1. 怒りの葡萄
名作なんでしょうけど,はるか異国の遠い昔を舞台にしたヒューマンドラマというのは,どうもリアリティを感じにくいです.期待していたほど面白くありませんでしたし,感動もしませんでした.想像力の欠如かな. 6点(2004-01-14 21:08:29) |
2. 犬夜叉 時代を越える想い
高橋留美子って,日常生活のちょっとした喜怒哀楽を描くと達者ですけど,真面目な戦闘を描くと駄目ですね.予定調和で「型」にはまった戦闘じゃ,感動するものは何も有りません.ホームドラマの描き手の限界でしょう.原作者のそんな特徴を良く反映した映画だと思います.弥勒のスケベギャグと冥加のトンズラギャグだけ,少し面白かったです. 4点(2004-01-04 15:48:11) |
3. 犬神家の一族(1976)
テレビ放映とかで何回も観ましたけど,飽きませんね.面白いです. 7点(2003-09-18 22:42:51) |
4. 異人たちとの夏
両親との邂逅シーンはかなり秀逸でしたが,その分,問題のホラーシーンにガクッときました.なんで,こんなしょうもない展開に... あと,この監督,なんでクライマックスに締まりのない長セリフを入れるんですかね.白けるんですけど. 6点(2003-09-18 22:29:28) |
5. 生きる
この作品は,黒澤映画の最高傑作だと思います.人は何のために生まれ,何を遺すのか? 人生に対して少しでも真摯に向き合ったことのある人間なら,誰でも避けて通れない問題でしょう.黒澤監督は,主人公が悩み,苦しみ,あがき,見いだし,尽くし,そして成し遂げるまでの心の動きを実に丹念に描いています.志村喬も,見事な演技でした.クライマックスのブランコのシーンでは,涙が溢れて止まりませんでした.何かを成し遂げた達成感をかみしめるときって,人はあんな風に静かなたたずまいを見せるものじゃないでしょうか. 10点(2003-09-07 00:37:57) |
6. 稲村ジェーン
公開時,コンビニに入ると,いつも『真夏の果実』がかかっていました.この曲を聴く度に,あの夏の日射しと暑さが鮮明に蘇ってきます.でも,映画はペケ.桑田圭祐は「編集作業」というものをどう考えていたのだろうか. 2点(2003-08-09 00:30:07) |