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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1.  いま、会いにゆきます 《ネタバレ》 
 10時間以上仕事した後、嫌がるのを無理矢理連れて行かれて見た映画です。  しかも当時邦画にほとんど興味がなく、付き合いで見たわけですが、ものすごい感動したのを覚えています。まず映画館にあれほど人がいるのを初めて見ました。  「え?何々?みんなこんな遅い時間に、この映画を見に来ているの?」  それでもまだ気分は乗りません。惰性で見ます。そして・・・次第にその雰囲気に飲みこまれます。  これは完全にスロースターター映画です。  個人的には、一番盛り上がったのは澪がいなくなった後の澪目線の回想シーン。  いやね、正直あの回想シーンだけで、「もう一回中学生(もしくは高校生)に戻りたい」と思った男子諸君は100人以上いるはず・・・!いや、戻ったところで同じ体験は絶対できないんですけど。でもそう思わせるくらいの良い回想シーン。最高の疑似体験させてもらいました。  ただ「未来にジャンプした。」だけが何故かぴんときませんでした。  もちろんあれがあるから、「今、会いにゆきます。」につながるわけですが。  それでもやっぱり、なんかぴんとこんかった。  あ、ちなみに映画館で見たときは「花」、良かったですよ。感動を助長してくれて良い感じでした。 
[映画館(邦画)] 9点(2012-05-27 16:22:55)
2.  インファナル・アフェア
今までに見たスパイ系サスペンスでは最高傑作です。かなり感情移入して見てしまいました。このDVD、普通に市立図書館で借りました。今の図書館は普通にアクションやサスペンスやホラー映画まで置いてあるので凄いですね。
[DVD(字幕)] 9点(2011-07-07 15:23:43)
3.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 
 期待通りの面白さ。いや、平均点が低いのを事前に知っていたので、期待以上の面白さといったほうが正しいかもしれません。  人には誰しも変身願望があります。この映画の主人公はそれを望んでいませんが、それを望んでいる私にとっては、その変身願望を満たしてくれる作品のひとつ。初代ハルクも好きだったのですが、これもかなり好きです。  マーベル作品はストーリーが単純明快で良いですね。とにかく心拍数が200になれば変身。だから別に怒らなくても、走り回って息がきれるだけで変身しちゃう。まあそこは『怒ったら』に限定して欲しかったところではありますが。  ハルクの出し惜しみ感はグッドです。いきなりハルクに変身しちゃったっぽいプロローグ。2回目の変身は暗闇バトル。そして3回目の変身で、ついにお日様のもと、ハルクの全貌が明らかに。いいです。すごく。3回目の明るい日差し、広いグラウンドでの軍とのバトルは最高です。正しいCGの使い方。こんなにクリアで迫力もスピード感もある映像を楽しめるなんて良い時代になったもんです。  彼女とは最後の最後で結ばれるのかと思ったのですが、わりとあっさり再会しちゃいましたね。でもそれはそれで良かった気がします。タクシーで、彼女のほうがブルースより怒っているのが面白い。スターンズ博士や、ダイナーの店主、精神科医など、脇役もそれぞれ良い味出してます。  個人的には『アイアンマン』も良かったけれど、『ハルク』のほうがちょっとだけ好きです。特にラストバトルの豪快さが良かったね。中盤から終盤にかけての盛り上がりは大事。  ちなみに妻は『アイアンマン』のほうがかっこよくて良かったと言っております。なんでも、ハルクの緑色が気持ち悪いんだとか。身もフタもないぜ。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-30 03:28:54)(良:2票)
4.  インベージョン 《ネタバレ》 
