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1.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
★小説版を何冊か持ってて、旧シリーズは映画まで見てて、カーク船長でない新シリーズは見てない、ぐらいの人間です。 ★「旧ネタ」はあんまり覚えてないんだけど、それでも旧シリーズを見てればにやにやできるシーンが満載。しかも単純な「エピソード1」に思わせておいて実は「スタトレ」には度々起こりうる「パラレルワールド」へ持っていくなんて、抜群のアイデアだ。SFXやアクションシーンは最新の映画らしく迫力満点で、なるほどこれだけでも一見さんは楽しめるだろう。 ★けどはっきり言って、脚本は雑い。説明不足。アクションシーンに頼りすぎ。話が都合よく進みすぎ。後半はもう最近のよくある雑で普通なSF映画といっしょになったな、という印象。 ★特にクライマックスの戦闘シーンで他のSF映画のヒーローなんかと同じようにバカスカ銃砲を射ちまくるカークとスポックには冷めた。あの世界では、武器の使用ってのは使ったら最後殺るか殺られるかのリアルな緊張があるもんだと思ってたんだが。クルーも若気の至りだから?それともパラレルワールドだから?許すべきなのか、自分の心が狭いのか、ちと考えてしまった。 ★決してつまらなくはない。ラストのエンタープライズ号の発進と、あのテーマ曲にはちょっとジンと来てしまったし、もう一度みたいなと思わせてくれるシリーズものって久しぶり。続編あるなら、今度はもっと単純なSFアクションでなく、スタトレらしい「深イイ」テーマも期待したい。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-14 23:30:12)
2.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers
 (原作は未読です)★驚いた。あいかわらず説明はまったくないが、それでも今までの押井作品と比べると圧倒的にわかりやすい。物語の背景とか簡単に想像付くし。 ★特に、「イノセンス」みたいにごちょごちょ引用を使ってしゃべりまくるキャラがひとりもいなくてよかった。(だいたい活字ならどんだけ小難しい御託を並べてもかまわない。それこそディックの「ヴァリス」みたくわけわからん小説だって、好きなだけ時間使って反芻し、想像しながら読めるから。けど映画はそうはいかない。追いつけないのだ。ぼくは頭も耳も悪いんで・・・) ★しかしながら、精神的に閉じた世界、いつまでも終わることなく、ほんのちょっとだけ形を変えて繰り返される日常(戦争だけど)、それを打開しようとあがく主人公・・・昔のうる星(ビューティフルドリーマー)とやってることはいっしょっぽいな。 ★あと、精緻なCGと平板なキャラデザインは違和感最後まで消えなかった。こういうところは多少アナログでも、ジブリのバランス感覚のほうが好み。音楽は二重丸。 ★それとぼくは日常を虚無のうちに過ごす現代の若者達、なんてのにはあまり心を動かされないが、中盤の草薙の長台詞にちょっとどきっとするものがあった。もし今もチベットや中東や、グルジアなんかで不幸な目にあってる人たちが、みんなカメラに向かって、「おまえらがのうのうと平和に贅沢をむさぼってられるのは、俺達が犠牲になって死んでるからだ」って叫びだしたら、どうなるんだろうか。すいません、ポイント違いますよね。 ★でも、SFってよく現実のメタファーって言われるけど、そろそろ現実ってこんな映画を追い越してる部分があるんじゃないかなあ、と考えてみたりして。こういう白昼夢な世界、決してきらいじゃないんだけど・・・   PS, すごい瑣末なことなんだけど、どうして英語でちゃんと「すかいくろーらーず」って書いてあるのに、タイトルはスカイ・「クロラ」なの?なんか気になる。ネイティブに発音すると「くろら」なのかなあ。あとcrawlersって直訳すると「這い回るもの達」。キャタピラ運搬車、イモムシ、赤ちゃんの這い這い、水泳のクロール、WEBの検索ロボット・・・「大空を自由に飛びまわる者」じゃないんだ。いいねこのネーミング。
