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1.  第9地区 《ネタバレ》 
期待値が高すぎたか・・・というのが正直な印象です。エイリアンを「難民」として描くアイデアはすばらしい。ただ、そのアイデアがうまく生かしきれていない。この設定で、しかも「南アフリカ」が舞台とあれば、もうちょっと「共生」への方向性が描かれてもよかったように思いました。実は、エイリアンの故郷の星は、戦争か環境破壊か何らかの事情で帰れないという設定なんだと思い込んでいました(親子の「帰れない」という会話もそんな風に解釈してた)。そんな設定のほうが、彼らがなぜあれだけの兵器と技術を持ちながら、地球での「隔離」や「差別」を受け入れてしまっていたのかが説得力あった気がするのですが・・。そう思ってたので、ラストにさっそうと帰って行く親子に拍子抜けしてしまいました(実はまだ帰ったと決まったわけではないのですが・・・)。また、ナイジェリア人たちの位置づけも、もう少し複雑な立ち位置になるのかなと思ったが、単なる悪役に終わってしまった。そんなわけで、設定やら予告編やらを見て、私自身が勝手に期待して、勝手にずっこけたわけで、この映画が悪いのではないと思います。要するに、新しい視点でよくできたB級SFでした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-17 00:52:16)
2.  007/慰めの報酬 《ネタバレ》 
とくに冒頭30分のアクションは十分魅力的だったけれど、これを連作にする必要があったのだろうか、というのが正直な感想です。自分のなかでは、前作のラストで007誕生物語は「完成」しちゃってたので、今作で感情に流されMに怒られまくるボンドの成長物語にはあまり心ひかれませんでした。終始ただ真面目なだけのアクション映画で、時間が短いぶん余裕がない。前作は新しいボンド像を感じる佳作でしたが、リアル路線の賞味期限は意外と短いのかもしれません。新しいボンドがゴージャスで馬鹿馬鹿しい007の世界を駆け抜ける日はやってくるのか。次回作で真価が問われることになりそうです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-13 22:27:12)
3.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
前作の大味ぶりにがっかりし、ダニエル・クレイグの起用で失望に追い打ちをかけられた気分でしたが、なかなかどうして、007はしぶとい。看板はそのままでもすっかり別の映画になって見事に生まれ変わりました。クレイグのボンドは、とにかくひたすら一生懸命なんだけど、毒薬で死にそうになったり、男性なら誰もが恐れる拷問受けたりしてるシーンには、シリアスなのになぜか劇画調でコミカルな新しい味がありました。ただ、全体的にテンポが悪かったのが残念。とくに、拷問後のシーンの変調ぶりはいただけません。ポーカー→拷問で盛り上がったあとは、一気にアクションをたたみかけてほしかった。とはいえ、007が、また次回作が楽しみなシリーズとして復活したのはうれしいです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-11 00:19:16)
4.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
悪を通してヒーロー(正義)を描くというノーラン監督のねらいは見事に成し遂げられた。いわゆる「悪が勝つ」的な絶望系映画は他にもいろいろある。でも、この映画ですばらしいと思ったのは、ラストで既に幻想と化した「正義」を、それでも守るという選択である。たしかに「真の正義」なんていうものは存在しないかもしれない。けれども、「正義」の幻想が人を動かし、秩序をつくり出すということもちゃんと描かれている。もしかしたら、ゴッサム・シティの市民だって、そんなことにはとっくに気づいているかもしれない。そうだとしても、共同幻想として守っていこうという意志を映画から感じることができた。そうした人々の意志が、ジョーカーという「悪」によって成し遂げられたとするならば、この映画で描かれているのは、実は「正義の勝利」でもあるのだ。ジョーカーが存在する限り、決して「正義」が滅びることがない。「ダーク」なだけでなく、絶望と希望が表裏一体であることを描いたという意味で傑作と呼ぶにふさわしい。
[映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2008-08-11 10:59:28)(良:1票)
5.  タロットカード殺人事件 《ネタバレ》 
