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コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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1.  小鳥遊六花・改〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜 《ネタバレ》 
既述ですが、ホントにただのファンムービーでしかない一作です。
[DVD(邦画)] 3点(2018-10-24 01:10:31)
2.  大魔神逆襲 《ネタバレ》 
シリーズ三作目、タイトルは「逆襲」なのですが、今作の大魔神は冒頭から荒ぶっています。地震、水害、雪害、干ばつというオーバーキル気味の無慈悲な天災を以って、山村を蹂躙します。徹底した大魔神の示威行為、如何なイナカモノの無神論者でも「畏怖と畏敬の佃煮状態」に陥ること必至です。「前フリでココまで荒ぶり…後半は善悪問わずの天災で、日本が沈没するんと違うか…?怖いよ!」と、ぷるぷると震えながら鑑賞してた私でした。  どうやら、今作の主人公は山林の恩恵を十二分に得て育ったであろうと思しき、やけに肌がつやつやぷにぷにした少年四人。兄ちゃんを!父ちゃんを!村を!自由を!と勇んで、聖域でもあり難所でもある魔人のお山を攻略します。ロケ地の大台ケ原の雄大さも相まって、うーむ、時代劇特撮映画というより、もはや山岳映画の貫禄や!  しかし、そこは大魔神シリーズ。「キッカケさえあれば、ジブン、何時でもイケますんで!!」とばかりにお山で鎮座し、少年らに信仰されつつも、今作も隙あらばと、殺る気マンマンです。お目付けに鷹まで飛ばす徹底ぶりです。  艱難辛苦の末の中~後盤、少年らの万策は尽き、地獄谷はまさしく無慈悲な地獄絵図と化し、使いの鷹も撃ち落された。  満を持して、雪中より登場する大魔神。登場した足元の光明が「地下カタパルトでセッティングしてました」みたいで、無駄に怖い!吹雪舞う中で立ちはだかる大魔神も、異様な怖さです。  さあ、今回は逃げ場の少ない山岳地帯での見敵必殺、しかも大量の硫黄やら火薬やら崖やら汚染された沼やらが完備されているという、大魔神シリーズきっての、絶好の狩場です。崩落イエス!爆破イエス!炎上イエス!追い詰めた荒川飛騨守を、シリーズ初の宝刀でザックリ逝った後、沼フラグも回収!イエエエエエエエエス!そのソツのなさが、怖いよ!  散々に荒ぶり、尚も少年らその他の民衆の信仰心もゲット。ご満悦の大魔神。「もう、遣り残した事ぁねェ…真っ白、真っ白に燃え尽きちまったよ…」と言わんばかりに真白な粉雪のごとく散る大魔神、カッコよかったです。シリーズ最終章を締めくくるに相応しいラストシーンでした。  「どこらへんが逆襲やったんやろ?」と思わない訳ではありませんが、まあいいじゃないですか。
[DVD(邦画)] 6点(2017-06-22 01:27:14)(良:2票)
3.  大魔神怒る 《ネタバレ》 
一作目「大魔神」に続き、二作目のタイトルに付いた単語は、まさかよもやの「怒る」である。既述ではありますが、私も「前作でアレだけ荒ぶっといて、ワザワザ今作で怒る、とか、怖過ぎやろ大魔神!」と、ぷるぷる震えながら観賞。  冒頭、逃亡を図る領民の虐殺に始まり、千草・名越領への無慈悲な夜襲、その後の「発破による武神像突貫爆破!」で、物語の前振りは完了です。礫になろうとも、武神像。弾正の配下・鬼子島玄蕃が乗った舟を襲撃・沈没せしめる、いわゆる激おこ状態。胸に刺さった礫は「ワシ、完全に怒ってます」というダイイングメッセージです。その後、兄勝茂、十郎、嘆き悲しむ民衆の眼前で、さゆり嬢を火炙りにするという弾正。「武神像は女の涙で大魔神に覚醒する」という前作でみせた特性を、弾正は知る由もありません。  