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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 
孤高でストイックなイメージの狙撃手同士の対決というのは個人的にツボですし、それぞれが異国人を英語で演じながらもジュード・ロウの男前っぷりとエド・ハリスの軍服の似合いっぷりが良い味を出していますし(戦時中とはいえレイチェル・ワイズはもっと綺麗にとは思いますが)、列車を降りると戦禍が広がっている導入の仕方や、ジュードが狙撃の腕前を見せるシーンは圧倒的だと思います(あの場面は死体も凄い)。・・・しかし、肝心要のジュードとエドの狙撃対決が全く面白くないのです。それはもう二人の位置関係の見せ方の乏しさに原因があります。凄腕のスナイパー同士ですから思っているよりお互いウ~ンっと距離が離れているのかもしれないですし、一発撃てば居場所がバレてしまうので発砲チャンスが限られているという難しさがあるのかもしれませんが、例えばアンソニー・マン監督の「裸の拍車」における狙撃シーンなどと見比べてしまうと、もっと頑張ってほしいと思ってしまうのです。 ついでに位置関係の話で言えば、両陣営に顔を出す少年の出入りも描写が希薄で、よく分からず不調になっています。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-14 18:18:13)
2.  スパイダーマン(2002) 《ネタバレ》 
この作品で最もお気に入りのシーンはMJが二度目に襲われる場面です。その直前にトビーとダンストが会話しているシーンでは雨など降っていないのに、別れてダンストが夜の路地裏に入り犯罪に遭遇した瞬間、当然の如くフィルム・ノワールばりにこれでもかと雨がジャンジャン降ってきて光り輝くわけです。そして雨が降りゃビショ濡れになるダンストはこれまた当然の如くタンクトップで胸をこれでもかと強調しているわけです。さらにさらにトビーの顔は暗闇ではっきりとは確認できず、スパイダーマンならではの宙吊りアクロバスティック・キスで締めてしまうときてるのです。サム・ライミ監督はこのシーンを最も撮りたかったのではないかと思うほどで、この場面には本作の様々な要素が凝縮されていると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2008-07-04 18:27:58)(良:2票)
3.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
やはり本作で最も記憶に残るのは鮮血シーンでしょう。回想や妄想のシーンでは色鮮やかなバートン色が前面に押し出されていますが、スウィーニーの世界は灰色が基調であり、そこでドッバッっと真っ赤な血が飛び散るコントラストが強烈な印象を与えています。ころあいに傾斜した窓も味わいがあり、そこで復讐の時を待つスウィーニーの人物造型もバートン監督の好きそうなキャラクターだけあってしっかりしていますし、ヘレナ・ボナム=カーターの役も良く練られています。ただ、アラン・リックマン演じる判事は若かりし頃に比べいささか狡猾さが弱まっており、そのせいで物語がやや貧しくなっているように思います。強烈な歌があるわりに全体的に見せ場には乏しい感じはしますが、アトラクションを体験しているような感覚を味わえる独特な世界は構築されており、さすがはバートン監督と言ったところです。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-22 18:16:42)
4.  スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ 《ネタバレ》 
最後の決闘の折は雪が降っていますが積雪量からしてこれは〝突然降ってきた〟のではなく〝ずっと降っていた〟ことになるでしょう。そんなところからも本作は理屈でどうのという作品ではなく〝とにかくやりたいことしました〟という感じです。最初は怪しい英語に眉をひそめましたが、慣れてくると無国籍や無時代、時代劇と西部劇の融合の奇妙な世界も違和感がなくなったので、しっかり構築されていると思います。ちゃぶ台返しや豆腐の角に頭ぶつけて~みたいなタラちゃんと桃井さんの回想劇は笑えますし、義経にせまる粘着質の弁慶や、清盛がシェイクスピア劇をしているシーンなども可笑しいです。それに棺桶の使い方も面白い。・・・ただしかし、いくつか気になる大きな問題があります。まず一つに・・主人公が全く魅力的に見えないこと。これはヒーローとして致命的なのですが他のキャラクターがあまりにも濃いためか存在感が皆無です。同じくキャラを掘り下げていない義経や弁天はクールですし、清盛は豪快な魅力に満ち、保安官は気になる存在なのですから別に人物造型が浅いせいではなく何かが大きく欠落している感じです。次に・・セクシーなシーンがあまり扇情的に感じられません。桃井さんの弁天の彫り物が背中に露になるシーンや立ちションするシーン、または木村さんが踊り挑発するシーン、屋根裏から情事を覗き見するシーンなどもっともっとエロチックでも良かったと思います。これも別に露出度が低いからではなく根本的な何かが欠けている気がします。最後に・・アクションシーンが魅力的でない。義経があさっての方向に発砲するのに清盛に命中するところなど良いのですが、あとは特に印象的な場面はありません。・・・このヒッチャカメッチャカの着想自体は面白いのですけどね。
