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1.  台風クラブ
誰もが通る道なんだよなぁ。 思春期の痛々しい行動と台風が近付いている時の謎の高揚感。  ほぼ中学生達によるドラマが展開されるが、そこには青春の清々しさなんてものはあまり無く、ひたすら鬱屈とした窮屈な感情や性的衝動なんかが正に台風の如く吹き荒れる様を描いている。 彼らの生態をカメラは窓の外からや、教室の外側からなど、まるで覗き見をしているかのように映し出していて、長回しの多用によってよりリアルな風景に感じられた。 台風の到来と共に己を解放していく彼らの行動はなんとなく共感できた。
[DVD(邦画)] 8点(2020-02-07 19:39:29)
2.  wkw/tk/1996@7'55''hk.net
幻の短編という事で観るのを諦めていたが、YouTubeにあったので鑑賞。画質は悪かったが、これしか観る手段が無いのでしょうがない。  映像センス的には「天使の涙」辺りの映像に凝りまくっていた時期のウォン・カーウァイそのものという感じで、カーウァイ好きにはたまらないものがあるが、ストーリーは無いに等しく決して面白いと呼べる代物では無い。  浅野忠信のぶっ飛び演技と、「天使の涙」から飛び出してきたようなカレン・モクのけたたましい叫びが混ざりあい、なんとも不可思議かつ実験的なワールドを作り出していたので、これを下地にもし長編が作られていたらと想像せずにはいられないのだった。
[インターネット(字幕)] 4点(2019-11-28 07:52:41)
3.  ターミネーター:ニュー・フェイト
鑑賞注意!「ターミネーター2」の思い出が壊される恐れあり!  ってのはやや大袈裟ですが、「3」以降を無かった事にしてまで描きたかった続きがこれかい!と。  もうこのシリーズ、毎回同じこと繰り返してない? 敵にしてもT1000が完成され過ぎていたもんだから、それの汎用品ばかり。 T1000よりスピードとか格段にアップしてるのに、何故か接近戦になると弱いのは何故なのか。生身のリンダ・ハミルトンでさえ対抗できてしまう。 シュワちゃんの登場のさせ方にしても無理矢理感しか感じなかったし。 完全に蛇足だと思う。
[映画館(字幕)] 4点(2019-11-08 18:02:31)
4.  退屈な日々にさようならを
変な映画だと思うよ。公園にある謎の白いふわふわした物体とかね。でも、今泉監督らしさに溢れていて好きだなぁ。 とりとめのない会話の連続や、複雑に絡み合う人間模様。それでいて何処か空虚で空っぽで、ヘンテコな人々。時間軸のずらし方。着地点が全く読めず、必ずと言っていいほど裏切られる結末。そんな今泉節が満載なのだから楽しむのは容易いこと。たとえ上映時間が長くてグダグダしていたとしても。 カネコアヤノが歌うタイトルにもなっている主題歌がとても気に入った(ちなみに本人も出演している。ファンなので嬉しい)。その中で「死ぬことは仕方ない」と歌っているが、まさにそれがテーマな映画なんだと思う。退屈な日々をおくるくらいならさようならして死ぬ!それもありなのかも知れない。この映画に登場する自殺者とそれを見守る恋人という異常だがどこか美しい光景を目の当たりしてそう感じてしまった。
[DVD(邦画)] 9点(2019-10-31 15:32:23)
5.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
最初に出てくる大学生グループが主役と見せかけて、途中で出てくるモブキャラのおじさん二人組が実は主役という意外性。 この映画はおそらく先入観に捕らわれる事の危険性を説いているに違いない。 いくら見た目が怪しいからといって、殺人鬼と勘違いしたら大変な事になった話。  とにかく、面白いように人が死ぬ(笑)  グロいんだけど何故か笑っちゃう。すれ違いコメディ×スラッシャーホラー。 特に笑えたのが、タッカーがチェーンソーを振り回しながら蜂から逃げるシーン。「悪魔のいけにえ」もびっくりの戦慄(笑) チェーンソー好きには特に勧めたい作品。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-10-03 07:31:37)(良:1票)