荒ぶる大魔神は、モーゼの如く湖を二つに裂き、破壊に次ぐ破壊で御子柴勢をビビらせます。大魔神、そこが名越領であろうともガン無視で破壊です。怖いよ!ガン無視で荒ぶる大魔神、怖いよ!冒頭で武神像を木っ端微塵にした発破作戦も徒労に終わり、最終的に「動く石仏に対して、舟で逃げる」という巧妙な手段に出た弾正ですが、大魔神、まさかの発火技で弾正を火炙りに処します。まさしく「目には目を」です。若しくは「弾正なら、爆死に準じる死に様が妥当」との判断でしょうか。怖い!  やー…面白かったが、怖かった。大魔神、怖過ぎ。前作のレビューでも書きましたが「大魔神の中途半端な大きさ」が、怖い。次回作は「逆襲」ですか。楽しみです。怖いが。
[DVD(邦画)] 8点(2017-06-03 06:44:22)(良:2票)
4.  大魔神 《ネタバレ》 
大魔神の中途半端な大きさが、怖い。超怖い。その中途半端な大きさの大魔神に対して、用意された美術セットの精緻さがマッチしていて、リアル。余計怖い。  特撮も凄い出来。忠文を磔ごと引っこ抜いた大魔神の手の特撮が、カメラワークの妙もあってどうやったのか分からない。「ひょっとして、中の人が超デカイんとちゃうか…?」と思ったが、橋本力、身長176cmとの事。
[DVD(邦画)] 7点(2017-05-06 01:45:08)(良:1票)
5.  ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎〈OVA〉 《ネタバレ》 
劇場版ダーティペアのレビューにて熱く繰り広げられている「ケイ派かユリ派か、あなたはどっち?」という論争に、ヤアヤア我こそは!と勇んで加わろうと思い、本作を観るに至ったワケですが…激論が交わされているのは真下耕一版ダーティペアであって、私が観た「ダーティペアの大勝負 ノーランディアの謎」ではないらしい。くそう!カタスカシにも程があるわ!もー!何なのさ!  というワケで、気を取り直して…公開当時は不評であった「ノーランディアの謎」をレビューしましょうか…チッ(かんじわるい)  とりあえず、TVアニメ版ダーティペアよりかは(超能力を扱っている分)若干原作寄りの印象です。が、このハンチクな超能力描写やユルいSF展開がどうにも安っぽく、80年代アニメのケレンミも加味されてか、どうにも野暮ったい。  しかも登場する「遺伝子をアレされた未知の生物」が、うねうね動く触手とか・・・なんなのソレ?超銀河伝説なの?フェアリーダスト製作なの?(わかりにくい難癖)  しかもエロさも艶っぽさも皆無とか、ソレ、どうなの?サンライズさんよぅ!フェアリーダスト以下なの?と、憤懣ヤルカタ無しでした。  さて、本作のレビューはさておき、本題の「ケイ派かユリ派か論争」ですが…結論から言わせていただくと、筋金入りのケイ派なのである。どれくらいケイ派なのかというと、ですね…長くなりますが、覚悟は宜しいですかな。
[DVD(邦画)] 3点(2014-11-10 09:33:26)
6.  たまこラブストーリー
TV版「たまこまーけっと」にて、主役たまこ演じる洲崎綾のとんでもないぽわぽわ演技にすっかり魅せられた私にとって、この本作の劇場版は「洲崎恐るべし」と驚愕せざるを得ない出来であった。  主役のたまこは、嫌味さの微塵もない全開のぽわぽわ感を以ってして、その物語をぽわぽふっくらわとした暖かさで包んでいくという、まさしく彼女の愛する「もち」のようなキャラクター。  そんな彼女を影ながら(時にはアカラサマに)懸想する幼馴染キャラこともち造が、たまこに想いを告白することで、半ば永続的に続くかと思われていた「たまこの変わらないぽわぽわ世界」は、ちょっとした変化を見せる。  「もちと愛すべき友人、家族、商店街のメンバーへの愛情」が殆どを占めていたたまこにとって、年相応のイロコイ沙汰は正しく青天のヘキレキ。  