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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  イヴの総て
ずっと見たかったこの作品をようやく見たらその素晴らしさにびっくり。同じ10点でも上座の座布団3枚!演劇界の内幕話だがこんなことは今もなお繰り返されていることだろう。ことに映画・演劇などショービズ界の人たちが見たらリアルに実感するのではないか。40歳を超えて女優としてはゆるぎない立場にあるマーゴだが、それも女として平凡な幸せを犠牲にして勝ち得た名声。そんな彼女を賞賛するファンの身の上話にほだされ付き人にしたのがイヴ。彼女はどこから見ても誠実そうで謙虚で気が利いてと誰もが好感を持つような女性。最初は見てる私もそう思った。しかし女の勘は鋭い。まずマーゴが気の利きすぎるイヴに不快感を持つ。古い付き人の女性も「理屈じゃない」と嫌悪感をだく。本性を表しマーゴの恋人に言い寄るイヴだが、「とんでもない女!」とはねつけた年下の演出家はお見事。すると次に脚本家を狙い、、と関係者を取り込もうとするイヴの野心はすさまじい。見ていくうちに「まぁ、なんて嫌な女!」と分かるのだが、これを知るのはほんの数人だけで人目にはあくまでしとやかで謙虚な人物にしか見えない、、何が素晴らしいってまず脚本、こういった驚愕の裏話や人物それぞれが鮮やかにあぶりだされて、しかもオチまでついてて、ラストの万華鏡に映る何十人もの新たなイヴを見せるなんてのは素晴らしい。セリフでもベテラン女優が名声以外の幸せを望んで言う言葉など印象深いものがたくさんある。バクスターも悪女を好演してると思うが、B・ディビスは女優としても女としてもその立場を脅かされる不安や葛藤を見事に表現して素晴らしい。しかしアカデミーで14部門にノミネートされ6部門も受賞したのに主演女優賞はなし。映画を地でいくようなこのエピソードは小ネタで、、、駆け出しのマリリンも意外にセリフが多かった。この後間もなくイヴ役のバクスターなんぞ吹っ飛ぶほどの大スターになるのだから面白い。   
10点(2004-05-11 23:16:43)(良:3票)
2.  E.T.
大好きです。大人も子供も楽しませてくれるファンタジー。スクリーンで見たときも、ビデオで何度も見たときもやっぱり同じところで泣ける。まだ心の純粋な子供はたとえ異形の宇宙人であろうと友情を守ろうと奮闘する。その友情物語に心から感動。 E・Tの造形も動きも可愛くて大好き。本当に何度見ても飽きない。
10点(2003-02-07 21:02:11)(良:1票)
3.  犬の生活
公開当時チャップリンは29歳、最初の破れた塀を使ったおまわりさんとの追いかけっこのギャグシーンもスピード感にあふれ元気がいい。その他ホットドッグ屋(チャップリンの兄さん)の目を盗んでパンを盗み食いするギャグ、二人組のスリから財布を取り返そうと二人羽織のように手だけでパントマイムをするシーンなど、見事なアイデアとパフォーマンスが随所に見られる。ドタバタコメディで笑わせながら、ラストは恵まれないのら犬や酒場の女性(エドナ)、浮浪者が郊外でささやかな幸せを得るという心温まるお話で見た後とても幸せな気持ちになれる。犬のマットはオーデションで選んだそうで、耳のたれ具合といい目の周りのパンダ模様といいインパクトがある犬相。しかもおとなしくチャップリンの枕になったりズボンに入ったりするのを見てもなかなかの名優ぶりです。40分と短いながらチャップリンの芸が堪能できる大好きな作品の一つです。  
9点(2004-03-15 18:31:22)(良:2票)
4.  生きる
人間は「死」を目前にしないと真剣に生きないのだろうか。そのときには時すでに遅し・・でもこの志村喬演じる課長はその短い時間の中で初めて真剣に人生を生きて、そして死んだ。死を目前にして事を成し遂げ満足そうにブランコに乗って「命短かしー」と口ずさむ。短くても充実した時を生きることの尊さを描き多くの人たちに生きる意味を問いかける名作。志村さんは表情やたたずまいだけでしみじみとした哀切をかもしだして素晴らしい。
9点(2003-02-07 21:19:38)(良:1票)
5.  田舎の日曜日
