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プロフィール
コメント数 1992
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  その手に触れるまで 《ネタバレ》 
ダルデンヌ兄弟のヒューマンドラマ。 あまり馴染みがない宗教の話だが、本質はそこじゃない。  異教徒の恋人ができた恩師の女性への憎しみに、ちょうどこの宗教がはまったのである。 基本は、同じ地球人。  だが、この主人公の青年、異教徒の女性とキスした経験がなければ、どうなっていたか? 最後の最後まで、恩師に危害を加えようとするが、それも失敗。2階から落ちて、地上に叩きつけられる。 そして、恩師との対面。そこで青年は泣いて謝るのであるが、 その理由は、この邦題にある、という話。
[DVD(字幕)] 7点(2023-05-24 01:53:13)
2.  象は静かに座っている 《ネタバレ》 
閉塞した中国のある町。 そこで3人の男女が町で窮屈な思いをする。 さて、それぞれがそこで別の町の動物園に象を見に行こうという話である。  やがて、ここに一人の不良が焦点に上がる。 町の不良の頭で、いじめをする実業家の息子の兄だ。  この兄が実によく描けてる。 不良だからと言って、すぐに暴行を加えるタイプではない。 実に魅力のある不良だ。  弟を殺され、実業家の親が、殺した学生を探し回っているときに、 その不良の兄は、弟は嫌いだったと、その学生を逃がそうとする。 ここで大きな見せ場がある。 その携帯を盗んだ友だちが、銃を持って、その不良を撃つのだ。  この学生、不良、女子高生を中心に描かれているが、ここに老人が加わる。  こうしてラスト、町に窮屈な思いをした3人が、バスに乗って、町を出る。 そこで最後、象の鳴き声が聞こえて終わる。  さて、この監督は自死してしまった。 これほどの作品をつくる才能が何故? 彼も、どこに逃げ場のないこの世界から逃げ出したかったのかもしれない。  合掌。
[DVD(字幕)] 8点(2021-05-24 13:16:12)
3.  存在のない子供たち 《ネタバレ》 
面会に来た母親の口から、一人死んだが、新しく子どもが生まれると聞かされる。 そこでブチぎれたゼノン。 テレビ局に電話して、両親を訴えるという。 面倒見切れぬくらいなら、子どもを産むな。 僕を生んだ罪で両親を訴えるのだ。 しかし、今度生まれてくる子供は、もうすぐこの世に出てくるのだ。 その子も生活に困窮した日々を送るのだろうと、ゼノンは呆然とする。  ここでポイントは、両親が、一人死んでも、また産めばいいという考えをもっているのだ。 たとえ、愛をいっぱい与えなくとも・・ これは、実はこの両親も、同じような境遇で育っているため、さほど 罪悪感をいだけないのだ。 負の連鎖である。  闇の業者が出てくるが、これは臓器売買だったかもしれない。 そこまでは映画では描かない。  「火垂るの墓」「誰も知らない」などを思い出す。 世界は豊かになっているという。 でも、まだこのような事実があるのも確かなのだ。  傑作!
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-22 00:01:05)
4.  空飛ぶタイヤ 《ネタバレ》 
何年か前のテレビ版でも、かなり泣いたなぁ。 DVDまで買っちゃったもんね。 でも買ってから、一度も観てないなぁ・・  今作は、コンパクトにまとまってて、組織劇に焦点置いてるね。 だから女性はほとんど出てこない。 だから最後のサザンの「戦う者たちへ愛をこめて」が効いてくる。 それでも、やはりラストの方ではウルッときた。  う~ん、もう一度、テレビ版観てみようかなって気になった。
[DVD(邦画)] 7点(2019-04-14 00:04:44)
5.  ソロモンの偽証 後篇・裁判 《ネタバレ》 
見応えあった!小中の頃のひっかかりを知らぬ顔をしていては、確かに人生を前に歩いていく力が出てこない。主人公の女の子たちは目を背けずにこの「事件」に挑んで、最後にかけがえのない友情を得た。そして人生が開けた。つまり普通の人になった。この真実を宮部みゆきは見事にエンターティメントとしてドラマという形にした。観ている最中、自分の小中時代を思い返していた。観終わったとき、自分も洗い流されたかのような感じがした。実に見応えのある作品だった。それにしても今、この時期に作られた意図は、法律の大本である憲法をないがしろにする昨今の状況に、言葉を取り戻した裁判を具体的に描きたかったのかな?と感じた。大人になり本当の言葉を失う前の、子どもたちに裁判をやらせることで、本当の社会のあり方とは?というのを浮き彫りにした骨太の作品のように感じられたのだ。
[DVD(邦画)] 8点(2016-04-30 22:35:22)
6.  ソロモンの偽証 前篇・事件 《ネタバレ》 
面白い!急いで後編へ!!!
