1. 希望のかなた
《ネタバレ》 ○アキ・カウリスマキ監督作品初鑑賞。○非常にシリアスなテーマながら、時にコメディありのソフトに進んでいくのが心地よい。決して本筋とは関係はないが、日本人にのみ分かるコメディシーンは見もの。微妙に誤解している所も含めて。○妹と再会できたとは言え、刺された主人公が微笑むエンディングだが、半ば強引。作風的に選ばれたエンディングだろうが、彼らにはまだまだ試練が待ち受けているのだろう。 [映画館(字幕)] 7点(2018-02-12 01:00:53)(良:1票) |
2. キングスマン: ゴールデン・サークル
《ネタバレ》 ○概ね楽しめたが、前作の主要人物をかなり途中退場させたのが残念でならない。新キャスト登場のための工作か。にしてもチャニング・テイタムなんかは割りに合わない役だったが。○そして、ロキシーは早々に退場。マーリンは死ぬのが決まっていたかのような違和感のある死に方。○また最後にミンチにされるべきはポピーだったはず。中年女性を相手に2対1はできないのは分かるが。○エルトン・ジョンはサービス精神満点だった。BGMとしてかかった曲も盛り上げるのに素晴らしい選曲だった。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-15 13:23:57) |
3. キラー・スナイパー
《ネタバレ》 ○メジャータイトルではないが、とんでもない映画だな。○割と上映時間の短い作品だが、特にラスト15分の畳みかけは画面から目が離せない。○前払い殺人の例外を認めないジョーが、ロリコンをどうにも処理しきれず例外を認めたことから起こるパニック劇。○マコノヒーのチキンを使った拷問プレイとラストのあの笑顔。傷ひとつつかない主人公が最後に撃たれるところを映さないのも良い。○邦題のスナイパーてどこから出て来たのか。「キラー・ジョー」で良かったのに。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-06-11 21:02:00) |
4. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 ○映像美と現代劇なのにどこかノスタルジックな気分に浸れる不思議な作品だった。○大幅に過去が変えられたり、時間の割に情報を詰め込み過ぎたり、こっちが恥ずかしくなるようなセリフ言ってみたりと突っ込みどころはたくさんあるが、いろんな話題が出てきて良かったのでは。 [映画館(邦画)] 7点(2016-10-29 23:13:42) |
5. キングスマン
《ネタバレ》 ○「キック・アス」監督が撮ったんだなっていうのが伝わってくる。映画オタクっぽい、映画ファンが喜ぶオマージュがたくさんある、遊び心のある映画。○悪役もサミュエル・L・ジャクソンが楽しんでるなっていうのが伝わってくるのが良い。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-17 21:56:32) |
6. 凶悪
《ネタバレ》 ○山田孝之もピエール瀧も最初はなぜそこまでこだわるのかわからなかったが、徐々になるほどとなってくる。○誰が凶悪だったのかという所が焦点になってくるが、山田孝之の家族のエピソードが少し邪魔している。ない方が良かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-17 22:52:38) |
7. 96時間 レクイエム
《ネタバレ》 ○過去2作品とちょっと毛色が違い、主力級の登場人物をあっさり殺してしまう辺りびっくりした。○アクションも相変わらずやりたい放題で気軽に楽しめる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-23 12:53:22) |
8. 96時間 リベンジ
《ネタバレ》 ○安直な続編だが、前作の路線でそれなりのクオリティ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-23 12:42:19) |
9. キャロル(2015)
《ネタバレ》 ○どうも恋愛?不倫?ものは得意じゃないが、主役二人が素晴らしく最後まで観ていられた。キャロル主体で話が進んでいくが、突き放されたテレーズが行動を起こしていく、まさに恋だなと。○ハジやリチャードら男性陣は映画内にまるで居場所がなく、とことん女性目線で話が進む。てっきり女性監督かと思ったくらい。○当時の風俗も反映しており、同じタバコを吸うでもキャロルとテレーズではまるでオーラが違う。○ケイト・ブランシェットは女優としてすでにレジェンドの域だが、ルーニー・マーラにもぜひその域へ達してほしい。 [映画館(字幕)] 7点(2016-02-22 22:42:32) |
