1. 少年たちは花火を横から見たかった
岩井俊二監督作「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を出演者が自ら回想するドキュメンタリー。それほどこの企画自体に意味はないように思うけど、まあ本編は秀作なのである程度の感慨深さは蘇える。 3点(2004-04-28 19:28:08) |
2. Jリーグを100倍楽しく見る方法!!
Jリーグが開幕し、Jリーグ熱が最高潮に過剰過熱していた時期に公開された作品。当時活躍していた選手たちがデフォルメされたアニメーションで登場する。印象深いのは、ゴン(中山雅史)の親父までがメインに登場する。確かにゴンチチ、一時ブームになったなー。てゆーか、みなさん、ヨーロッパだとか代表戦だけでなく、Jリーグも見よう! [映画館(字幕)] 2点(2004-03-20 13:01:00) |
3. 静かなるドン4〈OV〉
あまりVシネは見ないけど、今シリーズだけは原作も面白いので結構観た。近藤静也役の香川照之をはじめとしてキャスト陣が結構豪華でそれぞれキャラクターに合っていたと思う。設定自体がある意味破綻しているので、Vシネのノリに合っていたと思う。 [ビデオ(邦画)] 5点(2004-02-10 11:13:36) |
4. 静かなるドン3〈OV〉
対抗組織鬼州組との抗争も激化していき、独特のコメディに加えヤクザ映画ならではのバイオレンスも見応えがある。多くのVシネシリーズがあるが、今作はその中でも非常に良く出来たシリーズだと思う。 [ビデオ(邦画)] 5点(2004-02-10 11:09:23) |
5. 静かなるドン2〈OV〉
Vシネシリーズ第二作目。破天荒で悪ノリな原作の世界観に近いシリーズであると思う。香川照之をはじめとする出演陣も原作のキャラクターに近くVシネとしては完成度は高い。 [ビデオ(邦画)] 5点(2004-02-10 11:05:54) |
6. 静かなるドン〈OV〉
同名人気漫画のVシネシリーズ。テレビドラマ版も放映されたが、Vシネ版の方が良い意味でくだらなく、アダルトなところが原作に近い。香川照之のキャラクターがドン役にとても合っていたと思う。 [ビデオ(邦画)] 5点(2004-02-10 11:03:10) |
7. 13F
仰々しい大作的な演出はなく比較的こじんまりとしたSF映画ではあるが、パラレルワールドをもちいた小気味良いストーリー展開によって雰囲気の良い良質の娯楽映画に仕上がっている。派手さはないが秀逸な映像美が作品の質を高める。 [DVD(字幕)] 8点(2004-02-04 18:20:19) |
8. 17歳のカルテ
17歳の少女をそのまま演じたウィノナ・ライダーの童顔ぶりには驚いたが、精神を病んだ憂鬱な感じはまさに彼女のハマリ役で非常に卓越した存在感を出していたと思う。助演女優賞を受賞したアンジェリーナ・ジョリーのキレぶりも鮮烈で、2人の若き実力派女優の魅力を噛みしめる映画だった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-13 15:25:45) |
9. 処刑人
圧倒的なスタイリッシュさによる銃撃戦が見事。娯楽性が極めて高いアクション映画の誕生に興奮した。ストーリーにリアリティはないが、漫画的な風合いが逆に映画の空気感にハマっていたと思う。敏腕刑事役ウィレム・デフォーのアクの強い演技がエッセンスとして効いている。 8点(2003-12-16 18:56:24) |
10. 上海グランド
何と言っても、レスリー・チャン&アンディ・ラウの男の艶やかさに引き込まれる。彼らの画面に映えるその目つきだったり、話し方というものはやはり魅力的だと感じた。ストーリー的には裏社会における男の友情とその破錠を描いたもので目新しさはないけど、演じる俳優に華があるので観ていて飽きることがなかった。最初のアンディ・ラウのキャラクターに疑問は残るが、この手の映画としてはなかなか秀逸な仕上がりだったと思う。レスリー・チャンの映画を多く観てきたわけではないが、惜しい俳優を亡くしたものだと思う。 7点(2003-12-08 17:06:19)(良:1票) |
11. シックスティナイン