[映画館(邦画)] 7点(2008-08-15 23:32:19)(良:2票)
3.  スターシップ・トゥルーパーズ3
★本家バーホーベンの第1作のテイストをできるだけ再現しようという努力は感じられます。★ただ本家の切れっぷりと比べると、やっぱり迫力不足。★日本語HPの、「総製作費・CGシークエンス・バグズ・・・すべてが、前作の3倍!」というキャプションには笑った。前作は前前作の何分の1だったっけ(笑)★あとクライマックスのマローダー登場シーンも。それと意味なく裸体を見せるのも。連邦軍総司令官がアイドル歌手ってのも。マクロスかよ。★そうやって、随所にばかばかしさを見せるものの、やっぱりなんか真面目に風刺してるって感じがしちゃうんですよね。そしてやっぱ予算が足りないなと思うと、ストーリーや演出の、見なくてもいいアラが見えてしまう。★もったいないなあ、もう一度、本家バーホーベン監督で、予算を湯水のように遣ってぜひとも続編を!戦争いつまでも続きそうだし・・・
[映画館(字幕)] 7点(2008-07-29 23:56:19)(良:1票)
4.  スピード・レーサー
★自分もあの極彩色の予告編と、評論家の低評価を見て不安を感じた一人です。しかし、見てよかった。ほんとによかった。 ★まるでこまねずみのように縦横無尽に走り回り、バッタのように跳ね回る超トリッキーなレースシーンにアドレナリン出まくり!この感じ、多分ロボットアニメとかの戦闘シーン(特に板野サーカス系)によく似ている。つまり非現実なことは分かりきってるんだけど、それを補って余りあるスピーディでスタイリッシュな映像に酔わされるってやつ。(この点、前の席で見すぎた人は気の毒。ほんとに酔っただろうな(笑)) ★そして静止画で見ても、マッハ号の造形はほんとにほれぼれするほどかっこいい!(特にあの前後フェンダーラインとホイールアーチが絶品!)余談だがぼくは車の価値は絶対デザインだと思っている。そして今現在売られている車で、価値のある車など皆無だ。ぼくが今までに欲しいと思った車は、トヨタ2000GTとこのマッハ号だけ! ★わざと現実感をなくしたアニメっぽい背景、日本人キャストなど思いつかないくらい原作のイメージにはまりまくった各キャラ、タツノコっぽいギャグ、何もかもグッド。 ★物語は少年アニメが原作だし当然シンプルのきわみだが、家族愛や巨大企業が牛耳るレース界への反体制の勝利など日本のドラマだったらことさら臭くこねくり回すとこも、いやみなく自然に盛り上げてくれててよい。そうそう、幼なじみのトリクシーが小さなころから「奇行な」スピードを見守ってて、自然に彼の家族に溶け込んでいるのがほんとに好印象。 ★エンディングにちゃんと湾コーラスやってくれなかったのは減点だが、音楽も自然なアレンジングでよかった。よく見たらマイケル・ジアッチーノ(Mr.インクレやレミーだね)、またいい仕事しましたね。 ★なんにせよ極端な作風の映画だから、たぶん巷でもあまり人気は上がらないかもしれない。車好き、原作好き、な人は終わっちゃう前に早く見に行こう。ただし体の調子の悪いときはやめましょう。あと前で見過ぎないこと(笑)!