6.  ダンスウィズミー(2019)
普通のミュージカル映画だと出演者全員が突然歌って踊り出す。 だが、この映画の場合は主人公だけが突然歌って踊り出す。 しかし、画面上では全員が歌って踊っているように見える。 何故ならば主人公の妄想を体現しているからだ。 よって、ミュージカルシーンが終わると観客は急に現実に引き戻される事になるし、もやもやする事にもなる。 何故なら、そこで本当に起こっていた光景を見せてくれないから。 そこは想像で補うしかない。 なので普通のミュージカルみたいに純粋にその場面を楽しむ事ができない。  あと、かなり都合の良い展開にもうんざりだし、何の対策(耳栓とか)もしない主人公にもあまり付いていけない感じだった。さらには胡散臭い謎のおっさん押しもしつこすぎて(歌も下手だし)、そこがメインのストーリーになるとは思ってもみなかったのでなんか違うって感じだった。
[映画館(邦画)] 4点(2019-08-16 20:35:54)
7.  旅のおわり世界のはじまり
映画館で久しぶりにメガトン級(1点)の面白くない映画に遭遇したので、色んな人に警告する意味でも登録させて頂いた。  ただし、もしあなたが前田のあっちゃんの大ファンであるというならば話は別だ。一転してオススメできる。 彼女のファンは恐らく満足して映画館から帰った事でしょうね。彼女の色んな表情がスクリーンいっぱいに写し出され、壮大な舞台を背景に歌うシーンまであるのですから。 ストーリーのつまらなさにさえ目をつぶればきっと楽しめるに違いないでしょう。  しかし、こちとら黒沢清監督のいつものテイストを期待して観に行ってるんで、ほんとこれは監督どうしちゃったの?と言うより他ない。 いつもの幽霊や宇宙人や殺人鬼、頭のおかしな連中はいつ出てくるのかと待っていたのに、一体何処へやってしまったんだい? と、思っていたがこの映画の主人公こそ頭がおかしいという事に気付いてしまうのだった。  これはろくな知識(現地の)や、コミュニケーション能力も欠如した日本人が海外へ行ったときに遭遇する間抜けな事件を嘲笑うというのがテーマに違いない。  とにかくその行動がやばすぎるのだ。レポート中に迷子になるとかも大概だが、特にヤバいのは…ネタバレになるので詳しくは書かないが、山羊を巡って繰り出される人間のエゴが炸裂するお涙頂戴シーン(笑) とにかく全体的にテーマが薄く、物語的にも全く面白くなく、主人公の事も全く好きになれない映画だった。
[映画館(邦画)] 1点(2019-07-20 21:23:46)
8.  Diner ダイナー(2019)
原作が面白かったから期待したけど映画の方は全然面白くなかった。 ↓以下、原作厨による文句ばかりの全然参考にならないレビュー。  雰囲気だけは良かったと思うし、美術面ではとても凝っている。そこだけは評価できるが、とにかく原作の面白さというととにかく陰気でグロテスクで得体の知れない恐怖と気持ち悪いほどの悪や暴力が支配する世界でヒロインがほんとに絶望的な目に遭うというのが主題なのだが、まあR指定も付いていない時点で察し可能なのだけどもとにかくマイルドなのよね。酷い目に遭うっつったって殺し屋というよりチンピラみたいな武田真治などにちょっかいを受けるだけだし、ほんとに死を覚悟するような場面なんてないし、全てが生ぬるいし、少なくとも原作はジョン・ウーばりのスタイリッシュなだけの銃撃戦を売りにするような内容ではないという事だけは言いたい。 藤原竜也扮するボンベロにしても、非情さが足りないしなんか好い人に見えちゃっていまいちだったなぁ。
