1. TAXi
こんなタクシー乗ってみたいな。急ぐのは得意だ、だけど命の保障はしません。てか?なわけないし。作品自体にスピード感があって面白い映画。ストーリーなんてあるようでないようなもの。要はただ全速力でラストまで突っ走るのみ!振り落とされないようにシートベルトはちゃんとお締め下さい。 8点(2003-05-26 18:41:23) |
2. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 ※2021年更新 公開当初は結構「へん!」とか思っていましたが、時が経って観返してみると確かにこれは面白い作品だと思いました。 冒頭の沈没船を探す海底探査のくだり、夢と希望を乗せたタイタニックの出港シーン、上流階級の退屈な社交パーティと対比させた、アイリッシュ・トラッドをバックに老若男女が楽しそうに過ごすパーティシーン。 そして夕日をバックにした2人の「飛行」シーンはスコアも相まってとても幻想的。 そうした定番のラブ・ストーリーがひと段落した後は、氷山にぶちあたり、沈みゆくタイタニック号を舞台にした脱出パニック。 3時間超の作品ですが前半と後半の毛色の違いがいいアクセントになっていて、時間が経つのを忘れさせてくれました。 初見の時はピンと来なかったラブストーリー部分も、自由に生きるジャック、見栄とプライドの世界に嫌気がさしたローズ、貴族社会(というかローズの家柄)をまんま投影したようなタイタニックの「構造」そして「盛衰」、「末路」、そして恩人であり恋人であるジャックの名を継ぐラスト等々の大人の機微も、改めて観返すことで楽しむことができました。 アカデミー賞最多受賞も納得の、永遠のラブロマンスの1本です。 最後に、ネックレスを海に落とす時のローズばあちゃんの「あ、落としちゃった♡」みたいな声が最高にツボでした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-05-18 16:33:04) |
3. ダイ・ハード3
面白い…んだけど、バウエルが出てこないことと、あんなにラブラブだった妻のホリーと別居中っていうのは如何なものでしょうか?しかしその点を入れてもアクション映画の代名詞的な作品なので、結構見ごたえはあった 8点(2003-05-07 20:56:52) |
4. ダイ・ハード2
続編モノはあまり好きじゃないけどこれは別。確かに1作目とどちらがいいと言われれば1作目だが、これもなかなかいい作りしてる。アクションの基本はきっちり押さえながら、見せ場を所々入れていて飽きない。今のところ続編として本当に面白かったと思うシリーズはこれとバック・トゥ・ザ・フューチャーだけ [地上波(吹替)] 8点(2003-05-07 20:47:58) |
5. ダークマン
《ネタバレ》 漫画オタクライミ監督が撮った、コミック原作でないにも関わらずどこまでもアメコミ調のアクション・ホラー…SF? とにかく、設定がよくあるコミックヒーローのようなものですが、オタク監督である彼の事ですから、一癖も二癖もあります。 感情が爆発したときの演出はコミックを彷彿とさせるものですし、内容的には何方かも指摘されていましたがオペラ座の怪人、またはファントム・オブ・パラダイス(そして個人的にはフランケンシュタインの要素も少し加わっているのではないかと思います)と云った往年の作品にもオマージュが捧げられているように思えます。 また、元々心に葛藤を持った人物を描くのが上手い人ですから、そうした事も手伝って、笑いから狂気、または悲愴への転換がとても上手いです。 ま、B級であることには変わりないんですが、実はアクションが結構派手だったり、独特な世界観だったりと、近年彼が監督したスパイダーマンとはまた一味違う良さを放っています。 敢えて言うなら、死霊のはらわた至上主義者な自分としては、こっちの方が好みなんですが。 [DVD(字幕)] 8点(2003-05-07 20:34:05)(良:1票) |
6. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
シリーズはこれとゴールデン・アイ、ワールド~しか見たことないんですが、かなり面白かったと思います。ただ、スパイ映画としてみた場合、ちと派手な作品…かな。 7点(2003-05-31 01:54:08) |
7. ターミネーター2
はじめは面白かったんだけど、何度も見てるうちに飽きた 7点(2003-05-07 21:21:51) |
8. TATARI タタリ
<ネタバレ>舞台設定が以前大惨劇の起きた廃墟病院で、主人公の一団が以前そこで働いていたスタッフの子供であり、そのために悪霊たちに呼び寄せられ惨殺されるといういわゆるヘルハウス的なもの。結末も、実は俺は養子だったんだとか言って(またこのパターンかよ)助かったりとホラーには結構ありがちな設定なんだけどまあこのタイプの話はそんなに種類無いから、その点を考えても結構楽しんで見れた。それほど残酷でもないしそれなりには怖いし、軽いノリで見れる映画だと思う 7点(2003-02-23 22:36:51) |
9. 卓球温泉
♪丘~を~超えて~行こ~よ~ 真~澄~の空は朗らかに晴~れ~て~楽し~心♪ってな感じで始る一大村おこしイベント。劇中でもいっている通り、卓球と言うのはイギリスが発祥の地で、飲み終わったワインのコルク栓を球に見立ててパーティの遊戯として行われたのが始まりなんだとか。流石にCMでの印象が強いため、松坂慶子が「ちょっと待ってください!」っていった時には、電話のCMでも始めるんじゃないか?と少なからず心配しました(笑)。蟹江敬三や窪塚洋介など、主役を張ってもおかしくない俳優陣を脇に据えて、卓球を通して人々の交流が徐々に深まっていく様子を山間の町の美しい情景と共に暖かく描いています。が、最後のラリーは冗談みたいに長く少しくどすぎるのと、もう少し明るくて楽しい作品にもなったんじゃないか、ということで点数は6点献上。 6点(2004-08-30 12:49:12) |
10. タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM>
《ネタバレ》 歴代の大惨事に必ず同じ男がかかわっているという触れ込みだったので違うものを予想していたが、それでも結構面白かった。未来から来た連中からはこの時点では過去なんだけれど、今を生きる僕たちからしてみれば未来派無数に広がっているので、この時点ですでにタイム・パラドクスが起こりそうだが、だから必然的に平行宇宙という理論が必要になってくるのだろう。ラスト、あんなに苦心して歴史を変えたのに、また新たに同じようなことが起こるとはなんとも皮肉な終わり方だ。 6点(2003-11-22 14:15:47) |
11. ダイヤルM
完全犯罪になるはずが、予期し得なかった事態により展開が二転三転するのが面白かった。サスペンスとしてはまあまあな感じだが、もう少し謎解きに重点を置いて欲しかったし、この作品はサスペンスの帝王、アルフレッド・ヒッチコックの【ダイヤルMを廻せ!】のリメイク。オリジナルはまだ未見なのでのなんともいえないが、ここのコメントを見る限りでは期待が持てそうなので、今度はオリジナル版を見てみようと思う。 6点(2003-11-16 23:48:14) |
12. 007/ゴールデンアイ
ストーリーどうのこうのというよりも、世代を超えた役者がジェームズ・ボンドという一個人を描くのはどうなんだろう?と思うシリーズ。それにしてもド派手な人だ。街中を戦車ですか…。余談ですが、このシリーズの原作者かなにかが以前諜報員で、このジェームズ・ボンドという名前はそのときのコードネームだったらしいです。すでに他のところで書いてあったらごめんなさい… 6点(2003-05-31 01:47:04) |
13. ダンス・ウィズ・ウルブズ
