1. イルマーレ(2006)
《ネタバレ》 ハリウッドらしい強引な力技。 接点が多い・・というかわざわざ遠まわしに手紙を続けずとも会えたのでは? と言うほどに彼らの距離は近い。実際会えてたし。 遠距離恋愛と強調したりしてるけど微塵も無い。 そういう意味でも、作中で描かれる時を隔てた二人の関係は弱い。 手紙で温めたにしても、互いにあそこまで思い合うのも疑問。何故そこまで・・。 ガッカリもしなかったが、心に強く残りもしなかったかな。 犬は可愛かった、妙にみすぼらしさ漂ってたが(笑) [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-27 23:06:33) |
2. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 見てて、開口一番「男ってこんなもんだよなぁ」と。 天才科学者と言われてても、所詮人の子か・・と言わざるをえない。 閉鎖的空間の地下研究所で話が進むのでB級臭さが拭えない、 というよりもB級作品そのものでした。 実験的作品だったのかも知れないけど、もう少し突っ込んで欲しかった。 単なるアクション映画という印象で、終盤には退屈を感じた。 マッドサイエンティストっぷりを発揮して欲しかった・・意外にドライ。 用意されたエロよりも、普通にエリザベスシューの胸元に目が行ってしまった。 [DVD(字幕)] 3点(2007-12-12 23:08:46) |
3. インサイド・マン
犯人らの動機がわからない。 あの書類が目的だったとして、その後に繋がるストーリーが一つ欲しい。 銀行のオーナーに買い取ってもらう?・・・だとしたらガッカリとしか言えない。 クライヴ・オーウェンがリーダーとしても、チームの背景が見えず。 完全犯罪とは言うものの、なんだかパッとしない計画。 ジョディフォスター演じる弁護士の存在も疑問、何故に弁護士?役に立ってないし。 見せ方が凝っていたけど、わかりづらい印象を与えている気がする。 人種だ何だとゴチャゴチャしてたので余計に。 キャストはやたら渋い選択で、相当勿体ないと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-08-03 03:21:18)(良:1票) |
4. イン・ハー・シューズ
《ネタバレ》 様々な視点による物語が上手いこと決着するところがいい。 と言っても感動超大作というわけでもなく、ほんのり心が温まる系。 朗読を聞いてくれた元教授との、小さいエピソードが好き。 祖母の立ち位置がいい、演じるシャーリー・マクレーンも素晴らしい。 ただマギー(妹)が遊び人過ぎて、ローズ(姉)は良く許せたなと思った。 そこは、同姓ならまた感想が違ってくるのかなと思った。 自分にも妹が居るがタイプが全然違うので、共感できず。 盛り上がりには欠けるので、見る人によっては退屈を覚えるかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-31 00:53:17) |
5. イーオン・フラックス(2005)
《ネタバレ》 所々に滲み出る凄いB級映画臭。 アクションもセロンの美しさで誤魔化した感じ。 ストーリー以前に、SF設定に馴染めなかった。 色々と説明が無い。 冒頭の前置き・・あの1~2分が全編に勝る情報量の気がする。 随所に見え隠れする日本を意識した作り。 桜舞う中での戦闘は良い素材ですが単なる撃ち合いで面白み無し。 「一度きりの人生。死ぬからそれが映える。だから意味がある」的な流れ。 深い(と錯覚させる)テーマにセロンのプロモ映像添付しました、みたいな。 セロンってあまりスタイル良くない?顔も所々ボテッとしてたような。 顔は元々好みではないが、気になる部分が多かった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-04-10 17:54:14) |
6. イントゥ ザ ブルー
《ネタバレ》 海が綺麗、それだけが救い。 ジェシカアルバ、いい体してます・・がちと下半身がヘビーに感じたりして。 泳ぐシーンはそれはもう全編に溢れているが美しいのは前半ぐらい。 泳ぐところばかりで胃がもたれる。 出てくる皆、顔も正直好みではない・・とそれは置いといて、肝心のお話も微妙。 島が舞台ってことでこれまたこじんまりとしたスケールに。 ドラマが無い、締めも安直でどうにも拭えないイライラ感だけが残った。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-02-18 11:18:54) |
7. イン・ザ・カット
出ている人が気持ち悪い、視線や演技等。 それは眼を瞑るにしても・・会話のほとんどが下品だったのは如何なものか。 何か意味があるのか、と問いただしたいほどに無駄を感じる。 エロやるならやるで見せ方があるでしょうに。 誰もが「ファック!ファック!」言ってればいいもんじゃないですよホント。 そのせいで出てくるシーン・・どれも全てに嫌悪感を生じさせる結果に。 こんなメグは見たくなかったし、ケビン・ベーコンも勿体ない。 サスペンスを盛り込むにしても掘り下げてくれないとラストの展開にパンチが無い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-03-25 05:44:39) |
8. イン・ザ・ベッドルーム
重い。老夫婦の思い・・。若かった息子を失うというのは計り知れないものがある。感情のぶつかり合い、そして結末。ナタリーはしょうがないのかもしれないがなんともいえない位置だった。やっぱりそうしてしまうでしょうね。止められない、それが子を思う親の感情だ。こういった作品に求めるのがナンセンスでしょうが盛り上がりに欠ける、予想できる展開、結末。全体的に漂うローな空気。味気なく感じるかも。 5点(2005-01-18 12:49:38) |
9. イノセンス
原作の世界観を忠実に再現していたのか、 もしくは「攻殻」である必然性があったのかという問いに私は答えられない。 映像や音のこだわりには凄まじいものがあった。 しかし、見る者を選ぶ作品であるのに一般にガンガン宣伝したのは疑問。 引用ばかりで少々眠くなるが、個人的には前作より理解できた・・つもり。 映像や音楽が7、話が3ってとこかな。 画を見るだけでも十分満足できる。あと、会話後の間が好きです。 話に沿ってキャラがただ語るだけの紙芝居的なものになってしまったのは残念。 ソレこそ人形みたいな印象を受たことぐらいか、人形ばっかりの世界なんですけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2004-09-17 13:54:52) |
10. インソムニア
なかなかにキャストが渋く、演技派でかなり夢中になれた。流れるように話は進むがどうも不眠症の葛藤というか悶々とした空気があまり伝わってこなかった。白夜という特殊な環境、条件下で全ての話が語られている所為だろうか。 7点(2004-01-13 13:43:48) |