[映画館(邦画)] 3点(2019-07-05 19:15:49)
9.  多十郎殉愛記
ストーリーはシンプルで分かりやすいんだけど、なんだか薄っぺらな印象。 その原因とも言えるのが掴み所のない多十郎のキャラクターにあるだろう。とにかくそのでたらめな生き方はあまり共感できるものではないし、行動自体も予測不能。でもそこが魅力でもある。 しかし、劇中皆が誉めている程の強さは感じなかった。ていうか大人数で囲みながら同時に攻撃して来ない敵さんが優しいというか間抜け過ぎてゲンナリ。まあお約束だけども。 あと、多部未華子のキャラクターにもう少し深みが欲しかった所。  良かった点としては、狭い路地裏とかセットの隅々までを活かした空間の移動が激しくて、まさにアクションしてるな~って感じがして楽しめた点かなぁ。
[映画館(邦画)] 6点(2019-04-28 13:40:59)
10.  タクシー運転手 約束は海を越えて
ソン・ガンホがタクシー運転手ってだけで常に安定して面白いね。 金にがめつくて喧嘩っ早いんだけど、どこか憎めない人情味溢れるキャラクターで、いつも娘の事を一番に考えているいいお父さんでもある。 そんな彼がドイツ人の記者を乗せて光州へ向かった事から巻き込まれる政治的なゴタゴタ。軍人と民衆が衝突する危険過ぎる紛争地帯であった。  実際にあった事件を凄惨かつリアルに描き出す事で、前半の人情モノ的展開とのギャップがよりその怖さをえぐり出していて巧いなぁと思った。社会派な作品でありながらしっかりエンタメしているというそのバランスも良い。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-02 19:56:59)
11.  ダウンサイズ 《ネタバレ》 
見る前の予想→○ダウンサイズした事によって物価やコストもダウンし、豪邸に住んで優雅な暮らし○新しい世界で繰り広げられる大冒険○何か危機が巻き起こっても基本は「ジェイソン・ボーン」だから余裕  実際は→●豪邸に住めるが、実は戸建てではなく、上の階の住人と騒音トラブル。やっぱり格差はある●大冒険も何もパートナーの裏切りにより出鼻をくじかれており、初っ端から後悔しかないテンションの低い主人公●ボーンの見る影も無い、腹の出たただのオッサンになっていた為、出来ることは少ない  と、まあ予想は裏切られたけど、そこそこは楽しめたかな。後半、小人達だけの世界で展開される為、せっかく小さいという利点を活かせていないように思う。やはり普通のサイズの世界と対比させてこそ面白くなると思うので。
[DVD(字幕)] 6点(2018-09-10 17:41:24)
12.  ダンガル きっと、つよくなる
レスリングをあまり見たことがなかったので、入り込めるかなと思ったが、全くの杞憂に終わった。 レスリングのルールなどが分かりやすく解説されていたし、白熱した展開にいつしか興奮していた。 驚いたのはコイントスとかいうルールで、え?そんな運でほぼ決まっちゃうの?とびっくりした。  物語はアーミル・カーン演じる父親が娘をレスリングのメダリストに育てる為奮闘するというもので、実話を元にしていてかなり爽快感溢れるスポ根ものとなっている。 残り時間ギリギリで大技決めて逆転とか漫画みたいな王道展開がとにかく楽しかった。 アーミル・カーンの肉体改造にも驚かされた。
[DVD(字幕)] 8点(2018-09-05 17:49:16)(良:1票)
13.  タリーと私の秘密の時間 《ネタバレ》 
シャーリーズ・セロンが素晴らしい演技!そこが一番の見所。さて、ネタバレ厳禁と聞いてできるだけ予備知識を入れずに見ましたが、う~ん、これは期待したほどじゃあ無かったかな。ストーリー的にも真新しさを感じず、よくありそうな話だなというのが率直な感想。とにかく子育ての大変さが伝わってきたのと、タリーというベビーシッターの存在。彼女がとても謎めいた魅力を放っていて、この先どう展開していくんだろうという興味から目が離せなかった。
