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コメント数 2394
性別 男性
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1.  拳神/KENSHIN
アンドリュー・ラウの武侠馬鹿映画の一つの到達点。本当は「鉄拳」を映画化したかったらしいんですけど、権利を買えなかったのか、「鉄拳」と「ストリートファイターⅡ」を合わせた様な、正に香港映画らしい海賊版的内容でお茶を濁してます(エンドロールの最後で、一々「鉄拳」とは無関係だと断りを入れてる所がチャーミング)。「風雲/ストームライダーズ」辺りはまだ楽しく観られましたけど、ここまで来ちゃうと単にCGの無駄使い(ショボCGも笑って済まされないレベル)。いい加減さとくだらなさと寒さばかりが先に立ち、突き抜けた馬鹿映画にもなってないし、そもそもSFにする必要性を感じません。サモ・ハン・キンポーの若い頃がイーキン・チェンだったという位の無茶苦茶なパワーが映画全編に欲しかったです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:02:08)
2.  現実の続き夢の終わり
いやいや、台湾版「ニキータ」とは全く違うでしょう。宣伝等のイメージからは、水野美紀が華麗なガン捌きを見せるアクション映画だとばかり思ってましたけど、実際はヤクザの内部抗争を描いたスケールの小さな台湾版「仁義なき戦い」って感じ。好みじゃない真っ当なヤクザ映画だったことで、私は思い切りガックリきてしまいました。せめて彼女が組織を壊滅させる位の話にして欲しかった。彼女のバックボーンや殺されたヤクザとの関係等が一切語られない脚本なら、水野美紀の役自体がいらなかったと思います(そうなってたら私は絶対に観てなかった訳ですが…)、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-10-08 00:01:43)
3.  化粧師
映像の美しさにはこだわりが感じられましたけど、脚本の弱さを補うまではいかなかった。石ノ森章太郎の原作は未読ですが、本作はいかにも「いくつかのエピソードを組み合わせました」という出来。その場合、各ストーリーを貫く強力な団子の串みたいなキャラクターなりエピソードなりが必要。この映画ではもちろん小三馬がその役回りなんですけど、彼のキャラクターが余りにも弱すぎる(これは椎名桔平の所為じゃない)。だから最後に明かされる彼の秘密にも、特別な驚きがありませんでした。化粧栄えする大人顔(柴咲コウ)と、全く化粧の似合いそうにない童顔(池脇千鶴)、そしてスッピンも厚化粧もイケる菅野美穂というキャスティングは中々考えられてましたね。そんな訳で女優陣と映像の美しさに、おまけの5点献上。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-10-04 00:08:51)
4.  ゲド戦記
今夏最低の前評判ながら、今夏最大の話題作であることに変わりはないので、私も早速1,000円で観てきました。話的には「ハウルの動く城」よりも解り易かった様な気はしますが、皆さんのご指摘通り、「戦記」というタイトルからイメージされるスケール感は皆無で、非常に小ぢんまりした物語でしたね(当然原作未読)。父親は「素直さが良かった」と評したそうですけど、これは新人コンテスト等で審査員が素人を評する際の常套句。ま、その通りの出来でした。本作の問題は監督よりも、ジブリというスタジオからは考えられない作画クォリティの低さでしょう。「演出」は新人の朴訥さが出たのだとしても、「作画」まで素人レベルに落とすことはない訳で、品質は間違いなくジブリ史上最低(監督同様ズブの素人、手嶌葵の棒読みも最低)。クライマックスは演出も作画も古臭くて(宮崎駿風に言えば「素直すぎて」)、30年近く前のマモーの最期を思い出しちゃいました、4点献上。
[映画館(邦画)] 4点(2006-08-02 00:14:22)
5.  g@me.(2003)