どのシーンを切り取っても絵のように美しい、というか印象派の絵をそのまま映画にしたような感じです。 静かで穏やかで優しくて、見ると癒されるといったような気もします。 息子一家や娘と賑やかに過ごしたあと、老画家が一人自分の手を見つめながら同時に老いを見つめるあたりは切なくて涙が出てしまいます。この老画家のかもし出す雰囲気がまた素晴らしく、言葉ではなく映像が雄弁に語るというのがよ~く分かりました。味わい深い 作品です。
8点(2004-10-19 20:30:16)(良:1票)
6.  インファナル・アフェア 《ネタバレ》 
スタイリッシュってこういう映画を言うんでしょうか。細かなカットで進むのがさらに緊張感を盛り上げるような感じです。潜入したのがバレやしないかってハラハラしました。特に危ないマフィア側のトニー・レオン。主人公たちが最初の二人と違うのが分かりにくいとか他にも突っ込みどころはあるんですがぐいぐい話が進むテンポのよさや展開の面白さで納得させられてしまいます。 10年も潜入捜査官として緊張の連続の末のトニー・レオンの最後は切なすぎる、、 
8点(2004-08-02 18:22:08)
7.  5つの銅貨
ジャズが好きとか詳しいとかいうのでは全くないけれどこれは良かったです。まずダニー・ケイがとってもいい。軽妙で楽しくてとても器用で達者な芸の数々を見せてくれます。初めて見たのでびっくりでした。話の展開もジャズでの成功、中断、再起と紆余曲折の中で家族の愛情物語になってて感動的です。特にラストのコンサート場面は感動的で涙ものです。R・アームストロングとの共演とかいくつもある音楽の中でも「5つの銅貨」が歌詞もメロディも一番好きです。
8点(2004-04-11 22:35:44)
8.  イースト/ウエスト 遥かなる祖国
良かったですね~、知らない歴史の中の1コマを教えてもらいました。希望を持って祖国に帰ってみれば処刑されたり悲惨な生活だったりと、北朝鮮に帰国した在日韓国人が重なって見えます。そんな状況の中で夫は夫婦が別れることになっても妻子だけは、、と故国への亡命を図ってやる。辛抱強く時期を待ち妻子を助ける夫の愛情に感動させられます。どうも実話らしいですがその後ずっと後に夫婦は再会できたらしい。亡命を手助けする女優役のカトリーヌ・ドヌーブが存在感たっぷりです。
8点(2003-11-23 17:34:25)(良:1票)
9.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
ショーン・コネリーも加わって、親子のやりとりがコメディっぽくておもしろい。コネリーは渋くっていい歳とってます。スピードとスリルの冒険はいつ見てもワクワクする。
8点(2003-05-17 17:30:02)
10.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
最初から最後まで飽きずにワクワクしながら楽しめる。テレビで放映があるとつい見てしまうようという魅力的な娯楽作品です。
8点(2003-02-19 18:18:28)
11.  インサイダー
実話の題材がおもしろい。ラッセル・クロウとアル・パチーノの二人の演技が素晴らしい。ハリウッドアクションのピーマン駄作の多い中で硬派のつくりが光る。
8点(2003-02-19 18:10:26)
12.  いつか晴れた日に
イギリスの俳優で演じたのが成功のカギか。ハリウッド俳優ではこういう雰囲気は出せないんじゃないか。エマとかケイトとかみんな品格があるよね。イギリス映画もしくは俳優出演映画は好きです。心情的にも日本人にも共通するような親しさを感じる。
8点(2003-02-07 22:00:15)
13.  活きる
激動する政治状況に翻弄される中国の人々の、生き抜くために流れに逆らわず擦寄りつつ生きていくしたたかさ。長い歴史の教訓の中で、それが国民性になってしまっているような気がする。夫婦が悪戦苦闘する様がおかしくも悲しい。コン・リーがうまいと改めて思った。
8点(2003-02-07 21:30:54)
14.  イブラヒムおじさんとコーランの花たち