10. キラー・エリート(2011)
《ネタバレ》 ○この作品もジェイソンボーンシリーズの影響が垣間見える作品だった。どこかハリウッドっぽさを排除しようとしたそんな印象。○ジェイソン・ステイサムはいつも通りだが、デニーロに関してはあんたの演じるキャラじゃないだろうと思うんだが、最近はこういう役もよくやるよね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-12-21 22:53:49) |
11. キック・アス ジャスティス・フォーエバー
《ネタバレ》 ○前作ほどではないがおおむね楽しめた。○ちょっと大人びたキック・アスの普通への憧れ。ヒーローものとしても青春ものとしてもありだとは思う。しかし、前作からヒットガールの活躍ばかりを望んでいる観客(自分)を楽しませてくれるのはやはりアクションシーン。それのない中盤はちょっと退屈。○今作から登場のジム・キャリーがあっさりやられる良い意味での裏切りなどは良いが、悪役が残念だな。金を持っている以外になんかあったか。さすがにそれだけで人を寄せ集められんだろう。むしろジム・キャリーには悪役としての出演を期待していたが残念だった。○エンドロール後に次回作への含みが残されていたが、どうなんだろうか。グダグダにならなきゃいいけど。 [映画館(字幕)] 7点(2014-03-09 20:18:37) |
12. キッズ・オールライト
《ネタバレ》 ○特殊な形で出会った5人のドラマ。○結果的に駄目な大人3人に、冷静な娘と息子。○駄目な大人たちを尻目にいい大人になりたい娘が良い。堅物と言われ、強引にキスしたり、親へ子離れを説いたり…。しかし最後に親が帰ってしまったのではと心配してしまうシーンが挿入される。非常に応援したくなる娘だ。彼女の成長が楽しみになる。○特にこの5人に焦点を当てているが、みんな演技が素晴らしい。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-05 22:13:34) |
13. キャプテン・フィリップス
《ネタバレ》 ○何という緊張感。さすがポール・グリーングラス。○冒頭から両者の目線で描かれる無駄のない展開。駆け引きの描写も見事で、トム・ハンクスの好演も光る。○後に調べたが、海賊に襲われる船は後を絶たない。武装なしの航行はあまりにも危険に思える。 [映画館(字幕)] 8点(2013-12-08 18:32:18) |
14. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 ○一気に高校時代に引き戻されたようなノスタルジーある作品。○こんな地味な男子いるよな~こんなウザい女子いたな~などなど観ていてにやにやしてしまった。○そんな青春時代の男女が非常にコンパクトに描かれている。○各々の上場人物が抱える問題など考えるのも楽しいし、その登場人物演じる役者たちの将来も楽しみだと感じる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-14 21:52:58) |
15. キック・アス
《ネタバレ》 ○面白かった。2時間見入ってしまった。痛快という言葉がぴったりな映画だった。○最初にヒーローものであると提示し、主人公に何か力があるのかと思わせておいて、実は力は何も持っていないただの青年。そこへ真の(?)ヒーローが現れるという意外な展開。その後、罠にはまったり、恋愛があったりとベタな展開もあるが、ケイティはストーリー上のヒロインではないし、エンディングもあくまでキックアスとヒットガールであるのが良い。○確かにヒットガールが幼いのに、かなり残酷なシーンまで演じているのは賛否を呼ぶだろうが、気持ち良いくらいに演じきってくれているのでそこまで違和感がなかった。○オマージュも随所に伺え、映画好きとしてはたまらなかった。ジェイソン・ボーンやジョン・ウーなど。ニコラス・ケイジが2丁拳銃やってるし。後で調べたら、ヒロインの友達のエリカ役を演じていた女優の名はソフィー・ウーだって。もちろんウーのつづりは違うけど。 [映画館(字幕)] 8点(2011-02-27 17:28:22) |