1. クライング・フリーマン
《ネタバレ》 kindleで原作ファンになったので気になり観てみましたが、あの鮮烈な世界はなくベタ移植という感じで地味になってしまい面白味がないです。主人公は原作そっくりのイケメンで、ベッキー似のヒロインと共に美男美女でよく見つけてきたなという感じですが、もう二人とも映画活動はしていないようで残念です。「サイレントヒル」でファンになりましたが、クリストフ・ガンズは昔からとにかく原作の再現度に物凄くこだわる監督なんだなあというのはよくわかりました。 [インターネット(字幕)] 3点(2016-07-07 23:42:24) |
2. グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
《ネタバレ》 子供の頃に日曜洋画劇場で観て面白かった記憶がありますが、当時は「コナン・ザ・グレート」や「レッドソニア」が好きだったので純粋に冒険ものが好きだったのだと思います。大人になって観たら、お姫様の美しい裸体ばかりに夢中になりました。リアルな略奪シーンやペスト犬投げ込みというアイデアは現代の映画ではまず表現できないだろうからとても新鮮でしたし、これこそが中世であるような気がします。大好きな「ブラックブック」の監督&脚本コンビがその20年前に作った映画という事で、とても偉大な映画だと思います。 [DVD(吹替)] 8点(2016-02-24 00:08:37) |
3. クリード チャンプを継ぐ男
《ネタバレ》 「フルートベール駅で」が良かったので期待していましたが、丁寧な作風はそのままで更にボリュームアップしていました。若手監督と若手俳優がロッキーに新たな命を吹き込んだ事を目の当たりにできてとても良かったです。彼らに応えたスタローンも素敵です。同時期公開のベテラン監督が作った某SF超大作の新作よりも断然面白かったです。試合中にカメラがグリグリ迫り、また入場時の長回しで緊張感が伝わってくるところが特にお気に入りです。 [映画館(字幕)] 8点(2016-01-07 01:01:44) |
4. 海月姫
《ネタバレ》 原作ファンですが再現度はとても高いと思います。製作者も出演者も原作をよく研究していて、実写化の違和感がないと思います。構成も無駄がなくスピーディな展開は快適でした。各人の個性で笑わせるというよりは、蔵子が現れて天水館の皆が変わっていくという事がより明確になっていると思います。菅田君は物語の牽引役を爽やかに演じ切り大変お見事でした。蔵子は強い信念を持って取り組みましたが、ファッションショーで注目を集め、住民が団結し、取り壊しも中止になったという展開は偶然のようで因果関係が弱いと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2015-10-16 05:18:37) |
5. くちびるに歌を
《ネタバレ》 爽やかな導入が素晴らしく本編も期待しましたが、種々のエピソードを盛り込んだ割には映画としての面白さに繋がっておらず、問題が解決したのかもはっきりせず消化不良で長く感じました。生徒たちの印象、演技や歌唱はとても良く、大人になって忘れていた何かを思い出させてくれるものは確かにあります。「マイバラード」凄く懐かしい。清々しいロケーションも最高でした。 [映画館(邦画)] 6点(2015-03-22 03:16:20) |
6. くるみ割り人形(2014)
《ネタバレ》 テンポが非常にゆったりとしているため小さな子供などはきっと退屈すると思いますが、良く言えば一つ一つの場面が映っている時間が長く、超一級品の可愛い人形の造形やアンティークな美術を嘗め回すように眺める事ができるという贅沢な映画だと思います。ストーリーは怪人の存在や王子と姫などかなりの投げっぱなしで残念です。有村架純のクララは「思い出のマーニー」のマーニーそのもので個人的には良かったです。きゃりーぱみゅぱみゅの主題歌も作風とぴったりで、サンリオもジブリのように映画をたくさん作って欲しいと思わせる作品です。 [映画館(邦画)] 6点(2014-12-23 09:37:02) |
7. グラン・トリノ
《ネタバレ》 おじいさん世代の主人公が信念を貫くという内容は、ハードボイルドな味わいもあり、なかなか良かったです。 [DVD(吹替)] 5点(2014-08-27 15:18:19) |
8. クロニクル
《ネタバレ》 私の父も集中治療室で昏睡状態の母に怒鳴り付けるようなクズなので、本作には感情移入できました。スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン )が堂々としてて、私の憧れそのもので格好良かったです。アンドリュー(デイン・デハーン)は髪が薄くて寿命が短そうな美しさが印象に残ります。パーティで知り合った女がブスだったのと、救いのない結末だったのが残念です。 [映画館(字幕)] 6点(2014-08-15 22:44:59) |
9. グランド・ブダペスト・ホテル
GODIVAのお菓子のような可愛らしい色合いと画面構成は素敵でした。謎解き要素が全くないのが残念でした。コメディなのに人が死に過ぎるのは違和感を感じました。ウィレム・デフォーは顔が怖すぎて不快でした。普段あまり映画を観ない自称オシャレでセンスある人が「ウェス・アンダーソン超面白い!」と大声で絶賛しそうな、ただそんな風にもてはやされる雑貨&アクセサリー感覚の映画に過ぎないと思いました。 [映画館(字幕)] 4点(2014-08-12 09:07:42)(笑:1票) (良:2票) |
10. クラウド アトラス
《ネタバレ》 実験的な映画です。これをやろうと思った心意気は素晴らしいと思いますが、最後に個々のストーリーが集結し「うお~!こうきたか!!」と盛り上がる事も全然なく、作っただけで力尽きた印象でした。色々と凝ったわりには、皆の努力が面白さに繋がっていないのが残念です。原発編の「恋してるのかも///」→爆死は笑えました。ソンミ様も印象に残りました。 [DVD(吹替)] 3点(2014-08-10 06:33:17) |