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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3874
性別 男性
年齢 53歳

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61.  地球最後の男 オメガマン 《ネタバレ》 
「地球最後の男」ってのは日本で勝手につけたタイトルなんだろうから、別にいいっちゃあいいんだけど、著しく「地球最後」感がありません。冒頭、チャールトン・ヘストン演じる主人公が、人っ子一人いない無人の街にクルマを走らせてるんですが、アチコチの信号機が光ってるもんで。何とかならなかったのでしょうか。 それはいいとしても、彼に襲いかかってくる連中も、光に弱いとかいう弱点はあれど、一応、普通にニンゲンでして。それを片っ端から無差別乱射で殺しまくる主人公。ははは。いいのかよ。 さらに他にもまだまだ、生き残ってる人類がいたりして。まさか「地球最後の男」というタイトルの映画に女性のヌードが出てくるとは。 というワケで、オメガマン、なんだそうです。どういう意味なんですかね(笑)。最後の男、最後の切り札、最後の希望、、、 戦争によりこんな荒れ果てた世界になっちまったワケですが、にもかかわらず、人類はまだ争いを繰り返し、殺し合いを繰り広げている、という皮肉。 血清を作り出して人類を救おうとする主人公に、救世主の姿が重ねられ、磔にされたような格好の彼が流す血によって、世界が浄化される、ということなんでしょうが、それをチャールトン・ヘストンが演じると、どうにも自業自得にしか見えないのは、困ったもんです。 いずれにしても、宗教色を絡めるのなら絡めるなりに、もう少しそのアプローチに見合った見せ方がありそうなもんですが、まあ、あくまで男臭いアクション映画、ということで。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-15 22:01:16)
62.  ちいさな独裁者 《ネタバレ》 
第二次大戦末期、逃亡兵の青年が盗んだ軍服で大尉に成りすまし、プチ横暴を働く、というオハナシ。肩書ひとつで周囲が逆らえずに彼のペースに呑まれて行ってしまう、というこの設定自体は、必ずしも「ニセモノ」でなくても成立するとは思うのですが、どうやら実際に起きた事件に取材した設定らしく、そして実際、偽物であることが肩書というものの虚飾性を際立たせるとともにラストの顛末にも効いている部分となっています。 ただこの作品。映像の多くにおいて、やたらと背景のボヤかして人物のみにフォーカスを合わせ、ここまでくるとちょっと不自然さすら感じます。収容所での虐殺シーンなどではもはや、人物がどこに立っていてどこを見ているのかが曖昧でわかりづらいレベルです(前後のシーンからわかるとは言え)。あまりのボケ加減に、ちょっとイライラ。 そこまでして人物の表情にフォーカスを当てる割には、主人公の狂気みたいなものもイマイチ伝わってこず。 曖昧さは、映画を見る人に「考える余地」を提供するものかも知れないけれど、作品の弱さにもなっているように感じます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-27 10:11:44)
63.  超能力だよ全員集合!!