 どっかで見た映画だと思ったら、『SF/ボディスナッチャー』のリメイクだったのか。なるほど。どーりで。  個人的にはこちらのほうが好き。『SF/ボディスナッチャー』より上映時間が短く、テンポがよく、それでいて見所が多い。前半の雰囲気作りがとても上手い。  序盤にちょいちょい街の様子をさりげなく挿入しているのが大事。自分が知らない間に少しずつ変わっていく街。日常。マジョリティーだった『人間』という種がいつの間にかマイノリティーへとすり替わっていく恐怖。これぞホラー、これぞSFでしょう。  巷の評判は厳しいみたいですが、私は好きです。とっても。ゾンビやモンスターと違ってぱっと見は人間。外見ではその脅威に気付けない恐怖。オリジナルのもつ最も重要な核となる恐怖が引き継がれているのが大事。そこさえ変わらなければ、『免疫』や『睡眠』なんかの追加設定やアレンジがされていても全然問題ないわけです。  オチは賛否両論ありそう。『SF/ボディスナッチャー』のバッドエンディングも嫌いではありませんが、丸く収まっちゃうこちらのほうが好みです。点数低かったから期待していなかったのですが、リメイクだから低かったのですね。オリジナルより点数が低くなりがちなのはリメイクものの宿命。納得です。  迷っている人がいたら、この映画に関しては平均点をあまり気にせず鑑賞することをオススメします。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-12 01:05:11)(良:1票)
5.  イナフ 《ネタバレ》 
 いろいろな教訓が得られる社会派ドラマ。  『簡単に人を信用するな。』  『逃げるときはキャッシュで。』  『短時間でも電話は盗聴される。』  『親権裁判前に異性といると不利になる。』  『相手がFBIでもドアを開けちゃいけない。』  『結局は腕力がものを言う。』  ・・・まったくどれもこれも実生活では役に立ちそうにない教訓ばかり。  唯一役に立ちそうなのは、『人の携帯を勝手に見るもんじゃない。』ですかね。  それにしてもこの映画のジャンルって何になるんでしょう。  ラブストーリーからのサスペンスからのスパイもの・・・  いや、これぞ『リアル鬼ごっこ』か。  いやいやいや、私にとってこれは『グラップラー刃牙』でした。  ジェニファーロペスの掌底2点+膝蹴り2点+肘うち2点+目潰し2点、そして何の前触れもなくいつの間にか『伝説のトレーナー』みたいな立ち位置にいた謎のトレーナーに2点、しかし、まるで反撃できない旦那に-2点。  やはりライバルは強くないと、盛り上がらないっすよ。  ところでこれ、何の映画でしたっけ?
[DVD(字幕)] 8点(2017-01-19 06:18:26)
6.  インシデント 《ネタバレ》 
 『面白い。』『笑える』というご意見が多いなか、私にとってはしっかり『怖い』作品です。  スラッシャーものの宿命で、殺人鬼が出てきちゃうと怖さが半減します。ですが、殺人鬼が出てくるまで、『いつ、どこに、何が潜んでいるのか』、見る者の恐怖心を煽る演出はなかなか巧みです。  つまりは、定番のスラッシャーものとして、完成度が高く、大変面白いです。  また、ミステリー要素もあり、物語終盤まで謎をひっぱっているのが、更に物語を面白くしています。  シチュエーションの作り方も上手いです。  例えば、階下では大勢の人間が集会に集まっているのに、その裏側では主人公のジョディと友人ティミーが殺人鬼に襲われるというシチュエーション。死角で行われる殺人鬼の凶行にこの作品のオリジナリティを感じます。  『バージン・キラー』という情報により、学生達が乱交パーティに走ってしまうというアイデアも斬新。  そしてブリタニー・マーフィ。  なかなか魅力的な女優さんです。  他にどんな映画に出演してるのだろうと検索してみたら、既にお亡くなりに・・・。ちょっとびっくりです。そして惜しい。  終盤、『若者達が集っているところに殺人鬼がつっこんでくれたら面白くなるのに』と思っていたら本当にその通りに。  変な爽快感まで味わってしまいました。  怖いし、ハラハラできるし、逃げ回る緊張感も体験できて、謎もある。個人的に、超オススメの傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2016-04-10 16:29:04)
7.  イップ・マン 序章 《ネタバレ》 
 カンフー映画と言えばジャッキー・チェンにリー・リンチェイ、この二人の作品が大好きなのですが、ドニー・イェン、この人も凄いですね。スピード感あふれるカンフーアクションはジェット・リーを彷彿とさせます。  聖人君主であるイップマンも、ひとたび拳を握れば鬼のような強さ。切れ味鋭いカンフーが炸裂。誠実な人柄と鬼神のような強さとのギャップがたまらないです。  実話がベースになっているらしく、ストーリーは超マジメ。ちょっと真面目すぎるくらい。戦争が始まってからはかなり暗いテンションで最後まで突っ走るので、お気楽なエンタメムービーとは言えないかもしれません。爽快感あふれる勧善懲悪ストーリーを期待していたので、その辺は鑑賞時の気分とソリが合わなかったです。  前半、道場破りが次々と武館の館長たちと戦っていくシークエンス。その道場破りをたたきのめすイップマン。この辺のノリが一番好きです。後半も見応えはあるんですケドね。その辺は好みの問題です。
[DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 12:45:03)(良:2票)
8.  インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》 
 残念ながら、1作目の緊迫感と衝撃には敵わず。  一番の原因は、潜入をしている二人がメインではないからでしょう。  ウォン警部とルク警部。マフィアのほうではサムとハウ。そしてサムの妻マリー。  そういった人物たちを中心に物語は展開していきます。  よって、前作のような衝撃のラストが待っているわけではないので、サスペンス色は弱めに感じます。  ですがクライムムービー、マフィアものとしては素晴らしい完成度で、見所が多いのは確かでしょう。  ただ、クライマックスが中盤くらいでいっきに押し寄せるため、終盤からラストにかけては消化試合のような雰囲気に。  この後半でラウとヤンがそれぞれの潜入を活かしたあっと驚く展開ストーリーが待っているかと思いきや、何もなし。前作の説明書的役割に落ち着いちゃってますね。  まあそれでも、ハウの2年分の証拠をきっちり集めたヤンは評価しましょう。  その一方で警察内部に潜入しているラウは果たして何の役に立っているのか?  そもそもラウを警察官に仕立て上げなくても、サムはウォン警部から情報を仕入れられるのだから、ラウ潜入の必要性がほとんど感じられないのは残念ですね。  怒涛のごとく死者の山を築いていく中盤から後半は、その勢いに圧倒されること間違いありません。  バイオレンスギャングムービーとしては良作、なんでしょうが、そうなってくるとあまり好きなジャンルではないんですよねー、これが。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-13 04:29:55)(良:1票)
9.  硫黄島からの手紙
最初は戦争映画ということで、真面目な気持ちで見始めました。ですが見始めた後の少し軽めの雰囲気に、不謹慎ではありますが、フィクションの戦争アクション映画を見ていると気持ちを切り替えました。 個人的には、アクションシーンはとても良かったと思います。映像もきれいでした。また、アクション映像がない場面であっても、爆発音と振動、それから兵士と上官のやりとりで、十分にアクションシーンを演出してくれていました。2時間以上の映画ではありますが、面白かったので長さは感じません。 ただ、欲を言うならば、もう少し陰惨な内容になったとしても、リアリティを追求した映画にするか、いっそ史実をもとにせず、完全フィクションとしてのエンターテイメント映画にするか、どちらかにしてほしかったと思います。見終わったあとに、この映画を面白かったと思ってしまうと、すごい罪悪感に襲われてしまいます。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-13 11:51:33)
10.  イエスマン "YES"は人生のパスワード 《ネタバレ》 
ジムキャリー目当てで鑑賞したのですが、主演女優のゾーイデシャネルさんもとても魅力あふれるキャラクターでした。このストーリーはジムキャリーにぴったりだと思います。すべての融資案件に「イエス」と答えた結果、業績が伸びて出世していったところが一番面白かったです。ただ元上司のコスプレイヤーが良い人だったのに、リストラされてしまったところだけが残念でした。最後はなんだか幸せそうではありましたが・・・。あとおばあさんとからむ下ネタのシーンはないほうが良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-05 00:06:11)
11.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 