散々「もち造からの微かな(アカラサマな)ラブ・フラグ」を、持ち前の天然さでスルーしていたツケが廻ったかのように、彼女の周囲はギクシャクしていく。  世界は変わる。徐々にではあるが、その変化について行けてないと実感する時がくる。焦りが動揺に変わり、急に「お控えなすって」「かたじけねぇ」等と、思いもしないセリフが口から出てくる。  だが、皆がその「青春の岐路」的なモノを乗り越えて、前へ進んできたのだと、たまこは知る。そして、物語の最後にたまこは、そのぽわぽわとした足取りをフル稼働させて前へ踏み出す。  そんな当たり前の紆余曲折を、洲崎綾は絶妙な加減で演じ切ったと、私は思った。ブラボー、洲崎。  …あ。作品の感想としては「この甘酸っぱい世界に酔いしれてしまった私のマッチョさを取り戻すために、筋トレとかしたくなった」である。京都アニメーション、恐るべし。
[DVD(邦画)] 7点(2014-10-18 02:07:49)
7.  探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 《ネタバレ》 
「政治家はスキャンダルの揉み消しの為に平気で悪事に手を染め、虐げられている貧乏人は常に情に厚き善人である」という偏見が誘うミスリードが、秀逸。全体的に散漫な出来でしたが、観ていて飽きさせない展開が巧いというかこれは、原作の勝利なのかもしれない。  ラストのコンサートシーンに「亡き王女のためのパヴァーヌ」を持って来るってのはちょっとカッコつけ過ぎだが、本作のケレン味と相まっていてナカナカ小憎たらしい。
[DVD(邦画)] 6点(2014-10-03 01:44:06)
8.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
松田優作の探偵モノ要素や濱マイク要素、それにルパン三世のエッセンスを加えた、平成世代の探偵モノ。世代でまとめようとすると異様にオッサン臭くなるが、そんな新風を感じざるを得ないオッサンな私なのであった。  これは、どこかで味わったことのあるようで、無いような、そんな新フレーバー。印象は、決して悪くない。  全体的にウサン臭いムードがステキであったが、元スナック従業員役・新谷真弓の突出した胡散臭さは異常。
[DVD(邦画)] 6点(2014-09-17 05:08:24)
9.  太陽の王子 ホルスの大冒険 《ネタバレ》 
物語はちょっと地味で暗い冒険活劇、といった印象でしかない出来だと思うのですが、旅立つホルスの航海シーンや、シャケの豊漁シーン、結婚式での宴など、動画スタッフの執念みたいなモノを感じました。  あと、人間の心の隙間から生じる不和や、それらを巧みに操る悪魔、超デカイ肉食系雪像マンモスなんかより、岩の巨人の「のへー」としたビジュアルが、なによりも怖い。
[DVD(邦画)] 7点(2013-02-13 23:32:53)
10.  太陽の法 エル・カンターレへの道 《ネタバレ》 
何処までが真剣な教典で、何処までがエンタメ要素なのか。観ているうちに、その境界線の曖昧さに戸惑う大川隆法作品。三作目である「太陽の法 エル・カンターレの道」も、センセイ、突っ走っております。  「大川隆法センセイの世界観・基礎入門編」といった体の作品なので、この後発表された大川作品の痛々しいパラノイアな世界観…否、ピュアで高度な教えを理解するには、とても良いテキストになるでしょう。  特に【神秘の法】での唐突な異星人介入も、この作品を観れば納得です。   艱難辛苦を乗り越えて鑑賞を終えた私は、そのミラクル・カオスな世界観に対して感動を禁じ得ませんでした。ああ!燦然輝く中二病セカイのカリスマ・大川隆法センセイに、幸あれ!  無くてもいいけど!
[ビデオ(邦画)] 0点(2012-10-21 01:04:02)
11.  だからワタシを座らせて。通勤電車で座る技術!