ユリ・ゲラーの「超能力(笑)」が流行ったら、早速ドリフ映画のネタに取り入れる、という、このフットワークの軽さ、節操の無さ。もっとも、「超能力」というよりは「占い」ですけれども、とにかく、記憶喪失になったカトちゃんが、例によって例のごとくいかりや長さんにイジメられコキ使われる、という展開。カトちゃんがいつ記憶を取り戻すかというサスペンスに加え、アヤシイ新興宗教の暗躍なども絡んできて、結構楽しませてくれはするのですが、肝心のカトちゃんの正体が明らかになるくだりが、本来なら最大の見せ場だろうに、たいした工夫もなくってあまり面白くないのが残念(この辺りでは、長さんの存在感も薄れて、スカスカな感じ)。 本作から志村けんさんがドリフ正式メンバーとして登場し、控えめながらも精一杯体を張って見せるかと思えば、すわしんじさん(クレジットでは諏訪園親治となってましたね)がブルースリーネタを披露してみせたり、ってな辺りは、なかなか貴重。 それにしても、ドリフ映画はやはりドリフ色にすっかり染め抜かれてしまってて、夏八木勲と長山藍子が普通に会話する普通のシーンが一番アブノーマルに見えてしまうのはどうしたことか・・・
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-02-25 21:18:31)
64.  超高速!参勤交代
超高速!と言うほどスピード感が無いのが残念で、例えば、追っ手から逃げて隠れている最中に何やら身の上話を始めちゃったりするのでは、「敵に見つかるのではないか」というドキドキ感などあったもんじゃありません。 藩の面々は愚直でよいのですが、そこに加わる謎の助っ人・雲隠段蔵は、もっと謎めいていてほしい、クセのある人物でいて欲しい。「結局は、いい人」というヤツですが、その「結局」さ加減が、あまりにスケール小さくって、まるで想定内の人間像に収まってしまっていて。 あと、殺陣も、確かに派手ではあるのですが、これもスピード感という点ではもうひとつ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-11-06 15:31:03)
65.  チャッピー
そもそも、ロボットにセリフと過剰な身振りで多くを語らせてしまった点で、作品に限界が生じてしまい、本当ならもっと、エピソードやシチュエーションにこそ語らせるべき、なんでしょう。 しかし、こういうノリ、少し懐かしくもあります。何やら、日本版では、元々あった残酷シーンをカットしてレーティングを下げたとかいう話ですが、これも併せて、結果的に、親子で楽しめる作品にはなっております。このチャッピーというロボット、その雄弁さが映画の面白さを損なってしまうのだけど、愛嬌があってわかりやすいっちゃあ、わかりやすい。貧乏な家庭に引き取られて育てられ、最後は鬼退治(?)、現代を舞台にした「昔ばなし」みたいなところもあるではないですか。まあ、何かと犯罪のニオイが漂うキケンな感じは、これは昔話とは異なりますが。 でも、そのキタナいポンコツ感の蔓延もいいし、そこにちょっとファンタジックで哀愁漂う描写を入れるのも悪くない。政治的メッセージなんぞどうでもよくって、コレやっぱし、親子で楽しむ映画、でしょう。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-01-04 09:16:25)
66.  血と怒りの河
マカロニ風に、盗賊団の残忍な襲撃シーンから始まる本作。その後も基本的にマカロニ風味です。盗賊団のひとりでありながら、襲撃の際に襲われそうになった女性を助けるために仲間に銃を向けたアズール。彼も銃で撃たれるが、女性とその父によって命を救われる。彼らに対し徐々に心を開くアズール。しかし彼にとって盗賊団の首領は育ての親であり、さらには彼を疑う村人の冷たい視線も。この容易には心を開かず、どちらに転ぶかわからない危うさを秘めたアズールを、テレンス・スタンプが見事に演じてますが、彼のセリフが少ない分、父娘が彼の気持ちを代弁するかのように語りまくるのが、まあわかりやすくするためのサービスかも知れませんが、いささか余計。あと、「アズールはメキシコ人の首領の実の息子じゃなくってホントはアメリカ人だから正義の心を隠し持ってるんだ」ってのも、差別的だ何だと騒ぎたくはないですが、ちと感じ悪いですな。しかしわかりやすい線引きではありますが(笑)。ラストも「そりゃそうだそうこなくては」という、期待を裏切らない展開。こういうのを、懐かしいオモシロさ、と言うのでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-31 09:37:22)
