1. ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
《ネタバレ》 イギリス首相に選ばれたウィンストン・チャーチルの半生を描いたものでなく、 ナチス侵攻による国家存亡の危機の局面でチャーチルを軸に奮闘するイギリスの実録映画。 ダンケルク背景に徹底抗戦を訴えても兵士の死人は増えていく。 ナチスの脅威に押され弱腰の和平ムードの中、強い信念で屈しなかった。 ここは見応えありましたね。 酒飲みで自信家だが少なくともこの映画ではチャーミングの一面もあるし、信念とカリスマ性が伴った人物。 ゲイリー・オールドマンの演技は力強かったし特殊メイクは必見。 オスカーに相応しいとおもいます。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-07-18 23:21:45) |
2. 裏窓(1954)
《ネタバレ》 ヒッチコックが磨あげたワンシーンサスペンスの完成版。 アパートの裏窓から車いす生活をいいことに近隣を覗きまくるジェフ。 行き過ぎた人間観察はプライバシーもあったものじゃありません。いい趣味とも言えない。双眼鏡まで出てくる始末。 現代では考えられない。 しかしながらこの狭い共同住宅の空間で繰り広げられる憶測は惹きつけられっぱなし。 まあラストはヒッチコックらしくチャンチャンって感じでしたけどね。何だかんだでコメディっぽくておもしろかった。 [試写会(字幕)] 7点(2021-10-11 23:16:54) |
3. ウインド・リバー
凍てつくクライムで引き込まれます。と同時にネイティブアメリカの差別を描いています。 ジェレミレナーのスナイパーとしてのカッコよさ、復讐劇に一歩下がった存在感がまた良い。 良作です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-11 23:46:03) |
4. 運命を分けたザイル
《ネタバレ》 事前情報なしで鑑賞。ドキュメンタリー映画か…。 3人インタビューを交えながら進む展開。生還できてるとわかってると楽しみないなぁとは思ったものの、逆にリアリティ。 アンデスの美しさに圧倒。クレバスの絶望感。 撮影スタッフもさぞ過酷だったろう、そこに評価+1。 信じがたい奇跡の生還…人間の精神力って凄い。山岳映画の醍醐味は詰まっていた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-11 23:13:23) |
5. ウルフ・オブ・ウォールストリート
《ネタバレ》 これは…今年いちばんの好み映画でしたね。 ディカプリオが惚れ直すぐらい素晴らしかった。マシューマコノヒー序盤だけで贅沢な使い方でした。 money・SEX・drugのオンパレード。そりゃそうだ、地味な成功者の半生なんてつまらない。 品が無いのは承知だがこんな金の使い方は夢があっておもしろい、まさしくヤバすぎる人生。 「俺にこのペンを売ってみろ」なんか地味に考えさせられた。 答え方でセールスマンとしてのスキルが試される。 単純にド派手だけではなく成功者の法則も見えたりして学ぶことが多かった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-17 01:33:52) |
6. 海にかかる霧
序盤、温厚そうでクルー想いな船長を見せていたがあそこまで豹変するとは。まるで韓国版のスタンリーキューブリックのような展開。 今まで気づかないクルーに違和感あるが、霧と言う魔物が人を狂気に変えたのか。 船という限られた空間で生ぬるく底が暗い人間の交差。この独特感を表現できるのは韓国であり、この監督。 そういうの好きな人は見て損はないと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-15 13:46:53) |
7. ヴィレッジ(2004)
またシャマランに騙されたという感じです。オチがひどい。興味をそそるCMだけは評価できます。でもふたを開ければつまらなくて騙される。 [映画館(吹替)] 1点(2008-09-29 23:13:54) |