ドラゴンボール・エヴォリューションで、見事なまでに「ピッコロ大魔王の、よくわからない配下役」を演じきった、懐かしのアイドル伝説・田村えりりん。  近年ではどんな映画に?と調べてヒットしたのが、本作。  「何だよ、三流以下のVシネマかよ!」と、冒頭10分でウンザリしてたものの、観ていくうちに「寝技のうまい柔道家の攻撃」のようにズルズルと引き込まれました。  「都会暮らし。通勤電車で座りたい」という下世話でドウデモイイ題材を、嫌味なく軽快にみせる演出は、見事。  音楽もダサく、制作費も乏しいだろうと予測でき、キャストも泣けるくらいにマイナーで、見落としてしまう小粒な作品ですが、いやぁ、ウッカリ面白かったです。
[DVD(邦画)] 6点(2010-10-13 06:21:18)
12.  ダーティハリー2
歪んだ正義の最果てみたいな理念を旨としている「全力で行き当たりばったり!」の幼稚な警官たちと、一時停止した時限爆弾(笑)を再利用するダーティなハグレ刑事(純情派)の、みみっちい武力闘争に辟易。  無関係な裸女子(ナイス)を巻き込んで悪党をブッ放すシーン以外、全然スカッとしない。
[DVD(字幕)] 3点(2009-09-24 23:10:12)
13.  タクシデルミア ある剥製師の遺言
入るべき路地を数億本ほど間違え、迷い込んでしまったような。この奇妙な寓話的世界に、良くも悪くも引き込まれてしまった。監督も脚本家も美術もCG屋も、何か「とことんまで行っちゃってる感」というか、貴方たち、どっかおかしいですよ。笑。  蛇足ですが、個人的にはこの監督にバロウズの「裸のランチ」を撮ってもらいたいなぁ、と感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-27 00:34:32)
14.  ダイ・ハード4.0
ヘリの無免許運転や戦闘機チェイスなど、ちょっと悪ノリし過ぎた感もあるが面白かった。ロック古典を「ダセえ」と一蹴するハイテク世代のセリフと「CCRの良さも解らねーとは…」と嘆くローテク世代のセリフが、印象的。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-29 18:15:47)
15.  ∀ガンダム II 月光蝶
三部作にしていればソコソコに楽しめたでしょうに、と、悔やむばかり。月に向かうエピソードと月でのエピソードにもう10分、ほしい所。しかし、主人公のロアンをはじめ他のキャラクターの魅力や物語の丁寧さが、やっぱりイイ。富野作品はやっぱり面白い。
[DVD(邦画)] 6点(2008-02-17 22:57:40)
16.  タナカヒロシのすべて 《ネタバレ》 
30過ぎの独身者の私としては、観ていて他人事じゃなかった。私はタナカヒロシほどボクトツでもないし、モテもしないし、血尿も出ないが。ちょこっとイイ話でした。
[DVD(邦画)] 7点(2008-02-13 23:20:41)
17.  探偵物語(1983) 《ネタバレ》 
松田優作の役ドコロの大人しさと、薬師丸ひろ子の可愛さだけで及第点がとれたかのよーな作品。ラストシーンのよさで、+1点といったところでしょうか。しかし、クドイよーだが薬師丸ひろ子は可愛い。
[DVD(邦画)] 6点(2008-02-10 22:36:22)(笑:1票)
18.  ∀ガンダム I 地球光
物語の端折りも「Z」や「SEED」ほど酷くはないとは思うんですけど、総集編で不精をせずに、やっぱTV版を観て欲しいなぁ、と。政治色の濃い物語ではあるが、異文化交流のタドタドしさ、難しさ、可笑しさ、大切さがキッチリ描かれている良シリーズなんですが。∀は初代の次に好きなシリーズゆえに、切に願うところです。
[DVD(邦画)] 6点(2008-02-09 22:52:11)
19.  ダイ・ハード3
「48時間」と「ダーティーハリー」を足して2で割ったような出来栄え。シリーズ三作目でソコソコのクオリティとソツのないアクション。及第ってコトで、こんなもんじゃないッスかねぇ。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 16:50:01)
20.  ダイ・ハード2
前作ほどではなかったが、及第以上の作品。いかにも!と言った感じの堂々たるハリウッド・アクション・ムービー。どーでもよさげなドンデン返しや人間描写の散漫さ、若干の消化不良を感じつつも、テンポの良さがそれらを忘れさせる。 ハリウッドと雪の相性も、何だかカビの生えたジンクスに、なりつつあるね。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-22 00:46:40)
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