67.  忠臣蔵外伝 四谷怪談
はいスミマセン、タイトル見ただけで、この作品避けてました。「一粒で2度美味しい」というか、それとも「一粒で2度不味い」というべきか、片や夏の定番、片や冬の定番、まさに2大定番ともいうべき企画を強引に混ぜ合わせて複雑極まりない化学反応を起こさせる。「盆と正月が同時にやってきた」という表現がこれ以上マッチする作品って、無いんですけどね。何かしっくりこない(笑)----「ヌードも厭いません、必然性があれば」ってな事を言ってる新進女優の皆さんに訊いてみたいのは、「この『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で脱ぐのって、アリ?」。観たところ、高岡早紀のデカパイを「こんなにデカイんです」と見せたかっただけのような気もするのですが。騙されて変な薬飲まされちゃう高岡お岩さん、堕胎したり顔がただれたりするだけじゃなくって、いっそ自慢のボインがドカン!と爆発したら、さぞかし迫力があったのではないかと。----蟹江敬三が美剣士に(笑)。素晴しいキャスティング、驚くべき発想力。深作映画における蟹江敬三と言えば、何と言っても『蒲田行進曲』の監督さんですよね。あの監督さんを思い浮かべつつ、本作の蟹江敬三を見てると、「さらに」笑いがこみ上げてしまう。----冒頭、松竹映画の富士山に、何故かあのお馴染みの「♪(ダァン)O Fortuna~」という合唱が流れてきて、さらにまさかの「松竹創業百年記念作品」の文字が。そういうこと、なんだそうです。これはもう、松竹を象徴する作品、と呼んでもよい(んですよね?)。いや、どっちかというとノリは角川映画なんですけどね。春樹氏は前年に逮捕されていたのであった。----どうもこの作品の伊右衛門を見てると、昔話の「うらしまたろう」をちょっと思い出してしまうのですが、それはともかく、本作、悪趣味なまでの奇抜な作風の中に、忠臣蔵というお祭りからドロップアウトした異端者の哀しみのようなものがにじみ出ていて、でもあくまで感傷的にならずにオドロオドロしたまま突っ走る。ユニークで(意外に)芯の通った作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-09-21 02:08:20)(良:1票)
68.  チェ 28歳の革命
どうしてこういう演出に走ってしまうのかねえ。『トラフィック』の呪縛なんですかねえ。本作に関してはさすがに、バラバラのボケボケという印象を受けてしまうのですが・・・。アレイダの存在だけ、好感が持てました。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2010-06-19 14:16:11)
69.  地球が静止する日
なんでキャシーベイツやねんなんでキャシーベイツやねんと、そればかりが気になった映画でした。本作、ようするに、アレですね、“人類”ってのを“映画”に置き換えて、「今の映画界、金儲けばかりに走って、大衆に迎合したツマラン作品ばかりが作られておる。一度、ぶっ壊したほうがよろしい」ってな内容の映画ですね。だから、作品の方も、“イマドキのエンタメ作品”の体裁を借りつつも、実態はというと、「そういう我々の期待をぶっこわす作品」になってますね。細部を詰めることも放棄して、好きホーダイやってます(キアヌ・リーヴスは「マトリックス出演中」ってなノリで、のんびりやってるし)。変には違いない映画ですが、ぶっ飛び具合が楽しめなくもない作品ではないでしょうか。ところで、ゴールドベルク変奏曲を聞いて「美しい・・・」とかつぶやいて見せる宇宙人に告ぐ。一瞬だけ聴いて適当なこと言うな。黙って最後まで聴け。しかしここで「バッハ」ではなく、「さだまさし」とかが流れてたら、もしや人類は救われなかったのだろうか?
