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1.  誰でもない女 《ネタバレ》 
第二次大戦中のドイツ兵とノルウェー人女性の間に生まれた子が、いったんドイツに収容されたものの、その後脱出して母と再会し、ノルウェーで生活していたら・・・という、前提からして何ともドラマチックな出だしです。そもそも、ナチスがノルウェーでドイツ民族増加政策を行っていたなどということも知らなかったので、勉強になりました。●それでは、主人公はドイツでどんな苦労をして、それをどう脱出して再会につなげたのか、と期待が高まりますが、その辺のことはまったく出てきません。実は主人公は身分を偽っており、正体は東ドイツのスパイだった、ということが、前半で早々に明かされるのです。したがって、収容所も脱出も何もないわけです。以後は、その前提から発生するサスペンスが中心になります。●で、家族内サスペンスとしては、出来は良いのですよ。ふらっとした拍子に現れる家族内の感情描写、どこまでも追ってくる旧東ドイツの関係者、それに対応しないといけない主人公。何といっても、表情筋1つで感情を語れるユリアーネ・ケーラーの演技が見事です。●しかし、当然ながら入口ではそういうのを期待していたのではないわけで、何というか、お鮨を食べに行ったら、滅茶苦茶旨いステーキを提供されました、というような、十分満足はできるんだけど、どこまでもそれじゃない感が残存してしまうというか・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2024-02-11 23:39:02)
2.  達磨よ、遊ぼう! 《ネタバレ》 
ヤクザの5人組が逃げ込んだところが山奥の寺院で、さあどうなる、というお話。ほとんど出オチになりそうな予感もするのだが、意外にいろいろとネタをつないで、飽きさせない。しかも、当初設定のシチュエーションからぶれずに、最後までその枠組を使い切っている。個人的には、3・6・9のところがツボでした。ただ、小ネタは満載なんですけど、今ひとつそれが有機的につながっていないというか、小噴火が爆発に至らないという感じなんですよね。双方のトップが反目から変化していく過程なんかは、もっと組み立ててほしかったと思います。あと、尼僧の彼女も、せっかく魅力的な上に美人なのに、ほとんど使いこなされていません。
[DVD(字幕)] 5点(2023-11-18 00:28:28)
3.  大河の一滴
とにかく薄い、浅い、色がない。「何となくこんな感じ」だけで台詞が考えられ、撮影がなされている。すべてが制作者の駒のごとく(それも適当に)動いているだけなので、キャラクターにも魅力がありませんし、物語もありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-10-27 00:20:51)
4.  探偵はBARにいる3 《ネタバレ》 
前2作がほとんどコンセプト倒れのグダグダ作品だっただけに危惧していたのですが、今度は予想外に良い内容でした。単なる人探しという導入の依頼がいかにもこの作品世界に合っているし、その後も、各登場人物に、何というかB級のうらぶれた雰囲気が共通しているのが良い。北川景子も、いかにも幸薄そうな感じを適度に醸し出していて、過去作のヒロインよりもこの探偵にフィットしています。人探しのところを解決したら、今度はそのファム・ファタールが課題の本丸としてのしかかってくる、という語り口も上手くバランスがとれています。●作品としてのキズは、「出会っちゃった」のくだりを再三繰り返してしまっていること。それと、誕生日の云々をやたら台詞で説明していること(これまた回想付)。もっと見る側を信用しましょう。あと、ヒロインの病気設定はいらなかったんじゃない?
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-09-12 00:29:08)
5.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 
主人公は探偵ということになっているが、やっていることは行き当たりばったりに素人レベルの当て推量を展開しているだけであって、探索も発見も何もない。また、BARにいると言っていながら、バーにはほとんどいないし、作品上の主要な場所として機能させようという配慮も見当たらない。その時点で見どころがないわけですが、あと付け加えれば、意味ありげに登場する尾野真千子も、結局横にいるだけで、物語上は何もしていませんね。作品の価値としては、麻美ゆまちゃんにしっかり出番を与えているところでしょうか(それも導入部の目立ちポジションで)。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-09-06 00:43:17)
6.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
和物でハードボイルドな探偵ものというのは貴重ですし、アクションシーンに気合が入っているのも分かるのですが。筋立て自体は、導入部の切り込み感で期待させておきながら、いざ探偵が動き出すと、妙にごちゃごちゃしていて節々が見えてこない。松田龍平の相棒も、画面の中では面白そうなキャラなのに、中盤からは活躍場面が何もありません。あと、ヒロインが小雪というのはやっぱりミスだったのではないかな。この人だと、あまりに落ち着きと安定感がありすぎて、出てきただけで何でも自分で解決しそうな気がしてきますし、探偵をじわじわ引き込んで幻惑するファム・ファタールにも見えません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-30 00:34:33)