1年以上前にアメリカ旅行中に見たんですが、日本で公開される気配がなかったので、そのまま国内未公開扱いになるのかと思っていました。話のプロット自体は、たいして珍しくない、2時間ドラマ級の内容だし、結末も予想どおりというか、あっさりしているので、本格的なサスペンスを求めたらがっかりするとは思うけど、ヨハンソンとアレンをはじめ、登場人物どうしの掛け合いが実に楽しい。DVDで十分の内容だとは思うけど、マチネーの映画館で「ウディ・アレン感度」のよい観客たちと一緒に笑いながら見られたので評価は甘めだと思います。
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2007-11-24 08:35:12)
6.  ダーウィンの悪夢 《ネタバレ》 
上映時の評判から結構期待していたのだけど、少し期待しすぎたかなあ。タンザニアのビクトリア湖で増殖し、生態系を破壊するナイルパーチと、生きるためにはそれに頼らざるを得ない現地の人々。バーチは日々飛来する飛行機によって先進諸国へと運ばれ、その食生活を支える。グローバリゼーションを語る図式としては、中心が周辺を搾取するという古典的な枠組ではあるものの、ナイルパーチの天干し、食べ物を奪い合うストリート・チルドレン、インタビューした娼婦が後に殺されてしまうなど、ショッキングなシーンや展開がそれに一定の説得力をもたせる。ただ、いくつかの秀逸なドキュメンタリーと本作を隔てているのは、その現場にいるはずの撮影者・製作者の姿が全く見えず、このフィルムがあたかも「客観的な事実」であるかのように差し出されていることにあると思う。現場の状況に直面してうろたえ、葛藤する(ナイルパーチを消費する側にいるであろう)製作者の姿があってこそ、私たちは、この作品で描かれている出来事に対して「共感」することができたのではないかと思うのだが・・・。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-22 08:05:44)
7.  誰も知らない(2004)
やられた。自然光や日常会話的な台詞まわしなどの手法が、『ワンダフル・ライフ』のようなファンタジーにはハマっていたけど、この映画のストーリーにはちょっとリアルすぎて前半辛かった。けれども、後半は一気に印象が変わった。これは、単なる子どもを題材にした感傷的な話ではなかった。あの子どもたちの生活のように、この大人の世界の論理の隙間に「子どもの世界」が存在しているということが普遍性を帯びて見えてくる。自分の子ども時代の、些細な喜びとか、残酷さとかの「感覚」を久々に思い出した。それを可能にさせた是枝監督の演出も子どもたちの演技もすごい。前半は、ちょっと「あざといかな」と思った演出も、後半には見事なまでに映画の世界と一体化していた。これはたぶん、演出というよりは、子役たちのリアルな成長なんだろうなあ。あと、YOUのキャスティングもすばらしい。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-16 01:44:01)(良:1票)
8.  ターミナル
この映画、「感動ドラマ」ではなくて、「ハートウォーミング・コメディ」だったんですね! 登場人物はみんないい人で、その善意に溢れた世界にひたって、「あーよかったねー」っと暖かい気持ちになって映画館をでるようなタイプの映画。それに「移民」であるグプタの境遇や、アメリアの語る「運命」が、ほろ苦いスパイスとして加わってる。こーゆーのをやらせたら、トム・ハンクスは本当にうまいな。キャサリンも見事なイメージチェンジ。脇役も魅力的。前半は、本当に笑わせてもらいました。感動ストーリーに盛り上げなくていいから、前半のノリでほんのり心を温めてくれれば、それだけで満足できたのに・・・。盛り上げて涙を誘うのか、最後も観客をニヤリと笑わせるのか、結局どっちつかずになってしまったクライマックスが残念。
7点(2005-01-25 20:42:08)
9.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
セルマは、ビョークにしかできない役でしたね。ラース・フォン・トリアーらしい徹底した「アンチ・アメリカ映画」なのに、最もアメリカ=ハリウッド的であるはずのミュージカル・シーンが、躍動感に溢れて、とにかく美しかった。見終わって、他人に薦める気にはとうていなれないけれど、自分のなかに、いろんな感情が溢れてくるのを、じっと味わいたくなる不思議な作品。
9点(2004-05-06 08:42:57)
10.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
ラストはよかったと思います。ただ、それにしたって、T-Xが弱すぎた・・。最後、あんなにあっさりやられちゃうなんて・・。「ターミネーター」シリーズは、死んでも死なずにどこまでも追っかけてくる怖さが売りの、B級アクション映画の血統を大事にしてほしかった。
5点(2004-03-12 01:23:28)
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