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-05 23:28:57)(笑:1票)
70.  チャップリンの黄金狂時代 《ネタバレ》 
ごめんなさい、この映画、何だか苦手なのです・・・。殺人だの、飢えだの、しまいにゃ仲間を殺して食おうだの、という前半のかなり過激なブラックさと、これに対して、パン&フォークのダンスを披露するチャップリンの澄ました顔との、あまりのギャップ。この顔を見ていると、「やっぱりこのオヤジ、相当の悪人だよなあ」と思えて仕方がない(笑)。しかも結局は金持ちになり美人ちゃんもゲットするという展開(これって要するに、苦労した末に成功した自分の自慢話か?)。 チャップリンというヒトが、私生活でいろいろと問題をかかえていたことと、彼の作品とは、切り離して考えるべきなのでしょうが、何となくこの映画からは、何か悪人ぶりが直接漂ってくるようで、だからきっと苦手、なのです、ハイ。でも好きなシーンもある。この映画、靴を食べるシーンが有名ですが、ワタシは、「靴を皿に盛ろうとしたら、皿が汚れていたので、皿を袖で拭く」という、あの無意味な細かさが好きです(わざわざ皿を清潔にするような食いモノではないよね)。あと、チャップリンが酒場で人ごみの中にいるシーン、音楽とともに人々がダンスを始めて一人取り残される彼の後姿が、とても印象的。多分、この映画、苦手ではあっても、嫌いではない、そう、気になる映画であることは間違いないのかも。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-24 12:23:29)
71.  ブラッド・ビーチ/謎の巨大生物!ギャルまるかじり
海水浴場の砂の中に何やようわからん巨大生物がいて、人を襲うという、めっちゃこわい映画。これでもう砂浜には安心して寝そべられないゾ。おネエちゃんを襲おうとした暴漢をやっつけてくれたり、なかなか気がきく怪物でもあります。それに立ち向かうは、エイドリアンのへべれけ兄貴、バート・ヤング。ぶはは。ところで、私の記憶では、ラスト、車の前を黒猫が横切るシーンがあって、その後の不吉な展開を象徴しているのか!と感心したような気がするのですが、どうもこの映画にしては出来過ぎてるので、これは偶然かもしれません。はたまた私が捏造した大ウソ記憶なのか。大変気になってます。不確かな情報でスミマセン。
6点(2003-08-11 22:26:17)
72.  チャイルド・プレイ(2019)
うわー、チャッキーずいぶん老けたなあ。 という時点で、他にどういう感想を持てばいいのか、この作品が面白いのか面白くないのか、何が何やらよく判らなくなってしまいました。 ええと、ちょっとアタマを整理すると。 このチャイルドプレイという作品はもともと、「人形という動く筈のない物が、襲ってくる」という点が売りだったような気がするのだけど。 それが今回は、ハイテク仕込みの人形なもんで、最初からナンボでも動きまくる。だもんでどこからコワがっていいのか、境目がよく判らない。そういう、正常と異常の境界の曖昧さが、今回の売りなんだろうか? 邪心が無いにも関わらず、惨劇が繰り返される、という無気味さ。ってか? その割には、行動原理がはっきりし過ぎていて、いささか理屈っぽい。「悪」としての人工知能は、もっと「何考えてるんだか判らない」存在でいいんじゃなかろうか。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-10-27 22:50:57)
73.  沈黙の戦艦
露骨に『ダイ・ハード』の二番煎じなんですが、早くも出涸らしの印象。この上もなく薄味です。 高層ビルならぬ戦艦ミズーリが武装集団に乗っ取られて大勢が人質に取られ、主人公が孤軍奮闘、敵に立ち向かう。爆発からは飛び降りて逃げる、なんてところまでしっかり『ダイ・ハード』を踏襲している訳ですが。でも『ダイ・ハード』が開始早々から登場人物たちの人間関係を緊迫感を持って描き、上々の滑り出しだったのに比べると(タカギ社長にまで見せ場を準備する周到さ)、本作の冒頭のヌルさはちょっとヒドいんでは。ダラダラとしたヌルい展開から唐突に事件が発生する、という意外性を狙ったのかも知れないけれど、主人公を含め登場人物の一人として我々の関心を引くことがないまま事件に突入し、艦長なんてもう、存在感ゼロ以下と言っていいくらい。 