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-16 00:44:58)
5.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
★これはおもしろかった。同じようなタイプのミュージカル、「オペラ座の怪人」と比べてもこっちのほうが上。 ★ソンドハイムの音楽はかなり古風だが、ぼくはロイド=ウェッバーの「通俗的」すぎる楽曲より好み。しかもちょっと複雑な音程やリズムを駆使し、あるいはいくつものレチタティーヴォを挟みながら歌を続けさせるといったテクニックを歌手に要求したりと、結構本格的なオペラっぽくて、聴いてて非常にスリリングだ。 ★さらにティム・バートンの演出は、かなり演劇臭を抑えている。そのためこの映画、歌の比重がかなり大きいが、まったく飽きることがなかった。 ★肝心なジョニデの歌唱力は少々?だが、私的には音程とリズムが許容範囲内で、さらに役どころにはぴったりのキャストなのでOK。むしろ「演技の出来ない歌手」などにこの役はやって欲しくない。ま、歌で一番大変だったのはヘレナ・B・カーターだったでしょうけどね。 ★ドラマ的には、バーカーが悪徳判事の罠に落ちて投獄され、戻ってくるまでの過程がほとんど描かれてないので、やや最初の感情移入に欠けるきらいはある。音楽劇だからあまり複線や時間軸を戻したりして複雑にしないよう配慮したのか。しかしあとの復讐劇があまりにもザクザクと進んでいくので、そのうち気にならなくなった。 ★みなさんのおっしゃるとおり、バートン作品としてはかなり血が大目なので、そういうの苦手な人は観にいかないほうがいいでしょう。でもぼくは楽しめました。ティム・バートン、ミュージカル映画も結構やるじゃん。目が離せない監督です。
[映画館(字幕)] 8点(2008-02-10 00:25:56)
6.  スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ 《ネタバレ》 
 ★これは・・・ひょっとして「KILL BILL」みたいな映画が作りたかったんですかね。奇想天外な設定や奇天烈なキャラクターを配した無国籍アクション映画。★他の方に酷評されてるアクションシーンですが、いくつかハイブリッドな箇所(ガンVS日本刀、ボウガンなど)はなかなか面白かったですよ。あと義経がガンの射程ぎりぎり(なんですよね)から重盛を曲射で狙撃するシーンはしびれました。あんなことできるんかいな。★ストーリイは「荒野の用心棒」のパロディなんですね。そのほか、マカロニウェスタンへのオマージュ満載ということらしいですが・・・ただなんかごった煮感ばかりが目だってしまって、いまいちドラマやキャラが散漫なのが残念。★あるいはごった煮にせよ多少の理屈付けはして舞台に深みを持たせたほうがよかったかもしれません。せっかくインディアンっぽいヒトや一応普通のガンマンっぽいタランティーノもいるんだから。★ぼくは実は舞台は(ロケ地は日本だが)ホントのアメリカ西部で、(源平の末裔を含む)日本人移民が日本人村作って内部抗争してるクライマックスに、本国政府の軍隊が突然攻めてきて、なんて大どんでん返しを期待してしまったんだけど。そんなことしたらもっと収拾がつかないか(笑)。★基本は5点。で120分は長すぎるので-1、ラストのさぶちゃんの熱唱と、あとエンドロールが短くてよかったので+1、結局5点。
[映画館(邦画)] 5点(2007-09-23 14:45:55)
7.  スパイダーマン3
ストーリーの肝であるヴェノムの登場シーンが都合良過ぎ?僕は思わず「いきなりビンゴかよ!」とか「気付かねーのかよ!」とか突っ込んでました。 ★おまけにブラックスパイダーマンはどんな悪いことするのかと思えば・・・なんか悪いことしましたかね?強いて言えばMJとの痴話げんかくらい? ★僕はこのシリーズ、2も(評判のあまりよくない)1も好きなんですよ。SFアメコミでありながら普通な人間ドラマ(青春ドラマ)を、わりとテンポを無視してでも丁寧に描いてるとこが。 ★しかし今作はさすがに「相手」が多すぎか。相変わらず小物っぽいドラマをやってくれて美味しいんだけど、さすがのサム・ライミももてあましたのか、作劇はかなりやっつけのおざなり。スパイディもピーターもなんか忙しくてゆっくりドラマに浸ってられない印象だった。 ★ひっくり返したおもちゃ箱のようになった劇を力技で片付けたのは見事といえば見事だし、もう食傷と思ってるCGもあのvsゴブリンジュニアの空中戦や、サンドマンにはやはり目を見張ってしまう。★それにしても・・・これが最終作なのかと思うとちょっとこの「仕事」振りは寂しい。やっぱりドラマに深みがないと印象薄いんですよね。おなじ最終回でもSW-EP3はあのラストシーンですべてを許そうってな気にもなれたんだけど、こっちはさすがになあ・・・しっとりしてていいラストなんですけどね。 ★ってなわけで、もうこれで吹っ切れたスパイディは、青春ドラマはいいから、ひとつサム・ライミらしくぶっ飛んだ第4作を!(キャプテンスーパーマーケットみたいに!(笑))
[映画館(字幕)] 6点(2007-05-18 00:36:49)(良:1票)
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