 謎の女の正体・・・。それは・・・!。  よくあるプロットなのに、騙された。  『銀行口座』『電光掲示板』『信号』『配送先』『携帯』『ドアのロック』『無人戦闘機』、小さなものから大きなものまで、なんでもかんでも『乗っ取り』『操作』。『それは無理だろ』っていうのも結構あるけど、その勢いとアイデアが好き。  だから最初から最後まで手に汗握ら・・・ない。なんだろう、手に汗は握らないんですよね。  1つ1つの仕掛けはユーモアに富んでいて面白いのですが、それが一発芸で終わっちゃっている感じがしまして。点と点が結びついて線になり、それがストーリーとしての面白さにつながるというところまでいっていない気がするのです。  それに、追いかけてくるFBIと空軍女性士官、ちょっとジェリーを最初からテロリストと決めつけすぎじゃないですかね。  『アメリカ社会が報復テロの脅威にさらされたのは、現大統領と現政権のせいだ。』といって、テロリスト顔負けのテロ行為を繰り広げる最高頭脳コンピューター『アリア』。そんな矛盾にも気付かないとは、最高頭脳もたいしたことないな。  なーんてことを考えながら、最後まで目が離せなかったのは間違いないですね。  アイデアの映像化という点では成功していますし、無人戦闘機から逃げるアクションは凄い迫力なので、一見の価値はあるかと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-18 04:01:54)(良:3票)
12.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
 前半はちょっとつまらない。アクションやらギミックやらは面白いんですが、ストーリーがいまいち。空想アドベンチャーなのに説明不足で、何を目的に動いているかがわかりづらいのです。オックスなどの登場人物の説明もいまひとつではないでしょうか。状況が整理できないまま、物語だけがばんばん進んでいく感じが正直自分と合わないです。  中盤。マリオンと再会。この辺からちょっと面白くなってきます。  『車上でのイリーナVSマットのフェンシングバトル』『軍隊アリ』『お猿ターザン』この辺結構好きです。  ディズニーシーに行ったので、遺跡が出てきたときはテンション上がります。  ラストのオチは意味不明。そこにあったものを元に戻しただけなのに、なぜ宇宙に行っちゃうの?厳密に言うと『宇宙と宇宙の狭間』らしいけど・・・いや、そこどーでもいいしね。  なんかもっと、爽快な冒険活劇にふさわしいハデなハッピーエンド、夢のあるクライマックスが見たいものです。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-11-19 01:06:04)
13.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》 
 思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。  いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。  日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。  ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。  ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。
[DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29)
14.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
 とても良い映画なんだってのは伝わってきます。しかし私はラグビーになじみがない。アパルトヘイトは義務教育で習った程度のことしか知らない。こーゆー映画を楽しもうと思ったら、最低限の予備知識というものが必要みたいですね。自身の勉強不足、知識不足により、物語に入り込めきれず。  この映画はきっと政治ドラマ。そしてスポーツもの。サクセスストーリの様相を呈しながら、伝記的意味合いも強い。そのどれもに均等に力を入れています。良く言えばバランスがとれていると言えます。めっちゃ悪く言っちゃうと、散漫。  映画が始まってすぐ、ネルソン・マンデラが全職員の前で演説をします。それを聞いただけで知りたくなる。『ネルソン・マンデラは祖国を変えるため、どんなことをやったのか。』でもそれは描かれません。マンデラがひたすらラグビーにのめりこむ人にしか映らないのです。アパルトヘイトの象徴であった白人主体のラグビーチームを国民全員で応援することで、黒人と白人の気持ちを一つに統一しようとする。それはそれで悪くない。でも他にどんな改革をしたのか。それが知りたくなっちゃうのです。  そしてラグビー。弱小国でスタート。となれば、当然強くなっていく過程が見たいじゃないですか。ありきたりな展開でも良いんです。サクセスはベタで良い。それが見たいのです。で、まずは大統領から激励。ふむふむ、それで。あれ?もう試合?しかも勝利。そこから先は全勝。そしてエンドロール。なぜそんなに強くなったのか。それが見たいのに。それが描かれていれば、もっと感動できたかもしれないのに。これでは精神論だけでワールドカップを制覇したように見えちゃいます。この作品ではラグビーが民族融和の媒体としてしか描かれていないのが物足りなかったですね。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-10 08:27:20)