《ネタバレ》 俺はこの作品を“完全版”で見ました。さすがに3時間58分は長かった。見た後に正直疲れたし、途中物語の整理をするのが大変でした。しかし、この作品のテーマには凄く深いものがあります。南北戦争の時代、インディアンは敵とみなされていました。しかし、ケヴィン・コスナー扮するジョン・ダンバーは彼らに興味を持ち、次第に交流を深めていく。その掛け橋となったのが、以前に彼らによって連れ去られた白人女性“拳を握り立つ女”。彼女は、ずっと使ってなかった英語を必死に思いだし、何とかジョンとコミュニケーションをとろうとするのです。彼らの交流は次第に深まり、ついには一族の一員として迎えられるのですが、そんな日々も長くは続かず、政府はジョンに反逆の罪を課す。このままでは関係の無い彼らにまで危険にさらすことになる…そして、ついに、彼は“拳を握り立つ女”と共に、スー族との別れの時を迎えるのです。そこには、人種や民族を超えた一種の愛が感じられます。唯一つ、残念に思うのは、ジョンがパートナーに選んだのが、“拳を握り立つ女”、つまり、自分と同じ白人を選んだということです。俺にはどうしてもそこに、白人の優越のようなものを感じてしまいます。映画自体、凄くいいことを語りかけていると思うので、その部分を考えると、余計に現実世界における白人の絶対主義のようなものが感じられて非常に悲しいと思います。 6点(2003-05-26 19:28:12)(良:1票) |
14. タイムコップ
ヴァンダムのマーシャル・アーツさばきはカッコよかったな。しかし互いに重なりあわなくても同じ瞬間に同一体が存在すること自体、タイム・パラドックスが起きる原因になると思うんだが、どうなんだろうか?まあそんな細かいこと気にしてたら話が進まないんだけど。後、TECって時空犯罪を取り締まってるんだよね?ラスト、微妙に未来が変わってたけど、TECの隊員であるマックスは何も罪悪感を感じなかったんだろうか?まあ、あれだけ命を張って未来を元通りに戻したんだから、そのくらいいいか。 6点(2003-05-26 18:33:18) |
15. タロス・ザ・マミー/呪いの封印
《ネタバレ》 全体の出来としては、まあそこそこなものなんですね。まるでピラミッド内部の壁画のようなオープニング・クレジットやときたまフラッシュ・バックする古代の記憶、終盤の廃墟のホテルでの攻防など。だけど、やはりミイラが人を襲うのにリンネルの布(骸布)でシュルルルルルって巻き殺すのは如何なものでしょう…ラストは、今までのような、悪は滅びるというものではなく何処となく陰りを残すものなので合格ですが。 5点(2004-04-27 02:10:28) |
16. ダーク・ハーフ
《ネタバレ》 原作キング、監督ロメロということで、それなりに面白い、というか観られる作品ではあります。 冒頭の、脳腫瘍という名の双子の造形や、ラスト、ジョージがスズメたちにつつかれてどんどん崩れ落ちていく場面は結構グロテスクで見応えあるのですが、それ以外の殺戮場面では、実にあっさりとしている感じ。 もしかしたら無意識のうちに犯行を行っているのか?という前半のミステリタッチの描写や中盤以降、実は主人公の負の部分が具現化した、という展開はなかなか面白いのですが、その具現化した理由というか主人公が「犯人は実体化したジョージ」だと見当をつけるまでが実にふわんとしてる感じがしたので、ちょっと釈然としない部分があったり。 雰囲気などは悪くなく、むしろ好きな部類なのですが、ロメロ作品として考えるとどうもパンチが弱い感じがしました。 [地上波(吹替)] 5点(2003-10-22 20:37:53) |
17. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
前々から思ってたんだけど、007ってスパイだよね?軽軽しく本名名乗って良い訳?ていうか世界一有名なスパイってものすごく問題あるんじゃない?という個人的な疑問は置いといて、前2作よりもはっきり言ってつまらなかった。印象に残るシーンは、Qが自分の後釜を紹介する所。その後本当に役者が死んじゃったから、あのシーンはすでに彼の死を暗示してたんだろうか? 4点(2003-05-31 02:01:49) |