似た様な題材の「カオス」よりは全然面白い。前半は犯罪の匂いがしないどころか、かなり無機的。生活感の無い高層マンションの一室で、正にゲームのキャラクターみたいにリアリティの無い男と女が策を練る。そして、犯人サイドの「読み」だけで父親側の動きを見せるという演出が、後になって効いてくる。キャラクター達に徐々に血が通い始めると、誘拐ゲームの騙し合いに加えて、ラヴ・ゲームの騙し合いも加わり(この程度のラヴシーンで話題になったの?)、最後の瞬間まで楽しませてくれます。ビックリはしませんでしたけど、中々良く出来た映画だと思います、6点献上。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-06-28 00:03:10)(良:1票)
6.  ゲロッパ! 《ネタバレ》 
評判から想像してたよりは遥かに面白く観れましたけど、余りにも長いクライマックスで評価が一気に下がりました。この物語では西田敏行が「セックス・マシーン」を歌う場面から、常盤貴子との和解までが本来のクライマックス。後はエピローグ的に、常盤母娘が刑務所へ面会に訪れた場面か、例の金で勢力の増した組に西田が帰ってくる場面ででも締めれておけば良い。なのにその後、ホテルでの別れから連行、移送中の無罪放免、挙句の果てには子供の学芸会にまで話を引っ張る。確かに全体的にグダグダでしたけど、ラストが一番グダグダです、4点献上。
[地上波(邦画)] 4点(2006-06-28 00:01:50)
7.  劇場版 テニスの王子様 二人のサムライ THE FIRST GAME
はー、これが噂の「テニプリ」ですか。この映画自体は「テニスの王子様」番外編に徹してる為、私の様に原作もTVシリーズも知らない人間は何が何だか解らないと思いますが、ファン向けにはこれで良いのかもしれません(↓って、やっぱダメですか?)。私の印象としては、やけに古臭い印象のスポ根少年マンガ。もちろん絵柄は今風だし、とても中学生には見えないイケメンテニス部員が揃ってますが、ありえねー技を宇宙規模のグラフィックで表現するってのは、完全に「リングにかけろ」の世界観。どうせやるなら、ここまで徹底してやって貰った方が気持ち良いです、4点献上。
[地上波(邦画)] 4点(2006-06-15 00:04:10)
8.  ゲス・フー/招かれざる恋人
「招かれざる客」の現代風リメイクということですけど、雰囲気としてはずっと「花嫁の父」に近い。そして映画の作りとしては、いわゆる「ブラック・ムービー」の中にアシュトン・カッチャーが迷い込んでしまった様な感じになってます。既に白人文化はグローバル化され、相手が余程の差別主義者でない限り、今やその文化圏にはどの人種も違和感なく入って行ける。しかし逆に、マイノリティ文化圏(てか、アメリカでは既に白人もマイノリティの一員ですけど…)の方にこそ排他性は残っています。そういう意味で白人家庭から黒人家庭への舞台変更は的を射てるし、インターレイシャルで危ないネタを盛り込みつつ、誰でも楽しめるラヴ・コメディに仕上げてあるのも巧い。演者では特にゾーイ・サルダナが素晴らしかったです、7点献上。
[DVD(字幕)] 7点(2006-06-02 00:10:50)
9.  ケンタッキー・フライド・ムービー
公開当時(もちろん30年前の)から気にはなってましたが、「金出さなくて良かった…」という安堵が第一の感想。みうらじゅんみたいに「面白くないものを面白がれる感性」(つまり、みうら氏が面白がってるものは、正確には面白くないものということです)を備えてれば面白いのかもしれませんけど、普通に観てたらとてもつまらない。パロディも長々と続く「ドラゴン」とポルノネタばっかりで、「毒」がほとんど感じられないし、ノリも学生映画レベル(「絶叫計画」シリーズの方がまだマシ)。これは決して現在の視点で鑑賞した所為ではなく、当時観てても同じ感想だったと思います、3点献上。
[地上波(字幕)] 3点(2006-04-22 00:03:06)
10.  ケイナ
