1. 幸福のスイッチ
《ネタバレ》 ジャパネットたかたの高田社長がさんまのまんまに出演したとき「『売れた→儲けた!』では長続きしない。買われた方の笑顔を想像をしながら売っている」みたいなことを言っていた。そのときは「随分カッコいいこと言っちゃってまあ」と冷めた目で見ていたけど、この映画を観た後では、まんざら嘘じゃないのかも…と思える。お父さんの仕事はきつくて、理不尽さに涙が出たりもしたけど、同時にモノを売る喜びや、やりがい、働きがいといったものも見つけた怜。お父さんはあなたのために頑張ってきたんです。だから感謝しましょう。ってだけじゃなく、働くとはどういうことなのか、という部分を前向きに描けている点が気に入った。スローなテンポが得意じゃないのと、なんとなく映像に深みが無いので点数としては6点で。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-03-26 18:34:16) |
2. ジャケット
《ネタバレ》 つくづく自分はこういう映画が好きなんだな~。「バタフライ・エフェクト」の興奮が甦ってきた。ただ、どう解釈するか、観る者に委ねるやり方はホント言うとあまり好きじゃない。どうもモヤモヤしちゃうもんで…。自分の解釈としては最後の言葉をあのシーンから切り離して考える。ジャックではなく、我々に向けられた言葉として捉える。これで一応落ち着いたけど、どうなんでしょう監督。まあ、すべてが夢とは思いたくないな。極端なハッピーエンドでも、極端なバッドエンドでもなく、ちょうど良い所に落としたと思ってるんだけど。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-04 18:07:10) |
3. ジャンパー
《ネタバレ》 評判は芳しくないとはいえ、90分に満たない尺だし、とりあえず冒頭部分だけでも観てみようかなってことで、観始めると、これが意外と面白い… 気がついたら半分以上観てた。しかし後半、低評価にはそれなりの訳があるものだと思い知らされる。散々言われてる事だろうけど、パラディンがよく分からない。ジャンパー狩りは一銭にもならないどころか、巨額の活動資金が必要なのは明らかで、「誰が何のために」をはっきりさせなかったのは大きなマイナス点。銀行に説明したとおり国家安全保障局、あるいはシンプルに警察で、ローランド=正義で良かった。悪人同士の追いかけっこに巻き込まれ、迷惑被った一般人はほんとお気の毒。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-07-17 17:33:50) |
4. 小説家を見つけたら
ストーリーの粗も感じなくはないが、非常に美しく撮れている映画で好印象。「雰囲気映画」と言ってしまうとあまりいい意味には解釈されないかもしれないが、映画においてはそれも重要な要素であるし…。ジャマールとウィリアムの友情、そして16歳なりの精一杯の戦いに胸が熱くなった。自転車に乗るショーン・コネリー、カワイイなあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-13 17:36:48) |
5. ジョニー・マッド・ドッグ
「死にたくなければ生まれてくるな」 そんな環境で生きる少年兵は無抵抗の民間人でも簡単に殺すし、略奪もする、レイプもすれば、初老夫婦にみんなの前で「ヤッてみせろ」と強いたりもした。しかし、彼らも人を好きになる、なついたブタはかわいい。平和な国に生まれていれば、普通の少年だったはずなのに、戦争が子供たちをここまで恐ろしく変えてしまう。衝撃的でヘビーな内容。感動もなければ、ここが面白かったという場面もない(逆に不快な場面は多々ある)。ドキュメンタリーならばこれでも良いと思うが、ドラマ性を求めてしまったか、評価としてはこれくらいで。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-08-10 19:00:11) |
6. JUNO/ジュノ
《ネタバレ》 あっさり中絶しなかっただけ元々立派ともいえるジュノだが、子供がほしくてたまらない不妊のヴァネッサとの出会いから子供を産む事の重さを知り、次第に我が子への愛も芽生えていくという前向きな成長物語。時間的な短さも要因だが、飽きさせない展開になっているし、エレン・ペイジの好演によるジュノのキャラクター性など、テーマに反した意外な軽さは10代の子にも観てほしいというメッセージだと思える。面白かった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-26 12:30:55)(良:1票) |
7. しあわせのかおり
期待したほどの感動や面白さはなかったけど、じんわりと良さが感じられるという点では邦画らしい邦画なのかもしれない。また中国語訛りがある日本語での演技は一歩間違えばコントにもなりかねない難しいものだと思うが、これを藤竜也が見事にこなして、作品に真実味を与えていた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-25 20:35:02) |
8. しあわせの隠れ場所
富裕層なら金銭的な援助はできよう、しかし家に住まわせるというのは真の善意でなければできない事だと思う。年頃の女の子もいる中で、リー・アンはもちろんだが、同様にマイケルを受け入れてくれた家族全員の優しさに感動。実はちょっと前に「奇跡体験!アンビリバボー」で放送された再現ドラマを見ていたため、大まかな流れは知っていたのだが、それでも十分に楽しく観る事ができた。S・Jが笑わせてくれたのが大きかったのかも知れないな~。良い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-03 19:40:04)(良:1票) |
9. 17歳の肖像
《ネタバレ》 まず60年代英国の雰囲気が素晴らしい。ストーリーもデイヴィッドの怪しさにつられる形で、結構ドキドキして楽しかった。自叙伝が元だから最悪のケースは排除されるにせよ、ピーター・サースガードはいかにも…な顔してる。また、一流大学を出ても夢を持てない時代だったようで、そう考えるといくらかはジェニーに共感できるし、最後に見せる父親の優しさにもぐっときた。先生とのエピソードも良かったが、簡単にやり直しが出来てしまったのは拍子抜け、そこだけ残念かな。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-01 20:14:08) |