中盤は戦艦の中の攻防戦、だけど、通常我々がその中を知ることができない戦艦を舞台にした以上は、その舞台設定の面白さをもっと出して欲しいところですが(『ダイ・ハード』ではエレベーターシャフト、ダクト、工事中の階、いろいろありましたね)、本作には印象的な場面なんかロクすっぽ出てこなくって、適当なセットで撮影したようなシーンばかり。 セガールの格闘技系アクションがもうひとつの見どころで、これはまあ、まだ痩せてる当時のセガールだし、それなりにしっかり動いてますけれど、相手が武装集団ですから、素手で戦うシチュエーションにも限界が。後半はあまりセガールが活躍し切れていないような。 同僚たちが大勢、人質になっているのを後目に、さっき知り合ったばかりのプレイメイトの身だけを必死に守ろうとするセガール。同僚の何人かが敵に殺害されたのに、最後はうれしそうにプレイメイトとチューするセガール。こういうケーハクさだけは、『ダイ・ハード』には無かった本作の良いところかな、という気もいたします。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-10 14:54:14)
74.  チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3
第2作があんまりにもあんまりだったんで、第3作は若干の軌道修正、舞台は第1作の100年後で、物語は直接は繋がらないけれど、幽霊の美女と人間の男の悲恋が描かれるし、ロウロウ様は復活するし(もはやオカマさんどころか完全にオッサン状態ですが)、路線としては第1作に回帰しております。何より、第2作と違って、ちゃんと怪談らしくなっているのが、いいんじゃないですかあ(と、私のモノ言いもやや他人事のようになっておりますが)。登場するハチャメチャかつデタラメな魑魅魍魎の数々を観ておりますと、本作の路線が第1作のそれなのか第2作のそれなのかはもうどうでもよくって、「こりゃもはやエンパイア・ピクチャーズ路線やね」としか表現しようが無いです、はい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-01 15:11:02)
75.  チアーズ!
いやあ・・・ホントはもっと点低いんだけど・・・吹き替えで観たらあまりに笑撃的で、ついプラスアルファ。ぶははは。声優の皆様、ご苦労様でした。
[地上波(吹替)] 5点(2007-04-12 23:20:02)
76.  チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁
えーとナニナニ、チャッキーの花嫁、ですか。今のワタシがレビュー書くのにピッタリの映画かもしれん。よし、これにしよう(笑)・・・。ぎこちない動きの人形2体が延々と夫婦漫才を繰り広げる映画で、ラストにはドツキ漫才も披露してくれるんですけど、まあ、ひどいのなんの。とか言いつつ、観てるとだんだん違和感なくなってきちゃうのが不思議(本当に不思議。我ながらあっぱれな適応力だ)。しまいにゃあ、何だかティファニー人形が「俺たちに明日はない」のフェイ・ダナウェイそっくりに見えてきちゃったよ。ははは。というわけで、人形の描写のヒドさは我慢しよう。でも演出のヒドさは、これまたトホホ。個人的にツボだったのが、チャッキーが警官を爆殺するシーン。車が爆発するやいなや、附近にいた人々、右に左に、テキトーかつデタラメに走り回る。何にも考えずにとりあえずエキストラを走り回らせたんでしょうなあ。笑ってしまいました。さてさて、この映画、一体何が言いたかったのかを考えるに・・・人形カップル同士のやりとりもアホなら、負けず劣らずポンコツな人間のカップルもアホ、殺され方までアホ。おお、要するに、「大体、カップルなんてもんは、本人同士は盛り上がってるかもしれんが、ハタから見たら、こんな感じにおマヌケに見えるんだよ~わかったか!」という事が言いたい映画なのではなかろうか。うむ。反省すべきこと多々ありそうである。気をつけるとしよう。
5点(2004-12-10 00:45:48)
77.  チャイルド・プレイ(1988)
人形が襲ってくる?しかも監督は気鋭のトム・ホランド。これはゼヒ観に行かねば。受験を控えて映画断ちをする前、最後に観に行った懐かしい映画。でも、観てようやく気づいたけど、人形が「動く」のは怖いけど、「動き回る」と全然怖くないのね。殺人鬼も乗り移るに事欠いてあんな人形に乗り移るなよ(小1理科のミルちゃんキクちゃんに乗り移るようなもんだ)、と思ったら、何とブラッド・ダーリフ様でした。前言撤回、文句はありませぬ。大体、子供が簡単に抱き上げられる程度の人形に大人が襲い掛かかられて、そんな四苦八苦するわけが無いよね。あ、チャッキーが歩き回るシーンだけ、チャッキーの体格が違うので、襲う時だけ重くなったりするのかな。最後はチャッキーのガッツ、確かに見せてもらいましたよ。