15.  愛しのジェニファー 《ネタバレ》 
 いやー、すごいですね。なかなか気持ち悪いじゃないですか。  冒頭、ジェニファーとの出会いのシーンで、ラストまで読めてしまうという、まさに『あるある』ホラー。だけど最後まで目が離せない、わけのわからん迫力があります。この映画を一言で言うなら、『ジェニファーが強烈』。これに尽きます。  ジェニファーは動物ですね。好きになったオスは家族。それ以外は食料。もし人間が動物としての本能だけで生きたらこんなに恐ろしいことになっちゃうぜって感じでしょうか。  飼い猫を食べちゃうシーンから、ショッキング映像シリーズは過激さを増していきます。エイミーがピークかなと思いましたが、ラストにもう一押し。活け造りとは、いやはやまいった。『悪魔のいけにえ』ファミリーですぐレギュラーになれますね。『クライモリ』ではトップに立てるかも。  そして、怒涛のエンディング。わかっちゃいたけど、わかっていたからニヤリとしてしまうラスト。  大変良く出来ている、かどうかはわかりませんが、力作なのは間違いありません。  顔はともかく半分以上はジェニファー裸なんで、鑑賞はお一人様をオススメ。  で、面白いんだけど、あんま好きじゃないタイプのプロットなので、6点で。
[DVD(字幕)] 6点(2018-04-28 03:54:12)
16.  イントゥ ザ ブルー 《ネタバレ》 
 サルベージを題材としたサスペンスアドベンチャー。海中の映像がきれいなので、水族館が好きな人は楽しいと思います。  サメなんかも結構泳いでいて、これがCGなのかどうかはわかりませんが、本物だとしたら俳優さん達の度胸が凄い。私はCGの見分けがへたくそなので、どんな作品でも実写を見ているかのように楽しめます。この作品も、本当にダイビングをしているかのように楽しみました。  さて、ストーリーですが、前半は海ん中でいろんなもん拾いまくって、飛行機見つけちゃったりして、アドベンチャー的ワクワク感が楽しい。で、飛行機の中でコカイン見つけたあたりから、次第に不穏な空気に。サスペンスよりになっていきます。  後半のストーリー展開は、個人的にはいまいち。特にアマンダとブライスが勝手にコカインひきあげて、密売組織のレイエスに売りつけようとしたあたりから、話がごちゃごちゃしてきます。このあたりは、脚本が練られていないのか、演出がよくないのか、いまいちわかりにくくて話がとびとびで、ストーリーに入り込めません。ベイツがレイエス殺しても、『何で?』って感じにしかならなくて、サプライズがサプライズになっていません。要は、サスペンス的面白さがいまいち機能していないように感じるのです。  また、ブライスがなかなかのクソヤローなのも、この作品では多分マイナス。アマンダも同様。ジャレッド、サム、ブライス、アマンダの4人が、なんだかんだ言いながら互いを思いやって、協力して、機転やアイデアで危機を乗り越えていくようなストーリーだったら、もっと好意的に見られたかも。  サメがからむシーンはホラー要素もあり、なかなかの迫力。一つ一つのシーンは結構良かったりするので、もう少し後半どうにかならなかったのかなーと、思っちゃいます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-04-14 14:20:12)(良:2票)
17.  愛しのアクアマリン 《ネタバレ》 
 女の子達と人魚、そしてハンサムボーイの交流を描いたラブコメディ。主役の一人が『人魚』ということ以外は、いたって普通。  駄作、凡作というには可哀想だけど、良作というにはあまりにパンチが足りない気がします。  人魚のアクアマリン。容姿はかわいいのですが、人物的魅力はいまいち。なにしろ脚本が恐ろしくつまらないので、感情移入するのは難しいかもしれません。クレアとヘイリー、この二人は結構良いのですが、ちょいちょい『自分の事しか考えていない発言』が見えちゃいます。どのキャラも、魅力的な人物に仕上がりきれていないのです。  ただ、そんな凡庸な3人だからこそ、願い事の変更シーンが、ちょっとだけ感動してしまいます。  つまり、脚本も演技も演出もイマイチなんですが、作品としてのバランスは良いんですよね。  なんだかんだ言っても女の子たちはかわいいし、ラストもそれぞれハッピーエンドで締めくくられるので、後味は良いです。物足りないのですが、それなりに楽しいです。  細かい注文つけたいところはいっぱいあるのですが、おおらかな気持ちで見れば、雰囲気を楽しめる作品です。  映画通の人には勧められないケドね。  同じ人魚のラブコメなら、『スプラッシュ』のほうが断然面白いと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-06-29 10:18:32)
