1. カリートの道
カリートのキャラクターは好きにならざるを得ない。そしてこれだけ裏切りそうな人物が多けりゃ見逃せませんわな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-09 18:59:59) |
2. 怪談(1964)
面白さは感じないが妙に印象深い作品で、黒髪の寝起きドッキリ、雪女の悲しさと温かさ、芳一の顔に書いた文字が印象に残っています。 全編音楽が素晴らしいのは書かずにはいられないほどで、和楽器の音色をこれほど上手に使えている作品はそうそうないでしょう。 型にはまらない途轍もないインパクトを感じる作品です。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-08-16 18:35:10) |
3. 家族(1970)
《ネタバレ》 子供の病気で医者を探す場面や北海道について家族皆が単純な安堵とも違う何とも言えない表情の場面、北海道の村の集まりで笠智衆さんが楽しそうに歌うところが印象的で目に浮かぶ。あとお爺ちゃんが孫に肉まんのお金を払わせるところも良いです。 一方で、父親の井川比佐志が頑固なのに頼りないのが嫌だった。彼の良いところが見えなさすぎた。とても笠智衆の子とは思えない笑 全体を通しては、1970年当時の様々な場所や様子が見れて楽しい。 万博のときに子供大変じゃないかなとか、そこまでして北海道まで行く必要があるのかなと考えてしまいましたが、それは当時を生きていない人間の考えかなと思ったりで時の流れを思ってしまいます。 思えばこれは半世紀近く前に作られた作品。見方や考え方の変化も味わえるのかもしれません。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-04-17 16:18:37) |
4. 隠し砦の三悪人
この映画は筋よりも三船敏郎のカッコよさが印象に残る。 あの馬に乗っての格闘や槍の対決の鋭い眼つき、女を馬に引き上げる肉体的な力強さには男が憧れるものがある。 こういう男は超人的な展開であっても、あり得ると思わせられるものがあるので見ていて楽しい。まさに役者が違うという感じがしました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-12 11:12:28) |
5. 風の谷のナウシカ
良い音楽は感情を助けますね。ナウシカの他者への愛は、気持ちは反射する実体験から深く頷かされました。 巨人兵で筋は通したものの余計な感じがしました。しかしこの作品のメッセージは共感できるし、素直に受け取りたいと思います。 [地上波(邦画)] 6点(2017-01-21 16:53:25) |
6. カイロの紫のバラ
《ネタバレ》 分かりやすくてコンパクトで素晴らしい。笑えて見入って、最後は映画っていいなあという余韻が残る作品。 主人公の女性は実在するギルを選んだけど思う通りにはならなかったけど、彼女はこれからも映画を楽しんで現実の世界をたくましく生きていきそうな気がする。 最後の彼女の表情にそんな印象を受けた。 [地上波(吹替)] 7点(2016-11-23 10:43:28) |
7. 革命児サパタ
エミリアーノ・サパタを全く知らなかった私にとっては、分かりやすいストーリーでメキシコの近代史に興味が湧いた。 しかしこの映画の中では、サパタという人物に魅力を感じることはあまり無く、中盤以後は彼の思想や理念を感じることが出来ず、ただ戦いが好きな人物という風に見えてしまった。 途中までは良いところもいくつかあった。大統領に一人反論したところや、自分の愛馬を青年に褒美とした等、懐が深くてカッコいいと思うような心に残るシーンがあった。 現代でも語り継がれるような教科書にも載る革命家と聞いて、どれだけ特異で魅力的な人物だろうと期待し過ぎたのかもしれない。 [地上波(字幕)] 5点(2016-10-28 16:55:37) |
8. ガンジー
近頃短気になっていると感じていたので、この映画が私にもたらしたものは大きかった。 [地上波(字幕)] 8点(2016-09-12 18:40:00) |
9. から騒ぎ
台詞が楽しく、物語も単純で肩の凝らない見やすい作品。しかし流石にクローディオはバカに見えた(笑) [地上波(吹替)] 5点(2014-08-23 18:26:25) |
10. ガタカ
SF映画でありながら生命体としての人間とその可能性について言及することを主としている作品で、また内容も難しすぎることもなく、人間ドラマも相まってSFに馴染みのない人も取っつきやすいものとなっている。遺伝子の優劣というテーマも現実の世界と重ねて考えるものがあって興味深いです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-08-22 00:37:51) |
11. カミーラ/あなたといた夏