宮崎駿的世界観の中で、ララ・クロフトの妹みたいなヒロインとH.R.ギーガー・デザイン風のクリーチャーが戦う話。「ヨーロッパ初のフルCGアニメ」という謳い文句とは裏腹に、ヨーロッパの香りどころか、オリジナリティの欠片も無い仕上がり。ゲームと同時進行で製作されたメディア・ミックス作品でもありますが、その所為かどうか、ストーリーも安っぽいゲーム的なら、肝心要のCG技術も精々ゲームのムービー・レベルで止まってる(本国ではゲームの宣材扱いなんじゃないか?)。何と言うか、「とりあえず作ってみました」みたいな感じです。この分野ではハリウッドはもちろん、本場である我が国にも到底及ばない品質です。それにしても、本作がリチャード・ハリスの遺作になってしまったんですね。ご冥福をお祈りしつつ、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-12-24 00:10:07)
11.  夏至
ベトナム版「阿修羅のごとく」って感じ? しかし三人姉妹の物語は最後まで噛み合わず、映画はオムニバスの様な雰囲気で進行していく。汗で肌に張り付く黒髪のそこはかとないエロスや、自然の描写の瑞々しさには確かに感心しますが、それらを除けば、本当にどーってことないありふれた話の羅列でしかないので退屈。一番解せないのは【fero】さんもご指摘の、あの兄妹のやりとり。ことある毎にじゃれ合うハンサムな兄とセクシーな妹は、ほとんど「くりいむレモン」並の危険な状態。なのに物語上はそれに何の意味も無いなんて、思わせ振りも大概にして欲しい、4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2005-10-26 00:03:05)
12.  月下の恋
本作のケイト・ベッキンセールのヌードは、引きの後姿も含めて全部ボディ・ダブル。それ所か後半のベッド・シーンに至っては、エイダン・クインのヌードまで吹替えです。つまり、このベッド・シーンはアップになる部分を除いて、全くの別人二人が絡み合っているのです。こんなことまでして、このシーンを入れる必要があったのか? 一体プロダクションに何があったんだ? それに、「まさか、こんなオチじゃないよなぁ」と思ったオチがまんま待ってるし、“Haunted”という原題に対し、文芸映画を連想させる邦題も酷いセンス。とにかく、一から十まで凄くいい加減な作品です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-20 00:07:20)
13.  解夏
テーマは良い所に目をつけたと思う。失明の恐怖の中で生きることが「行」であり、失明の瞬間が絶望からの開放、つまり「悟り」である。しかし、そのテーマを全くと言っていいほど描けてないのには驚く。「僕の目になってくれ」等という、目を覆いたくなるくらい凡庸な台詞を吐く瞬間がクライマックスになってしまって、失明の瞬間の「悟り」がどっかに行ってしまった。それに、二人の関係に全然リアリティが感じられない。ここは惚れた晴れたを超えた、相当の覚悟を表現しなければならない。それが「行」であり「解夏」である筈なのです。ということで、「精霊流し」に引き続き4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2005-05-17 00:47:37)
14.  刑事(1959)
哀愁を帯びたアリダ・ケッリの歌声に乗せて描かれる、とある殺人事件の顛末。主題歌「死ぬほど愛して」や当時のハードボイルド調ポスター等から連想される内容とは違って、事件はありふれた強盗殺人、その捜査は淡々と行われ、登場人物の多くは少しコミカルな雰囲気でさえある。印象としては「はぐれ刑事純情派」系の刑事ドラマといった感じでしょうか。従って映画の見所は事件そのものよりも、捜査で訪れる町々のイタリア庶民の生活描写と、劇中一人だけ飛び切り美しいクラウディア・カルディナーレ。という訳で、“amore, amore, amore, amore mio”と口ずさみつつ6点献上。
6点(2005-01-11 01:09:38)
15.  ケミカル51
何か全体的にぬるい映画。多少クールな映像表現ではありますが、それが取り立ててウリになる様な演出じゃない。アクションも特別派手じゃない。カルチャー蔑視コメディとしても、それが貫かれる訳じゃない。登場人物の相関関係も、敵なのか味方なのか判らない緩やかな繋がり。この雰囲気に馴染めれば面白いのかもしれませんけど、私には退屈の一歩手前辺りって感じでした。一番印象的だったのは、「キッド」ではデミ・ムーアのそっくりさんでしかなかったエミリー・モーティマーが、本作ではデミ以上に魅力的な上、凄く大きく見えたこと。役者ってホント凄いですね、5点献上。
