男がすべて共通だったというだけで、もっと大きなつながり方を期待していたらちょっと拍子抜けだった。  ただ、一つ一つの話はわりと面白い。手りゅう弾を抜いた直後の「手を出せ」は見ていてもびっくり。   あと、関係ないけど、ビデオのあの字幕は読みにくい。
[ビデオ(字幕)] 6点(2010-01-09 01:15:11)
15.  カメレオンマン 《ネタバレ》 
こんな映画があったのか、と思えるぐらいに映画の枠組みをぶち壊した映画。なんといっても「周囲の人と完全に同化してしまう男の”偽”ドキュメンタリー」ですから。  映像が差し込まれてヒトラーやチャップリンと共演してたり、明らかにおかしな内容をクソ真面目にドキュメントしてたりと、ここまではっちゃけてしまえばもうなんでもありの世界。  ところで、スーザン・ソンダクとかよく出てくれたなぁ。ああいう人が出てるとホントのドキュメントっぽい。黙って深夜にでも流したら絶対誰か騙されるだろう。文句なし
[ビデオ(吹替)] 9点(2010-01-07 01:32:05)
16.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 
いい映画であることには間違いない。見てて何か吸い込まれるものがあるのはその通りだ。 ただ、なんと言うのか、主人公があまりにも「完璧なまでにいい人」であるのが見てて恥ずかしくなるような感じがして、ちょっと入り込みにくかった。ラピュタの主人公は、いい人ではあるが「人間味のあるいい人」だったのに対し、こちらは「人間のレベルをはるかに飛び越えたところにいる人」という差があるように思う。 そして、ならばこそ最後はみんなのために命をささげて死ぬ、という方がいい流れだと見てて予測したが、あっけなく奇跡が起きて生き返る。ラストのところも白々しさが残る。 確かに見ていて面白い作品ではあるのだが(だから8点つけている)、だからこそもう少し工夫できたのでは、と思う。
[地上波(邦画)] 8点(2007-07-04 23:22:31)
17.  帰ってきたドラえもん 《ネタバレ》 
帰ってくるところよりも、一生懸命ジャイアンとケンカするシーンの方が好きです。
[映画館(邦画)] 7点(2007-01-05 23:22:18)
18.  カリートの道 《ネタバレ》 
ラストの電車→駅の銃撃戦、までを何回も見てしまいます。でも前半から話がしっかりしており、そこもちゃんと見ごたえがある。駅の長回しは撮影大変だっただろうなぁ。
[DVD(吹替)] 9点(2006-12-19 10:07:53)
19.  合衆国最後の日 《ネタバレ》 
命がけで大統領だけは守る映画がほとんどの中で、大統領も所詮雇われた象徴、みたいな扱いをするのは衝撃的。 ただ、パッケージ見てる限り大統領を人質にするというのがヤマかと思っていたが、そこはあっさり通って機密文書公開の方がみんな抵抗するんですね。まさにアメリカです。 そしてラスト、絶対に、絶対にありえないと思っていた展開に凍りついた。よくまあこんなラストにしたもんだ。
[DVD(吹替)] 10点(2006-12-19 08:51:01)
20.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
設定だけでもう7点は確実な感じの映画。最後の最後までどっちに転ぶかわからなかったので、のめりこめました。面白くなかったら金返す、も納得の内容。
[DVD(吹替)] 10点(2006-12-18 18:16:48)
040.66%
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