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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  木と市長と文化会館/または七つの偶然
90年代のロメールと言えば、四季の物語シリーズに取り組んでいた頃。 それを一旦中断して撮られた本作は、あのロメールが政治に言及する異色作です。 しかし変わらず登場人物は誰もが饒舌、ロメール節は本作でもすこぶる快調。 左派を自称するある田舎町の市長。緑が豊富で農業が主要産業。他にこれといった特色が無い小さな町に、 総合文化会館を建設する市長の計画に端を発する騒動、というほどのこともないですが、様々な人々の主張が面白おかしく繰り広げられる。 作品は7つの章に分かれていて、これが邦題にある「7つの偶然」となっています。 理屈っぽいそれぞれの主義主張が繰り広げれますが、結局は偶然の連続、偶然の積み重ねで世の中は回っていくということか。 軽いタッチの中に風刺や皮肉も効いている。汚職も無く箱物建設の利権に群がるような者も出てこないロメール流政治モノ。楽しい映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-09-16 23:21:53)
2.  疑惑に抱かれて 《ネタバレ》 
リーアム・ニーソンの映画でなければ興味も持たなかったであろうビデオスルーに終わった作品ですが、 ニーソン演じる私立探偵の男が、ある殺人事件で逮捕され冤罪で死刑判決を受け、絞首刑執行目前で容疑が晴れて、 真犯人が逮捕されて、と思いきや・・・。無理はありますが、最後まで的を絞らせない。 今も第一線でアクション・サスペンス路線で主役を張るニーソン。 本作は91年の作品ですがこの後今に至るまで、この人は年齢を重ねるほどにいぶし銀の渋みが増している。 もう1人、最近お目にかかる機会が無いですが、ローラ・サン・ジャコモもまた魅力的。 ミステリ・サスペンスとして予想以上に楽しめる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-23 21:21:40)
3.  キンダガートン・コップ
この頃のシュワちゃん、何本かこういうコメディに出ているんですけど、どれもいいんですよね。 多少ぎこちなさを感じたりもするのですが、それがまたコメディの中でいい味になっていたりします。 子どもたちとの絡みもうまくいっているのかどうか微妙なんですが、それもシュワちゃんのコメディならではのほのぼの感があります。 近年のシュワちゃんは「エクスペンダブルズ」や「大脱出」でスタローンと組んでまだまだ元気なところを見せてくれていますが、 今度は昔の仲間が集まって大いにワル乗りするアクションコメディなんていかがでしょうか・・・?
[CS・衛星(吹替)] 6点(2017-05-02 11:15:35)
4.  金融腐蝕列島[呪縛]
本作で取り上げられているようなメガバンクと比べると、僕が所属する世界は小さなものですが、 本作を見ていると、あの時はきつかったなあ・・・。と思い出すことが自分にもありますので 少々きつかったですが、スキャンダルの渦中で戦う熱いサラリーマンの生き様のドラマを堪能しました。 関係者に群がる報道陣の表情も克明にとらえる。混乱した現場の空気を伝える特捜部のガサ入れの迫力ある描写。 この冒頭で一気に作品の世界に引き込まれます。以降もラストまで次々と困難をたたみかけてくる。 最終決戦の株主総会は予定調和的になってしまいましたが、総会屋との戦いは迫力十分。 強風に揺れざわめく木々の葉が、まだまだ彼らの戦いが続いていくことを暗示させるようなラストも印象的です。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-27 15:22:54)
5.  きっと忘れない
幼い頃に父に捨てられた若者と、幼い息子を過去に捨ててしまった浮浪者の男がひょんなことから出会う。 その心の交流を描いたヒューマンコメディ。 他の映画でも感じられますが、若い頃のブレンダン・フレーザーはこういういい奴の役がよく似合います。 一方のジョー・ペシ。ロビン・ウィリアムス系の役どころですが、 (ロビンも本作のちょっと前の作品でよく似た役をやっておりました) ペシもさすがに味わいのある演技を見せます。 学識のあるところを見せ、ハーバードの教授を黙らせてしまう持論を展開し、学生から拍手喝采を浴びるシーンは本作の見せ場の1つです。 作品としては特に序盤はもうちょっとフレーザーとペシとの絡みで笑わせるドタバタ系の要素があっても良かったと思いますけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-10 11:40:28)