10. シャーロック・ホームズ(2009)
以前の作品を殆ど見てないからか、すんなり馴染めたし、面白かった。19世紀末ロンドンの街並みもいい感じ。本来はもっと落ち着いた推理中心なのだろうが、映画だからこそ出来るものもあると思うし、それによって迫力ある映像を楽しめた。建造中のタワーブリッジでバトル! 好きだな~。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-13 21:02:19) |
11. 沈まぬ太陽
《ネタバレ》 原作未読。この映画にJALさんは随分お怒りだったようで、そういう意味で、どこまでが真実なのかは分からないけど、それにしても勉強になった気分。政府出資のフラッグ・キャリアが労組のリーダーを不当に海外に飛ばした上、「詫びを入れれば日本に戻してやる」と卑怯なやり方でいじめるなんて嘘であってほしいが、本当だとしたらよく辞めずに耐え抜いたと思う、家族を犠牲にした面はあるが、妻は夫を支え続け、息子も大人になって理解を示してくれたってことで、まあ良かったんじゃないかな。3時間超でもあまり長いと感じさせなかったのは渡辺謙の力によるところが大きいと思うし、三浦友和も国内映画賞の助演男優賞を多数受賞したのが妥当だと分かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-07 18:30:58) |
12. 人生に乾杯!
特に文句は無いが、特に褒めるべきところも無い印象。爺さん婆さんのほのぼの感に合わせる形で警察をやや滑稽に描き、全体の雰囲気を統一させたようだ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-12-04 00:09:15) |
13. 縞模様のパジャマの少年
《ネタバレ》 監督曰く「悲劇を繰り返さないために子供たちに見てほしい映画」だそうで、ホロコーストものでありながら惨い描写はかなり抑えられている、そういう意味では「シンドラーのリスト」や「戦場のピアニスト」より見やすいのは間違いないが、ラストは大人が見たってショックなわけで、シャワーの意味が分かっている子供はこの映画が心に残り続けるんだろうな~。監督の狙い通りってことで・・・。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-29 18:21:57) |
14. G.I.ジョー(2009)
CGわんさかでありがたみなんてあったもんじゃないし、ごちゃごちゃしていて美しくない。これがハリウッドデビュー作となったイ・ビョンホンはお世辞抜きに良かったけど、彼はストーム・シャドウを東京育ちの韓国人に設定するよう要求したそうで、どうしていちいち癇に障るような事をしてくるんだろうという思いはある。英語力、知名度に加えて、ムキムキの肉体美となると同年代の日本人俳優の中から探し出すのは難しかったと思うので、イ・ビョンホンの起用自体に不満はないけど、役の設定まで変えてしまうことはないと思います。日本人として決して良い気はしない。また続編ありきの作りになっているが、次への期待よりも、消化不良感が強く残った。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-09-02 19:36:49) |
15. 重力ピエロ
《ネタバレ》 ふむふむ、なるほどね。原作は未読だけど、同じ伊坂幸太郎原作の映画「アヒルと鴨・・・」同様、よく練られていると思った。春のこれまでの人生を考えると、どれだけ思い悩んだかしれない。偉人の言葉に詳しいのはそれらに救いを求めた時期があるから。火によって浄化するというのは、宗教にも手を伸ばした事を感じさせる。子供の頃から「なぜ父親に似ていない?」「なぜ自分だけ絵が上手い?」「レイプって何だ?」と引っかかっていて、真実を知った後は自分の存在そのものについて悩み続けた。絵に描いたようなイケメンだけど、たまに心の闇を感じさせる表情を見せる春。加瀬亮、小日向文世の安定感もさることながら、岡田将生がとても光った一本。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-08-06 19:32:01)(良:1票) |
16. シークレット・サンシャイン
念のため言っておくと、自分はキリスト教徒ではない。あえて言うなら仏教徒だろうが、細かい事はよく分からない。その上でこの映画の分岐点は犯人との面会です。確か「懺悔したら神に許された」みたいな事を晴れやかな顔で言ってくるんですよね… これがどうもリアルに感じられなかった。キリスト教ってそういうものだろうか? いや、宗教に関係なく改心したのならあれほどクールでいられるはずがない。誘拐殺人ですよ? 重罪も重罪。息子を殺してもまだ足りず、さらに苦しめようとしているなら話は別だが。この神を憎むようになるきっかけ自体に納得できなかったから、それから先の話は一歩引いたところから見ていたかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-05 10:06:55) |
17. 13日の金曜日(2009)
旧作は幼少期のぼんやりとした思い出程度なので、新鮮に見ることが出来て、それなりに怖かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-16 16:47:27) |
18. 渋谷区円山町
110分の中に2話って事で、どうも簡単に終わった感じがするなぁ…。 [DVD(邦画)] 4点(2010-02-25 21:21:16) |
19. シークレット ウインドウ
ちょっとホラーが入った空気とか好きだけど、予想した通りのオチでがっかりした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-05 22:47:20) |
20. シュレック2
特別目を見張るものは無かった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2005-11-21 15:23:21) |