1. 記憶にございません!
総理が心を入れ替えたくらいで、そうやすやすと政治を変えられるもんじゃないので、単純すぎる話とケチをつけることもできる。だが、安心して見ていられるし、気持ちが明るくなるので、疲れているときに見るのはおすすめ。ただし、飛びぬけて面白いシーンは少ない。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-12 18:19:05) |
2. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 ツッコミどころ満載の映画です。自分は若かったころはそういう点をいちいち批判していたのですが、年を取ってからは、そんなことをせずに楽しめればいいかなと思うようになりました。この映画もそんな映画です。 予備知識なしで見て、前半は、「ハイハイ、よくある男女入れ替わりね」と思って見ていたのですが、途中から「なんじゃこれは、オカルト?」と意表を突かれました。結末は、一応めでたしめでたしなのかな? 大ヒットに値するかどうかはわからないけど、最後まで引き込まれるように見ました。 四谷、新宿など、自分になじみのある電車やホームの様子がとってもリアルで親近感。最後に二人が隣り合って同方向に進む電車の中で偶然お互いを見つけるシーンを見て、この路線でなければならなかった理由がわかりました。でも、千駄ヶ谷と新宿で降りた二人が須賀神社の階段で再会するシーンは、地理的に見て?? 大林宣彦監督の「転校生」のイメージに合う場所がここしかなかったということ? [地上波(邦画)] 7点(2018-01-08 10:45:17) |
3. 奇跡のリンゴ
《ネタバレ》 話は感動的だけど、暗い場面が長くて正直疲れた。阿部サダヲさんという俳優を知らなかったが、すごくなりきって演じていたと思う。菅野美穂は好演だと思うが、津軽弁が下手に見えた。本物の津軽弁をよく知らないが、阿部サダヲさんは上手に見えた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-03-05 16:51:55) |
4. 銀河鉄道999
《ネタバレ》 子どものころ流行っていましたが、アニメも映画も見たことがなく、今回初めて見ました。正直言って、よくわかんなかったです。最後は機械化母星メーテルを破壊して、めでたしめでたしみたいなノリでしたが、人間を部品にした星ってことは、部品の人間が全部死んじゃったってこと? 宇宙なのに、なぜハーロックは船外に出ても平気? なぜ宇宙で旗がなびいている? まあ、そもそも宇宙を列車が走るってこと自体が無茶なんですが。 最後の破壊シーンの連続は見ていて気分が悪かったです。だって部品の人間がいっぱい死んでるんですよね。松本零士の作品って、死を美化しているようなところがキライです。 あと、チビでブサイクな男(鉄郎やトチロー)を長身・長髪の切れ長の目の美女が愛するというストーリーも、原作者のコンプレックスと理想のワンパターンの女性像を見ているようで、女性としてはあまり気分がよくありませんね。 納得したのは、人には親切にするもんだ(おかげでクレアさんに助けてもらえた)、むやみに人を傷つけるもんじゃない(鉄郎の母を殺したせいで機械伯爵は殺されるはめに)っていう教訓でしょうか。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-11-06 13:51:58) |
5. きっと、うまくいく
全然知らない映画だったし、インド映画は見たこともなかったけど、このサイトで点がよかったので見てみました。最初のうちはアホなコメディ映画だと思ったけれど、途中から見事な展開でした。笑いながらも心に響き、ちょっぴり泣かせ、最後は爽快に終わります。とっても元気になれる映画です。もうちょっと短ければいいんですがね。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2016-01-15 09:26:13) |
6. 金融腐蝕列島[呪縛]
《ネタバレ》 原作を未読なので、ストーリーと人間関係の把握が大変でした。おじさんばっかりなので、みんな似たような感じで、どのおじさんがどの役だったか混乱します。また、今見ると、ちょっと古くさくて芝居がかっているのがちょっと鼻につきます(特に御大が)。椎名桔平の演技が一番良かったと思いました。役所広司と家族をつけ回す男が恐かったです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-13 12:17:58) |
7. キッド(1921)
いい映画ですけど、私も【kazu-chin】さんと同じく、夢のシーンが不可解だと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-29 15:56:04) |
8. きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー
《ネタバレ》 【HK】さんと同じように、途中からは引き込まれるように見ました。とても優しい気持ちになれる映画です。 【ジョー大泉】さんと同じように、分析医夫妻の話を詳しく見たかったのですが、しかたありませんね、これは実話だしフィッシャー君が主役なのですから。でも、見ている間じゅう、分析医夫妻の心の闇がずっと気になっていました。最後にその謎が明かされるわけですが、フィッシャー君に2人だけの秘密と言っていたのに、映画にまでしてしまっていいの?と思いました。フィッシャー君はもう大丈夫ですね。むしろ、フィッシャー君があの分析医夫妻をこれからずっと支えていってほしいと思いました。 7点(2005-02-05 18:40:31) |
9. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
この話は仰天ニュースのようなテレビ番組で繰り返し扱われていたので、私にとって内容は目新しいものではありませんでした。結構面白かったのは、この話自体がそもそも面白いからなのか、監督と豪華俳優陣の力量によるものなのか、おそらく両方なのでしょう。詐欺師は嘘をつき続けなければならないゆえに孤独であり、やはり孤独な刑事との不思議な心の交流を、トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオがうまく演じている点がよかったです。また、パイロットの制服を着ていたり、医者や弁護士だというだけで信じきってしまう、人間心理の単純さの描写も面白かったです。クリストファー・ウォーケンに好感を持っていない人もいるようですが、私は「デッド・ゾーン」の哀しさを思い出し、切ない思いでこの映画の彼の演技を見ました。マーティン・シーンの役はあまり重要ではないのに、こんな大物がやるのかと驚きました。総合的に見て、面白いけど、心に残るには何かが足りないので7点です。 7点(2004-08-29 18:11:33) |
10. CUBE
最後までハラハラドキドキして見られます。でも、最後にすべてが説明されてすべての謎が解けることを期待する人には、釈然としない思いが残るでしょう。そういう人は見ないほうがよいでしょう。 7点(2004-02-22 19:06:02) |