「すべての川は同じ海に注ぐ」「笑ってごらん、幸せになれるから」。 人生を悟りきったかのようなイブラヒムおじさんの言う数々の言葉に含蓄があって味わい深い。 ユダヤ人の少年を養子にするイスラム教徒のおじさんという設定といい、人種や生まれた土地など違えどみんな同じ人間だよ、というようなおおらかなメッセージが込められているようです。 おじさんはコーランに学びますが、そもそも宗教と哲学は人の生き方などについての指針となるところで共通するところも多くどの道をたどっても根本はそう大差ない気がします。 愛情に恵まれない少年に大きな慈愛を注ぐイブラヒムおじさんのオマー・シャリフは存在感があってとてもよかった。 終盤の展開にはびっくりさせられたがちょっと狙いすぎ?という気がしないでもない。
7点(2005-02-07 19:28:05)(良:1票)
15.  生きてこそ
神々しいまでに美しく見渡す限り幾重にも連なる深い雪山は人跡未踏の地かもしれない。 あれだけ激しい飛行機事故で生き残ったことでさえ奇跡的なことなのに、その後厳しい冬山で70日も生き延び救出された人はことあるごとに神を感ぜずにはいられなかっただろう。 実話というのでなければ信じられないくらい奇跡的な話でよくぞ助かったねぇ、、という感慨が大きい。 極限状態で生き延びることができた人肉食も含めて、普通のモラルや常識でどうこう言えることではないような気がする。この状況で生き延びた人の逞しさにも圧倒されるが、この映画からは人知を超えた自然の中に神がいるということを感じさせられる。
7点(2004-07-20 23:48:25)
16.  インドへの道
Drアジズはなぜああも卑屈なほどイギリス人に尽くしたのか。聖母のような雰囲気のあるモア夫人に好意を持ったというだけではなく、インド人としての見栄もあったのか。植民地であるインドに来ているにもかかわらず、インド人が嫌いと言う傲慢なイギリス人たちは当時そのままかもしれないと思う。その中でフィールディング教授が示す友情は一貫しており良心的。閉所恐怖症という婦人はともかく、こだまに怯え錯乱状態になってアジズを訴えたというアデラの精神状態はよく分からない。混沌=神秘というインドの持つ独特の風土への恐れ、異文化への理解の難しさを表しているのか、、、いくつもの「なぜ?」がまとまりなく浮かんでスッキリしない。マイペースで独特の持論を持つゴトボリ教授は存在感があったがA・ギネスだなんて全く分からなかった。 まるでインド人にしか見えない。インドの風物、彼とアジズが移り住むチベットの山々や渦巻く雲などのロケーションは雄大で素晴らしく、いかにもリーン監督らしい。これを見ただけでも大きなスクリーンで見たかったと思う。  
7点(2004-04-11 22:47:39)
17.  妹の恋人
兄が妹を思う愛情、個性的なサムとジューンの愛情、それぞれほのぼの気持ちがいい。サムのジョニー・ディップのパントマイム芸がうまい。 ジョニーが出ると作品がグッと面白くなるような気がする。
7点(2003-11-15 23:21:29)
18.  偽りの花園
いやぁ、ベティ・デイビスがすごく恐い悪女なんですね。その恐い顔を鏡に映して見せるシーンがあるんですが、にこりともしないで強欲で冷血な女ぶり。で、弟に「笑って見せろよ、女の笑顔は男の心を動かす・・」みたいなことを言われてにっこり笑ってみせる。でもその笑顔でさえ冷たく見える。この前に「愛の勝利」という若い頃の作品を見ていて、彼女がとっても可愛くてキュートだったので驚きました。(この作品の面白いのはレーガン元大統領がちょい役で出ている。H・ボガードも)娘役のテレサ・ライトが最後に自立していくので救われます。欲深な人間たちに対して、父親が「もう十分お金はあるから(金儲けは)もういい」というのが印象的だった。
7点(2003-09-09 12:39:49)
19.  依頼人(1994)
スリルとサスペンス、レンフロ君、S・サランドン、トミー等演技陣が良くて最後まで面白く見られます。テンポのいい運びもいい。
7点(2003-05-31 16:47:54)
20.  イル・ポスティーノ
ほのぼの、しみじみ、じんわり、ほんわか・・言葉で表すとこんな感じ。詩人の「詩」がまた良くて映画の雰囲気にぴったり。素朴な島のポストマンが高名な詩人と交流して詩を作ったり、詩人のために島の音を集めて録音したりするところで最初のような気分になる。
7点(2003-04-08 11:17:10)
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