1. 最後の恋のはじめ方
《ネタバレ》 事が生じる前のヒッチとサラの関係性はもっと掘り下げておかなければ説得力を欠く。 この程度では商売柄のノウハウで引っかけた男とまんまと引っかけられた女でしかない。 その部分だけ補強されればよくまとまった作品だと思う。 ただ、ラストのドア越しに話させてくれなんて、これまたノウハウ臭い手段を出すのは理解不能。 [地上波(吹替)] 6点(2008-01-24 21:17:53)(良:1票) |
2. ザ・ウォッチャー
ここまで中身のないサスペンスも珍しいのでしないでしょうか。 主人公をただただひびらせているだけ。 [DVD(吹替)] 0点(2008-01-10 10:03:53) |
3. サハラ 死の砂漠を脱出せよ
ふたつのストーリー・ラインが交差しながら進むので、どうにも方向性が定まらない状態が続き、困惑させられる。 製作実現のために脚本が歪んでいったんだろうな・・・。 ぐちゃぐちゃしたアクションものになっちゃった。 [地上波(吹替)] 4点(2007-12-14 00:59:34) |
4. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 厳しい窮状やゲーム性豊かな攻防は楽しめるものの、成立しないでしょという突破の仕方もあれば、ご都合的な展開もある。 終いには黒幕の処理が出来なくなって、別個で復讐させて終わりなんて・・・。 魅力的な窮状を用意出来たものの、その処理の仕方までアイデアを用意出来なかった失敗作になってしまっているのでは。 それに殺し過ぎ。多分襲ってきている奴らも真相を知っているわけではないでしょう。 [DVD(吹替)] 3点(2007-12-13 15:39:10) |
5. 佐賀のがばいばあちゃん
エピソードの積み重ねでしかなく(エピソードというにも浅過ぎるが)、ばあちゃんの人柄一本のごり押しじゃあ・・・。そもそも人物背景も浅過ぎる。 別に悪い映画じゃないでしょうが脚本に於ける芸を評価していますので。 [地上波(邦画)] 1点(2007-11-23 23:19:06) |
6. SURVIVE STYLE5+
物語に興味のない映像作家の趣味作品。 [DVD(邦画)] 0点(2007-11-16 11:30:28) |
7. 三文役者
ダメ人間の生き様をダラダラ見せる伝記ものの典型的駄作。 [ビデオ(邦画)] 1点(2007-11-06 21:18:37) |
8. ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
《ネタバレ》 ここまで情報過多な内容は奇をてらう以外に意味を成していないと思われるが、文芸をこんなふうに演出するのは新鮮。 「家族の気を引くために余命僅かであると偽る」なんて娯楽作品なシチュエーションなのに文芸で終わらせているのが個人的には勿体ないと思ってしまう。 [DVD(吹替)] 6点(2007-10-08 23:10:08) |
9. サンキュー・スモーキング
原因と結果のメカニズムが成されておらず、何の話なのかどうにもわからない。 面白そうな材料だっただけに残念。 [DVD(吹替)] 0点(2007-09-21 22:37:26) |
10. サマータイムマシン・ブルース
《ネタバレ》 傑作脚本。 ただ、小劇場で上演された作品の映画化だけあって、一方的な「面白いでしょ」的ネタが邪魔している。 もっと一般受けを狙う方向にまとめて欲しかった。 あと、神様とか、運命うんぬんのまとめもいらない。 [DVD(邦画)] 9点(2007-07-17 19:06:41) |
11. さよなら、さよならハリウッド
目の見えなくなった映画監督という危機的状況の対応を延々見せるだけで、それ以上の展開がない。 アイロニーあふれるラストの展開へ、ちょっと甘めの採点。 [DVD(吹替)] 4点(2007-06-26 18:54:36) |
12. 殺人の追憶
未解決事件を扱うのなら、真っ当な作家はこうするだろうというアプローチ。 ただ、いち刑事が連続殺人という派手な事件だからといって、ラスト付近の描写に至るほど執着していく過程がわからない。 真相に迫っているような内容であれば、固執していく心理も理解できるのだが、どうにも間の抜けた証拠ばかりで、説得力を欠く。 展開自体も間抜けが目立つ。 捏造や半端な確信で尋問している容疑者の扱いは、尋問中に新たな殺人が発生して容疑が晴れる、という展開の方が納得し易いと思うのですが(現実にあった展開に即したのかな)。 [DVD(吹替)] 6点(2007-06-19 18:42:22) |
13. ザ・コア
作話という意味では、設定を組んだだけなので、自分の評価基準ではこうなってしまう。 [地上波(吹替)] 0点(2007-04-21 14:17:49) |
14. サイドウェイ
冒頭の情報処理は小技の栄える見せ方ばかりで「巧いっ」の連続。 そこら辺は非常に心地良く観れましたし、期待させられた。 しかし、最後の展開。あれでは理解を示してくれた彼女にすがっているようでしかない。あの電話がなく、彼女の元を訪ねていればそれなりに成立していたと思う。 個人的には物語に於いて趣味や価値観の合う相手との付き合いが巧くいったからといって何が面白いんだと思ってしまう(そこに焦点を当てた話でないことはわかっているのですが)。 [DVD(吹替)] 1点(2007-03-26 12:28:56) |
15. サウンド・オブ・サイレンス(2001)
何故、そんな行動に出るのだろうという展開が多かった。 進ませたい方向はあったのでしょうが、動機付けやら状況設定する技術が全く追い付いていないのかな。 主人公も犯人もこういった類の映画で扱うレベルに至らない程頭悪すぎ、という設定ならこの内容も理解できますけど(笑)。 [地上波(字幕)] 0点(2007-03-08 23:09:23) |
16. THE 有頂天ホテル
コンセプトは全うしているものの、登場人物分だけ薄まってしまった内容。それは笑いにも然りで、積み上げて崩す定石が見受けられない。 映画的に面白そうというものより、三谷幸喜本人が面白いと思うもので勝負してもらいたい。 [映画館(邦画)] 3点(2006-12-30 23:44:02) |