[DVD(邦画)] 7点(2016-04-30 22:22:30)
7.  そこのみにて光輝く 《ネタバレ》 
まるで韓国映画のような世界観。繊細な日本人にこんな現実はあるのだろうか?千夏が発狂しないのが不思議だ。自分がボロボロになっても、自分の身内を慰めようとする千夏はまるでマグダラのマリアのよう。最後の朝日が、まるで宗教画のように綺麗だ。
[DVD(邦画)] 7点(2015-02-26 06:58:27)
8.  それでも夜は明ける 《ネタバレ》 
う~ん、アカデミー賞ということで期待して観たが・・。自由黒人以外の黒人は救いがない。ついこの前まで、これが現実だったんだよね。この白人の主人たちがどのような死に方をしたのかが、興味あるところ。それにしても、思うのだが、アメリカという国、戦争した後は、文化面に自己否定が混じった作品が評価される傾向があるみたいだね?ベトナムの後のニューシネマしかり、今回の3・11後の戦争の後のこのようなアメリカの自分否定の映画のアカデミー賞受賞、本当にこれもそう。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-18 12:03:18)
9.  そして父になる 《ネタバレ》 
確かに映画は進化してる。役者の演技らしからぬ演技を引き出す是枝さんの演出。内容もとてもいい。最後までどうなるか、分からないストーリー。仮に子どもの交換だって、今の時代、なんか平気でやりそうな大人ばかりだ。だから、どんな最後でも、あ~そんなもんか、そんなもんだよね、って言ってしまいそうになる。映画が生まれてから、創られた映画の中で一生懸命、人間ってそうじゃないよね、って映画人がずっと叫んできたのに、時代はますます非人間的になってきてる。それでも言い続ける映画が、映画人が僕は好きだなぁ。
[DVD(邦画)] 8点(2014-04-26 09:56:29)(良:1票)
10.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 
冒頭はハーバートのエリート模様を描いてて、ふ~ん、こんなもんなんだ、と思っていた。ハーバートを描いた作品には「ペーパーチェイス」があるが、今のトップエリートは講義の課題なんか、さらさらとくぐり抜けてしまう。「ぺーパーチェイス」の頃は講義についていけずに自殺までするのに。今の学生はすごいね!学長も!いいですねぇ。親のコネで会いに来た学生に「つまらん!」と言ってのける。後半は社会に出て行く話だけど、「バトルオブシリコンバレー」を思い出させる。でもこの作品での主人公マークは、さほど金儲けしても、表面上は変わらない。「バトル~」のマックの社長は、俺は天才なんだ~って感じで弾けるのに。これがフェイスブックの魅力(らしい)の”クール”て言う事なんでしょうね。この若きエリートに周囲の大人も取り乱さない。もう若い人間が起業するってことは珍しくなくなってたからでしょうね。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-30 23:38:25)
11.  ソラニン 《ネタバレ》 
完成度の高い原作の世界を壊さず、見事なキャスティングで映画化していると思う。特に加藤とビリーがピッタシだった。ラスト、原作のように橋を渡りながら「久々に俺の超絶ベースが火を吹くよ?」「だったら俺の鬼ドラムが嵐を呼ぶぜ!?」という愛すべき脇役二人のセリフを楽しみにしてたから、ちょっと残念。この映画はこの映画で「映画ソラニン」のラストになっていた。原作未読の方は是非、原作も読んでください。自分は何度、読んだか分からない!!(くらい良い!)
[DVD(邦画)] 7点(2010-12-10 00:01:06)
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