5点(2004-10-17 20:41:16)
16.  原子力戦争 Lost Love
日常的な隠蔽工作が白日の下に晒され、美浜では遂に死者まで出した大規模事故が発生、しかし電力の大部分を依存せざるをえない今日の日本では、原子力発電所はより社会的で重要なテーマだと思いますが、こういうテーマの邦画って、(ドキュメンタリーを除くと)これと「東京原発」位しか無いんじゃないでしょうか。本作は発電所正門でのゲリラ撮影シーンから反原発の匂いも漂ってきますが(こんなものを劇映画で使用するなと言いたい)、基本的には原発とその「地域」までをも描こうとした社会派スリラー。しかし、悪魔的容姿で一人だけ浮いてる山口小夜子の扱いが象徴する様に、映画としては少し中途半端な仕上がりになってしまってると思う。ま、それでも貴重な一作であることには間違いないでしょう、5点献上。
5点(2004-09-02 23:52:26)
17.  月光の囁き
これはいい! 万人にはもちろんお薦めできませんが、本作は軽薄短小な恋愛ドラマが反乱する現代に於いては大変貴重な、「純愛」の一形態が描かれる逆調教物語。ラスト・シーンはどんなラヴ・ストーリーをも凌駕するハッピー・エンド(スピッツの主題歌が異様に似合う爽やかさ)で、久々に幸せな気分になれました。演出面では言いたいこともありますが、フェティシズムへの愛情溢れる喜国雅彦の物語だけでもう充分(原作はいつもの通り未読)。感情である愛を具現化する手段には色々方法があるということを認めた時、例え身体は縛られていようとも、心や愛はより自由になれることもあるのです。私も一人の女性と、ここまで全てをさらけ出し合えれば幸せです。変態の、7点献上。
7点(2003-01-12 19:01:33)
18.  K-19
ご家族向けの正月映画ではないですけど、2003年4大正月映画の中では一番出来が良いと思う。ミサイル発射実験成功までのスペクタクルを畳みかける様な展開で一気に観せきり、その後の炉心事故にまつわる物語は一転、緊迫感と悲壮感溢れる演出で描かれていく。潜水艦ものでは映像より重要な音響の作り方も非常に完成度が高い。現実に即した完全な善人も悪人もいない乗組員の人物設定も良かった。この男気にはやっぱりジーンとしてしまいます。とても女流監督とは思えない。少しエピローグが感傷的過ぎますが、充分7点献上。
7点(2003-01-01 15:46:45)
19.  KT
頻繁に韓国語が飛び交う所為もあって、全く邦画を観ている感じがしない。これは正に邦画のあるべき指針を示した第一級のポリティカル・サスペンス・エンターテインメント映画。1970年代を緻密に再現した映像。真正面から描かれる日韓の間に醸成された憎悪と侮蔑。そして、世界に対しては国家の体を成していない日本(役人・政治屋)が、国民に対してのみ国家権力を振りかざす変わらない理不尽。日本人主人公の掘り下げが甘い感じがするのと、金大中本人をもう少し劇中から遠ざけてシンボル化した方が良かったような気がするものの、この面白さの前では小さな傷です。平和ボケした日本の地に於いてさえ、日常の裏で何が起きているかは分かりませんヨ。という訳で、7点献上。
7点(2002-11-01 03:10:11)
20.  幻魔大戦
そう言えば観てるんですよね、この映画も…(当時は「ハルマゲドン」と発音してましたっけ)。とにかく大友克洋のキャラクター・デザインと東京の背景のリアルさがマッチしてました。話の方はスケールをでかくするだけでかくしてしまってあるので、後半はこういうまとめ方しかあり得ないでしょう。とか書きつつも、「残留思念!」という言葉と美輪明宏の声以外は全体的にうろ覚え…。なので取りあえずの所、5点献上。
5点(2002-06-28 19:49:37)
040.17%
1351.46%
2793.30%
326911.24%
438015.87%
553122.18%
664126.78%
733814.12%
8823.43%
9241.00%
10110.46%

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