7.  タクシーハンター 《ネタバレ》 
タクシー運転手を標的に殺しを繰り広げる主人公!という驚愕の設定に、どんなB級作品なのかと警戒してしまいますが、意外にこれが悪くない。平和な家庭を有する単なるサラリーマンの主人公が、いかにそのバイオレンスな世界に変質していくのか、そのステップもきちんと踏まれていますし、標的をタクシー運転手にするのも無理なく説明されています。また、最初からうまくはいかずに逆襲に遭ったりとか、ときにはいい人である運転手に遭遇したりとか、そのあたりの多面性も確保されています。ただ、ホネはそのようにしっかりしている割に、話としてはあまり広がらずにあっさり終わってしまいました。導入部の妻関連のエピソードが苛烈なだけに、その後の餌食になる各運転手には、あれだけではなくもう少し何か欲しかった気がしますし、最後はあまり意味のないカーチェイスが続いてしまいます。犯人が判明する音声のくだりとか、最後の病室の一連の描写とか、もう少し引っ張ってほしいと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-10 23:50:48)
8.  たくましき男たち 《ネタバレ》 
強盗をしようとしたはずの主人公が、なぜか被害者に言いくるめられて、一緒に牛の集団を運ぶことになってしまう。なかなかコメディチックでつかみOKな出だし。さあこれから、牛の集団の大行進スペクタクル!と期待していたら、なぜか全然別の方に話が進んでしまう。単身で戻ってヒロインを救うところまではいいとして、そこから焦点の定まらないぐだぐだしたやりとりが続く。その余波で、合流後も何か引き締まりませんし、ヒロインの取り合いっぽい部分も盛り上がりません。最後のスタークのオフィスのところは、旅が終わった後の締めの儀式みたいな雰囲気を感じさせてまあまあ良かったのですが、そこだけでしたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-06-03 00:23:58)
9.  たった一人のあなたのために 《ネタバレ》 
シングルマザーとその2人の息子が、突然旅に出て、昔の男と会ったり、変な男と会ったり・・・という枠組なのですが、一番の問題は、主人公にも息子たちにも、キャラとしての魅力がまったくないこと。ダメ母親ならダメ母親でいいんですけど、ダメなりのこだわりなり一貫性は見せてくれないといけません。結果、作中でも、ただ表層的に出会いと別れを繰り返すだけになっています。あと、ケヴィン・ベーコンをこれだけ有効活用できてない作品というのも、珍しいんじゃないのかなあ。
[DVD(字幕)] 3点(2023-03-12 22:08:43)
10.  大忠臣蔵 《ネタバレ》 
導入部からいきなり松の廊下のシーン。その後の開城か殉死かの議論のあれこれもあっという間。これこの後どうするの?と思っていたら、ほとんど本筋に関係ないような男女間のああだこうだとか、誰かがどうにかなった愁嘆場とかが延々と続きます。これには逆の意味でびっくりでした。その辺だけで全体の半分以上あったのではないでしょうか。ようやくやっとのことで討ち入りになるわけですが、これもそれほど迫力がありません。そもそも、浪士の役者がみんな同じような芝居をしているので、個々の人生が集積するドラマとしての場面の位置付けも弱くなっているのではないでしょうか。●そんなわけで、見どころは、当時15歳!の松本幸四郎(九代目)の驚くような初々しさ。そして、当時25歳!の有馬稲子の突き抜けるような麗しさ。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-01-06 01:11:42)(良:1票)
11.  起終点駅 ターミナル
元裁判官だというのも、弁護士になってからは国選弁護しかやらないというのも、実はその後の展開にまったくつながっておらず、つまり設定のための設定になってしまっています。周辺人物のあれこれも、結局機能していません。唯一良かったのは、佐藤浩市の「歩き方」。疲れているわけではないけど特に前向きであるわけでもなく、そして真面目ではあるという背景が適切に表現されている、いい歩き方でした。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2022-11-02 01:53:30)
12.  タップ 《ネタバレ》 
とにかくタップを見せる!あらゆるシチュエーションで見せる!主人公以外も見せる!という統一された意識が何とも美しい。またその中で、ただタップをさせるというだけではなくて、主人公のタップの作り方とか(工事現場の勢揃いタップは名シーンだと思います)、ストリートタップとブロードウェイタップの違いとかにも食い込んでいて、制作者のタップへの愛情を感じます。それと比較すると、昔の仲間とどうこうはいらないんじゃないか?と思っていましたが、オーディションで恥をかかされた反動でそっちに走ってしまうくだりで、上手くつながりました。あと、暗めのところに光が差して溜まっているようなスタジオの撮り方も巧いと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-18 00:36:12)
13.  大脱出2
悪役は揃ってみんなしょぼいし、かといって脱出側も特に知能や技術や作戦を使っているわけでもないし、施設自体に何か凄い装備が施されているわけでもないし、そして肝心のスタローンにはほとんど出番ないしで、とにかく適当に作った感まる出しでした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2022-08-30 02:14:37)
14.  タンゴ・リブレ 君を想う 《ネタバレ》 