18.  イルマーレ(2000) 《ネタバレ》 
この手の映画って、矛盾にはある程度目をつぶったほうが良いのでしょうか。手紙のやりとりをした男性が助かったのだとしたら、チョン・ジヒョンの記憶の中に出てくる、車にはねられた人は誰?手紙のやりとりをしていたからあの場で車にはねられることになったわけで、でも手紙のやりとりができたからこそ助かったラストシーン。む、矛盾が。
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 18:31:23)
19.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
 劇中劇でアメリカ兵を狙撃しまくる映画を見て喜ぶドイツの高官たち。でもこの映画を見て喜んでいるあなたたちも同じ穴のムジナですよ、みたいなメッセージがあったりするんでしょうか。  ゆるい音楽に過激なバイオレンス描写。駆け引き的会話シーンが多く、その1つ1つが長い。その結果、映画は長尺になりテンポが悪く感じます。  そしてストーリー。ナチス占領下のフランスで活動する部隊の痛快活劇と思っていただけに、2章以外は全然そんなストーリーじゃなく残念。1章でショシャナの悲劇を描き、2章でバスターズによる反撃の幕が上がる。この辺まではワクワクしながら見ていたのですけどね。  1章の悲劇のヒロインショシャナと仇敵ランダ大佐。その2人が再会するシーンがあるのなら、ショシャナがランダ大佐に復讐を遂げる結末を用意してほしいところです。ランダ大佐が生き残って亡命する結末なんて納得いかないです。  酒場のシーンやショシャナの最期のシーン。それまで友好的に会話が弾んでいた人間関係を、一瞬で崩壊させるのはタランティーノの十八番。この映画はその手法に頼りきっている感じ。  ストーリー的面白さが足りない。魅力ある人物も共感できる人物もいない。でもこーゆー極端なバイオレンスシーンをいれとけば、なんか『この映画すげー』って感じになるだろう、って浅はかな考えが見えてしまう。  期待していただけに、残念な出来でした。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-10-04 21:07:57)(良:1票)
20.  イン・ハー・シューズ 《ネタバレ》 
 ん~、良い映画っぽくしているし、実際そうなんでしょうが、・・私は微妙でした。  マギーとローズ、タイプは違えど他者への依存心が強いという点では似たもの同士。  依存心が強い人間というのは、とかく自己中になりがちです。二人の自己中心的な振る舞い、言動を見ていると、とても愉快な気分にはなれません。  もっとコメディコメディしていれば良いです。ですがこれはかなり真面目に作られたドラマ。正直『楽しさ』よりも『痛さ』のほうが目についてしまいます。  それに、これは私の価値観の問題ですが、途中で仕事を投げ出す人間が嫌いです。  仕事にプライベートを持ち込む人間も嫌い。  そーゆーわけで、主演の二人、どちらにも感情移入できないんだから、見ていて楽しいわけがないんです。  二人以外にも、父親の後妻、こいつがまじで性格悪くて胸糞が悪くなります。  もちろん、エラやスタインのような良心的な人間も多くいます。  『誌の朗読』や『お買い物ビジネス』のようにハートフルなエピソードも良い味出しています。  姉と妹の心の変化、成長、人とのつながりを通し、泣けるシーンや感動するシーンだってあります。  ただどうしても『ダメ人間が良いことすると、とても良い人に見えちゃう』心理が働いているような気がして、素直な気持ちになれないんです。前半の妹、後半の姉、どうしても好きになれない。  二人に共感できないってのが致命的。映画としても面白いかどうかは人によると思います。
[DVD(字幕)] 5点(2017-04-17 02:12:38)
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