[映画館(字幕)] 7点(2018-08-29 20:50:37)
14.  ダークタワー
スティーブン・キングらしさが満載の映画だった。(原作は買ったものの積ん読状態)  「スタンド・バイ・ミー」的な少年の冒険物語であり、タワーを巡るファンタジーとSF的な世界観。  現実が実は別の世界に通じているってのはなんかナルニア国物語っぽい。 でも出てくる怪物とかが思いっきり90年代くらいのB級テイストでウケた。IT(イット)ネタもあるよ。  あと、マシュー・マコノヒーの悪役ぶりがめっちゃハマってて良かった。あの妖しげなオーラがヤバい。
[映画館(字幕)] 7点(2018-02-05 21:22:26)
15.  小鳥遊六花・改〜劇場版 中二病でも恋がしたい!〜
エヴァ旧劇の悪夢再び‥  タイトルに小鳥遊六花改とあるがなんの事はない、テレビアニメ1期を小鳥遊視点で編集し直しただけという、総集編的内容。しかも、この手の総集編ってストーリーだけはしっかり理解できるように編集するもんだと思ってたが、この映画の凄い所はストーリーを追うのを放棄している事(!) もう、とにかく萌えるシーンだとか人気があるであろうシーンばかりを繋ぎ合わせたファンムービーだ。あくまでテレビシリーズが好きで、大好きなキャラ達を大画面で堪能したいという人向けなので、ご新規さんは完全お断りとなっている。  それも、旧作となったいまや家庭で見るしかない為、テレビシリーズを見れば全く見る必要のない映画だろう。一応最初と最後に新規アニメがあるが、殆どおまけ程度の内容なので2期を見る前に見ておかなければならないという事も無い。
[インターネット(邦画)] 4点(2018-01-24 06:59:40)
16.  探偵はBARにいる3
初めて公開初日舞台挨拶付き上映というものを体験した。中継だけどね(汗) 洋ちゃんのテンションの高さと松田龍平のテンションの低さのギャップが面白かった。でも互いに尊敬し合っているんだなというのが良く伝わってきて微笑ましかった。特に、松田龍平の凄さを問われた洋ちゃんが、自分はパンツ1丁になったりして必死で笑いを取っているのに、たまにボソッと喋るだけで笑いが起きる松田龍平は凄いし、羨ましいと語っていたのが印象的だった。たしかにそうだなぁと頷ける。ちょっと謎めいたあの独特のキャラは松田龍平ならではの味だよねぇ。 あと、洋ちゃんが"探偵は映画館に居る"という企画でこの日の朝10時から12時まで実は静岡の映画館に行っていて、シフトが足りないから手伝って欲しいという依頼をこなして来たというVTRコーナーが面白かった。しかも時間がなくて動画ではなくスライドショーで、それをいちいち洋ちゃんが面白コメントで紹介していく様が最高だった(後日、映像は各媒体に配る模様)。松田龍平がコメントで私は今何を見せられたんだろうと答えてて、それにまた洋ちゃんがツッコむのが面白かった。 さっきから面白かった面白かったばかりで、全く映画のレビューじゃないじゃないかとツッコまれそうなので舞台挨拶についてはこれくらいにします。  で、本編の感想は…面白かった!(そればっか)  いや、前作が壊滅的にグダグダだったので心配したが、これはこれまでのゆるーいコメディ路線から転換を図ったのか、しっかりとサスペンスはあるし、ヤクザの抗争に巻き込まれるというシリアスな面もあるし、それでいてスケールはデカいし、女優も北川景子に前田敦子と華があって良かったし、相変わらずの洋ちゃんの体を張ったギャグ、松田龍平と志尊淳君の見応えたっぷりのファイト、シリーズ通してお馴染みの安藤玉恵や田口トモロヲや松重豊らの安定感、そして札幌のご当地要素としてノルベサの観覧車や日ハムの栗山監督まで登場して、さらに札幌の夜景が空撮で非常に綺麗に撮られていてお腹いっぱい。大満足なのであった。これはシリーズで1番面白かった。エンドロール後のオチも最高なので、是非最後まで見ましょう!