[映画館(邦画)] 5点(2007-09-23 22:33:39)
5.  300 <スリーハンドレッド>
〝ジッシィズッスパッルタッ!〟と咆哮し立てつけの悪いドアでも蹴破りたい気分にさせられるほど高揚感があり、とにかくスタイリッシュでスピーディでパワフル・・・ですが、これは映画(実写)なのでしょうか?ともすればハワイ出身の巨漢力士の突き押しでも食らうかの如く、その勢いに一気に土俵下へすっ飛ばされてしまいそうなのですが、土俵際でふんばってしっかり観てみると…これが案外パッとしていません。全く知らないのですが本作の原作はコミックらしいですね。そのためなのか色彩や質感、戦場での圧倒的な戦闘シーンなどのCG全開の映像は美しく見えるものの、これは〝カリカチュア的な〟というよりも漫画そのものであり、画面を切り取ってコマにおさめて吹き出しにセリフを入れても十分に成立するように見えます。例えば、ペルシアの大軍を象徴する〝日の光をも覆い隠してしまう大量の矢〟のシーン。雨あられどころか空に幕がかかるのかっ?!と聞いただけでもゾクゾクしてしまうこの場面はもっと壮絶なシーンにできたと思うのですが、意外なまでにあっさり処理されています。レオニダスの流れるような戦闘シーンはともかくとして、その他のほとんどの面、ほとんどのシーンにおいて私には非映画的に思えます。 ただ、大ヒットしたようですからおそらく後続作品も生み出されるでしょう。もちろん漫画を読むだけでは味わえない興奮を体感させてくれますし熱気ムンムンですので、こういうのも〝あり〟なのですが、映画というより新形態の映像作品という感じがします。
[映画館(字幕)] 5点(2007-06-16 02:19:27)(良:2票)
6.  スズメバチ 《ネタバレ》 
キャッチコピーからして、ドンチャン騒ぎの作品かと思っていました。ところが実際に観てみると、割とシリアスでなかなか面白い。すっかり包囲され砦に立てこもるかたちとなった彼らの緊迫感が、ひしひしと伝わってきましたよ。敵の攻撃は容赦なく、一人また一人と仲間を失っていき追い詰められていく恐怖。敵の〝顔〟が出てこないのはスピルバーグの「激突!」と同じ手法ですね。暗い画面とその手法により怖さが増します。たまたま出くわした者たちが協力して戦うシチュエーションも好みです。ラストはあっさりとしていますが、妙な後日談があるより良いですね。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-14 15:57:24)
7.  ステップフォード・ワイフ(2004)
理想の妻とは、理想の夫とはどういうものか?そして完璧とは?をシニカルに描いた作品ですね。男と女の視点ではまた違うものを感じるでしょう。男の私には、地位も収入も学歴も夜の生活も何もかも上の相手に、だんだんとみじめさを感じ始めた夫たちの気持ち、何となくわかります。しかしだからといってステップフォード・ワイフにして良い訳が無いし、もちろん私は〝ありのまま〟が一番だと思っていますよ・・・。本当ですよ。でも男はバカだからステップフォード・ワイフに少し憧れてしまうのです。  ストーリー的にはロボットなのにチップを削除しただけでもとに戻るの?など疑問点がありますが、その辺は話の設定上仕方ないことでしょう。それからグレン・クローズとクリストファー・ウォーケンの怪演は見事です。あやしくて、おかしくて、ちょっぴり怖い、こんな夫婦を演じさせたら二人はきっとベストカップルだと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-04 17:06:16)(良:1票)
8.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 《ネタバレ》 
スターウォーズシリーズは全部観てきましたが、それ程興味を持っておりませんでした。しかし今作は映画館で観た事もあってか観入ってしまいましたね。パドメへの愛とジェダイ評議会の腐敗に対するアナキンの純粋過ぎるが故の苦悩。クワイ=ガン・ジンのような良き師になれず、弟のように思っていたアナキンと対決する事になってしまったオビ=ワンの悲しみ。何と言うか初めてスターウォーズに生身の人間が表われたという感じです。欲を言えば〝アナキンが宇宙征服まで考えるようになってしまった過程を詳しく描いて欲しかった〟や〝パドメ、母親になったのに死んじゃうの?〟とか〝ハンソロも出して欲しかった〟等々ありますが、これだけの大作です、要望を出せばきりが無いでしょう。個人的にはオビ=ワンの活躍シーンが多かったので満足です。  それと今作をもっと堪能したい方はアニメ「クローン大戦」をご覧になると良いですよ。笑っちゃうけど、エピソード2.5ぐらいに相当するので話が分かり易くなります。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-19 11:11:55)(良:1票)
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