刑務所の看守がタンゴを習いに行ったら、自分が監視している囚人の妻がいた。しかもその妻の愛人も刑務所にいて、妻は両方に平然と面会していた。という実に魅力的な設定。はたしてここから織りなす心理の綾はいかに、と思っていたら、あまりそこから深まらない。囚人の側は中でみんながタンゴをやり始めるなど、それなりに無茶で面白い展開はありますが、肝心の看守の側がそこから取り残されて、完全に傍観者的になっています。教室を途中で止めるというのももったいないなあ、あそこでこそさらに別の物語が発展するはずなのに。よって、あの強引なラストも、ラストのためのラストになってしまっています。キーパーソンの妻の生活感ある色気はなかなかだったので、それによって作品が支えられてはいますが。
[DVD(字幕)] 5点(2022-08-15 19:03:32)
15.  他人の顔
変なことをやろうやろうとして、かえって閉塞して凡庸になってしまっている。せっかくの設定を無にしている主人公のしつこい喋りが、すべてを象徴している。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2022-08-04 21:13:42)
16.  タイタニックの最期 《ネタバレ》 
タイタニックの作品と思っていたら、随分とのんびりした描写が続く。場所が船室内というだけの別の話と錯覚しそうです。全体が100分のはずなのに、1時間を超えても沈没の気配が見えません。そして残り30分であっという間に結論に至るわけですが、これはこれで、それまであった個々の生活が遮断される容赦なさを表現しているといえなくもありません。主人公夫婦の描写については妙にメロドラマチックなのですが、これも時代でしょうか。一方で、逃げまどうエキストラ、一つ一つ降ろされる救命ボート、沈没を悟る船長の描写、やっぱり出てくる卑怯な脱出客など、頑張った映像表現も見られます。タイタニック号の史実については、この5年後に「SOSタイタニック」という傑作が世に放たれ、さらに約40年後にキャメロン版に継承されるわけですが、その基礎を固めた作品としては、今に至る歴史的意義を有しています。
[DVD(字幕)] 6点(2022-07-05 03:11:01)
17.  タレンタイム~優しい歌
何かね・・・最初のコンクール(これがやたら長いのも難点)で、「いろんな国籍の生徒が出てきます」「それがそれぞれ芸を披露します」「その生徒たちがそれぞれストーリーを発展させます」という構成になっている時点で、すでにものすごく人工的であり、設定ありきなのです。だから、いくら感動系やホノボノ系のエピソードを放り込まれても、ぐらつきや揺さぶりが発生しません。そして、登場人物も、与えられたシーンの中でそのとおりに存在しているだけであって、生きていません。マレーシアの映画を見る機会はあまりないので、期待したんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-06-18 01:27:25)
18.  旅立ちの島唄 ~十五の春~ 《ネタバレ》 
冒頭の部分でラストまでの展開が予想できてしまうわけですが、そのとおりの内容でした。いや、展開がオーソドックスで定石通りなのはよいのですが、登場人物には特に個性がありませんし、人物の間にドラマがあるわけでもありません。よって、主人公の単なる独白映像を見させられているような感じでした。点数は、南大東島というエリアにスポットを当てた功績に対して。クレーンで乗船する光景にはびっくり。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-06-06 02:21:27)
19.  魂萌え! 《ネタバレ》 
アホっぽいタイトルとは裏腹に、真面目な地道なホームドラマでした。まず、主人公に降りかかってくる試練の前提として、寺尾聰というキャスティングが利いている(見る側にも「まさかそんなことはないだろう」と思わせるほどの力がある)。で、その後に主人公に発生してくる変化や視野転換、というテーマはおそらく表向きで、本当の制作動機は、「ひたすら風吹ジュンの熟年の生活色気を引き出す」ではなかったのではないかと思う。それくらい主人公がいい感じにじわじわと絡め取られている。ただそのためのネタとして、カプセルホテルからトヨエツ関係への流れとか、3人の同級生(由紀・藤田・今というキャスティングが絶妙)とかは効果的に機能しているが、息子の描写がステレオタイプなのは残念だし、映画がどうこうというのはかなり唐突。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-05-12 21:53:06)
20.  タイピスト! 《ネタバレ》 
どってことない(どちらかというとださい)女の子が、タイプ速打ちの特訓をして、勝ち上がる。いや、本当にそれだけです。よって、そのままだったら、またこれか、になるのですが、作品に面白みを加えているのは、主人公の男の造形です。何か妙にうじうじしているし、フランス人のくせに(?)目の前の女の子を口説きもしないし、しかもそれで一貫している。また、ヒロインが程良くあれこれ言い返しているのも、作品のお気楽ぶりをいい感じで増幅しています。通常だったら「何でこのコーチはそこまでタイプ大会にこだわるのか?」という裏事情が気になったりもするのですが、そんなことにわざとらしく気を配ったりしないのも、むしろこのカラフルポップな作品には合ってるかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-07 00:28:18)
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