6.  9か月 《ネタバレ》 
長年同棲してきた恋人が妊娠しても煮え切らない男。ヒュー・グラントはいつもの鉄板の役どころ。そのお相手はジュリアン・ムーア。常に微笑みを絶やさない彼女が可愛くて綺麗でした。  そんな煮え切らないヒューは彼女に愛想を尽かされ出ていかれてしまいますが、その後の超音波ビデオを見るシーンが効いている。それを見るヒューの表情がいい。ここを境に彼の心の中に父になる自覚や喜びが出てくる。赤ちゃんの誕生と共に、新たな家族が誕生するまでを描いたハートフル・コメディです。  こんなドラマはクリス・コロンバスの得意とするところであり、この頃の彼のこんな映画にはいつも子ども達がいて家族がいて、誰とでも気軽に見ることができる作風の中に家族の良さを感じさせてくれます。  登場は前半のあれだけ?と思っていたロビン・ウィリアムスが再登場してうまく絡んでいたけど、終盤は必要以上にドタバタコメディになってしまいましたね。それでも、出番は少ないですがさすがにロビン。登場シーンではしっかり笑わせてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-25 16:39:51)(良:1票)
7.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 
映画を見て久々に腹の底から笑わせてもらいました。フランシス・ヴェベールの監督作を見るのはこれが3本目。どれも90分足らずの短い尺の中にしっかり笑いのツボがあり、どれも本当に面白い。  本作は超がつくほどの「バカ」な善人の主人公の行動で笑わせながらも、それをバカにする男のバカさも一緒に描く。爆笑の中にも皮肉が効いています。この人はどの作品も自らが脚本も手がけていますが、本作の脚本は見事だと思います。最初から最後まで、至る所にちょっとした行動のズレがもたらす笑いドコロが見事なまでにテンポ良く配置されています。  ラストの主人公の「バカ」の思わぬ行動に、“奇人たちの晩餐会”の仕掛け人が発する「次の晩餐会では僕が客になるよ。僕こそバカだった。」という台詞がいい。バカをバカにしていた男が、本当のバカとは一体誰だったのかに気付く。  しかし、もっといいのはそのすぐ後。本作の最後の最後にかかってきた電話に・・・!やっぱりバカはこっちだったか!一瞬持ち上げておいて、でもやっぱり落して、最後もしっかり爆笑を誘います。  これ、映画館で見たかったなあ・・・。上映中は爆笑の渦だったんだろうな。僕もそこで一緒に笑いたかったな。
[DVD(字幕)] 10点(2013-11-19 22:42:16)(良:1票)
8.  戯夢人生
ホウ・シャオシェンの作品で度々その姿を見ることができるリー・ティエンルー。本作は彼自身を主人公とし、彼の人生のうち、台湾の日本統治下という激動の時代に激動の半生を過ごした日々をリー自らが語り部となって綴られる。  激動の時代に生きた激動の半生にしてはあまりにも淡々としている。そんな日々を回想するリー老人自身もまた淡々と飄々と自らの半生を語ります。それは彼と彼の家族の描写もそうだし、日本軍の描き方さえも。  激動の時代の激動の半生を敢えて淡々と描き、淡々と自身の運命を受け入れてきたリー老人の姿を通して見えてくる庶民の強さ、逞しさ。戦争が終わった直後のラストシーンからは特にそれを強く感じます。  こちらでホウ・シャオシェンの映画のコメントを書くのはこれで4本目ですが、いずれも青年や少年の成長とその家族との日々を、台湾の美しくどこか懐かしさを感じさせる風景描写の中に瑞々しく描かれた素晴らしい作品です。節目に挿入される台湾の風景描写、音楽の使い方のセンスなど、本作にも随所にそんなホウ・シャオシェンの映画特有の味わいがあります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-09 20:02:23)