[映画館(邦画)] 8点(2017-12-01 20:14:29)(良:2票)
17.  探偵はBARにいる
札幌雪まつりから始まり、すすきの繁華街での乱闘。スノーモービルを使ったアクション。無理矢理挿入される日本ハムファイターズの映像。ジンギスカンにBoys, be ambitious。札幌のご当地要素がてんこ盛りで面白い。 探偵ものとしてはグダグダで緊張感に欠けるが、大泉洋と松田龍平のキャラの面白さでついつい観てしまう。 それから、あの深さからの脱出はいくらなんでもありえねぇと思った。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-11-30 15:43:12)
18.  ダゲレオタイプの女
ダゲレオタイプ・・・妙に惹かれませんか?このタイトル。一体何なのか想像もつかないでしょ?ステレオタイプじゃないよ。 私もそんな風にして妙に気になるタイトルだったので、何気なくレンタルしてみたのだった。勿論大好きな黒沢清作品という事もあったが。なんでもダゲレオタイプは170年前の撮影法らしい。でも、映画を観終わって改めて思うに”ダゲレオタイプの女”というよりも、”ダゲレオタイプの男”もしくは”ダゲレオタイプ狂いの男”と言った方がこの映画を的確に表していると思った。でもそんなタイトルじゃあ誰も興味を惹かれないでしょうけどね。あはは。  最初は、普通にアート系の映画かと思いきや、そこはやはり清なので実は凄いサスペンスホラーで。詳しく書くとネタバレになっちゃうんで自粛しますが、簡単にあらすじを紹介すると、何故か今時、世界最古の撮影法であるダゲレオタイプにこだわる男が居て、妻を撮影していたが亡くなってしまった為、代わりに娘を撮影しているという。それはダゲレオタイプで撮影すると魂を生きたまま永遠に保存できると信じているかららしい。そんなダゲレオタイプ狂いの男と、それを手伝う内に彼の娘に恋をしていく事になる主人公を描いた物語。  このダゲレオタイプの機材だとか、撮影されたでっかい”シャシン”だとか、それらの道具が凄い印象に残った。それにしても、ダゲレオタイプで撮影するには露光時間の関係で20分から70分、多い時で120分くらいジーっとしていなきゃならない。そこでモデルを固定するための道具があって、固定して撮影するというのがなんだかシュールで可笑しいが、これは大変な作業だと思った。 面白かったのは最初はカメラとか芸術に全然興味の無かった主人公が、次第にダゲレオタイプの世界に魅入られて行く所。また、この主人公が段々と狂っていくところが怖くて、監督の前作「クリーピー」でしだいに狂っていった西島秀俊を思いおこさせた。 直接的なホラー描写はあまりないんだけど、黒沢映画特有のジワジワと攻めてくるような怖さがあり、勝手に閉まる扉や、明暗はっきり分かれた映像、ロケーションの美しさ、など見所は多い。「岸辺の旅」に通じるテーマ性もはらんでいて、後半の展開はとても切ない。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-09-18 19:45:13)
19.  ダークシティ
ストーリーはそんなに面白くないが、設定と世界観の良さで引き込まれる。 「ロストチルドレン」とか好きな人におススメしたい。 ビルがぐぐぐっとせり上がってきて変形していく様は、後に「インセプション」に影響を与えたとか与えないとか。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-09-14 13:29:55)
20.  ダンケルク(2017)
「インターステラー」の時もそうだったけど、やたら荘厳で重厚な音楽が終始流れ続けている為、何気ない描写、奥から味方と思しき兵士が近づいてくるだけという何気ないカットでも、もしかしてこいつ裏切って銃乱射したりしないよな?っていう不安が常に付き纏い、終始一貫して気の休まる暇がなかった。しかも、うるさすぎて逆に戦闘描写の邪魔だと感じるところなんかもややあったりして、たまには無音でもいいのにと思ったりなんかしました。映像面ではやっぱり迫力があったので、かなりの没入感でした。体験型の戦争映画ですね。
[映画館(字幕)] 8点(2017-09-12 23:34:55)(良:1票)
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