5点(2003-09-27 11:08:41)(笑:1票)
78.  地球防衛未亡人
ダンが壇にダン隊員と呼びかける、ほぼ出オチみたいな企画の作品。 開き直って、お粗末さをかえって武器にしたような作品でもありますが、特撮部分はちゃんとウルトラマンっぽく仕上げていて、意外にわるくない、かも。 一方、毒のある風刺が散りばめられていて、それも、こんなコトをおふざけでやっていいんだろうか、と、ちょっと気が咎める部分もあったりするのですが、もっとも、そんなコト気にするくらいなら、そもそもこんな作品見ようとは思わない訳で、気にしないことにする。。。 とは言え。おふざけが過ぎると風刺も弱まり、どつちつかずの中途半端になってしまった印象は否定できません。しかしこれも、そんなコト気にするくらいならこんな作品見ない訳で、やっぱり気にしないことに。。。 とは言え。 壇蜜が怪獣相手にハダカ踊りしているのを見ると(煮え切らないセミヌードなのは、これも「そんな映画」だからではあるけれど)、何となく石井輝男のヘンタイ系作品を思いだしたりして。路線が違うんだから比べるべきではない、と言われるかも知れないけれど、でも連想しちゃうんだから仕方がない。そして、どうしても、所詮アタマで考えた「ヘンなコト」と、体の奥底から湧き上がってくるような「ヘンなコト」とは、やっぱり ヘンタイのレベルが違うよなあ、と思わざるを得ない訳で。 それでも、いいのかも知れないけれど。この作品、「単なる思いつき」の美学、というヤツかも知れませぬ。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-03-22 22:56:58)
79.  チャイルド・プレイ2
別に何か心理描写みたいな事をしっかりやってくれ、などと言うつもりはさらさらなくって、ただ、人形が動いてるんだから、もうちょっと驚けよ、と登場人物たちに言いたくなるんですけどね。1作目と大差ない内容だから映画見てる人は今さら誰も驚かないし、だったら登場人物も驚かなくっていいや、ってことなんだろうか。 しかしこの、それぞれが抱えているはずの背景もわからず、今起きてる事への反応も薄い、この映画の登場人物たちに対し、我々は一体どうやって関心を持てばいいんだろうか。 いや実際には、やたらとアンディ少年に冷たい「何だかヤな人」ってのが登場すると、これはなにがしかの関心が持てるのだけど、そういうヒトたちは決まって早々にアッサリ殺されてしまう。ヤな人をとっととブッ殺すのは我々へのサービスのつもりかもしれないけど、大きなお世話。お陰で、後には(アンディ君を含め)、ツマラナイ人しか残らない。 終盤の人形工場のシーンは、それなりに面白いっちゃあ面白いんだけど、如何せん予算不足なのか、ホンモノの工場には全く見えないのが、これまた悲しいところ。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-07-13 22:46:48)
80.  チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2
主人公が人違いで逮捕される冒頭部を始めとして、何かにつけ「人違いネタ」で引っ張っていく。では「人違い」がこの作品のテーマなんだろう(「レスリー・チャンと間違えてハリボテモンスターに話しかける」シーンなんかも「人違い」に含めてよいでしょう)、と思って観てると、必ずしもそうではない気もしてくる。前作に続いてジョイ・ウォンを再登場させる都合、ってのもあるけれど、単にネタに詰まった挙句の「人違い」連発、という気がしてきます(それ以外に、「動けない」ネタでも結構引っ張る)。ネタ切れは勢いでごまかせ。何しろパワーだけは凄まじい。ネタ切れなので何がやりたいのかはよくワカランけれど、とにかく信じられないくらいのハイテンションである事は間違いなく、不本意ではありますがとりあえず圧倒されてしまいます。ハリボテモンスターに加え、大魔神ならぬ大魔仏(?)が登場するに至っては唖然愕然。よくもまあこんなデタラメを。この活力にあやかりたいような、こうはなりたくないような。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-04-30 12:53:12)
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