《ネタバレ》 この作品はロードムービーであり音楽ものでもあるんだけど、何よりもジェシカタンディのための作品であるように思えた。病を患いながらも活発な演技を見せる彼女の姿に感動さえ覚える。実の夫であるヒュームクローニンとのラブストーリーには見てるこっちも照れてしまうが何とも微笑ましく素敵だ。 ストーリーとしては年の差はあるが2人の似たような女性が互いにシンパシーを感じ心が解れていく様子が淑やかに描かれている。カミーラが打ち明けた時、全く動じず「今が大事なの」と励ましたフリーダには胸が熱くなりました。最後の止まっていた過去を取り戻したところも息子の粋な演出もあって良かったです。 [地上波(字幕)] 6点(2011-07-29 23:15:52)(良:1票) |
12. 華麗なる賭け
この映画のマックイーンにはカッコいいを過ぎて少し疎ましく感じました。フェイ・ダナウェイの方が印象が強く、ビッキーの微妙な心理が見どころでした。最後の泣き笑いの表情なんかは特に良いですね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-03 10:19:40) |
13. がんばっていきまっしょい(1998)
《ネタバレ》 最初はなんかダラダラした感じで大丈夫かよと思いましたが、だんだん必死になって頑張るようになる姿はまさに青春という感じでノスタルジックな気持ちになりました。最後のボートを漕ぐ絵はホントに良いシーンだったと思います。邦画であるがゆえの良さが出ている佳作です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 22:10:50) |
14. 華氏911
こういう表現はあってしかるべきだし直球なので面白いんだけど、これを見て偏った考えを持ってしまう人が少なからずいるんだろうなと思うと複雑ですね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-21 23:32:59) |
15. 風と共に去りぬ
《ネタバレ》 言わずと知れた名作でありますが、南北戦争の時代の南部の貴族という題材が面白いです。混沌とした時代なので先が見えず色んなことが起こっても違和感が出ないし、貴族であるがゆえに生活の落差が激しく感情が溢れる様には引き込まれました。 印象に残ったのはクラークゲイブルでレットの役はハマっていました。自信家で強気で一人の女性を思い続けますが、時折見せる弱さや最後の心が折れたところには切なくなりました。 原作から差別的なところは抜いたようですが、それがあればもっと時代の生々しさを感じれたかもしれないと思うと少し残念です。1939年の映画だからこんなに素晴らしいし、逆に描ききれなかったこともあるというのは面白いですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-21 23:00:41) |
16. 髪結いの亭主
《ネタバレ》 アントワーヌのように少年の心のまま過ごせられたらどんなに幸せだろう。なんて思ってたら…時間は止められない現実を突き付けられた思いだ。静かな空気感とシュールな笑いが楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-10 11:19:54) |
17. カサブランカ
切ないストーリーに逼迫した時代背景が感情を膨らませる。戦時中にまさに作られたその時代のことを映画にしているので、他に無い滲み出る雰囲気があるし、後世に残る名作であり続けるだろう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-28 01:41:39)(良:1票) |
18. カナディアン・エクスプレス
《ネタバレ》 分かりやすいストーリーだし列車に乗ってからはスリルもあるし、終盤のアクションも落ちるんじゃないかとハラハラして楽しめました。コルフィールドの局面での機転のきいた行動がスリルと安心感を良い感じでバランスさせていたと思います。しかし謎のデブが良いもんだったのはともかく、女が敵だとは意外でした。目撃者と間違われるか助けになってくれるかくらいかと思ってましたが、まさか敵だとはねえ…。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-10 13:12:25) |
19. 華麗なる恋の舞台で
《ネタバレ》 ラブロマンスは敬遠しがちな私でも面白いと思わせるこの作品は、なんといってもアネットベニングの素晴らしい演技に尽きます。主人公のジュリアの見せる、落ち着いていたりコミカルだったり感情的だったりなど様々な表情を見事に演じきり、彼女を見るだけでも十分価値のある映画だと思います。ストーリーは分かりやすいしオチも面白いですが、人の心の移り変わりをもっと丁寧に見せれば良かったと思いました。でもまあジュリアに関しては良かったんで十分満足できました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-20 02:15:08) |
20. 家族ゲーム
オープニングから奇妙な雰囲気で、その中で行われるやりとりだからこそおかしみがあって良いものになっている。こういう邦画は好きです。非常に印象に残る作品。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-01-02 03:01:49) |