9.  きれいなおかあさん 《ネタバレ》 
離婚して経済的にも苦しく、難聴というハンデを抱えた小さな子供と二人三脚で頑張るお母さん。コン・リーにはこんなお母さん役がよく似合うし本作での彼女の演技は素晴らしかったと思います。いつも息子と一緒で荷台付きの自転車に二人で乗り、新聞配達をしながら発音練習をするシーンが実にいい。典型的な金持ちの嫌な男や、お金は無いけど典型的な善人であるファン先生といった登場人物も、親子が奮闘する様子もよく見かける展開ではあるのですが、ずっと精神的に無理をしてきたけれど、ありのままの一人息子と今の自分を受け入れたかのようなラストはあっさりとはしていますがとてもいい終わり方でした。分かりやすい良質のホームドラマだと思います。
[DVD(吹替)] 6点(2009-05-09 16:51:28)
10.  ギター弾きの恋 《ネタバレ》 
常に音楽があって、全編を漂う音楽とノスタルジックな雰囲気が素敵なラブストーリーでした。アレンらしくないといえばらしくない作品。アレンの過去の作品に「カイロの紫のバラ」という、これも本作と同じくご本人が出演しない切なく素敵なラブストーリーがありましたが、こういう作品では彼は自分をよく分かっていて映画には出ませんね。でも、そこは出たがり喋りたがりアレンさん、エピソードを紹介する役に回ってしっかりご出演。そして途中エメットが演奏から逃げ出して隣の建物に飛び移って、飛び込んだ先が偽札偽造団のアジトだったというシーンにアレンらしいジョークがさらりと挿入されていて思わずニヤリとさせられました。少々不器用で素直な自己表現が苦手なギタリストを素敵に演じたショーン・ペンも良かったですが、顔の表情だけで見事に感情を表現したサマンサ・モートンがとても可愛らしく、素晴らしい演技だったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-02 23:57:30)(良:1票)
11.  キープ・クール
監督はチャン・イーモウ、それに加えて本作は中国を代表する名優、姜文を迎えての作品。高い期待感の中での鑑賞だったのですが、今までに見たイーモウ監督作品の中で最もダメでした。今回はガラリと作風を変えて、従来のホームグラウンドを離れて現代の北京という大都会が舞台。とにかくよく動き回る独特のカメラワークとポップな音楽を用いてさらりと描かれたコメディなのですが、残念ながら如何せん内容が物足りなかったです。
[DVD(字幕)] 3点(2009-01-11 12:42:43)
12.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
ラッセ・ハルストレム監督は重い事情を抱えた若者や家族の日常とそれを乗り越えて成長していく様子を描くのが本当に上手い監督さんですね。彼の人間を見つめる優しい目線がとても好きです。本作も愛すべき主人公、主人公を取り巻く人々、美しい風景、舞台となる町、音楽、全てが素晴らしいと思います。重いテーマに向き合いながらもこれらの要素が穏やかに温かく絡み合い、鑑賞後は実に爽やかな余韻と感動がありました。
[映画館(字幕)] 8点(2009-01-06 22:10:46)
13.  記憶の扉 《ネタバレ》 
これは見事な映画でした。登場人物はドパルデュー演じる容疑者とロマン・ポランスキー演じる警察署長のほとんど2人のみ。しかも映画の大部分は警察署の取調室で机を挟んで対峙する2人の会話で成立している傑作サスペンスです。この2人のやり取りが物凄い迫力です。雷が鳴る嵐の夜に薄暗い取調室という設定がそれに拍車をかける。かなり最後の方まで謎は解けませんが、最後には大どんでん返しが待っています。夜が明けて全てが明らかになった後、警察署を立ち去り、旅立つドパルデューとポランスキーのやり取りは穏やかなものに変わり、実に深い味わいがあった。そしてそこには静かな感動があります。ドパルデューのこの映画の一番最後の台詞「ありがとう、署長。お見事でした。こんな難しい仕事を・・・。」が深く印象に残る。トルナトーレ監督と言えば誰もが思い浮かべるあの傑作と比べるとレビュー数も少なく極めて地味な作品ですが、この作品も決して負けてはいない!
[DVD(字幕)] 9点(2008-11-30 20:20:30)
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