タランティーノ、もしくは日本のSABU監督作品を思い起こすような、日常の破錠によるバイオレンスな展開がシニカルなユーモアと衝撃に溢れタイのこの新鋭監督に力量を感じた。汗が染み出るようなじっとりとしたタイの空気感が異様な緊張感に拍車をかける。なかなか魅せるタイ映画だった。 7点(2003-12-08 16:58:41) |
12. シティーハンタースペシャル グッドバイ・マイ・スウィートハート<TVM>
ご存知「シティハンター」のテレビスペシャル版。お馴染み冴羽のガンアクションとおとぼけぶりが楽しめる。ストリー的には目新しさはないので盛り上がりには欠ける。 [地上波(邦画)] 3点(2003-12-03 12:08:21) |
13. シティーハンター ベイシティウォーズ
テレビ放映されたのを観た記憶が薄っすらとある。「シティーハンター」は原作の作画が美しく巧いだけに、アニメ化した際のキャラクターの造型のクオリティの低さに違和感があった。でも声優の配役はなかなか良かったと思う。 3点(2003-12-01 15:39:48) |
14. シュリ
映画の出来は壮絶なアクション性とドラマ性に満ち溢れた素晴らしいものだったが、それよりも初見時に私が感じたことは、韓国映画界の絶大なエネルギーだった。日本映画界のそれとは明らかな温度差を感じずにはいられなかった。今作以降も続々と秀作を世界に送り出している韓国映画界に賞賛を送るとともに、日本映画界の奮起を期待したい。 9点(2003-11-29 13:06:08) |
15. 死国
四国に住むものにとっては、やはりタイトルに若干抵抗がある映画だ。内容はというと、タイトルほどのドロドロした感はなく地方伝記にそった恐怖が展開され良くもなく悪くもないとう感じだった。 5点(2003-11-29 02:34:29) |
16. 地雷を踏んだらサヨウナラ
小雨の降る中、地元唯一のミニシアターに観に出かけたが、その帰路の心の高ぶりは今も忘れられない。あらゆる「重厚」に包まれた映画だと思った。重厚な映像、重厚な演技、重厚な音楽、重厚な生き様……。圧倒的なまでの一之瀬泰造という一人の戦場カメラマンの行き方に接して、感動というよりも身震いに近いものを覚えた。「地雷を踏んだらサヨウナラだ」と笑顔を残して聖地アンコールワットへ行く浅野忠信=一之瀬泰造のたたずまいが印象的だった。 [映画館(邦画)] 10点(2003-11-29 02:30:15) |
17. ジャンヌ・ダルク(1999)
ストーリー展開にやや間延びする部分はあるが、圧倒的なスケールで描き出した映像世界は目を見張る。独特のスマートさがない分、リュック・ベッソン作品らしさはあまりないけど、ミラ・ジョヴォヴィッチの等身大の熱演を見るだけでもその価値は充分にある。 7点(2003-11-28 18:18:37) |
18. シックス・センス
取りざたされたハーレイ・ジョエル・オスメントの演技にはあざとさを感じて少しも巧いとは思わなかったけど、映画自体の出来栄えはやはり素晴らしかった。もちろんストーリーの顛末を知っているといないとでは面白さは大いに違うだろうが、巧妙な作り込みは衝撃を覚えるにふさわしかったと思う。結末を知ってから感じるブルース・ウィリスのどこか不安定なたたずまいも良かった。陰影の付け方など、この監督の只者じゃ無さは感じざるをえない。 9点(2003-11-26 13:01:35) |
19. シンプル・プラン
主人公のダメ兄貴役を演じたビリー・ボブ・ソーントンが素晴らしい。彼がこの役を演じたからこそ、この映画は一見地味なストーリーではあるが相当に濃厚なサスペンスに仕上がっている。大金を前に少しずつ狂っていく登場人物たちがたどり着く切な過ぎるラストシーンには言葉が出ない。圧倒的な緊張感と映像美にサム・ライミ監督の手腕が光る。 [映画館(字幕)] 9点(2003-11-25 18:07:42) |
20. シン・レッド・ライン
伝説的映画監督の復活作&超豪華キャストという触れ込みで期待は相当大きかったけど、あまりに退屈な出来栄えに愕然としてしまった。映像美的にはさすがに目を引く部分はあるけど、ストーリーにあまりに起伏がないというか、物語性自体が欠如してしまっている印象さえ受けてしまった。 3点(2003-11-18 15:25:04) |